シェアハウスの初期費用の相場はいくら?どれくらいのお金を準備すれば良い?という疑問を解決します!
シェアハウスの初期費用内訳や、普通の賃貸物件の初期費用との比較、お部屋タイプ別の費用例を紹介します。
初期費用を更に抑える方法や、別のシェアハウスに移る際の初期費用についてなど、お金に関することを徹底的に解説しています。
実家を出たいけどお金がない人や、できるだけ貯金したい人は、是非参考にしてください。
シェアハウスの初期費用相場は約10万円
シェアハウスの初期費用相場は約10万円です。
内訳は主に「家賃(日割り家賃)・共益費・契約金(手数料)」の3つです。
普通の賃貸物件と違って保証料や鍵交換代がかからないため、安く抑えられます。
費用目安 | |
---|---|
家賃(日割り家賃) | 約30,000~60,000円 |
共益費 | 約10,000~15,000円 |
契約金 | 約30,000円~家賃1ヶ月分 |
以下で、費用項目について解説していきます。
家賃(日割り家賃)
入居月の家賃を先に支払います。月初に入居した場合は1ヶ月分、途中入居した場合は入居日~月末分の家賃が必要です。
例:家賃40,000円÷31日×17日(15日入居)
=日割り家賃21,930円
運営会社によっては、月の日数に関係なく30日で計算する「30日割」や、月の日数に関係なく31日で計算する「31日割」で計算することがあります。
また、翌月1ヶ月分の家賃を事前に支払わなくてはいけない運営会社もあるので、事前に確認しておきましょう。
共益費
シェアハウスの共益費は、水道光熱費・インターネット代・日用消耗品代・清掃代などがすべて含まれます。
物件によって共益費の金額が違いますが、だいたい約1~1.5万円が相場です。ドミトリーは8千円が多いです。従来の一人暮らしの場合は、すべて別々で支払うため約2~2.5万円必要です。
シェアハウスに入居すれば初期費用だけでなく、生活費の節約にもなります。
契約金
契約金は、通常の賃貸契約でいう仲介手数料のようなものです。「事務手数料」や「契約料」と表記されることがあります。
物件によって異なりますが、大体は3~5万円の場合が多いです。
基本的に、契約金から退去時の清掃代が引かれます。そのため、自室を故意的に汚した場合以外は、退去時の費用がほぼ不要です。
デポジットがかかる場合がある
シェアハウスによっては「デジポット」が必要な場合があります。デポジットとは、シェアハウスの運営会社に預ける保証金のことです。
普通の賃貸物件で言う「敷金」に近いですが、通常1~5万円程と敷金より割安です。
設備や内装を壊したり、退去の連絡が遅れななければ、退去時に返却されます。しかし、物件によっては返却されないことがあります。
デポジットの扱いに関しては、運営会社のサイトを見たり、問い合わせ時に担当者に質問して確認しましょう。
備品を借りる場合はレンタル費用が発生
寝具や収納棚、そのほかの家具家電などを借りる場合は、別でレンタル費用が発生します。
初期費用時にまとめて支払うか、毎月支払うパターンのどちらかで費用請求されます。
初期費用や毎月の固定費を抑えたいなら、自分で購入しましょう。モノを持ちたくない人であれば、備品のレンタルを考えても良いです。
シェアハウスと普通の賃貸物件の初期費用比較
シェアハウスと普通の賃貸物件の初期費用を比較しました。家賃6万円、15日入居と仮定して計算しています。
シェアハウス | 普通の賃貸物件 | |
---|---|---|
合計 | 約72,895円 | 約283,895円 |
日割り家賃 | 約32,895円 | 約32,895円 |
共益費 | 約10,000円 | 約5,000円 |
敷金 | なし | 約60,000円 |
礼金 | なし | 約60,000円 |
仲介手数料 | なし | 約66,000円 |
保証会社利用料 | なし | 約30,000円 |
火災保険料 | なし | 約15,000円 |
鍵交換費用 | なし | 約15,000円 |
契約手数料 | 約30,000円 | なし |
普通の賃貸物件の初期費用相場は、家賃4.5~5ヶ月分です。シェアハウスの初期費用相場が約10万円なので、半額以下で入居できます。
まとまった金額をすぐに用意できない人や、短期だけ引っ越したい人にとっては魅力的です。
シェアハウスにすれば最低7万円で入居可能
シェアハウスの初期費用を限界まで抑えられれば、最低7万円で入居できます。内訳は「家賃3万円・共益費1万円・契約金3万円」です。
ただし、お部屋の選り好みはできません。個室ではなく、ドミトリーという二段ベッドが敷き詰められたお部屋になる可能性が高いです。
ちなみに普通の賃貸物件だと、限界まで費用を削っても約20万円ほど必要です。
お部屋タイプ別の初期費用例
実際にシェアハウスに引っ越した場合にかかる初期費用を、お部屋のタイプ別で紹介します。月初入居と15日に入居した場合の比較もしています。
ちなみに、お部屋タイプ別の家賃相場は以下を参考にしてください。
個室 | 54,000円 |
---|---|
セミプライベート | 47,900円 |
ドミトリー | 40,000円 |
個室(家賃5.5万円)
個室タイプは、1人1つの自室があるお部屋です。共益費が高めに設定されていることがあります。
月初入居と15日入居の初期費用を比較すると、約2.5万円の差がありました。入居日を調整できそうな人は、中旬~月末に入居したほうが費用が安いです。
月初入居 | 15日入居 | |
---|---|---|
合計 | 120,000円 | 95,158円 |
家賃 | 55,000円 | 30,158円 | 共益費 | 15,000円 | 15,000円 |
契約料 | 50,000円 | 50,000円 |
セミプライベート(家賃4.5万円)
セミプライベートは、1部屋をパーティションやカーテンで区切って、2~3名で一緒に使うタイプのお部屋です。
電気やエアコンなどを複数人でシェアするため、共益費がやや安めになっていることがあります。
月初入居 | 15日入居 | |
---|---|---|
合計 | 100,000円 | 79,667円 |
家賃 | 45,000円 | 24,667円 | 共益費 | 10,000円 | 10,000円 |
契約料 | 45,000円 | 45,000円 |
ドミトリー(家賃3万円)
ドミトリーは、1部屋に2段ベッドを複数設置して、大人数で使用するタイプのお部屋です。
電気やエアコンなどを全員でシェアするため、共益費が安いです。お部屋タイプの中では、家賃も1番安いです。
月初入居 | 15日入居 | |
---|---|---|
合計 | 68,000円 | 54,439円 |
家賃 | 30,000円 | 16,439円 | 共益費 | 8,000円 | 8,000円 |
契約料 | 30,000円 | 30,000円 |
上記の費用比較でわかるように、ドミトリーは初期費用も家賃も安いです。そのため、限界まで費用を削りたい人におすすめです。
シェアハウスの毎月の生活費
シェアハウスは、初期費用だけでなく毎月の生活費も安いです。
以下は、生活費の内訳表です。普通の 賃貸物件に住んだ場合と比較しました。
シェアハウス | 普通の賃貸 | |
---|---|---|
合計 | 153,900円 | 177,800円 |
家賃 (共益費込み) |
60,000円 共益費:10,000円 |
60,000円 共益費:5,000円 |
食費 (飲み会代除く) |
25,000円 | 25,000円 |
水道光熱費 | なし | 9,700円 |
通信費 | 5,000円 | 9,800円 |
飲み会代 | 20,000円 | 20,000円 |
趣味娯楽費 | 15,000円 | 15,000円 |
日用消耗品 | 2,000円 | 6,400円 |
保険・医療費 | 8,800円 | 8,800円 |
その他雑費 | 18,100円 | 18,100円 |
普通の賃貸物件に住む場合より、シェアハウスの方が約2万も安いです。シェアハウスは家賃・水道光熱費・ネット代が安く、生活費が節約できるためです。
また、共益費には、水道光熱費やネット代、日用品代が含まれています。トイレットペーパーを買ったり、別途水道光熱費を払う必要がありません。
収入が少ない人や、貯金したい人はシェアハウスがおすすめです。
シェアハウスの初期費用を更に抑える方法
シェアハウスの初期費用を、相場よりもさらに抑える方法を3つ紹介します。
初期費用が一律の運営会社を選ぶ
シェアハウス運営会社の中には、初期費用が一律5万円・3万円など統一されているところがあります。
家賃の金額関係なく固定になっているので、費用を抑えたい、先に明確な初期費用を知りたい人におすすめです。
とくにおすすめな運営会社は「クロスハウス」です。シェアハウスの初期費用が一律3万円(家具付きアパート5万円)と格安です。
家賃が安いお部屋タイプにする
もともとの家賃が安いお部屋タイプを選べば、日割り家賃が安くなります。
他人との共同生活が苦ではない人は、1番家賃が安いドミトリータイプがおすすめです。次にセミプライベートが安く、最も家賃が高いのは個室となります。
キャンペーン付きの物件にする
割引キャンペーンがある物件を選べば、更に安く入居できます。
キャンペーン内容は様々ですが、主に契約料半額~無料、初月家賃半額などがあります。契約料無料キャンペーンだと、約3万円もの費用が浮くのでかなりお得です。
しかし、キャンペーンには利用条件があります。少なくとも3~6ヶ月間の入居が条件になっている場合が多いです。
予告無しに終了したり、内容が変わっている場合もあるため、キャンペーンを利用したい場合は必ず詳細をチェックしましょう。
別のシェアハウスに移っても初期費用不要な場合がある
入居しているほかのシェアメイトと合わない、ハウスルールが厳しすぎてストレスが溜まるなど、住み続けられないと感じた場合は転居もありです。
シェアハウスの運営会社によっては、会社が管理しているシェアハウス内であれば転居可能な場合があります。
業界最安値を誇る「クロスハウス」は、管理物件内であれば無料で部屋移動できます。
入居したシェアハウスが合わない、気分転換に別のシェアハウスに入居したいなど、理由は問われません。個室・セミプライベート・ドミトリーなど、お部屋タイプの変更も可能です。
引っ越し費用や家具家電購入費も格安
シェアハウスは、賃貸契約の初期費用が安いだけではありません。引っ越し費用や家具家電購入費も抑えられます。
引っ越しの荷物が、衣類・アメニティ・タオル・貴重品のみで済むため、大きめのキャリーバックさえあれば完結します。業者利用料が丸っと浮きます。
また、ベッド本体・机・冷蔵庫・電子レンジ・テレビなどの家具家電は、すでに物件に備え付けられているため、新規購入費を丸っと浮かせられます。
とにかく費用を抑えて引っ越ししたい人にとっては、シェアハウスはかなりのメリットがあります。
シェアハウスに初期費用に関する注意点
・短期入居の場合は割引キャンペーンの対象外
・契約後のキャンセルは初期費用が返金されない
・クレジット払いに対応していない場合が多い
2人入居の場合追加料金がかかる
個室タイプのシェアハウスに2人で入居する場合、追加料金がかかります。
追加料金の相場は約2万~3万です。
「知らずに申し込んで、思っていたほど高くなってしまった」という事にならないよう、必ず金額を確認しましょう。
短期入居の場合は割引キャンペーンの対象外
割引キャンペーンを適用する場合、条件をクリアする必要があります。
物件によって異なりますが「6ヶ月以上のご入居の方限定」など、入居期間を指定するものが多いです。
1ヶ月のみの短期入居の場合は、キャンペーンは利用できないと考えた方が良いです。
契約後のキャンセルは初期費用が返金されない
シェアハウスの申込はキャンセルできます。しかし、場合によっては初期費用が返金されません。
クロスハウスは、キャンセルしても初期費用が返金されない代わりに、1年間有効です。
一度キャンセルしても、1年以内に再度クロスハウスで契約をすれば、初期費用を払う必要がありません。
クレジット払いに対応していない場合が多い
シェアハウスの初期費用の支払いは、基本的に銀行振り込みです。
管理会社によって異なりますが、クレジットカード決済や電子マネーでの支払いには対応していないことが多いです。
初期費用を抑えられるシェアハウスなら「クロスハウス」がおすすめ
初期費用が「たったの3万円から」と、リーズナブルなクロスハウスが最もおすすめです!
まとまったお金が用意できなくても簡単にシェアハウスで新生活が始められます。
全室個室なのでプライベート空間を大事にしたい人にも向いています。
業界初の「物件の無料移動サービス」があり、住み始めたシェアハウスに馴染めなくても、気軽に別の物件に移動できるのも魅力です!