
「足音がうるさいと言われた時の対処法は?」
「賃貸でもできる対策方法はある?」
アパートではなるべく騒音などのトラブルを避けて暮らしたいですよね。
しかし、自分がトラブルの原因である足音がうるさいと管理会社や下の階に人に注意されることもあります。
そこで当記事では、注意された際の対処法やうるさいと感じた際の対処法をまとめました。ぜひ参考にしてください。
アパートで足音がうるさいと苦情を受けたときの対処法
アパートに住んでいて、階下の住人から足音がうるさいと苦情を受けたときに実践するべき対処法を5つ紹介します。
大きなトラブルに発展させないためにも是非参考にしてください。
・かかと付きのルームシューズを履く
・防音コルクマットを敷く
・家具の配置を変えてみる
・管理会社経由で謝罪する
歩き方を改善する
足音の主な原因は歩き方にあります。特に「かかと歩き」は、かかとに全体重が集中した状態で着地するため衝撃音が響きやすいです。
体重の軽い女性や子どもでも、足音がうるさくなりがちなのでやめましょう。
室内を歩くときは足の付け根やつま先から、静かに着地させると音が響きにくいのでおすすめです。
床だけでなく体への衝撃も軽くなるため、膝や腰への負担がかかりにくくなる効果も期待できます。
かかと付きのルームシューズを履く
出典:https://www.goodspress.jp/reports/266493/2/
室内ではかかと付きのルームシューズを履きましょう。かかとがないスリッパタイプは着脱がラクですが、歩くときにパタパタ音がしやすいので避けてください。
ちなみに、底の素材は静音性が高い「ポリエステルスエード」や「ウレタン」など、柔らかい素材が使われているものが良いです。
防音コルクマットを敷く
階下に音が伝わらないように防音コルクマットを敷きましょう。おすすめは、表面はコルク素材で下層は「EVA」と呼ばれる厚いクッション素材でできているタイプです。
衝撃を和らげてくれるので、足音が軽減できます。カーペットと違い、髪の毛やホコリが絡みにくいので掃除しやすいのもポイントです。
インテリア性を重視したい人は、厚みのあるカーペットでもOKです。
家具の配置を変えてみる
子どもが走り回って足音がうるさくなるというケースなら、家具の配置を変えると良いです。
ソファーやダイニングテーブルをお部屋の真ん中に置き、直線距離を短くするレイアウトにすると、子どもが走り回らないので足音のトラブルが減ります。
管理会社経由で謝罪する
足音に関する苦情を受けてしまったら、管理会社経由で謝罪しましょう。
下の階の誰が苦情を入れたのかがわかっているなら、謝罪の手紙をポストに投函するでも良いです。
直接謝罪に行くのはおすすめしません。相手が激怒していて、さらなるトラブルに発展する可能性があるからです。毎日挨拶するなど、普段から交流がある人なら直接の謝罪でもOKです。
アパートで足音がうるさいと感じたときの対処法
アパートに住んでいて上階の足音がうるさいと感じたときの対処法を4つ紹介します。少しでも静かに暮らしたい人は参考にしてください。
・耳栓やイヤホンで音を聞こえにくくする
・家具を壁から1cmほど離して設置する
・吸音パネルを貼る
管理会社に連絡する
騒音問題は自分で解決するのではなく、まず管理会社に連絡して相談しましょう。直接苦情を言うと口論に発展したり、さらなるトラブルの原因になります。
相談するうえで「いつ頃」「どこから」「どんな音が」しているのか、日頃からしっかり記録しておきましょう。
可能であれば、スマホで動画や音声を録って管理会社に送るとよりスムーズです。
ただし、管理会社も以下のように段階を踏んで注意をするため、静かになるまで数日~数週間かかる可能性があります。
②全世帯のポストにお手紙を投函
③管理会社から電話で騒音元に注意
段階を踏むのは、いきなり注意しても聞く耳を持ってもらえなかったり、注意する相手を間違えてはいけないなどの理由があるからです。
また、管理会社からの注意で一旦静かになったとしても、モラルがない人が騒音元であれば再発します。改善までに時間がかかることは覚悟しましょう。
耳栓やイヤホンで音を聞こえにくくする
すぐにできる対処としておすすめなのが、耳栓やイヤホンで音を聞こえにくくする方法です。
耳栓は100円ショップやドラッグストアで簡単に手に入ります。
家具を壁から1cmほど離して設置する
本棚や食器棚などの家具は、壁とくっつけずに1cmほど離して設置するのがおすすめです。床で発生した音は、壁を伝って聞こえてくるからです。
家具と空気層によって防音性の上げることができます。
吸音パネルを貼る
天井部分に吸音パネルを貼ることで、上階からの足音が軽減できます。貼るときは、虫ピンなど針が細いもので斜め打ちにするとしっかり固定できます。
ただし、退去費用に関わる可能性があります。設置する前に大家さんや管理会社に連絡して、貼ってもいいか確認してからにしましょう。
アパートの足音で悩んでいるなら引っ越しを検討するのもアリ
アパートの足音で悩んでいるなら、引っ越したほうが手っ取り早い可能性が高いです。
他人の歩き方や行動を変えるのは難しいですし、家具の配置や防音グッズで防ぐのにも限界があります。
管理会社もすぐに対応してくれるとは限らないので、我慢できないなら引っ越しましょう。
その際は不動産屋に、足音による騒音に悩んでいることを話して防音性の高い物件を紹介してもらってください。
チャット不動産屋「イエプラ」なら、深夜0時まですぐに相談できます。チャットのレスポンスも非常にスピーディーなので、急いで引っ越したい人にも向いています。
不動産業者のみが見れる専用サイトからお部屋を探してくれるので、SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件の紹介もあります。
騒音トラブルが少ないお部屋の選び方
騒音が気になりにくいお部屋の選び方を4つ紹介します。是非お部屋探しの参考にしてみてください。
・最上階のお部屋にする
・居室が隣接しない間取りにする
・昼と夜2回内見する
鉄骨鉄筋コンクリート造のお部屋にする
防音性を重視するなら、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)のお部屋がおすすめです。
鉄骨鉄筋コンクリート造とは、骨組みの鉄の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートで固めた構造です。
非常に高い防音性・耐震性・耐火性・耐久性を兼ね備えています。その分家賃は高くなりますが、防音性はもっとも高く、近隣住民の足音を気にせず生活できます。
もちろん絶対に音がしないわけではないので、内見のときにお部屋に入った印象などで判断しましょう。
最上階のお部屋にする
最上階のお部屋なら、少なくとも上の階からの足音に悩まされる心配がありません。
階数が多いマンションの最上階なら、道路の音や周辺を歩いている人の話し声なども届きにくいので、静かに暮らせます。
最上階は家賃が高いですが、立地など条件を緩和すれば予算内に収めることできるので不動産屋に相談してみましょう。
居室が隣接しない間取りにする
上記の図のような間取りであれば、生活スペースの中心である居室が隣り合っていないので、話し声やテレビの音などが聞こえてくることはほとんどありません。
もし気に入ったお部屋があったら、隣のお部屋の間取り図も確認させてもらえないか、不動産屋のスタッフに相談してみてください。
昼と夜2回内見する
昼はほとんどの人が仕事で家を空けており、足音など住人による騒音があるかどうかわかりにくいです。
可能であれば、昼だけでなく夜も内見して、近隣住民の生活音やどんな人が住んでいるのかをチェックするとより安心です。
みんなの騒音トラブル事例
実際に騒音トラブルにあったことがある人に、そのときどう動いたのか、本当に改善したのかを聞いてみました。3つの実例を紹介します。

管理会社としては、夜中に踊っている人が誰なのか、音声データだけでは特定ができません。対応に時間がかかることは覚悟しましょう。
また、困っている内容を具体的に説明できるように、細かく記録しましょう。情報がしっかりとあると管理会社も動きやすいです。

寝ているときに足音で起きてしまうのは、生活に支障が出ているといってもいいでしょう。
上の階の人と生活リズムが異なり生活音が気になるのであれば、残念ですが、根本的な解決は難しいです。
しかし、一度静かになったのであれば、上の階の人が意識して静かにできる可能性はあるので、管理会社に根気よく相談してみましょう。

騒音の原因が上の階や隣人だととわかっていても、静かにしてもらうために壁や天井を叩いてはいけません。
ニュースでも報道されているように、騒音トラブルから事件に発展してしまうケースもあります。騒音元からの嫌がらせが心配だということも必ず、管理会社に伝えましょう。
もし嫌がらせが始まった場合は、引っ越しをおすすめします。法的対処をとることに労力をかけるよりは、時間と費用がかかりません。
足音以外の騒音にも注意するべき
賃貸では足音以外にも騒音トラブルになる原因がたくさんあります。自分では静かに過ごしているつもりでも、他人はうるさいと感じることもあるので気をつけましょう。
以下で足音以外でトラブルになりやすい騒音と、気をつけるべきポイントを紹介します。
・テレビの音量
・ドアの開け閉め
・友人の宿泊
・楽器の演奏
洗濯機や掃除機の稼働音
洗濯機や掃除機を夜に使用していると、トラブルになりやすいです。掃除や洗濯は日中に終わらせるようにしましょう。
どうしても夜中に洗濯したい場合は、コインランドリーを利用するとトラブルの原因になりません。
また「掃除機は弱音タイプを使う」「洗濯機の足に防音グッズを取り付ける」など、工夫するとさらに安心です。
テレビの音量
テレビの音量は大きくなりすぎないように調節しましょう。
最適な音量がわからないときはテレビを付けて隣のお部屋や、玄関ドアの外に移動して音が漏れていないか確認しておくと良いです。
また、どうしても大きい音で楽しみたいという人はイヤホンを使って、他の住民に迷惑がかからないようにしましょう。
ドアの開け閉め
ドアや引き戸を開け閉めするときの「バタン」という音もトラブルになりやすいです。
勢いよく閉めるのではなく、手を添えてゆっくり閉めることでかなり軽減されるので意識してみてください。
ドアの枠部分に「戸当り防音テープ」を貼るのもおすすめです。柔らかい素材が衝撃を吸収してくれるので、静かにドアが閉められます。
友人の宿泊
友人が泊まりにくると、盛り上がってしまい会話がうるさくなることが多いです。
特に単身用の物件は1人で暮らすことが前提のため、頻繁に話し声が聞こえてくるようだと苦情が入りやすいです。
友人をお部屋に呼ぶときは「賃貸だから静かにしてね」とやんわり伝えましょう。
静かにするのが難しい場合は、騒いでも怒られないようなレンタルスペースの利用をおすすめします。
楽器の演奏
楽器の演奏はほとんどのマンションで禁止されているので、そもそも持ち込めないことが多いです。
演奏する場合は、レンタルスタジオなど他の人の迷惑にならないところでおこないましょう。
ちなみに、音がしないように工夫された「サイレント楽器」「消音楽器」でも、トラブルの原因になることがあります。
もし、消音楽器の持ち込みは可能と言われている場合でも、音が響かないように注意してください。
お店に行かなくても「イエプラ」なら、チャットやLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!
SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれますし、不動産業者だけが有料で見ることができる更新が早い物件情報サイトからお部屋を探して見つけてくれます!
遠くに住んでいて引っ越し先の不動産屋に行けない人や、不動産屋の営業マンと対面することが苦手な人にもおすすめです。
![]() |
▼こんな人におすすめ ・仕事が忙しくて不動産屋に行けない ・スーモに載っていない物件を見たい ・他サイトの物件が空室か確認したい |
▶ 無料でお部屋探しを始める |