「アパートで足音がうるさいと言われた…」
「賃貸でもできる防音対策は?」
アパートでは、できる限り足音などの騒音トラブルを避けて暮らしたいですよね。
しかし、自分の足音が原因で、下の階の人や管理会社からうるさいと言われることも。注意を受けた側としては「相手の気にしすぎでは?」「家賃が安い分我慢してほしい」などイラッと来ますよね。
そこで当記事では、アパートで足音がうるさいと言われた時の対処法を解説します。上階の足音に悩んでいる人の解決法もまとめたので、ぜひ参考にしてください。
賃貸アパートで足音を注意された人の体験談
かかと歩きで生活していた
賃貸アパートで足音を注意されやすいのは、かかと歩きによる振動音です。「ガンガン」「ドスドス」といった音が下に響きます。
室内で裏面が固いスリッパを使っている人は要注意です。「パン」という足音が下に響いて、より騒音トラブルに発展しやすいです。
下の階の人が神経質だった
アパートの下の階に住む住民によっては、少しの足音でもうるさいと言われるケースがあります。生活音に敏感な入居者などです。
気を遣いすぎても、返ってストレスを溜めてしまいます。音の聞こえ方は人それぞれなので「相手の気にしすぎでは」と不満に思う人も多いです。
アパートの足音で悩んでいるなら引っ越しを検討するのもアリ
アパートの足音で悩んでいるなら、引っ越したほうが手っ取り早いです。歩き方を変えるのは難しいですし、足音に気を付けて生活するのはストレスが溜まります。
管理会社が対応してくれるとは限らないので、我慢できないなら引っ越しましょう。不動産屋に騒音に悩んでいることを話して、防音性の高い物件を紹介してもらってください。
当サイトが運営する不動産屋「イエプラ」なら、夜の23時まで相談できます。仕事終わりでも利用できるので、忙しい人にピッタリです。
不動産業者のみが見れる専用サイトからお部屋を探すので、SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件の提案が可能です。
アパートで足音がうるさいと言われた時の対処法
アパートに住んでいて、階下の住人から足音がうるさいと苦情を受けたときに実践するべき対処法を5つ紹介します。
大きなトラブルに発展させないためにも是非参考にしてください。
・かかと付きのルームシューズを履く
・防音コルクマットを敷く
・家具の配置を変えてみる
・管理会社経由で謝罪する
歩き方を改善する
足音の主な原因は歩き方にあります。特に「かかと歩き」は、かかとに全体重が集中した状態で着地するため衝撃音が響きやすいです。
体重の軽い女性や子どもでも、足音がうるさくなりがちなのでやめましょう。
室内を歩くときは足の付け根やつま先から、静かに着地させると音が響きにくいのでおすすめです。
床だけでなく体への衝撃も軽くなるため、膝や腰への負担がかかりにくくなる効果も期待できます。
かかと付きのルームシューズを履く
出典:https://www.goodspress.jp/reports/266493/2/
室内ではかかと付きのルームシューズを履きましょう。かかとがないスリッパタイプは着脱がラクですが、歩くときにパタパタ音がしやすいので避けてください。
ちなみに、底の素材は静音性が高い「ポリエステルスエード」や「ウレタン」など、柔らかい素材が使われているものが良いです。
防音コルクマットを敷く
階下に音が伝わらないように防音コルクマットを敷きましょう。おすすめは、表面はコルク素材で下層は「EVA」と呼ばれる厚いクッション素材でできているタイプです。
衝撃を和らげてくれるので、足音が軽減できます。カーペットと違い、髪の毛やホコリが絡みにくいので掃除しやすいのもポイントです。
インテリア性を重視したい人は、厚みのあるカーペットでもOKです。
家具の配置を変えてみる
子どもが走り回って足音がうるさくなるというケースなら、家具の配置を変えると良いです。
ソファーやダイニングテーブルをお部屋の真ん中に置き、直線距離を短くするレイアウトにすると、子どもが走り回らないので足音のトラブルが減ります。
管理会社経由で謝罪する
足音に関する苦情を受けてしまったら、管理会社経由で謝罪しましょう。
下の階の誰が苦情を入れたのかがわかっているなら、謝罪の手紙をポストに投函するでも良いです。
直接謝罪に行くのはおすすめしません。相手が激怒していて、さらなるトラブルに発展する可能性があるからです。毎日挨拶するなど、普段から交流がある人なら直接の謝罪でもOKです。
アパートで住人の足音がうるさいと悩む人もいる
アパートに住む人の中には、上の階の足音がうるさいと悩む人もいます。実際に騒音トラブルにあった人へ、当時の状況について聞いてみました。以降では、3つの実例を紹介します。
管理会社としては、夜中に踊っている人が誰なのか、音声データだけでは特定ができません。対応に時間がかかることは覚悟しましょう。
また、困っている内容を具体的に説明できるように、細かく記録しましょう。情報がしっかりとあると管理会社も動きやすいです。
寝ているときに足音で起きてしまうのは、生活に支障が出ているといってもいいでしょう。
上の階の人と生活リズムが異なり生活音が気になるのであれば、残念ですが、根本的な解決は難しいです。
しかし、一度静かになったのであれば、上の階の人が意識して静かにできる可能性はあるので、管理会社に根気よく相談してみましょう。
騒音の原因が上の階や隣人だととわかっていても、静かにしてもらうために壁や天井を叩いてはいけません。
ニュースでも報道されているように、騒音トラブルから事件に発展してしまうケースもあります。騒音元からの嫌がらせが心配だということも必ず、管理会社に伝えましょう。
もし嫌がらせが始まった場合は、引っ越しをおすすめします。法的対処をとることに労力をかけるよりは、時間と費用がかかりません。
上の階の足音がうるさいと感じたときの解決法
アパートに住んでいて上階の足音がうるさいと感じたときの対処法を4つ紹介します。少しでも静かに暮らしたい人は参考にしてください。
・耳栓やイヤホンで音を聞こえにくくする
・家具を壁から1cmほど離して設置する
・吸音パネルを貼る
騒音の時間帯などをメモして管理会社に相談する
騒音問題は自分で解決するのではなく、まず管理会社に連絡して相談しましょう。直接苦情を言うと口論に発展したり、さらなるトラブルの原因になります。
相談するうえで「いつ頃」「どこから」「どんな音が」しているのか、日頃からしっかり記録しておきましょう。
可能であれば、スマホで動画や音声を録って管理会社に送るとよりスムーズです。
ただし、管理会社も以下のように段階を踏んで注意をするため、静かになるまで数日~数週間かかる可能性があります。
②全世帯のポストにお手紙を投函
③管理会社から電話で騒音元に注意
段階を踏むのは、いきなり注意しても聞く耳を持ってもらえなかったり、注意する相手を間違えてはいけないなどの理由があるからです。
また、管理会社からの注意で一旦静かになったとしても、モラルがない人が騒音元であれば再発します。改善までに時間がかかることは覚悟しましょう。
耳栓やイヤホンで音を聞こえにくくする
すぐにできる対処としておすすめなのが、耳栓やイヤホンで音を聞こえにくくする方法です。
耳栓は100円ショップやドラッグストアで簡単に手に入ります。
家具を壁から1cmほど離して設置する
本棚や食器棚などの家具は、壁とくっつけずに1cmほど離して設置するのがおすすめです。床で発生した音は、壁を伝って聞こえてくるからです。
家具と空気層によって防音性の上げられます。
吸音パネルを貼る
天井部分に吸音パネルを貼ることで、上階からの足音が軽減できます。貼るときは、虫ピンなど針が細いもので斜め打ちにするとしっかり固定できます。
ただし、退去費用に関わる可能性があります。設置する前に大家さんや管理会社に連絡して、貼ってもいいか確認してからにしましょう。
上階の足音がうるさい場合でも天井ドンはNG
- ・恨みを買われ仕返しされやすい
- ・自分も生活音に気を遣う必要がある
- ・傷やヘコミができると退去費用が高くなりやすい
恨みを買われ仕返しされやすい
足音がうるさくて天井ドンしてしまうと、上の住人から仕返しされる可能性があります。相手も人間なので、怒りから恨みを買われやすいです。
最悪の場合、住人が家まで怒鳴り込みに来る恐れもあります。騒音で困ったら、早い段階で管理会社へ相談してください。
自分も生活音に気を遣う必要がある
上の階に天井ドンすると、自分も生活音などに気を遣う必要があります。「そっちだってうるさいじゃないか」と因縁を付けられるからです。
一時的な感情で叩いた結果、逆に窮屈な思いをする可能性が高いです。できるだけ冷静に行動して、管理会社を味方に付けましょう。
傷ができると退去費用が高くなる
上の階に天井ドンして傷やヘコミができると、退去費用が高くなりやすいです。通常のクリーニング代のほかに修繕費が発生するからです。
損傷箇所の具合や数によりますが、プラス数万円がかかる恐れがあります。預けた敷金だけで足りなかった場合、追加で修繕費を払わなければいけません。
天井ドンだけでなく、壁ドンや床ドンで傷付けた場合も同様です。高額な退去費用を請求されやすくなります。
騒音トラブルが少ないお部屋の選び方
騒音が気になりにくいお部屋の選び方を4つ紹介します。是非お部屋探しの参考にしてみてください。
・最上階のお部屋にする
・居室が隣接しない間取りにする
・昼と夜2回内見する
鉄骨鉄筋コンクリート造のお部屋にする
防音性を重視するなら、鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)のお部屋がおすすめです。
鉄骨鉄筋コンクリート造とは、骨組みの鉄の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートで固めた構造です。
非常に高い防音性・耐震性・耐火性・耐久性を兼ね備えています。その分家賃は高くなりますが、防音性はもっとも高く、近隣住民の足音を気にせず生活できます。
もちろん絶対に音がしないわけではないので、内見のときにお部屋に入った印象などで判断しましょう。
最上階のお部屋にする
最上階のお部屋なら、少なくとも上の階からの足音に悩まされる心配がありません。
階数が多いマンションの最上階なら、道路の音や周辺を歩いている人の話し声なども届きにくいので、静かに暮らせます。
最上階は家賃が高いですが、立地など条件を緩和すれば予算内に収めることできるので不動産屋に相談してみましょう。
居室が隣接しない間取りにする
上記の図のような間取りであれば、生活スペースの中心である居室が隣り合っていないので、話し声やテレビの音などが聞こえてくることはほとんどありません。
もし気に入ったお部屋があったら、隣のお部屋の間取り図も確認させてもらえないか、不動産屋のスタッフに相談してみてください。
昼と夜2回内見する
昼はほとんどの人が仕事で家を空けており、足音など住人による騒音があるかどうかわかりにくいです。
可能であれば、昼だけでなく夜も内見して、近隣住民の生活音やどんな人が住んでいるのかをチェックするとより安心です。
足音以外の騒音にも注意するべき
賃貸では足音以外にも騒音トラブルになる原因がたくさんあります。自分では静かに過ごしているつもりでも、他人はうるさいと感じることもあるので気をつけましょう。
以下で足音以外でトラブルになりやすい騒音と、気をつけるべきポイントを紹介します。
・テレビの音量
・ドアの開け閉め
・友人の宿泊
・楽器の演奏
洗濯機や掃除機の稼働音
洗濯機や掃除機を夜に使用していると、トラブルになりやすいです。掃除や洗濯は日中に終わらせるようにしましょう。
どうしても夜中に洗濯したい場合は、コインランドリーを利用するとトラブルの原因になりません。
また「掃除機は弱音タイプを使う」「洗濯機の足に防音グッズを取り付ける」など、工夫するとさらに安心です。
テレビの音量
テレビの音量は大きくなりすぎないように調節しましょう。
最適な音量がわからないときはテレビを付けて隣のお部屋や、玄関ドアの外に移動して音が漏れていないか確認しておくと良いです。
また、どうしても大きい音で楽しみたいという人はイヤホンを使って、他の住民に迷惑がかからないようにしましょう。
ドアの開け閉め
ドアや引き戸を開け閉めするときの「バタン」という音もトラブルになりやすいです。
勢いよく閉めるのではなく、手を添えてゆっくり閉めることでかなり軽減されるので意識してみてください。
ドアの枠部分に「戸当り防音テープ」を貼るのもおすすめです。柔らかい素材が衝撃を吸収してくれるので、静かにドアが閉められます。
友人の宿泊
友人が泊まりにくると、盛り上がってしまい会話がうるさくなることが多いです。
特に単身用の物件は1人で暮らすことが前提のため、頻繁に話し声が聞こえてくるようだと苦情が入りやすいです。
友人をお部屋に呼ぶときは「賃貸だから静かにしてね」とやんわり伝えましょう。
静かにするのが難しい場合は、騒いでも怒られないようなレンタルスペースの利用をおすすめします。
楽器の演奏
楽器の演奏はほとんどのマンションで禁止されているので、そもそも持ち込めないことが多いです。
演奏する場合は、レンタルスタジオなど他の人の迷惑にならないところでおこないましょう。
ちなみに、音がしないように工夫された「サイレント楽器」「消音楽器」でも、トラブルの原因になることがあります。
もし、消音楽器の持ち込みは可能と言われている場合でも、音が響かないように注意してください。
当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!
さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。
家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。