最終更新:2022年4月19日

年収200万円の人の家賃目安や理想の生活費例を紹介します。
賃貸審査に落ちない家賃目安や、どんな間取りに住めるのかも解説します。
この記事の内容は、ファイナンシャル・プランナーの岩井さんに監修していただきました。
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
年収200万円なら家賃は約4.4万円にすべき
家賃は、年収ではなく月々の手取り額の3分の1を越えない金額にするべきです。
年収200万円の場合、月々の手取り額は約14万円なので、3分の1すると約4.4万円になります。
年収は保険料や年金、税金などを支払う前の総支給額で、保険料などを支払って実際に振り込まれるお金を「手取り」と呼びます。
家賃5万円を超えると生活が厳しくなる
年収200万円の人の場合、毎月の手取りが約14万円です。最大でも家賃は5万円以内に収めないと、生活が苦しくなってしまいます。
食事は毎回、自炊をするなどの節約に心がけないといけません。
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年収200万円の人は月収17.1万円
年収200万円の人は、月収17.1万円ほどです。月収からは以下の金額が差し引かれるので、手取りは約14.2万円ほどです。
月収17.1万円の控除額と手取り額の例 | |
---|---|
厚生年金保険料 | 15,555円 |
健康保険料 | 8,364円 |
雇用保険料 | 510円 |
所得税(源泉徴収税額) | 2,860円 |
月の手取り額 | 142,711円 |
社会人2年目になると、さらに住民税が引かれます。1年目より手取りが少なく感じます。
賃貸の審査に落ちない家賃目安
賃貸の審査では、家賃が年収の36分の1以下でないと落ちてしまう可能性が高くなってしまいます。
収入に対して家賃が高すぎると、家賃を毎月支払う能力が無いと判断されてしまうためです。
200万円前後の年収ごとに、審査に落ちない家賃の目安を一覧にまとめたので、お部屋を探す際の参考にしてみてください。
年収 | 審査に通る家賃目安 |
---|---|
200万円 | ~56,000円 |
250万円 | ~69,000円 |
300万円 | ~83,000円 |
350万円 | ~97,000円 |
400万円 | ~111,000円 |
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審査に通る家賃目安はを意識すると、生活がしやすくなります。
家賃4.4万円はワンルームが多い
東京都内で家賃4.4万円のお部屋を探すと、単身向けのワンルームがほとんどです。
ワンルームとは、キッチンスペースが含まれた1部屋だけの間取りのことです。
家賃4.4万円のお部屋は、築年数が古く駅から離れている物件が多いです。
オートロックや駅近などの条件があるとお部屋が見つからないです。
安いお部屋を探すなら不動産屋に相談すべき
家賃を最小限に抑えたいなら不動産屋に相談すべきです。安いお部屋は、住みづらい理由があり値下げしている可能性があるからです。
ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でチャットやLINEから「安いお部屋」「安くて防音性が良い物件」と送るだけで、スタッフが理想のお部屋を紹介してくれます。
全国の賃貸情報の8割が集約されている業者専用のデータベース「ATBB」を使って物件を紹介してくれるので、大手サイトにない非公開物件も出てきます。
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年収200万円の人の理想の生活費
年収200万円の人の理想の生活費を以下で紹介します。
家賃4.4万円のお部屋に住んだ人の生活費例です。参考にしてください。
食費 | 25,000円 |
---|---|
水道光熱費 | 8,000円 |
交際費・娯楽費 | 20,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 6,000円 |
交通費 | 5,000円 |
貯金・予備費 | 11,000円 |
合計 | 140,000円 |
食費は1日1,000円以内に抑えるべきですが、そのためには最低でも2日に1回は自炊する必要があります。外食やコンビニ食ばかりだと、全く貯金できないです。
趣味を楽しんだり毎月服を買ったりするには、毎日自炊したり、水道光熱費を節約したりする必要があります。
年収200万円の人が一人暮らしするまでに必要な費用
家賃4.4万円のお部屋に住む場合に必要な費用は、トータルで約36.8~45万円です。
賃貸の初期費用は、最低でも家賃4.5~5ヶ月分かかります。敷金・礼金などを含めて最低でも約20万円必要です。
引っ越し費用は約7~9万円、家具家電・日用品の購入は約10~15万円です。
初期費用を抑えるなら、敷金や礼金が0円のお部屋を探したり、仲介手数料が安い不動産屋でお部屋を探すべきです。
敷金・礼金・仲介手数料はそれぞれ家賃1ヶ月分が相場なので、3つとも0円のお部屋なら家賃の3ヶ月分くらい抑えられます。
引っ越し費用を抑えたいなら、業者に頼まず、親や友人と協力したり、2~4月の引越しシーズンを避けて引っ越すと良いです。
年収ごとの家賃目安一覧
年収額ごとの家賃目安を、一覧でまとめました。青い文字の金額を押すと、それぞれの詳しい解説をご覧いただけます。
年収 | 家賃目安 |
---|---|
200万 | 44,000円 |
250万 | 54,000円 |
300万 | 64,000円 |
350万 | 75,000円 |
400万 | 85,000円 |
450万 | 94,000円 |
500万 | 105,000円 |
550万 | 115,000円 |
600万 | 122,000円 |
700万 | 139,000円 |
800万 | 156,000円 |
900万 | 175,000円 |
月の手取り3分の1以内であれば、生活費に余裕が出るうえ、審査基準の家賃の36倍の年収をクリアできます。
あくまでも目安なので、自分のライフスタイルに合わせましょう。
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