
「ハウスメイトの仲介手数料は高い?」
「値引きや割引交渉はできる?」
ハウスメイトは全国に店舗を展開する大手不動産屋です。自宅近くのハウスメイトショップで、お部屋探しを検討している人も多いのではないでしょうか。
しかし、ハウスメイトの仲介手数料は高いと言われやすいです。初期費用を抑えられないと、引っ越し予算をオーバーする恐れも…。
そこで当記事では、ハウスメイトの仲介手数料について解説します。初期費用を抑える方法についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
ハウスメイトの仲介手数料は高い?
家賃1ヶ月分+税で相場と同じ
ハウスメイトの仲介手数料は家賃1ヶ月分+消費税です。相場通りの金額で、特別高いわけではありません。
国土交通省の「住宅市場動向調査報告書(令和4年度)」によれば、仲介手数料を払った世帯のうち「家賃1ヶ月分」だった割合は76.4%でした。
ただし、2024年現在では、仲介手数料が無料~半額の不動産屋も増えてきています。安さがセールスポイントのところに比べると、ハウスメイトの仲介手数料は高いと思われやすいです。
仲介手数料とは
仲介手数料とは、賃貸契約の仲介に入ってくれた不動産屋に報酬として支払うお金のことです。宅建業法では、報酬の上限額は「家賃1ヶ月分+税まで」と決められています。
不動産屋は、入居者と大家さんの間に立って仲介業務をおこないます。入居者には物件紹介や内見サポートを、大家さん側とは契約手続きの調整を進めます。
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管理物件間での住み替えが条件
ハウスメイトは、管理物件間での住み替えなら仲介手数料が無料です。すでにハウスメイト管理物件に住んでいる人はお得に引っ越せます。
ハウスメイトの管理物件数は、エリアによって差があります。管理物件が0件の県もあるので、気になる人はあらかじめ公式サイトでチェックしておきましょう。
ハウスメイトショップ直営店で申し込む必要がある
ハウスメイト間の住み替えで仲介手数料無料にするためには、直営店のハウスメイトショップで申し込む必要があります。フランチャイズ店は対象外なので注意しましょう。
2024年4月時点では、公式サイト上の直営店は94店舗、フランチャイズ店が79店舗でした。住みたいエリアの近くに直営店があるかどうか確認しておくと良いです。
直営店とフランチャイズ店の見分け方
ハウスメイトショップの直営店とフランチャイズ店の見分け方は、公式サイトで店名を見ることです。
上記のように「ハウスメイトネットワーク◯◯店」と書いてあるものがフランチャイズです。
確認には、必ず公式サイトを利用してください。Googleマップで確認したところ、フランチャイズ店でも「ハウスメイトネットワーク」との記載がない店舗もありました。
ハウスメイトの仲介手数料は値引きできる?
広告料付きの物件なら値引きやすい
ハウスメイトで仲介手数料を値引きするなら、広告料付きの物件で交渉すると良いです。広告料とは、不動産屋が大家さんからもらえる報酬です。ADとも呼ばれています。
広告料の金額に応じて、仲介手数料を値下げしてもらえる可能性があります。月末で営業ノルマが迫っているときほど、交渉の成功率が高いです。
ただし、広告料が付いている物件はユーザー側で検索できません。不動産屋に電話するか、店舗に直接行って聞いてみましょう。
ハウスメイトの管理物件も値引きしやすい
ハウスメイトの管理物件なら、仲介手数料を交渉できる可能性が高いです。管理物件が埋まると、他社のお部屋を紹介するより利益が多く出るからです。
管理物件とは、不動産屋が自分のところで管理している物件です。大家さんの賃貸経営を手伝う代わりに家賃や更新料の一部をもらいます。
仲介手数料を交渉するなら半額までが目安です。一部ですが、最初から安く設定されているお部屋もあります。
ハウスメイトは仲介手数料以外の初期費用を抑えるのがおすすめ
- ・敷金礼金なし物件を契約する
- ・不要なオプションを外す
- ・フリーレント付き物件を選ぶ
- ・家賃の安いお部屋を探す
- ・入居日を月初or月末に調整する
ハウスメイトは、仲介手数料以外の初期費用のほうが抑えやすいです。仲介手数料は不動産屋の利益になる報酬で、簡単には値引けないからです。
以下で、初期費用を抑える方法を1つずつ解説します。引っ越し費用を抑えたい人は、ぜひ参考にしてください。
敷金礼金なし物件を契約する
敷金礼金あり | 敷金礼金なし | |
---|---|---|
敷金 | 60,000円 | 0円 |
礼金 | 60,000円 | 0円 |
仲介手数料 | 66,000円 | 66,000円 |
前家賃 | 60,000円 | 60,000円 |
日割り家賃 (15日入居の場合) |
30,000円 | 30,000円 |
火災保険料 | 18,000円 | 18,000円 |
保証料 | 30,000円 | 30,000円 |
鍵交換代 | 19,800円 | 19,800円 |
オプションサービス | 16,500円 | 16,500円 |
合計 | 360,300円 | 240,300円 |
※家賃6万円のお部屋で計算
敷金礼金なしの物件を選べば、初期費用を大幅に抑えられます。相場はそれぞれ家賃1ヶ月分なので、合計で家賃2ヶ月分は安くなります。
敷金は退去時にお部屋の修繕にあてるための預り金です。敷金なしの場合、別途退去時クリーニング費用がかかる場合が多いので注意が必要です。
初期費用の予算に少し余裕がある人は「敷金あり・礼金なし」の物件を選ぶと良いです。礼金は大家さんへ支払う謝礼金なので、退去時の費用でトラブルになることはありません。
不要なオプションを外す
相場 | |
---|---|
室内消毒サービス | 16,500~33,000円 |
簡易消火器代 | 5,500~11,000円 |
24時間サポート代 | 16,500~22,000円 |
契約事務手数料 | 1,650~5,500円 |
ハウスメイトで初期費用をできるだけ抑えるなら、不要なオプションは断りましょう。上記の項目は、加入が「必須」でなければ払わなくて良いです。
入居前の「室内消毒サービス」「簡易消火器代」は入居者が不要と判断すれば外せます。契約書に記載がない限り、支払わなくても契約はできるので相談してみましょう。
フリーレント付き物件を選ぶ
募集図面に「フリーレント」と書いてある物件を選べば、入居から一定期間分の家賃が無料になります。無料になる期間は、0.5~1ヶ月ほどが相場です。
フリーレントなしの物件でも、交渉次第で付けてもらえる場合があります。効果的な伝え方は「付けてくれたら契約する」など、契約意思を示すことです。
注意点として、フリーレント付き物件を短期間で退去すると違約金が発生します。2年以上住む予定があるかどうかよく検討しましょう。
家賃の安いお部屋を探す
家賃が安い物件を選べば、初期費用を安く抑えられます。初期費用に含まれる敷金・礼金や仲介手数料は、家賃を基準にして設定されるからです。
家賃帯を1万円下げれば、初期費用は3~5万円安くなります。家賃を抑えることで入居後の生活費にも余裕が生まれるので、収入に対して無理のないお部屋を選びましょう。
入居日を月初or月末に調整する
入居日を月初・月末に調整すれば、初期費用を抑えやすいです。月初なら前家賃が、月末なら日割り家賃が安くなります。
前家賃とは、入居月の翌月分の家賃のことです。不動産屋によって異なりますが、月初の1日に入居すると、前家賃が不要になる場合が多いです。当月分の家賃のみ請求されます。
日割り家賃とは、入居した日からその月の末日までの家賃です。30~31日などの月末入居なら、1~2日分の日割り家賃+翌1ヶ月の家賃で済みます。
ハウスメイトの仲介手数料に関するよくある質問
フランチャイズ店では仲介手数料が変わる?
全店舗で仲介手数料は同じです。ハウスメイトは直営店とフランチャイズ店舗をあわせて150店舗以上ありますが、仲介手数料は家賃1ヶ月+消費税で統一されています。
仲介手数料が無料の物件はある?
わずかですが存在します。店舗ごとの公式ページで検索できるので、興味のある人は検索してみてください。
管理物件は仲介手数料が安い?
管理物件でも、仲介手数料は相場通りの家賃1ヶ月分+消費税です。ただし、管理物件間の住み替えなら無料で契約できます。
ハウスメイトの初期費用は高い?
一般的な初期費用の相場と同程度です。家賃の4.5~5ヶ月分かかるケースが多いです。
クレジットカード払いはできる?
店舗によって異なります。フランチャイズ店は導入していない可能性があるので、
電話などで問い合わせるのが確実です。
大手不動産屋の仲介手数料まとめ
代表的な不動産屋の仲介手数料を比較して、一覧にまとめました。
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