「賃貸で申し込みが入ったは嘘?」
「本当に埋まったか見抜く方法はある?」
気になるお部屋が内見や来店の問い合わせで空室と分かると、テンションが上がりますよね。理想のお部屋に入居して、気持ち良く新生活を始めたいものです。
しかし、内見の当日に「申し込みが入った」と言われるケースは多いです。前日まで期待していた人ほど、嘘ではないかと疑問に感じてしまいます。
そこで当記事では、不動産屋が言う「申し込みが入った」は嘘なのか解説します。本当に埋まったか見抜く方法もまとめました。
- 内見当日に言われたら嘘の可能性が高い
- 繁忙期はタッチの差で埋まるので内見当日でも嘘ではない
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
賃貸で「申し込みが入った」は嘘?
内見当日に言われたら嘘の可能性が高い
不動産屋から内見当日に「申し込みが入った」と言われたら、嘘の可能性が高いです。元々埋まってた物件を、空室と伝えられています。
嘘を付く理由は、ユーザーをだまして来店させたいからです。不動産屋まで来た段階で「埋まってしまったので、別の物件を紹介します」といって契約させる流れです。
前日までに言われたら本当に申し込みが入っている
内見の前日までに「申し込みが入った」と言われたら、本当に申し込みが入っています。先ほど解説した通り、不動産屋が嘘を付くタイミングは来店後だからです。
また、空室のお部屋に対して「申し込みが入った」と嘘を付くケースはほとんどありません。内見できるお部屋に対して嘘を付いても、不動産屋にメリットがないです。
繁忙期だと当日でも埋まることもある
1~3月の繁忙期だと、当日でも内見予定のお部屋が埋まることもあります。条件が良い物件ほど、申し込みが殺到するからです。
問い合わせた時点で空室であっても、繁忙期の募集状況は毎日変わります。当日に「申し込みが入った」と言われても、嘘だと決めつけない方が良いです。
「申し込みが入った」が嘘かどうか見抜く方法
- ・別の不動産屋に埋まったか問い合わせる
- ・他の物件で現地集合の内見を希望する
- ・物件名や住所を聞いて確かめる
- ・不動産屋の口コミを調べてみる
別の不動産屋に埋まったか問い合わせる
賃貸で「申し込みが入った」が嘘かどうかは、別の不動産屋に埋まったか問い合わせると見抜けます。募集や掲載が終了していなければ、嘘の可能性が高いです。
内見予定の物件名が分かれば、検索サイトや近隣の不動産屋に質問できます。空室期間が長いお部屋ほど、申し込みが急に入ったとは考えにくいです。
他の物件で現地集合の内見を希望する
スタッフから「申し込みが入った」と言われたら、他の物件で現地集合の内見を希望してみましょう。嘘を付いて来店させたい不動産屋は、現地集合の案内ができないからです。
現地集合できれば、内見後にそのまま解散できます。追加で物件紹介を希望しなければ、強引に営業されるリスクもありません。
物件名や住所を聞いて確かめる
物件名や住所が分かれば、実際に調べて確かめるのもアリです。検索しても実在しない場合は、100%嘘だったと判断できます。
物件名や住所が分からない人は、不動産屋に教えてもらいましょう。教えるのを渋るようなら、嘘の物件だった可能性が高いです。
不動産屋の口コミを調べてみる
スタッフの「申し込みが入った」が嘘だと思ったら、不動産屋の口コミを調べてみると良いです。「来店後に違う物件を紹介された」などの評判が多いと、嘘の可能性があります。
評判が悪い不動産屋でお部屋探しを進めた結果、契約するときにトラブルが起きる恐れもあります。気になった物件を紹介している不動産屋は、1度口コミを見るべきです。
「申し込みが入った」が嘘だと感じたら不動産屋を変えるべき
複数の不動産屋を回っても問題ない
「申し込みが入った」が嘘だと感じたら、利用する不動産屋を変えましょう。不動産屋は比較されるのを前提としているので、複数回っても問題ありません。
注意点として、不動産屋をはしごしても申し込む際は1社に絞るべきです。大家さんが同じ申込書に気付くと、審査で落とされてしまいます。
不動産屋で見れる物件はほとんど同じ
不動産屋で見れる物件はほとんど同じです。どの業者も「ATBB」「レインズ」といった専用のデータベースでお部屋を紹介するからです。
ATBBやレインズには、全国の約8割の物件が掲載されています。希望条件を変えずに探すなら、不動産屋は変えても大丈夫です。
不動産屋に「申し込みが入った」と嘘を付かれないための対策
- ・内見の前日に空室確認をお願いする
- ・費用交渉をしつこくしない
- ・丁寧な対応を心がける
内見の前日に空室確認をお願いする
内見の前日に空室確認をお願いすると、不動産屋に「申し込みが入った」と嘘を付かれくいです。嘘を付くと問題になりそうだと判断してくれるからです。
内見日が木曜日なら、火曜日に確認しましょう。ほとんどの不動産屋が水曜日を定休日にしているからです。
費用交渉をしつこくしない
賃貸を申し込む前には、費用交渉をしつこくしない方が良いです。交渉をしつこくすると「トラブルを起こしそう」と認識されて、不動産屋は申し込みが入ったという体で断ってきます。
大幅に値引き交渉すると、内見前にお部屋を案内してもらえない恐れがあります。予算が不安なら、一定期間の家賃が無料になる「フリーレント」付き物件を狙うと良いです。
丁寧な対応を心がける
不動産屋に「申し込みが入った」と嘘を付かれないためには、丁寧な対応を心がけるべきです。横柄な態度で物件を問い合わせると、第一印象が悪いです。
不動産屋を利用するときは、丁寧な口調で対応してください。来店するときには、服装なども気を付けると嘘を付かれにくいです。
申し込みに関するよくある質問
「申し込みが入って2番手」は嘘?本当?
嘘の可能性は低いです。内見ができても、1番手の審査が通ると申し込みできません。2番手で契約できる確率は低いので、違う賃貸を探した方が良いです。
内見予定の物件が先に申し込まれた…どうして?
賃貸の申し込みは、早いもの勝ちだからです。先に内見した人が気に入って、そのまま申し込んだ可能性があります。
賃貸で入居者が決まったのに掲載され続けているのはなぜ?
募集状況が最新に反映されるのに、時間差があるからです。申し込みが入った管理会社や不動産が手動で掲載を更新するので、1~2日ほどのラグが生まれます。
不動産屋が申し込みでよく付く嘘は?
不動産屋が申し込みでよく付く嘘は主に4つです。
- 「申し込みが入った。」
- 「急がないと2番手になる。」
- 「他に内見希望の人がいる。」
- 「内見せずに契約する人もいます。」
内見当日に申し込みに関して言われたら、嘘の可能性が高いです。内見後に急かしてくる不動産屋も怪しいです。
不動産屋がその他に嘘を付くことはある?
申し込み以外の場面でも、不動産屋が嘘を付く可能性はあります。
- ・値下げしていないのに「キャンペーン中でお得です」と言う
- ・説明もなしに任意のオプションを付けて費用を上乗せする
- ・物件のデメリットを教えず入居させる
悪質な不動産屋は虚偽のキャンペーンを宣伝したり、任意のオプション代を上乗せしてきます。不審に感じたら、他の不動産屋に問い合わせるのもアリです。
タッチの差で申し込みが入った物件はもう借りられない?
物件が成約しなければ、借りられる可能性があります。1番手が入居審査に通らないと、募集のためにまた掲載されます。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!