お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

物件が決まらないから疲れた!良い賃貸が見つからない人がやるべき6つのこと

「物件が決まらない、疲れた」のアイキャッチイラスト

物件が決まらない…部屋探しに疲れた
どうすれば条件の良い賃貸が見つかる?

せっかく引っ越すなら、理想のお部屋に住みたいものです。駅近・築浅・セキュリティ設備など、希望条件を満たした物件であれば、快適な新生活を送れます。

しかし「条件を全て満たす物件が見つからない」「魅力的なお部屋が多い」という理由で、なかなか物件が決まらない人は多いです。中には「物件探しに疲れた」という人も…。

そこで当記事では、物件が決まらないと疲れた人に向けて、やるべき6つのコツを解説します。賃貸を探す際に意識したいポイントもまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

物件が決まらないと疲れた人がやる6つのこと

  1. 引っ越したい理由を明確にする
  2. 物件の希望条件に優先順位を付ける
  3. 家賃の上限を引き上げる
  4. エリアを広げてみる
  5. 引っ越し時期を変更する
  6. 不動産屋に相談する

1.引っ越したい理由を明確にする

代表的な引っ越し理由
  • ・就職、進学
  • ・騒音ストレスに悩まされている
  • ・家賃が高すぎる
  • ・お部屋が手狭になった
  • ・室内設備が物足りない
  • ・通勤時間の短縮
  • ・周辺環境の利便性
  • ・治安が悪い など

物件が決まらないと疲れたら、引っ越しの目的を明確にしましょう。物件探しに時間がかかり過ぎる人は、なぜ引っ越す必要があるのか分からなくなっているケースが多いからです。

具体的な動機や解決したい悩みから、本当に必要な条件が分かってきます。

引っ越したい理由が「就職や進学」なら、職場や学校までのアクセスを優先します。騒音に悩まされている人は、建物の防音性を優先すると良いです。

2.物件の希望条件に優先順位を付ける

希望条件を減らす人のイメージイラスト

希望条件の順位例
  1. 風呂トイレ別
  2. 駅徒歩10分以内
  3. 1K以上
  4. RC造・SRC造
  5. 25平米以上
  6. 築年数15年以内
  7. オートロック
  8. コンロ2口

引っ越したい理由を明確にしたら、希望条件に優先順位を付けるのも大切です。物件が決まらなくて疲れるときは、こだわり条件が多すぎる可能性が高いからです。

希望条件をある程度まとめたら、譲れないポイント・妥協できるポイントを挙げていきます。譲れない条件は5つまでに絞って、優先順位が低いものから緩めるのがコツです。

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3.家賃の上限を引き上げる

家賃目安(手取り3分の1)
手取り14万円 約47,000円
手取り16万円 約53,000円
手取り18万円 約60,000円
手取り20万円 約67,000円
手取り22万円 約73,000円
手取り24万円 約80,000円
手取り26万円 約87,000円
手取り28万円 約93,000円
手取り30万円 約100,000円

こだわり条件が多い人は、家賃上限を緩和するのもアリです。理想のお部屋と、家賃帯がかみ合っていない可能性があるからです。

一般的に、家賃が「手取りの3分の1以内まで」なら、生活費を圧迫しません。無理のない範囲で、見直しを検討してみてください。

4.エリアを広げてみる

住みたい物件がなくて疲れた人は、探すエリアを広げましょう。エリアを少し変えるだけで、理想の物件が見つかる可能性があります。

特に各駅停車しか停まらない駅周辺なら、家賃相場が低くおすすめです。通勤時間はかかりやすいものの、設備や間取りなどで妥協せずに済みます。

5.引っ越し時期を変更する

物件が決まらないと疲れた場合、入居時期を改めるのも手です。時期をずらせば、新しい物件が出てくるからです。

物件数を求めるなら1~3月の繁忙期が最適です。ただし、お部屋の募集状況がすぐに変わるため、住みたい物件にはすぐ申し込む必要があります。

6.不動産屋に相談する

物件が決まらない際には、早い段階で不動産屋に相談すると良いです。一緒に条件を整理してくれたり、お部屋探しが上手くいく方法を教えてくれます。

どこを利用すれば良いか迷ったら、「スミカ」がおすすめです。LINEでいつでも気軽に相談できます。

また、不動産屋専用サイトから、スーモやホームズにない未公開物件も探してもらえます。来店不要で相談できるので、忙しい人や遠方から引っ越す人でもぜひ利用してみてください。

対応エリアは一都三県のみ

物件が決まらないと疲れた人の体験談

  • ・希望条件を満たす物件がない
  • ・魅力的な物件が多くて迷う
  • ・良い物件を見つけてもライバルに取られる
  • ・不動産屋に何度も行くので疲れる

当サイト利用者に、物件探しで疲れた体験談を伺いました。「物件が決まらない」といっても様々な原因があるので、当てはまるものがないか参考にしてください。

希望条件を満たす物件がない

口コミ投稿者の画像(男性)

30代

職業:会社員

【賃貸を探してもろくな物件がない】

30代に入ってもまだワンルーム暮らしなのが嫌で、部屋探しを始めました。条件は、家賃6万円台・1LDK・築10年以内・駅徒歩10分以内です。今住んでいる周辺で探してみましたが、まさかの0件…。築年数を緩めると、和室の物件がいっぱい出てきて、正直ろくな物件がないなと感じました。

希望条件を満たす物件が見つからず、疲れた人は多いです。条件にこだわりすぎると、物件の選択肢が狭まります。

予算に上限があるなら、全ての条件を満たした物件は見つからないと思ったほうが良いです。こだわらなくて良い条件は、妥協する心構えが重要です。

魅力的な物件が多くて迷う

口コミ投稿者の画像(女性)

20代

職業:会社員

【良い物件ばかりでなかなか決まらない】

会社の最寄り駅がターミナル駅だったので、選べる路線が沢山ありました。エリアが決まっていない分、結構良い物件を数件見つけられたんですが、優柔不断で決められない状況です。その間も募集状況がどんどん変わって、もう部屋探しに疲れました。

魅力的な物件が多すぎて決まらないケースもあります。特にエリアが絞り込めないと、内見で回りづらくて疲れてしまいます。

どこに住むか悩んだときは、不動産屋におすすめを聞いたほうが良いです。周辺環境や家賃相場などを総合的に判断して、ベストなエリアを提案してくれます。

良い物件を見つけてもライバルに取られる

口コミ投稿者の画像(女性)

30代

職業:会社員

【ライバルに取られてばかりでイライラする】

会社の最寄り駅が通る路線内で、徒歩5分以内の物件を探していました。内見して気に入ったものは申し込んでいましたが、いつもタッチの差で埋まってしまうんです。引っ越し時期は決まっていないものの、何件もライバルに取られるとイライラしますね。さすがに疲れました。

物件が決まらないと疲れるのは、良い物件を何度もライバルに取られたときです。条件が良いお部屋ほど、希望者が多く集まります。

賃貸物件の申し込みは、原則早い者勝ちです。特に1~3月の繁忙期は、条件の良い物件からすぐに埋まります。引っ越しシーズンで探す人は、スピーディに動く必要があります。

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不動産屋に何度も行くので疲れる

口コミ投稿者の画像(男性)

30代

職業:フリーター

【物件が決まるまでが長くて疲れる】

良い物件が見つかり次第、引っ越そうと思って物件探しをしていました。不動産屋から条件に近いものを教えてもらって、内見は何度か行っていたんです。ただ、いつの間にか来店するのが面倒に感じて「また良い部屋が見つかれば」くらいの気持ちになってしまいましたね。

疲れる原因として、不動産屋に行くのが面倒と回答した人もいました。来店・お部屋紹介・内見までおこなうと、半日~1日は拘束されます。

せっかくの休日を使っても物件が決まらないと、お部屋探し自体が面倒に感じます。引っ越したい明確な理由がない人ほど、疲れてやめてしまいます。

物件探しで疲れないためにはスピード感が重要

引っ越しの期限を決める

物件探しで疲れないために、いつまでに引っ越すかを決めます。お部屋探しをだらだら続けると、候補が増えて決められなくなるからです。

期限が決まっていれば、入居に間に合うように逆算して動けます。利用している不動産屋には「◯月末には引っ越す」など、仮にでも良いので伝えておきましょう。

内見で気に入った物件はその場で申し込む

物件探しで疲れたくないなら、内見で気に入ったお部屋はその場で申し込みましょう。不動産屋に行く回数が減りますし、ライバルに取られるリスクも減らせます。

賃貸物件は早い者勝ちです。申し込みが早い人から審査に進むので、内見後にすぐ動いた方が有利になります。

対応エリアは一都三県のみ

物件が決まったあとの流れは6ステップ

  1. 物件の申し込み
  2. 入居審査が始まる
  3. 審査通過
  4. 初期費用の入金
  5. 賃貸借契約を結ぶ
  6. 鍵をもらって入居開始
  • STEP1

    物件の申し込み

    物件が決まったら、お部屋の申し込みをおこないます。申込書は不動産屋が用意してくれるので、記入漏れのないように埋めていきます。

    申込書と合わせて、顔写真付きの身分証・健康保険証・収入証明書を提出します。申し込み段階であれば、鮮明な写真でもOKです。

  • STEP2

    入居審査が始まる

    入居審査の関係図のイメージ

    提出書類に不備がなければ、大家さんと保証会社が審査を始めます。主に家賃の支払い能力や、本人の人柄について審査されます。

    審査日数は3~5日です。途中で本人確認の電話が入るケースがあります。あらかじめ緊急連絡先(連帯保証人)へ共有しておくとスムーズです。

  • STEP3

    審査通過

    不動産屋と電話でやりとりしているイメージ

    入居審査に通過すると、不動産屋から連絡が入ります。スタッフと契約・入居日の打ち合わせをします。契約時に必要な書類についてもアナウンスされます。

    ▶申し込みから契約時までの必要書類はこちら

  • STEP4

    初期費用の入金

    入居日が決まったら、初期費用の請求書がメールや書類などで送られます。指定された期日までに振り込みを済ませてください。

    ▶賃貸契約の初期費用の詳細はこちら

  • STEP5

    賃貸借契約を結ぶ

    不動産屋での賃貸借契約のイメージ

    契約日は、不動産屋で重要事項説明を受けます。契約内容の大切な部分を確認する作業なので、分からないことは積極的に質問してください。

    ▶重要事項説明に関する解説はこちら

  • STEP6

    鍵をもらって入居開始

    引っ越しをしている女の子のイラスト

    初期費用の入金が済んで、契約書類の不備がなければ鍵をもらえます。おおむね入居日の前日から受け取れることが多いです。

    実際の引っ越し作業は、入居日(契約開始日)を過ぎてからおこなってください。ルールを守らずお部屋でトラブルが起きた場合、火災保険が適用されません。

物件探しに疲れた人のよくある質問

物件探しで心が折れやすいときはいつ?

希望条件に合った物件が見つからないときです。条件を緩めたり、優先順位を付けたりして探すと良いです。

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戸建て賃貸は決まリにくい?

決まりにくいです。物件数がかなり少ないからです。自分で良い物件を見つけられないときは、不動産屋を頼りましょう。

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賃貸でろくな物件がないと感じやすいお部屋の特徴は?

こだわり条件が多すぎる人だと「ろくな物件がない」と感じやすいです。

こだわり条件は5つまでに絞って、他は緩めて探してください。条件を整理できないときは、不動産屋に相談すると手っ取り早いです。

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賃貸物件をなかなか決めない客は嫌われやすい?

嫌われません。ただし、決められない理由は明確に伝えたほうが良いです。引っ越しの意志が薄いと、不動産屋に「時間を割くのがもったない」と思われてしまいます。

複数の物件で迷う際、お部屋のメリット・デメリットを比べると良いです。「これなら引っ越しても良い」と思える物件を見つけられます。

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賃貸が決まらなくてイライラしたときは?

引っ越そうと思った目的を思い出しましょう。何か悩みがあって物件探しを始めたのなら、早く引っ越したほうが良いからです。

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同棲する物件探しに疲れたらどうする?

同棲する目的を明確にします。今すぐ同棲する理由がないなら、引っ越し時期を改めるのも手です。

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