「うつ病の無職でも一人暮らしできる？」
「精神障害者が賃貸を借りるのは難しい？」

うつ病を抱える無職の人でも一人暮らしは可能です。弊社「家AGENT」でも、精神的な病気を持った人や、無職でお部屋を借りられた人は多いです。

しかし、一人暮らしするには入居審査の対策が必須です。対策なしでは何度も審査に落ちて、ずっと引っ越しできない恐れも…。

そこで当記事では、うつ病を抱える無職の人が一人暮らしする方法を解説します。うつ病や無職の人が利用できる制度も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

うつ病の無職でも賃貸で一人暮らしできる？

毎月家賃を払えるお金があれば一人暮らしできる

毎月家賃を払えるお金があれば、うつ病の無職でも一人暮らしは可能です。賃貸の入居審査では、家賃の支払い能力を重視されるからです。

審査で求められるのは「家賃の36倍以上の年収」です。家賃6万円のお部屋だと、年間約216万円(月18万円)の収入が必要です。

収入があってもうつ病の無職が審査に通るのは難しい

収入があっても、うつ病で無職の人が審査に通るのは難しいです。物件の大家さんによる審査にもクリアしなければいけないからです。

統合失調症の人だと、幻聴や幻覚のせいで他の住民と入居トラブルを起こす恐れがあります。万が一本人が室内で死亡した場合、お部屋が事故物件になる可能性もあります。

大家さんは、安心できる人に物件を貸したいと考えています。少しでも不安材料があると、審査に落とされてしまいます。

うつ病の無職で物件探しをした人の体験談

うつ病無職での、一人暮らしの引越しは限りなく難しい。ロクな物件が当たらない。せめて、仕事をしていれば、まだまともな物件はあると言われた。早く就職したい。それまで家庭が崩壊しなければいいが。

— 上岡詩季(FoxQ)@表現者@SU学者@フォロバ99% (@foxq0113) March 19, 2020

退院後の部屋探しが辛い。
無職、病気、収入なし。
審査が通るわけないよね。
いい物件あっても、審査が通らなきゃ住めない。
#入院 #うつ病 #部屋探し #居場所が無い #死にたい #死ねない #孤独

— ㊥ なか (@wVnq3KMyZ8SO5wU) February 19, 2018

不動産屋から電話があって、今日申し込みしてきた事故物件がオーナーに断られた。その前に連絡があり、うつ病で仕事をやめて今は無職だと言ったのが駄目だったのか。
事故物件にも入居できない今の立場を考えると落ち込こむ。
自殺物件だったので、うつ病の人は危険と判断された？
無職だから？

— RatFink (@4hq7j) December 7, 2019

無職ですが無事家の審査通りました！
今週は短期バイトの登録、派遣会社との面談があるのでぼちぼち行きます！#うつ病

— ゆず胡椒＠うつ病でもアフィで月収42万 (@akiii_5231) September 25, 2023

うつ病の無職でお部屋探しをした人の口コミをまとめました。「審査を断られた」という意見が多くて、中には不動産屋から門前払いを受けた人もいます。

数は少ないですが、一部で「無事に通った」という意見もありました。一人暮らしをするなら対策が必須です。対策なしだと、いつまで経ってもお部屋を借りられません。

うつ病・無職OKで審査に強い不動産屋を頼ると良い

うつ病の無職で一人暮らしを始めたい人は、当サイト運営の不動産屋「イエプラ」がおすすめです！うつ病・無職OKですし、審査のノウハウを熟知した営業マンがいて心強いです。

相談はチャットやLINEから可能です。「うつ病で会社を辞めてしまった」「無職でも借りられるお部屋はある？」と伝えれば、審査の緩いお部屋を提案してくれます。

来店不要で質問できるので、対面では言いにくいことも気軽に相談しやすいです。どんな物件が借りられるか調べるだけでも大丈夫です。ぜひ利用してみてください！

うつ病の無職が賃貸で一人暮らしする方法6選【不動産屋直伝】

できるだけ安いお部屋を申し込む

うつ病の無職が一人暮らしするなら、できるだけ安いお部屋を申し込んでください。家賃が低いお部屋ほど、滞納リスクが下がるからです。家賃5万円までを目安に探すのがおすすめです。

基本的には、人気が出にくい物件を狙うと良いです。「木造アパート」「和室」といったお部屋であれば、相場以下で見つかりやすいです。

手当や保険で家賃が払えることを示す

収入として認められる手当や給付金
傷病手当	前職を1年以上務めていて、退職日の前日までに4日以上休んでいた場合に適用される制度。月収の3分の2程度の給付金がもらえる。
失業保険	退職前の2年間で、雇用保険に12ヶ月以上入っていた場合に適用される制度。再就職の意志が見られる人に支給される。年齢や勤務年数で支給額が変動する。
生活保護費	収入が国の基準額に満たない場合に利用できる制度。一人暮らしだと、月に10～13万円が支給される。

うつ病の無職が一人暮らしする際、手当や保険で家賃が払えることを示してください。一定期間働いていた人なら、傷病手当や失業保険がもらえる可能性があります。

生活保護費は、事情があって働けない・収入が極端に低いといった人に支給されます。毎月安定した収入を得られるので、無収入で審査するより有利に働きます。

支給済みの人は証明できる書類を用意する

	用意する書類
傷病手当	決定通知書
失業保険	失業保険受給証明書、通帳コピー
生活保護	生活保護決定通知書、生活保護証明書など（受給額がわかるもの）

すでに手当等を支給済みの人は、証明できる書類を用意します。傷病手当であれば決定通知書、失業保険であれば失業保険受給証明書が必要です。

その他用意するのは、顔写真付き身分証・健康保険証・現住所の住民票などです。物件ごとに持ち物が変わるので、詳しくは不動産屋に確認してください。

収入のある連帯保証人を付ける

うつ病の無職が一人暮らしする場合、収入のある連帯保証人を付けると良いです。支払い能力を底上げできて、通過しやすくなります。

連帯保証人は、両親や兄弟など1～3親等以内の親族に依頼できます。本人同様に「家賃の36倍以上の年収」を求められるので、現役で働いている人が好ましいです。

十分な貯金があれば預貯金審査を受ける

	審査に通る預貯金の目安
家賃4万円	96万円以上
家賃5万円	120万円以上
家賃6万円	144万円以上
家賃7万円	168万円以上

うつ病の無職でも、十分な貯金があれば「預貯金審査」を受けられます。預貯金審査とは、貯金残高から支払い能力を調べる審査方法です。

審査に通る基準は、家賃2年分の貯金があるかどうかです。家賃5万円のお部屋だと、約120万円以上のお金を求められます。

日常生活を普通に送れるならアピールする

処方されている薬を飲めば普通に生活できる人は、不動産屋にアピールしてください。必要以上に入居トラブルを心配されにくいです。

障害等級3級の人なら、普通の無職として申し込んだほうが有利になります。仮でも良いので「◯月までには就労支援を受ける」と伝えると効果的です。

うつ病の無職が賃貸で一人暮らしする際の注意点

アリバイ会社は利用しない

うつ病の無職が一人暮らしするとき、アリバイ会社(在籍会社)は絶対に利用しないでください。利用がバレたら、虚偽申告として入居を断られます。

アリバイ会社とは、ウソの勤務先情報を提供している会社です。本人が働いているかのように見せかけるサービスを提供しています。源泉徴収票なども発行しています。

プロの不動産屋が見れば、申込書の内容や提出書類が全てウソだと分かります。入居審査する保証会社も、アリバイ会社をある程度把握しています。

不動産屋には事情を隠さず話す

うつ病・無職であることは、不動産屋に隠さず話してください。事情を共有すれば、お部屋を借りられるように上手く動いてくれます。

審査時には、管理会社から本人確認の電話が来ます。「うつ病のことは伏せて大丈夫」など、どう対応すべきかもアドバイスしてくれます。

来店不要の不動産屋なら気軽に相談しやすい

当サイト運営の「イエプラ」は、来店不要でお部屋探しを進められる不動産屋です。チャットやLINEでやり取りできて、対面では言いにくいことも相談しやすいです。

お部屋の見学はオンラインで内見できますし、契約手続きも郵送で対応してくれます。ストレスなくお部屋探しをした人は、ぜひ利用してみてください！

病気の治療を怠らない

うつ病のまま一人暮らしを始める人は、病気の治療を怠らないようにしましょう。治療をサボると、入居トラブルを起こしてしまう危険があるからです。

基本的には、かかりつけの医師の指示に従ってください。処方された薬は飲み忘れない、来院日には必ず病院に行くといったルーティーンを大切にすべきです。

うつ病や無職が原因で審査に落ちた際の対処法

市営住宅を検討する

うつ病や無職が原因で審査に落ちてしまったら、市営住宅を検討すると良いです。民間の物件より入居条件が緩くて、収入が低くても一人暮らしできます。

市営住宅とは、低収入で住宅に困っている人を対象にした集合住宅です。都が運営するものは都営住宅、県なら県営住宅と呼ばれています。

入居条件は様々ですが、精神障害者手帳1～3級の人でも一人暮らしできます。症状が重い人でも住めるのは嬉しいポイントです。生活保護の人でも大丈夫です。

代理契約で借りる

うつ病や無職で審査に落ちてしまったら、代理契約で借りるのも手です。契約者が変われば、入居者の情報はほとんど見られません。

代理契約とは、入居者以外の人物で審査・契約することです。依頼できる条件は連帯保証人と同じです。収入面をクリアできる人物にお願いしてみてください。

うつ病の無職で一人暮らしするなら支援を受けられる制度を活用すべき

うつ病や無職の人が受けられる制度一覧
自立支援医療制度	心身の障害に関する医療費の自己負担を軽減する制度。かかりつけの病院と薬局内での自己負担が1割になる。月の負担額の上限も設定されている。
生活困窮者 自立支援制度	働きたくても働けない人に対して「住宅確保給付金」などが支給される。再就職の意志が見られる人に限る。失業手当との併用も可。
精神障害者 保健福祉手帳	一定の精神障害の状態にあることを認定される手帳。症状に合わせて1～3級に分けられる。交付されると税金の控除を受けられたり、公共交通機関や施設を安く利用できる。

うつ病の無職で一人暮らしを始める人は、生活支援を受けられる制度を活用すべきです。毎月の出費を抑えられたり、補助金がもらえるからです。

「自立支援医療制度」を使えば、病院代と薬代の自己負担額が1割まで減らせます。「生活困窮者自立支援制度」は、家賃補助を受けられる制度です。

医者の判断次第では、精神障害手帳の交付を受けられます。公共交通機関の乗車料金や、商業施設の利用料金が割り引かれます。

うつ病の無職で一人暮らし予定の人のQ＆A

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さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。