お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

二人暮らしで生活費10万円は可能?平均支出の内訳や節約術29選を大公開!

生活費10万円で2人暮らしできる?のアイキャッチイラスト

二人暮らしは生活費10万円でもいける?
家計の内訳は?どのお金を節約すべき?

一人暮らしと比べると、二人暮らしは1人あたりの負担金額が安くなります。家賃などの生活費を折半できて、金銭的に余裕が出やすいです。

ただし、2人のお金で暮らしていくので、浪費には常に注意しなければいけません。いくら使えるのかを考えずに生活すると、予算オーバーで家賃を払っていけなくなります。

そこで当記事では、二人暮らしの平均支出や、生活費10万円で二人暮らしが可能なのかを解説します。後半には節約術もまとめたので、カップルや夫婦の人たちは参考にしてください。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

二人暮らしは生活費10万円でも可能?

家賃抜きでも節約必須なキツイ生活になる

生活費10万円の内訳金額
食費 33,000円
水道光熱費 11,000円
家具・家事用品代 7,000円
衣類・履物代 7,000円
交通費・通信費 12,000円
娯楽・交際費 14,000円
保険・医療費 6,000円
その他の支出 10,000円
合計 100,000円

家賃抜きなら、1ヶ月の生活費が10万円でも二人暮らしできます。しかし、節約が必須でかなり切り詰めた生活になります。

食費で言うと、一人暮らしの平均額よりも低い金額です。「2021年家計調査」によると、一人暮らしの平均食費は38,410円です。

水道光熱費も、一人暮らしの平均額11,383円とほぼ同額です。月10万円での二人暮らしは、単身世帯の生活費で暮らしていくイメージです。

二人暮らしでかかる生活費は約23.5万円

二人暮らしの平均額
食費 75,761円
水道光熱費 21,530円
家具・家事用品代 11,932円
衣類・履物代 8,709円
交通費・通信費 39,702円
娯楽・交際費 39,589円
保険・医療費 14,238円
その他の支出 24,059円
合計 235,520円

出典:総務省統計局「家計調査 家計収支編 二人世帯」

総務省統計局のデータによると、家賃を抜いた二人暮らしの生活費は平均で235,520円です。月10万円で生活するには、毎月13万円以上の節約が必要です。

岩井さんのアイコン 岩井
最も削りやすいのは娯楽費です。たばこなどの嗜好品を買う習慣があれば、禁煙するだけで節約に繋がります。

家賃込みは地方でないと無理

1LDK~2DK 2LDK~3DK
東京23区内 約117,100円 約178,800円
東京23区外 約66,300円 約86,000円
群馬県高崎市 約45,900円 約56,800円
石川県金沢市 約47,000円 約49,200円

家賃込みの生活費なら、地方エリアでないと不可能です。首都圏だと家賃だけで10万円を超えるところが多いからです。

例として、群馬県と石川県の家賃相場をまとめました。1LDKなら約4.5万円で見つかる可能性があります。物価も低いので、食費や日用品代も安く手に入ります。

岩井さんのアイコン 岩井
家賃込みの場合、都心部に住むときの生活費は最低15万円は必要です。月15万円で二人暮らしする方法は、次の記事で解説しています。

▶生活費15万円で二人暮らしする方法はこちら

そもそも二人暮らしの理想的な支出割合とは

二人暮らしの理想的な支出割合の円グラフ

二人暮らしの理想的な生活費の割合を、弊社スタッフのファイナンシャル・プランナー岩井さんに算出してもらいました。

家賃・食費・水道光熱費が、2人の手取りの半分までに収まると良いです。手取りとは、健康保険料や税金が差し引かれたお金です。

実際に使えるお金で考えたほうが、現実的に予算を立てられます。

家賃は「合計手取りの30%」まで

手取りの30% 手取りの40%
合計手取り15万円 約50,000円 約37,500円
合計手取り20万円 約67,000円 約50,000円
合計手取り25万円 約83,000円 約62,500円
合計手取り30万円 約100,000円 約75,000円
合計手取り35万円 約116,000円 約87,500円
合計手取り40万円 約133,000円 約100,000円

家賃は「合計手取りの30%まで」に抑えます。「3分の1まで」と考えても大丈夫です。合計手取りが20万円のカップルなら、家賃6.7万円までのお部屋を探してください。

岩井さんのアイコン 岩井
他の生活費へ余裕を持たせたいときは、手取りの25%(4分の1)までで探しましょう。

食費は全体の15%が目安

食費目安(全体の15%)
合計手取り15万円 約22,500円
合計手取り20万円 約30,000円
合計手取り25万円 約37,500円
合計手取り30万円 約45,000円
合計手取り35万円 約52,500円
合計手取り40万円 約60,000円

食費は全体の15%が目安です。15%を大きく超えると浪費状態になり、下回ると健康的な生活ができなくなります。

岩井さんのアイコン 岩井
家計のために節約を意識するのは大切ですが、健康を崩すほど食費を削るのはやめましょう。

水道光熱費は季節によって変わりやすい

水道光熱費は全体の5%に設定していますが、季節によって変動しやすいです。暑い夏と寒い冬ではエアコンを稼働させて、電気代が上がるからです。

特に冬はお湯の温度を上げるので、ガス代も高くなります。金額が安定する春と秋に、できるだけ金額を抑えておくと良いです。

予備費として毎月10%は貯めておく

貯金をする二人暮らしのカップル

毎月10%の貯金を継続できると理想的です。冠婚葬祭や将来の結婚資金に備えるためです。他の費用がオーバーしてしまった際に、予備費から出すことも可能です。

次の記事では、二人暮らしでどの項目にいくら必要なのか、世帯収入別に紹介しています。これから同棲するカップルは、ぜひ参考にしてください。

▶二人暮らしの生活費のシミュレーションはこちら

二人暮らしの生活費を抑えるならできるだけ家賃を下げるべき

家賃は最もウエイトが大きい支出だから

生活費を全体的に抑えるなら、まずは家賃から下げましょう。毎月の固定費ですし、生活費の中で最もウエイトが大きいからです。

家賃が安いほど、他の費用が確保しやすくなります。浮いた分を食費や日用品代へ充てるのも手です。

家賃を抑えたいカップル向けの条件

  • ・家賃相場が低いエリアの物件
  • ・間取りはDKタイプ
  • ・築年数30年以上
  • ・駅徒歩15分以上
  • ・木造アパート

お部屋を探すときは家賃相場の低いエリアを狙いましょう。首都圏で言うと、23区外・埼玉県・千葉県がおすすめです。

間取りはLDKタイプよりDKタイプがおすすめです。家賃が1~2万円ほど安くなります。

希望条件が多いほど家賃が上がりやすいです。「バス・トイレ別」「独立洗面台」など、譲れない条件は5つ程度に絞って探してください。

予算が少ないカップルのお部屋探しはプロである不動産屋に任せる

「予算に自信がない…」というカップルなら、プロの不動産屋にお部屋探しをサポートしてもらいましょう。

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、来店不要で予算に収まる物件を紹介しています。エリア情報にも詳しいので、家賃相場が安いエリアに絞って調べてくれます。

相談はチャットやLINEから可能です。「月の生活費を◯万円に抑えたい」「家賃はいくらまでにすべき?」など、家賃から生活費に関する疑問など何でも聞けちゃいます。

深夜0時まで営業しているので、仕事終わりや寝る前のスキマ時間で利用できます。2人で使って情報収集するのもアリです!

生活費10万円で二人暮らしする人の声

食費が常にカツカツ
困り顔の男性のアイコン彼女と僕どっちもフリーターで、2人の収入を合わせても手取り15万円くらいです。家賃を払ったら月10万円で生活しなくちゃいけなくて、毎月食費がカツカツです。給料日前だと食パンだけで凌ぐときもあります。(20代前半)
好きな洋服が買えない…
困り顔の女性のアイコン彼が転職活動中で、今は私の収入に頼っている状況です。私だけの稼ぎだけだと、使えるお金は月10万円ほどしかありません。好きな洋服も買えないので、彼には早く職に付いてほしいものです。(20代後半)
家賃が高すぎて他の生活費がギリギリ
困り顔の男性のアイコンせっかくの同棲だったので、見栄を張って高い家賃のお部屋を借りたんですけど、そのせいで他の生活費が圧迫されてます。光熱費を抑えるために節電を頑張ってますが、冬に寒い室内で過ごすのは本当に苦痛です。(20代前半)

生活費10万円で二人暮らしする人の声を集めてみました。全体的に「つらい」「苦痛」という意見が多かったです。

冒頭でも触れましたが、月10万円で二人暮らしするには毎月13万円の節約が必要です。本当に自分たちの収入で暮らしていけるのかは、再度確かめたほうが良いです。

以降では、家賃を除く生活費10万円で二人暮らしするコツや節約術を解説します。できればすべて実践できると理想的です。

二人暮らしの食費を抑える6つの節約術

  1. 食費専用の財布を作る
  2. コスパの良い食材で自炊する
  3. 複数のメニューで使える食材を選ぶ
  4. 1度で大量に作れるおかずを作る
  5. 買い出しは週に1回まで
  6. 買い物リストを作って無駄遣いを減らす

①食費専用の財布を作る

食費専用の財布を持っておくと無駄遣いを減らせます。あといくら残っているのかハッキリ分かるからです。

月末に向けてお金が減っていくので、自然と節約を意識しやすくなります。

徹底的にお金の管理をしたいなら、ファスナー付きの小袋を使って1週間ごとに分けておくのも手です。

②コスパの良い食材で自炊する

コスパの良いおすすめ食材
肉類 ・豚コマ切れ肉/100gあたり約89円
・鶏むね肉/100gあたり約70円
魚類 ・鮭の切り身/5切れ約400円
・鯖の切り身/2切れ約150円
・秋刀魚/1匹あたり約100円
野菜・豆製品 ・キャベツ/1玉あたり約150円
・もやし/1袋10~20円
・じゃがいも/1個約50円
・豆腐/1パック20~30円
・納豆/3パックセット約89円
果物類 ・リンゴ/1玉約100円
・バナナ/1袋約100円
麺類 ・パスタ麺/1kg約198円
・そうめん/1袋約150円

コスパが良い食材で自炊を心がければ、月の食費を3.3万円に抑えられます。表にまとめた価格帯の食材を狙いましょう。

冷蔵庫に余裕があるなら、安くて量の多い業務用の食材がおすすめです。野菜は地元の八百屋さんで、肉と魚は業務用のスーパーがおすすめです。

岩井さんのアイコン 岩井
仕事の日はお弁当を作れると理想的です。あわせて水筒も持っていけばランチ代が浮きます。

③複数のメニューで使える食材を選ぶ

複数のメニューで活用できる食材
  • ・もやし
  • ・キャベツ
  • ・玉ねぎ
  • ・じゃがいも
  • ・ピーマン
  • ・白菜 など

買い出しでは、複数のメニューで活用できる食材を選びます。余計な食材を買わなくて済みますし、冷蔵庫も圧迫しにくいです。

おすすめは「もやし」や「キャベツ」です。野菜炒め・鍋・焼きそば・サラダなど、多くの献立で役立ちます。

④1度で大量に作れるおかずを作る

  • ・カレー
  • ・シチュー
  • ・ハヤシライス
  • ・ポトフ
  • ・唐揚げ など

食費を抑えるなら、1度の調理で大量に作れるおかずを作ってください。少ない食材で数日間のごはんを確保できます。

余ったものは小分け冷凍しておきましょう。疲れた日でも、電子レンジで温めればすぐ食べられます。

⑤買い出しは週に1回まで

二人暮らしの食費を抑える節約術(買い出しは週に1回までにする)

食材の買い出しは週に1回までに抑えます。スーパーへ行く頻度が多いほど、つい余計なものを買ってしまうからです。

買い物はセールや特売日を狙いましょう。自炊で良く使う食材が、定価の20~50%オフで購入できます。

⑥買い物リストを作って無駄遣いを減らす

二人暮らしの食費を抑える節約術()

買い忘れを防止するため、日頃から在庫をチェックして「買い物リスト」にまとめましょう。

2023年時点では、2人で管理できるアプリも複数出ています。購入したらリストから削除できるので管理がラクです。

▶二人暮らしの理想的な食費はこちら

二人暮らしの水道光熱費を抑える9つの節約術

  1. エアコンの使用は必要最低限に抑える
  2. 季節に合わせた節電アイテムを活用する
  3. タップ式コンセントで電源を切り替える
  4. お部屋のアンペアを絞る
  5. 照明をLEDに変える
  6. 都市ガスのお部屋を選ぶ
  7. お風呂はできるだけシャワーで済ます
  8. トイレは基本的に「小」で流す
  9. 電力会社やガス会社を見直す

①エアコンの使用は必要最低限に抑える

エアコンの使用は必要最低限に抑えます。家電の中でも消費電力がトップクラスで、毎月の電気代に大きく影響するからです。

夏は基本的に扇風機を使います。窓と玄関のドアを開けて風を通すのもアリです。冬は厚着をしてこたつで過ごすなどの方法が有効です。

こまめに付けるよりは長時間稼働のほうが安い

二人暮らしの光熱費を抑える節約術(エアコンの温度を一定にする)

エアコンを付けるなら、短時間より長時間のほうが良いです。消費電力は電源を入れたときが1番高いからです。

設定温度を一定に保つのも大切です。夏なら28度、冬なら20度に設定しましょう。

②季節に合わせた節電アイテムを活用する

エアコンに頼らない生活を送るには、節電アイテムを使って暑さや寒さを凌ぎます。

夏は100円ショップなどで手に入る冷却グッズがおすすめです。首元を冷やすクールタオルや、服にかける冷却スプレーが効果的です。

冬ならヒートテックなどで厚着をするといった工夫が必要です。家の中で「着る毛布」を身に付けて過ごす人もいます。

岩井さんのアイコン 岩井
寒さで寝られないときは電気毛布がおすすめです。夜から朝まで使っても、1ヶ月の電気代は約2百円で済みます。

③タップ式コンセントで電源を切り替える

二人暮らしの光熱費を抑える節約術(タップ式コンセントで電源を切り替える)

タップ式コンセントで電源を切り替えれば、月に約3百円、年間で約3.6千円の節約効果が期待できます。

特に消費電力が多いテレビやパソコンは、寝ている間の時間だけでも切っておきましょう。

④お部屋のアンペアを絞る

アンペア数 基本料金
30A 858円
40A 1,144円
50A 1,430円

出典:東京電力 ホームページ

お部屋のアンペアを絞るのも節電のポイントです。数字が小さいほど、基本料金や従量料金(使用した分)が安くなります。

二人暮らしなら30A~40Aが目安です。50Aより基本料金を2百~5百円ほど抑えられます。

岩井さんのアイコン 岩井
消費電力の多いドライヤー・オーブントースター・電子レンジのいずれかを同時使用しなければ、ブレーカーが落ちることはありません。

⑤照明をLEDに変える

照明の種類 1時間あたりの電気代
白熱電球 約1.6円
蛍光灯 約0.3円
LED 約0.2円

室内の照明はLEDに切り替えましょう。1日6時間使うとき、LEDの電気代は約1.2円で、白熱電球は約9.6円です。1ヶ月(30日)に換算すると、LEDのほうが252円節約できます。

日中は室内の電気を消すだけでも節電に繋がります。陽が出ている間は日光で照らして、陽が落ちたら電気を付けるようにしましょう。

⑥都市ガスのお部屋を選ぶ

プロパンガス 都市ガス
基本料金 1,574円 950円
1㎥あたりの料金 504円 314円
25㎥使ったときの従量料金 12,600円 8,800円
基本料金+従量料金 12,600円 8,800円

※月間25㎥:二人暮らしが1ヶ月で使うガス使用量の平均

お部屋探しの際は、都市ガス物件に絞って探してください。プロパンガスの物件より、ガス代が約30%安くなるからです。

安さの理由は共有コストが低いからです。都市ガスなら1ヶ月で3.8千円、年間で4.5万円もお得です。

⑦お風呂はできるだけシャワーで済ます

お風呂をシャワーのみで済ますと、水道代を約1.4千円節約できます。節水シャワーヘッドを使えば、さらに50%ほど節水可能です。

お湯を使う時間が少ないほどガス代も浮かせられます。お風呂は10~15分程度で出ましょう。

お湯を張るなら月に3回まで

月1回 月2回 月3回
ガス代 75円 150円 225円
水道代 48円 96円 144円
合計 123円 246円 369円

※お風呂1回の水道使用量は200Lで計算

「どうしてもお風呂に浸かりたい」というカップルなら、月3回程度に抑えておきましょう。

1回ごとにかかるガス代は75円で、水道代は48円です。3回分で合計369円がかかります。

月10万円で二人暮らしするときは百円単位の出費も痛手です。お風呂を張るなら一緒に入るなど工夫してください。

岩井さんのアイコン 岩井
残り湯は洗濯に利用してください。すすぎまでの水道代が浮きます。

⑧トイレは基本的に「小」で流す

水道使用量 料金
「大」で流す 約8L 約1.9円
「小」で流す 約6L 約1.4円

トイレは「小」で流す習慣を付けてください。「大」で流したときと比べて、1回あたり約0.5円安いからです。

2人で1日6回使うとき、1ヶ月で90円、年間で1,080円節約できます。金額自体は低いですが、ちょっとした一手間で節約に繋げられます。

⑨電力会社やガス会社を見直す

契約中の電力会社・ガス会社を見直すのも手です。自由化に伴い、賃貸でも1部屋ごとに契約会社を選べるようになりました。

二人暮らしでよく電気を使うなら基本料金が0円の会社がおすすめです。電気使用量が少ないなら、使用料金から一定の割引が入るところがおすすめです。

二人暮らしの交通・通信費を抑える4つの節約術

  1. デートはできるだけ家で済ます
  2. 格安SIMに切り替える
  3. スマホのプランを見直す
  4. インターネット無料物件を選ぶ

①デートはできるだけ家で済ます

二人暮らしの交通・通信費を抑える節約術(デートはできるだけ家で済ます)

デートはできるだけおうちで済ませると理想的です。外出先への交通費が浮くからです。

わざわざ着替えたり化粧をする手間も省けます。家にいるので、そのまま自炊を始められるメリットもあります。

岩井さんのアイコン 岩井
大きい公園の近くに引っ越して、お散歩デートを楽しむのもアリです。

②格安SIMに切り替える

お互いのスマホを、大手キャリアから格安SIMに切り替えましょう。LINEMO・楽天モバイルなどが安くて人気です。

大手キャリアの料金は約8千円ですが、格安SIMは約4千円と2倍も安いです。年間で考えると、2人合わせて約8万円以上も節約できます。

③スマホのプランを見直す

家族割の関係でキャリアが変更できない人は、今の契約プランを見直すだけでも大丈夫です。「かけ放題」「データ容量50GB」など、不要なプランが付いていないか確かめます。

通話はLINE電話でかければ無料です。データ量で言うと、普段Wi-Fiが使える環境なら7GBあれば十分です。

④インターネット無料物件を選ぶ

インターネット無料物件なら、通信費を約4千円抑えられます。工事なども不要で、入居後すぐに使えるのもメリットです。

注意点として、時間帯によっては回線速度が遅くなる恐れがあります。入居者全員で使う設備だからです。特に夜間はスムーズに繋がりにくい可能性があります。

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二人暮らしの娯楽・交際費を抑える3つの節約術

  1. 喫煙者ならタバコを止める
  2. 飲み会にはできるだけ参加しない
  3. お金のかからない共通の趣味を見つける

①喫煙者ならタバコを止める

喫煙者ならタバコを止めるのも一つの手段です。1箱あたりの価格が高いですし、習慣的に買ってしまうからです。

毎日1箱買っていた人が禁煙した場合、1ヶ月で1.6~1.7万円の節約に繋がります。

タバコを止めれば、自分や相手への健康被害も軽減されます。家計と健康のために禁煙にチャレンジするのも手です。

岩井さんのアイコン 岩井
2022年10月の値上げで、タバコの平均価格は530~580円になりました。年々高騰しているので、止めるなら早いほうが良いです。

②飲み会にはできるだけ参加しない

交際費には飲み会代も含まれます。1回あたりの相場が約3千円で、限られた予算で使うにはもったいないです。

どうしてもお酒が飲みたいのであれば、缶ビール・缶チューハイを買って家で楽しむほうが安く済みます。

岩井さんのアイコン 岩井
お酒を買う頻度が多いと家計を圧迫するので「週に2回まで」などのルールを設けましょう。

③お金のかからない共通の趣味を見つける

お金のかからない共通の趣味があれば、娯楽・交際費を抑えられます。おすすめは動画配信サービスで映画やアニメを見ることです。

大手のNetflixなら、月額1,490円で「スタンダード」プランに加入できます。2つの端末で視聴できるので、お互いに好きな動画を見られます。

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二人暮らしの保険・医療費を抑える3つの節約術

  1. 保険の見直しをしてみる
  2. 新規で加入するなら相見積もりする
  3. 日頃から健康的な生活を過ごす

①保険の見直しをしてみる

月6万円で生活するときの節約術(生命保険の内容を見直す)

加入中の生命保険や終身保険のプランを見直して、保険料が下がらないか確かめましょう。特に若者だと「必要最低限の補償だけで付いていれば良い」という人が多いです。

がん補償を外したり、死亡時の補償金を減額する方法があります。保険・医療費を2人で月6千円に抑えるなら、保険料は2千円ほどの商品を選んでください。

岩井さんのアイコン 岩井
10~20代におすすめなのは共済グループの商品です。申し込み時の審査がなく、月額千円で加入できます。

②新規で加入するなら相見積もりする

月6万円で生活するときの節約術(新規で保険に入るなら相見積もりする)

自分たちで保険に入るなら、複数の会社で相見積もりしてください。同じ補償内容でも料金に差が出るからです。

保険会社によっては特典やキャンペーンが受けられる場合もあります。迷ったときは、無料で相談できるファイナンシャル・プランナーへ問い合わせてみてください。

③日頃から健康的な生活を過ごす

保険・医療費に月6千円しかかけられないので、できるだけ健康的な生活を心がけてください。風邪を引かなければ、病院代や処方箋代などのお金がかかりません。

常備薬は、頭痛薬など必要最低限のものに絞りましょう。余ったお金は貯金に回せると理想的です。

二人暮らしでその他の生活費を抑える方法

  1. 日用品や化粧品はブランドにこだわりすぎない
  2. 美容院はカットモデルで安く済ます
  3. キャッシュレス決済でポイントを貯める
  4. 家計簿をつけて無駄な支出を抑える

①日用品や化粧品はブランドにこだわりすぎない

シャンプーなどの毎日使う日用品は、ブランドにこだわりすぎないほうが良いです。質の良いものは値段が高いからです。

女性だと化粧品も同様です。肌に合わない場合を除いて、化粧品はプチプラで揃えると安く済みます。

安くて人気なのは「キャンメイク」や「ちふれ」などです。韓国コスメの格安商品を買うのもアリです。

②美容院はカットモデルで安く済ます

髪を切りたいときはカットモデルで済ませましょう。お店やコースにもよりますが、それぞれ3~5千円浮かせられます。

ターミナル駅付近なら直接声をかけられることもあります。SNSで「カットモデル 募集」と検索するのも手です。

③キャッシュレス決済でポイントを貯める

二人暮らしの生活費を抑える節約術(キャッシュレス決済でポイントを貯める)

生活費をやりくりするなら、キャッシュレス決済やクレジット払いがおすすめです。ポイントが付きますし、溜まったポイントを食費や日用品代に充てられます。

家賃をクレジット払いできる物件もあるので、お部屋探しのときに不動産屋に聞いてみてください。

④家計簿をつけて無駄な支出を抑える

無駄な出費をなくすために、普段から家計簿を付けてみましょう。使いすぎている支出がハッキリ分かります。

最近だと、レシートを撮るだけで記録してくれる家計簿アプリもあります。2人が使いやすいツールを選ぶと良いです。

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二人暮らしで生活費10万円に抑えるなら浪費は厳禁

生活費10万円でも二人暮らしできるカップルの特徴

  • ・2人とも節約する意識がある
  • ・買い物や自炊を協力してできる
  • ・お金の管理方法をきちんと話し合っている
  • ・インドア派
  • ・お風呂はシャワーで十分
  • ・シャンプーなどのこだわりがない

生活費10万円で二人暮らしするには、お互いに節約を意識した生活を送る必要があります。買い出しや料理は協力し合ってこなしましょう。

「彼氏がタバコを止められない」「彼女の化粧品のこだわりが強い」というカップルはやめたほうが良いです。ストレスが溜まって、喧嘩が増えたり破局する恐れがあります。

同棲中のお金の管理方法は、次の記事で詳しく解説しています。お金のルールについて決めていないカップルは、ぜひ参考にしてください。

▶上手くいく同棲中のお金の管理方法はこちら

お金がなくてもキャッシングには手を出さない

生活費10万円で二人暮らしするときの注意点(お金がなくてもキャッシングには手を出さない)

生活費が足りなくても、金融会社のキャッシングを利用しないでください。金欠状況では、利子付きの借金は返済できません。

万が一返済が遅れたら、信用情報に傷が付き「ブラックリスト」に登録されます。次のお部屋探しに影響が出るので、手を出さないようにしてください。

岩井さんのアイコン 岩井
これから二人暮らしを始めるなら、同棲に必要な初期費用などをあらかじめ調べておきましょう。

▶同棲の初期費用の金額はこちら

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当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

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