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【最新版】二人暮らしの生活費は平均いくら?内訳や支出シミュレーションも解説

二人暮し生活費のイラスト

二人暮らしの生活費は平均いくら?
夫婦の理想の支出内訳はどんな感じ?

同棲や夫婦などで二人暮らしをすると、一人暮らしの時よりも出費が抑えられます。二人暮らしの家賃を除く平均生活費が約24.1万円なので、1人あたり12万円ほどです。

しかし、二人暮らしの生活費内訳を知っておかないと、どの項目を節約したほうが良いかわかりません。どのくらいであれば平均的なのかも把握できないです。

当記事では、統計局の家計調査データを基に、二人暮らしの1ヶ月の平均生活費を徹底解説します!費用内訳や、理想の生活費割合、節約方法を紹介しています。ぜひ参考にしてください。

最初に結論!二人暮らしの生活費
  • 家賃を除いた平均生活費は、約24.1万円
  • 二人暮らしの家賃目安は「世帯手取りの3分の1」に抑えると生活費を確保しやすい
  • 来店不要でお部屋を探したいならスミカがおすすめ
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監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

二人暮らしの平均生活費はいくら?(家賃を除く)

【2023年1月~11月】 平均 中央値
合計支出(家賃除) 241,372円 242,420円
食料 70,550円 71,646円
光熱・水道 21,708円 17,942円
家具・家事用品 10,918円 10,724円
被服及び履物 7,006円 7,010円
保健医療 15,449円 15,254円
交通・通信 36,244円 35,869円
教育 385円 363円
教養娯楽 25,981円 25,950円
その他 53,130円 53,140円

参照:2023年1~11月家計調査 世帯人数別(表3-1)

2023年1月~11月の月別の生活費まとめ
2023年1月~5月の生活費一覧拡大する
2023年6月~11月の生活費一覧拡大する

二人暮らしの平均生活費は約24.1万円

2023年1~11月の総務省統計局の「家計調査 世帯人数別(表3-1)」によると、家賃を除く二人暮らしの1ヶ月の生活費は241,372円です。

食費が約7万円、水道光熱費が約2.2万円、娯楽費が約2.6万円です。統計データの家賃は約1.9万円で、持ち家や親族からの借家を含むため上記の表から抜いています。

2024年1月30日現在、2023年度全部のデータが公表されていないため、2023年1~11月の月別のデータを基に平均額を算出しました。

2022年度は約23.6万円、2021年度は約22.8万円だったので、年々1万円ほど支出が増えていることがわかります。

二人暮らしの生活費の中央値は約24.2万円

家賃を除く二人暮らしの中央値は約24.2万円です。平均額とほとんど差が無いため、24万円ほどは家賃を除く生活費として確保したほうが良いです。

なお中央値は、データの丁度真ん中に来る値(金額)です。夏と冬など、時期によって生まれる支出の差は影響していません。

生活費は世帯収入によって変動する

200万円未満 145,563円
200~250万円 169,929円
250~300万円 182,283円
300~350万円 206,214円
350~400万円 217,189円
400~450万円 237,202円
450~500万円 243,717円
500~550万円 248,931円
550~600万円 254,585円

参照:家計調査 2022年次 二人以上の世帯の年間収入階級別(表3-1)

上記の年間収入階級別は「二人以上の世帯」かつ「家賃を抜いた生活費」をまとめたものです。人数の平均は2.9人となっています。

世帯年収が低い家庭ほど、節約を強いられる生活になることがわかります。特に世帯年収250万円未満の場合は、一人暮らしと同じくらいの出費まで抑えるべきです。

二人暮らしの生活費内訳

二人暮らしの平均食費は約7万円

穀類(米・パン・麺類) 5,465円
魚介類 5,781円
肉類 6,092円
乳卵類 3,859円
野菜・海藻類 8,592円
果物 3,394円
油脂・調味料 3,393円
菓子類 5,546円
調理食品 10,705円
飲料 4,654円
酒類 3,696円
外食 9,373円

参照:2023年1~11月家計調査 世帯人数別(表3-1)

二人暮らしの平均食費は約7万円です。そのうち4割は穀物・肉・魚・野菜などの食材費となります。このことから、二人暮らしのほとんどの家庭は自炊をしていることがわかります。

外食費平均は約9千円です。2人揃っての外食は月1回、もしくは各自のお昼がたまに外食になる程度です。

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二人暮らしの平均水道光熱費は約2.2万円

電気代 11,109円
ガス代 5,019円
水道代 4,251円
その他(灯油、太陽電池など) 1,329円

参照:2023年1~11月家計調査 世帯人数別(表3-1)

二人暮らしの平均水道光熱費は約2.2万円です。そのうち半分は電気代となります。

水道光熱費は、季節によって大きく異なるので注意が必要です。冬は、電気代とガス代が2倍近く高くなります。

冷えた空気や水を温めるのに時間がかかるので、大量の熱量を消費するからです。夏もエアコンをよく使いますが、冷やすほうが消費電力が少ないので冬ほど高くなりません。

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二人暮らしの交通・通信費は平均約3.6万円

交通費 4,638円
自動車等関係費 21,247円
通信 10,359円

参照:2023年1~11月家計調査 世帯人数別(表3-1)

二人暮らしの交通・通信費は約3.6万円です。車を持っていない場合は、約1.5万円ほどで済みます。ネット回線をよく使う家庭の場合は、月2万円ほどは確保しておいた方が良いです。

二人暮らしのその他の支出とは?

二人暮らしのその他の支出は月5.3万円ほどです。諸雑費・理美容・身の回り用品・たばこなどの嗜好品が入ります。何に使ったかわからないお金も含まれます。

家計簿やレシートで管理しておかないと、用途不明の支出が増えやすくなるので要注意です。

二人暮らしの家賃を含む平均生活費は?

3大都市周辺は月32~40万円ほど必要

地域 ~1DK 1LDK~ 2LDK~
東京23区 約9.4万円 約15.9万円 約23.3万円
大阪市内 約6.1万円 約8.6万円 約12.1万円
名古屋市内 約5.6万円 約7.8万円 約10.2万円

参照:ホームズ 2024年1月30日時点の家賃相場

賃貸物件で二人暮らしをする場合、家賃を含む1ヶ月の生活費は月32~40万円ほど必要です。日本一物価が高い東京だと、お部屋によっては月の生活費が40万円を超える可能性があります。

これは、二人暮らしの平均生活費約24.1万円に、1LDKの平均相場を上乗せした金額です。3大都市周辺で生活するなら、毎月の固定費である家賃を抑えないと出費がかさんでキツイです。

地方なら月30~31万円の生活費で足りる

地域 ~1DK 1LDK~ 2LDK~
福島市内 約4.2万円 約5.4万円 約6.4万円
金沢市内 約4.6万円 約6.4万円 約7.6万円
岡山市内 約4.5万円 約6.0万円 約7.6万円

参照:ホームズ 2024年1月30日時点の家賃相場

地方都市で二人暮らしをするなら、家賃を含む生活費は月30~31万円あれば足ります。そもそもの家賃相場が低いので、毎月の固定費を抑えられます。

岩井さんのアイコン" 岩井
家賃と生活費を両方とも徹底的に節約する前提であれば、月25万円も夢ではありません。

二人暮らしの家賃目安は「世帯手取りの3分の1」

目安
世帯手取り25万円 約83,000円
世帯手取り30万円 約100,000円
世帯手取り35万円 約116,000円
世帯手取り40万円 約133,000円
世帯手取り45万円 約150,000円
世帯手取り50万円 約166,000円

二人暮らしの家賃目安は「世帯手取りの3分の1」です。家賃が目安の範囲に収まれば、生活費を確保しやすいうえ、入居審査に通りやすくなります。

世帯収入で考えると、年金・所得税・住民税が差し引かれるのでお金が足りなくなります。

貯金などほかにお金を回したいという人は「合計手取りの4分の1」を上限に探すのも良いです。ただし、家賃を削りすぎると、住みづらいお部屋に当たる可能性があります。

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世帯手取り別の理想の生活費シミュレーション

割合 世帯手取り
10万円
世帯手取り
15万円
世帯手取り
20万円
世帯手取り
25万円
世帯手取り
30万円
世帯手取り
35万円
家賃 30% 3万円 4.5万円 6万円 7.5万円 9万円 10.5万円
食料 20% 2万円 3万円 4万円 5万円 6万円 7万円
水道光熱費 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
家具・家事用品 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
衣類・履物代 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
保険・医療費 3% 3千円 4.5千円 6千円 7.5千円 9千円 1.05万円
交通・通信費 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
娯楽費 15% 1.5万円 2.25万円 3万円 3.75万円 4.5万円 5.25万円
その他の支出 2% 2千円 3千円 4千円 5千円 6千円 7千円
合計 - 9万円 13.5万円 18万円 22.5万円 27万円 31.5万円
貯金 10% 1万円 1.5万円 2万円 2.5万円 3万円 3.5万円
割合 世帯手取り
10万円
世帯手取り
15万円
世帯手取り
20万円
世帯手取り
25万円
世帯手取り
30万円
世帯手取り
35万円
家賃 30% 3万円 4.5万円 6万円 7.5万円 9万円 10.5万円
食料 20% 2万円 3万円 4万円 5万円 6万円 7万円
水道光熱費 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
家具・家事用品 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
衣類・履物代 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
保険・医療費 3% 3千円 4.5千円 6千円 7.5千円 9千円 1.05万円
交通・通信費 5% 5千円 7.5千円 1万円 1.25万円 1.5万円 1.75万円
娯楽費 15% 1.5万円 2.25万円 3万円 3.75万円 4.5万円 5.25万円
その他の支出 2% 2千円 3千円 4千円 5千円 6千円 7千円
合計 - 9万円 13.5万円 18万円 22.5万円 27万円 31.5万円
貯金 10% 1万円 1.5万円 2万円 2.5万円 3万円 3.5万円

統計局の平均データを基に、世帯手取りが少ない二人暮らしを想定して理想の生活費割合を算出しました。世帯手取り35万円で、全国平均ほどの生活水準になります。

二人暮らしするなら、最低でも世帯手取り20万円はあったほうが良いです。20万円未満だと、細かい費用まで節約しないと生活できません。

お金のやりくりに神経を使ってストレスが溜まりやすいので、破局の原因にもなります。

岩井さんのアイコン" 岩井
上記はあくまでも理想です。世帯手取りが低いうちは、貯金を諦めて家賃や食費に回すなどの工夫はしたほうが良いです。

そもそも二人暮らしの世帯収入ってどのくらい?

共働きの二人暮らしの世帯収入は約69.2万円

2022年度の統計局「家計調査 妻の就業状態、世帯類型別の収入(表3-11)」によると、片働きの二人暮らしの世帯収入は約69.2万円です。所得税や社会保険の控除分を差し引くと、世帯手取りは約51万円です。

物価が高い東京23区でも、充分に二人暮らしが可能です。毎月10万円ほど貯金ができます。

片働きの二人暮らしの世帯収入は約56.4万円

同家計調査によると、妻が専業主婦の片働き世帯の収入は約56.4万円です。所得税や社会保険の控除分を差し引くと、世帯手取りは約40万円です。

片働きの場合、所得税や住民税の計算で配偶者控除38万円が適用されます。賃貸物件で二人暮らしは可能ですが、家賃や食費などを節約しないと貯金に回せるお金が少なくなります。

二人暮らしの生活費を上手に管理する3つのコツ

  • ・家計簿をつける
  • ・週ごとの食費を分けておく
  • ・貯金専用の口座を用意する

家計簿をつける

家計簿は、支出を見える化するので無駄な出費がわかりやすくなります。どの費用を調整すべきか把握できるので、二人暮らしなら記帳しておきましょう。

自分で家計簿をつけるのが面倒な人は、スマホアプリがおすすめです。レシートをカメラで撮るだけで、自動的に記帳してくれます。

岩井さんのアイコン" 岩井
使い過ぎアラート機能付きや、クレジットカードや銀行の残高管理が出来るアプリもあります。自分に合ったものを選びましょう

週ごとの食費を分けておく

食費で使いすぎないために、1週間ごとの食費を分けて管理すると良いです。封筒やチャック付きの袋で、簡単に管理できます。

お金が足りなくなっても、固い意志でほかの週の食費に手をつけないようにしてください。

貯金専用の口座を用意する

貯金をするなら専用口座を用意しましょう。間違ってお金を使わないようにできるうえ、目に見えて貯金額がわかるのでモチベーションを保てます。

対応エリアは一都三県のみ

二人暮らしにおすすめな生活費節約方法20選

食費の節約方法6選

  • ・食材をこだわり過ぎない
  • ・コスパの良い食材をメインで使う
  • ・1つの食材で複数の料理を作る
  • ・1度にまとめて料理する
  • ・お徳用や業務用を購入する
  • ・ポイントカードやクーポンを活用する

食費は、自炊をすればかなり抑えられます。以下の節約方法をすべて実践できれば、二人暮らしでも月の食費を4万円以下に抑えられます。

国産や無農薬など、食に対するこだわりは緩和してください。牛ロース100gあたりの値段を比べると、国産は約980円に対し、輸入牛は約398円と半額近く変わります。

また、お徳用や業務用を購入したり、キャベツやモヤシ、タマネギやエノキなどコスパがよくボリュームが出る食材メインで献立を考えると良いです。

岩井さんのアイコン" 岩井
キャベツなら、ロールキャベツやコールスロー、お好み焼きやスープなど使いまわしできます。1度に大量に作って冷凍することで、食材の無駄を失くせます。

水道光熱費の節約方法4選

  • ・都市ガスのお部屋を選ぶ
  • ・エアコンの温度を一定にする
  • ・お湯の温度を一定にする
  • ・電力会社を変更する

都市ガスのお部屋であれば、公共料金で1㎥あたりの料金が約314円と安いです。プロパンガス(LPガス)は、企業が自由に金額設定できるので高めです。安い所でも1㎥500円ほどです。

エアコンやお湯の温度を一定にするだけも節約できます。エアコンなら夏は26度・冬は20度に、お湯の温度は37~40度の間で固定すると良いです。

1度変更するだけで13%も消費電力が変わります。また、3時間ほどの短い時間で切るのではなく、長時間稼働させましょう。電源をオンオフにした時が、1番消費電力が大きくなります。

スマホ・ネット代の節約方法2選

  • ・現在契約中のプランを見直す
  • ・格安SIMに変更する

使ってない分の通話料やパケット代があるなら、ワンランク下のプランを選びましょう。自動更新プランは、最新プランと比較してお得なほうに変更したほうが良いです。

さらに支出を削りたい人は、大手キャリアから格安SIMに変えてください。1台につき4千円ほど節約できます。

娯楽費の節約方法3選

  • ・お金のかからない場所に遊びに行く
  • ・使って良い分のお金しか財布に入れない
  • ・悩んだものは買わない

2人でデートに行くなら、公園や無料の動物園にお散歩に行くなど、お金を使わないようにしましょう。

休日は使って良い分しかお金を持ち歩かないのも手です。意地でもお金を使わないようにしたい場合は、クレジットカードも持ち歩かないようにしてください。

そのほか3人家族におすすめな節約

  • ・クレジットカードで支払ってポイントを貯める
  • ・日用消耗品もブランドにこだわり過ぎない
  • ・衣類は質を優先させて長く着まわす
  • ・化粧品をプチプラに変更する
  • ・薬類はジェネリック品に変更する

クレジットカードで払うことで、ポイントを貯められます。貯めたポイントは買い物で利用できるので、まるっと費用が浮きます。

消耗品、衣類、化粧品などは拘り過ぎず、コスパの良いものを優先して購入しましょう。薬類も、ジェネリック品だと研究開発費が少ないので安いです。

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二人暮らし向けの家賃が安いお部屋の探し方

  • ・もともと家賃相場が低いエリアにする
  • ・間取りは「2DK」がおすすめ
  • ・駅徒歩や築年数は緩和
  • ・こだわり条件は2~3つまでにする

もともと家賃相場が低いエリアにする

1LDK 2DK 2LDK
葛飾区 約9.2万円 約7.4万円 約10.4万円
足立区 約9.5万円 約7.0万円 約10.1万円
江戸川区 約9.8万円 約7.7万円 約11.4万円
板橋区 約10.9万円 約8.2万円 約11.1万円
練馬区 約10.9万円 約8.0万円 約11.4万円

その他の区の相場はこちら

1LDK 2DK 2LDK
大田区 約12.3万円 約9.3万円 約13.4万円
杉並区 約12.6万円 約9.5万円 約16.0万円
北区 約12.8万円 約8.5万円 約13.5万円
荒川区 約12.9万円 約9.0万円 約16.9万円
豊島区 約13.1万円 約11.7万円 約19.0万円
世田谷区 約13.3万円 約10.0万円 約14.9万円
品川区 約13.9万円 約11.5万円 約20.7万円
中野区 約14.4万円 約11.0万円 約16.7万円
江東区 約14.4万円 約8.5万円 約21.8万円
目黒区 約15.5万円 約12.2万円 約19.6万円
墨田区 約15.6万円 約9.8万円 約18.1万円
文京区 約15.9万円 約10.4万円 約24.0万円
台東区 約16.1万円 約10.8万円 約21.2万円
新宿区 約17.0万円 約10.8万円 約24.3万円
中央区 約18.3万円 約14.8万円 約27.1万円
渋谷区 約18.6万円 約11.9万円 約25.7万円
千代田区 約18.9万円 約18.4万円 約27.2万円
港区 約21.8万円 約14.5万円 約30.4万円

上記は、2023年3月時点の間取り事の家賃相場です。家賃相場が低いエリアでお部屋を探せば、より安いお部屋が見つかりやすいです。

平均相場より高いお部屋は、新築やペット可など人気の高い条件じゃないと埋まりにくいからです。

岩井さんのアイコン" 岩井
各駅停車しか停まらない駅も、周辺駅より家賃が安い傾向にあります。

間取りは「2DK」がおすすめ

2DKで二人暮らしした場合の家具配置例

二人暮らしで家賃を抑えたいなら「2DK」がおすすめです。DKは1980年代に主流だったため、築年数が古い物件が多いです。

リフォームで内装が綺麗になっていたとしても、家賃設定が低めです。専有面積は、1LDKとほぼ同じです。

駅徒歩や築年数は緩和

駅徒歩や築年数はできる限り緩和してください。築年数は先にも書いた通り、リフォーム済でも家賃が安いお部屋が多いです。

駅徒歩は、5分と15分では相場は8千円~1万円ほど差が出ます。自転車やバスなどの移動手段もあるので、出来る限り駅から離れたエリアにしましょう。

こだわり条件は2~3つまでにする

「オートロック付き」「独立洗面台」「システムキッチン」「浴室乾燥機」などのこだわり条件は、2~3つまでにすべきです。

条件が多いほど、設備が整っている物件などで家賃や管理費が高くなります。

岩井さんのアイコン" 岩井
条件を絞り切れないという人は、優先順位をつけると良いです。予算に収まらない場合は、1つずつ条件を緩和してください。

二人暮らしなら最低月4万円貯金すべき

1人2万円の貯金なら負担が少ない

二人暮らしなら最低月4万円すべきです。1人あたり2万円の貯金となります。2人で貯めれば、1年で48万円、3年で144万円、5年で240万円貯まる計算です。

一人暮らしの時より1人あたりの支出が抑えられるので、お互いに協力し合えば実現できる金額です。

子どもを産む予定なら月5万円以上は貯金したほうが良い

目安
妊婦健診費用(14回) 7~14万円
分娩・入院費用 約50.6万円
マタニティ・ベビー用品代 10~15万円
出産祝いのお返し 5~10万円

赤ちゃんが生まれるまでに約90万円かかります。その後の養育費も考えると、最低月5万円は貯金しておくべきです。

1年で60万円、3年で180万円、5年で300万円貯まります。義務教育中の学費を考えると、かなりギリギリなので生命保険の学資保険の加入も視野に入れたほうが良いです。

二人暮らしにおすすめな貯金方法

給料から直接天引きされる「財形貯蓄」

財形貯蓄は、給料から直接天引きで貯められます。非課税措置の対象なので、損なくお金を溜められます。

ただし、財形貯蓄をおこなっているかどうかは企業次第です。対応していない場合は、財形貯蓄の利用ができません。

口座から自動で貯金できる「自動積立」

自動積立は、金融機関が定める日に口座から自動で貯金するサービスです。最短3ヶ月、最長6年間の積み立てが可能なので、目的に合わせて貯金しやすいです。

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