「2DKとはどんな間取り？」
「2Kや2LDKとの違いは？」

2部屋あるのに家賃が手頃な2DK。生活費を抑えたい同棲カップルや子育てファミリーに支持されています。

しかし、2DKのほかに「2K」や「2LDK」という似た間取りもあるので混乱する人が多いんです。違いも分かりづらいし、どれを選べば良いか悩みますよね。

そこで当記事では2DKのメリット・デメリットや、2K・2LDKとの違いについて解説します。ぜひ参考にしてください。

ワンルームとは		1Kとは		1SKとは
1DKとは		1LDKとは		2Kとは
2LDKとは			3LDKとは

2DKとは

2DKとは、ダイニングキッチン+お部屋が2つの間取りのことです。キッチンスペースは、6～10畳未満になります。

2DKのメリットデメリット

2DKは、お部屋が2つあるので、1部屋を寝室、もう一部屋をリビングや収納スペース、趣味の部屋などに使えます。また、キッチンスペースが6～10畳あるので、生活空間を分けられます。

ほかにも、家賃が安い、掘り出し物が多いというメリットがありますが、その反面、1980年代に流行った間取りなので築年数が古いです。

物件によっては和室のままのお部屋や、浴槽が小さいお部屋もあるので、2DKのお部屋を探すときは必ず内見して確認しましょう。

2DKの広さは平均40～45㎡

2つのお部屋の合計が12～15畳ほどで「専有面積が40～45㎡」が、平均的な広さです。キッチンスペースは、6～8畳の物件が多いです。

同棲カップルの場合は、キッチンスペースが8～10畳ほどの広いお部屋を探すと、2人で生活しても空間に余裕ができます。

2DKの家賃相場

2DKは、物件によりけりですが比較的家賃が安いです。不動産屋専用サイト「ATBB」を使用して、間取りごとの家賃をまとめました。

下記の金額は、東京23区・築年数15年以内・駅徒歩15分以内・専有面積13㎡以上の条件で出てきたお部屋の、家賃の安い順30件分の平均金額です。

2K	約7.6万円
2DK	約8.3万円
2LDK	約11.3万円

※東京23区・築年数15年以内・駅徒歩15分以内・専有面積13㎡以上

2DKと2Kと2LDKの違い

2DKを2Kと2LDKと比較して、間取りの違いを解説していきます。

2DKと2Kの違いはキッチンスペースの広さ

2Kと2DKの違いは、キッチンがあるお部屋の広さです。

2K	2DK

2DKはキッチンスペースが6～10畳未満と広めですが、2Kはキッチンスペースが4.5畳未満しかありません。

2DKも、2K同様に昔に流行った間取りのため、築年数が古いです。木造かつ築年数を気にしないのであれば、2Kと同じくらいの家賃でお部屋を探せます。

2DKと2LDKの違いはキッチンスペースの広さ

2DKと2LDKの違いは、キッチンがあるお部屋の広さです。

2DK	2LDK

2DKはキッチンスペースが6～10畳未満ですが、2LDKはキッチンスペースが10畳以上とかなり広めです。

2DKも2LDKも、一人暮らしよりは、同棲や友人とのルームシェアする二人暮らしに向いています。

2DKと2Kと2LDKどれに住むべき？

2DKと2Kと2LDK、どの間取りに住むべきか迷っている人は、下記を参考にしてください。

2DKでの間取り例

2DKと言っても、物件によってお部屋の間取りが違い、住みやすさも異なります。下記で4つの間取り例を紹介します。

正方形

2DKは、上記の画像のように正方形に近いタイプが多いです。2つのお部屋の広さが同じになっていることが多いので、広めのお部屋が良い人におすすめです。

L字型

L字型のタイプは、1番奥のお部屋に行くためには、手前のお部屋を通らなくてはいけません。

そのため、同棲する場合はお互いのお部屋を分けるのではなく、寝室と居間、ダイニングとお部屋を分けたほうが生活しやすいです。

キッチンが真ん中にある

キッチンが真ん中にあるタイプは、どちらのお部屋からもトイレやお風呂などが行きやすいので便利です。

同棲するけどお互いのお部屋を分けたいと考えるカップルに、1番最適です。

特殊な形

特殊な形のお部屋は、デザイナーズ系になっているものと、余った土地に無理矢理マンションを建てたため、生活動線を優先されていないものがあります。

デザイナーズ系の場合は家賃が高いですが、余った土地に建てられたお部屋の場合は、設備や間取りの配置に不便な部分があるので、家賃が安めに設定されていることが多いです。」

理想のお部屋を探すコツ

理想のお部屋を探すコツは、あれもこれもと条件を欲張らず、本当に自分に必要かどうか考えて希望条件に優先順位をつけることです。

家賃、初期費用、お部屋の広さ、日当たりの良さ、設備、周辺環境、治安など、気になる条件を1度書き出してみて、自分に本当に必要か、妥協できるならどれかを考えてみてください。

自分で優先順位を決めきれない場合は、不動産屋に相談すると的確なアドバイスがもらえます。

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