「1SKとはどんな間取りのお部屋？」
「サービスルームの使い方とは？」

一人暮らしから人気の「1K」の間取り。実は似たようなもので「1SK」があるのをご存知でしょうか？

しかし、1Kとの区別がつかない、Sがなんの略なのかわからないせいか1Kと比べると知名度が低いんです…。

そこで当記事では、1SKがどういう間取りなのか、1SKのレイアウト例と合わせて紹介しています。ぜひ参考にしてください。

ワンルームとは		1Kとは		1DKとは
1LDKとは		2Kとは		2DKとは
2LDKとは			3LDKとは

1SKとは1K+サービスルームの間取り　

1SKのSは、サービスルームを指します。居室やクローゼットとは別に、もう1つおまけの小さい部屋がある間取りです。

つまり、1SKとは「1部屋+サービスルーム+キッチンスペース」の物件の略です。間取り図には「1K＋S」と記載されることもあります。

そもそもサービスルームとは？

そもそもサービスルームとは、建築基準法によって居室に当てはまらないお部屋のことです。

居室は「採光の面積が床面積の1/7以上必要」と定義されていて、基準を満たしていないお部屋がサービスルームとしてついています。

サービスルームは窓がついていないことが多く、ついていたとしても非常に小さいのでほとんど光が入ってきません。

換気もしにくく、快適な生活を送るのが困難なため居室として認められていないのです。

また、廃線の関係上コンセントが無かったり、エアコンの取り付け口がなく夏場はサウナになる場合もあります。

サービスルームの広さは2.5～3.5畳が多い

1SKのサービスルームの広さは、2.5～3.5畳くらいの物件が多いです。

1DKは、ダイニング部分が４.5～6畳あるので、キッチンと合わせると1DKより少しせまいか同じくらいの面積の1SKのお部屋に住めます。

収納スペースを充実させたいなら1SK、自炊メインでキッチンを広く使いたい人は1DKがおすすめです。

ちなみに、1SKの平均的な広さはキッチンスペースが2畳～2.8畳、お部屋が6畳～7畳が多いです。専有面積は約26～31㎡です。

1DKの平均的な広さはダイニングキッチンが4.5畳～6畳、お部屋が5畳～8畳になっていることが多いです。専有面積は約28～32㎡です

間取り図で見る1Kと1SKの違い

1Kと1SKの違いは、居室とは別にサービスルームが併設されているかどうかです。

一般的な1Kは、下記の画像のようにキッチンスペース+居室のみで、あとはお風呂やトイレなどの水回りの設備しかありません。

1SKは、画像で見ると2Kのようにお部屋が2つある様に見えます。ただし先に解説したように、窓やコンセントがなく居室として認められないスペースです。

画像や間取り図で見てわかるように、サービスルームがある分、お部屋全体の専有面積は1Kより広めになっていることが多いです。

自分に合った間取りを探すなら「イエプラ」

自分に合った間取りがわからないなら、ネット不動産「イエプラ」で相談しましょう。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、LINEで最適なお部屋を提案できます。SUUMOやHOME’Sには載っていない未公開物件も取り扱っているので、お部屋探しの幅が広がります。

さらに、仲介手数料が基本無料です。初期費用を抑えて賃貸契約したい人はぜひ利用してみてください！

S部分の活用方法とレイアウト例

サービスルームの活用方法を、レイアウト例と一緒に紹介します。S付きのお部屋に住む際はぜひ参考にしてみてください。

収納スペースとして活用する

物が多い人なら、収納スペースにしてみると良いです。ラックやかごを活用して整頓すれば、取り出しやすく使いやすい収納スペースにできます。

収納スペースとして使う場合は、定期的に隅まで掃除するように心がけましょう。普段人が入らないお部屋は、普通のお部屋よりもホコリが溜まりやすいです。

洋服専用スペースとして活用する

ポールを取り付けたり洋服タンスを置いて、クローゼットのように使うのもおすすめです。

「S」ではなく「WIC」の空間なら、ハンガーをかけるポールや棚は最初から取り付けられている場合がほとんどです。

書斎として活用する

2、3畳の狭いサービスルームで物を置くには狭いなら、机や本棚を持ち込んで書斎として使うと良いでしょう。閉鎖的で、集中できる空間を作れます。

寝室として活用する

サービスルームは寝室としても使えます。ただ、エアコンなど空調設備がないと特に夏場は寝苦しさがあります。

サービスルームの代わりになる設備はほかにある？

サービスルームのように居室と認められないスペースがある場合、以下の5つのように記載されていることがあります。

N	納戸のこと
STR(Sto.)	ストレージルームの略。物置きのこと
WIC	ウォークインクローゼットの略。広い収納のこと
DEN	書斎や趣味などに使う小部屋のこと
SIC/SCL	シューズインクローゼットの略。広めの靴箱のこと

どのお部屋も用途が違うように見えますが、居室と認められなかったスペースを利用しているため、サービスルームと同じ扱いになります。

間取り図で良く見る表記

「S」以外に、間取り図で良くみる表記についてまとめました。

図面を見ながら、どの表記がどういった意味なのかを確認してください。

間取り図の用語	意味
K 【Kitchen】	キッチンスペースを表します。
D 【Dining】	ダイニングスペースを表します。ダイニングとは、英語で食堂という意味なので、食事を取るスペースが居住スペースの他に設けられている間取りです。
L 【Living】	リビングを表します。ソファーを置いたりくつろげる空間がある間取りになります。
CL 【Closet】	「居室に設置されている収納スペース」を表します。三角形や半円が付いている場合は、開いたときの扉の位置を示します。
SIC/SCL/SB 【Shoes in closet/Shoes box】	玄関の横に設置された「靴を収納しておくスペース」を表します。大きさはお部屋によって異なり、ロングブーツが入るくらい大きい場合もあります。
UT 【Utility】	浴室と隣接している「洗濯機置場や独立洗面台があるスペース」を表します。脱衣所として使われることが多いです。
WC/T 【Water closet / Toilet】	WCもTも「お手洗い」を表します。
W 【Washing machine】	「洗濯機置き場」を表します。古めの建物の間取り図では記載されていないことが多いです。
R 【Refrigerator】	「冷蔵庫置き場」を表します。特に決まった冷蔵庫置き場がない場合は記載されません。
GK 【Gus kitchen】	「ガスコンロのあるキッチン」を表します。
AC 【Air-conditioner】	「設置済みのエアコン」もしくは「エアコンの設置スペース」を表します。
RF 【Roof floor】	「ロフト」を表します。
RBL 【Roof balcony】	階下の屋根を利用して作られている「ルーフバルコニー」を表します。
EV 【Elevator】	共用部の「エレベーター」を表します。エレベーターから自室の玄関までの経路を確認する際に役立ちます。
点線(四角形)	点線で囲まれている部分が「床暖房」になっていることを表します。2LDKなどの家族向けの間取りに多いです。
点線(直線)	居室の端に記載されている一直線の点線は「下がり天井」を表します。家具を置けなかったり圧迫感があるので注意するべきです。

東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。

アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。

また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。

他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる

アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。

また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。

初期費用の分割払いに対応している

アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。

分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください！