お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
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鉄骨と鉄筋コンクリートの違い|鉄骨造とRC造のどっちがいいのか徹底解説!

鉄骨と鉄筋の違いを説明する女の子のイラスト

鉄筋コンクリート造(RC造)と鉄骨造は、使われている建築素材が違います。

それぞれのメリット・デメリットや防音性を紹介するので、どちらに住むか迷っている人は参考にしてください。

この記事は、不動産屋「家AGENT」池袋店の阿部さんにも内容を監修してもらいました。

阿部さん

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

鉄骨造と鉄筋コンクリート造の違いまとめ

鉄骨造と鉄筋コンクリート(RC)造の主な違いは、家賃と防音性の高さです。鉄骨造は生活音が聞こえやすいですが、家賃は抑えられます。

一方、鉄筋コンクリート造は話し声などの生活音は気にならないですが、その分家賃は高めに設定されています。

それぞれの違いを表にまとめました。どちらの建物構造に住むか迷っている人は是非参考にしてください。

鉄骨造 鉄筋コンクリート造
家賃 約56,000円 約63,000円
防音性 隣人の話し声など生活音が聞こえる 子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる
耐震性 木造よりは高い 高い
耐火性 熱に弱い 高い
通気性 良い 悪い・結露やカビが発生しやすい
使っている素材 鉄骨 鉄筋+コンクリート

※家賃は都内にある物件の安い順30件の平均額です。

物件によって住心地は異なります。必ず内見に行って確認し、納得した上でお部屋を決めましょう。

家賃を重視するなら鉄骨造がおすすめ

家賃の安さを重視するなら鉄骨造の物件にするべきです。鉄筋コンクリート造と比べると1万円以上も安いからです。

年間で考えると12万円以上も差が出ます。家賃は1度決めると簡単には変えられないので、慎重に決めてください。

防音性が優先なら鉄筋コンクリート造が良い

防音性を重視するなら鉄筋コンクリート造がおすすめです。

鉄筋にコンクリートを流し込んで固めたものを柱や壁に使っており、壁の間に空洞ができにくいので防音性に優れています。

上下左右のお部屋からの生活音やテレビの音、話し声はほとんど気にならないくらいの防音性能があります。

ただし、子どもの泣き声や走り回る音、重いものを落とした音などは聞こえてきます。

日本建築学会」の発表をもとに、建物構造ごとの音の聞こえ方をまとめました。

遮音等級 建物構造 音の聞こえ方
L-35 - 日常生活で気になるような音はほぼ聞こえてこない
L-40 SRC造 防音性が高く外からの音も軽減されている
L-45 - 子供の泣き声や走り回る音は少し聞こえる
L-50 鉄筋コンクリート造 子供の泣き声や走り回る音は聞こえる
L-55 - 洗濯機や掃除機は少し聞こえるが気にならない
L-60 重量鉄骨造 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえる
L-65 軽量鉄骨造 多少音量が軽減されるが、生活音はほぼ聞こえる
L-70 - L-75よりマシなレベルで大差はあまりない
L-75 木造 隣室のテレビや電話の音など、生活音がかなり聞こえる

引用:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」技報堂出版

「遮音等級」の数字が少ないほど、防音性が高いです。鉄筋コンクリート造の遮音等級は「L-50」に該当します。

ただし「居室が隣り合っている」「壁が薄い」場合は、RC造でも音が響きやすいです。

建物構造に迷ったら不動産屋に相談するべき

どの建物構造に住んだら良いのか悩んだときは、不動産屋に相談するのがおすすめです。お部屋探しの経験が豊富でいろいろアドバイスしてくれます。

気軽にプロに相談したいなら、ネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。チャットやLINEでやり取りするので、来店不要でお部屋探しできます。

「鉄骨造とRC造どちらかで悩んでいる」「RC造の住み心地は?」など、お部屋探しのことならなんでも相談できます。

全国の賃貸情報の8割が集約されている業者専用のデータベース「ATBB」を使って物件を探してくれるので、希望にあった物件も見つかりやすいです。

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鉄骨造の特徴

鉄骨造とは、建物の基礎となる柱や梁に鉄骨を用いた構造のことです。鉄骨造は、鋼材の厚さによって「軽量鉄骨」と「重量鉄骨」の2つに区分されます。

厚さが6㎜以下の鋼材を使用した「軽量鉄骨造」は、アパートや小型店舗など小さめの建物に用いられることが多いです。

一方で厚さ6㎜以上の「重量鉄骨造」は、戸数が多い大型マンションやビルに用いられます。構造上害虫が侵入しづらいので、虫が苦手な人におすすめです。

他の建物構造に比べると家賃が安い

鉄骨造のメリットは建築コストが安いため、家賃も低く設定されていることです。同じような条件の鉄筋コンクリート造のお部屋と比べると、1万円前後安く設定されています。

不動産屋専用サイト「ATBB」で、都内の2000年以降に建てられた駅徒歩15分の1Kで、家賃が安い順30件の平均額をまとめてみました。

建物構造 家賃
木造 約50,000円
鉄骨造 約56,000円
鉄筋コンクリート造(RC造) 約67,000円
SRC造 約73,000円

鉄筋コンクリート造の平均家賃に比べて、鉄骨造の平均家賃は約1.1万円も安いです。木造であれば、東京都内でも4万円台から見つかります。

耐火性がやや低い

薄い鉄骨は熱に弱いため、火災で高温になると倒壊する恐れがあります。

鉄骨造に住むなら、屋根や外壁などに耐火性能の高い素材が使われているか確認しておくと安心です。

鉄骨造の防音性は期待できない

防音性は木造よりは優れていますが、隣人や上下階の生活音はほぼ聞こえてきます。

掃除機や洗濯機の音、扉の開閉音だけではなく、テレビの音やシャワー音なども筒抜けである可能性が高いです。

鉄骨造の中でも「重量鉄骨造」の方なら、多少防音性が高いです。家賃等の兼ね合いで鉄骨造に住むなら、できる限り重量鉄骨造の物件を選びましょう。

鉄筋コンクリート造(RC造)とは

鉄筋コンクリートのイメージイラスト
鉄筋コンクリート造(RC造)とは、主に柱や梁などが鉄筋とコンクリートで構成されていて、鉄筋を組んだ型枠にコンクリートを流し込んで固めた構造を指します。

「Reinforced Concrete(補強されたコンクリート)」の頭文字を取ってRC造と呼ばれることが多いです。RC造は中低層マンション、高層マンションによく使用されています。

耐震性に優れている

鉄筋コンクリート造のメリットは耐震性が高く、しっかりと作っていれば建物の寿命は50年近くまで持つことです。

コンクリートは圧縮される力に強く、鉄筋は引っ張る力に強いです。

地震の横揺れを鉄筋がカバーし、揺れによる縦の負荷はコンクリート圧縮の強さでカバーできるので耐震性が高くなるというわけです。

気密性が高いためカビや結露が発生しやすい

鉄筋コンクリート造は気密性が高いので、室内に熱がこもりやすいです。結露やカビも発生しやすいので、適切な換気システムが必要になります。

夏は暑く感じるかもしれませんが、冬は比較的暖かいので過ごしやすい人が多いです。

物件数が多く希望のお部屋が見つかりやすい

RC造は物件数が多いため、希望に合うお部屋が見つかりやすいです。

建物構造によって物件数にどれくらい違いがあるのか、不動産屋専用サイト「ATBB」で実際に調査してみました。

下は、2022年1月7日現在で募集されている東京都内の賃貸物件の数の表です。

件数 割合
木造 42,584件 24%
鉄骨造 35,995件 20%
鉄筋コンクリート造(RC造) 82,342件 47%
SRC造 11,101件 6%
その他 3,713件 2%

東京都の全募集物件176,181件のうち、最も多いのはRC造の物件でした。

木造や鉄骨造の物件は、老朽化によって建て替えや取り壊しがされているためか、RC造より少ない結果になりました。

東京都以外の地方はまだまだ木造、鉄骨系物件が多いですが、首都圏(東京23区や大阪など)はRC造の物件が多い傾向があります。

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その他の建物構造の解説

電球と女の子
どの建物構造の物件に住めばいいのか分からないという人のために、鉄骨やRC造以外の建物構造の特徴を説明します。

木造

木造とは、その名の通り主要部分を「木材」で作った構造のことです。日本の戸建てやアパートで最も主流です。

木材は鉄やコンクリートよりも建築コストが低いので、鉄骨造やRC造よりも家賃が安いです。

構造上、柱や壁の間に隙間を開けるので通気性が良く年中一定の湿度を保てます。ただし、音も通しやすいので防音性に欠けます。

鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造

鉄骨鉄筋コンクリート(SRC)造とは、鉄筋を組んだ枠の中にコンクリートを流し込んで固めたものをさらに補強した構造です。

主にタワーマンションやオフィスビルなどに用いられます。

熱に弱い鉄骨をコンクリートで包み、更に揺れに弱いコンクリートを鉄筋で補強することにより、非常に高い防音性・耐震性・耐火性・耐久性を持ちます。

建物構造の中で1番建設コストが高いうえ、性能が優れている構造なので家賃が高いです。

コンクリートの性質上、通気性が悪いため夏は暑く冬は寒くなります。結露やカビも発生しやすいです。

ALC造

ALC造とは、気泡加工し軽量化したコンクリートを壁に使った建物です。骨組みは鉄骨が使われています。

軽量で強度があり、耐火性や防音性などに優れています。

水に弱いため劣化しやすいのが弱点で、構造で定期的なメンテナンスが必要です。そのため、管理費・共益費が高めに設定されていることが多いです。

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