お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

半年で引っ越しはお金がもったいない!引っ越す理由や負担金額を解説

「半年で引っ越しはもったいない!」のアイキャッチイラスト

半年で引っ越しはお金がもったいない?
短期間で引っ越す理由ってなに?

やむを得ない事情で、入居から半年で引っ越しする人はまれにいます。弊社「家AGENT」も、実際に半年未満で引っ越しした人はいます。

しかし、半年で引っ越しは費用面がかなりもったいないです。引っ越し貧乏という言葉があるほど、出費が多く負担も大きいです。

そこで当記事では、半年で引っ越しがもったいないと言われる理由や、やむを得ず引っ越した人の体験談、費用を抑える方法を徹底解説します。ぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

半年で引っ越しはもったいない?

半年で引っ越しは費用面が一番もったいない

半年で引っ越しは、費用面が一番もったいないです。「賃貸契約の初期費用」「引っ越し業者費用」「家具家電購入費」「退去費用(室内クリーニング代)」が、それぞれかかるからです。

使わなかった「敷金」以外のお金は、原則戻ってきません。形に残るモノがないので、大金をドブに捨てている状態です。

半年で引っ越しするとどのくらい費用がかかる?

半年で引っ越しする物件でかかる費用
賃貸の初期費用 約350,000円
引っ越し業者費用 約50,000円
家具家電購入費 約100,000円
退去費用(クリーニング代) 約30,000円
合計(敷金分を引いた金額) 約490,000円
次の新居でかかる費用
賃貸の初期費用 約350,000円
引っ越し業者費用 約50,000円
合計 約400,000円

上記は、一人暮らしで家賃7万円のお部屋を借りた前提で計算した費用です。半年で引っ越しすると、合計で90万円ほど損をします。

同棲やファミリーの場合は、広めの間取りになるので家賃が高めです。120~150万円近くのお金が無駄となるので、かなりもったいないと感じます。

関連記事
賃貸契約の初期費用の内訳!何に使うお金かも解説のアイキャッチ
賃貸契約の初期費用の内訳!何に使うお金かも解説
記事を読む ▶
引っ越し費用の相場はいくら?世帯別の総額目安を公開のアイキャッチ
引っ越し費用の相場はいくら?世帯別の総額目安を公開
記事を読む ▶
賃貸の退去費用の相場はいくら?間取りごとの目安は?のアイキャッチ
賃貸の退去費用の相場はいくら?間取りごとの目安は?
記事を読む ▶

物件によっては半年で引っ越しすると違約金がかかる

違約金が発生しやすい物件
  • ・敷金礼金0円
  • ・フリーレント付き
  • ・定期借家
  • ・費用系のキャンペーンがある物件

物件によっては半年で引っ越しすると違約金がかかります。上記のように、費用が安くなる物件はとくに要注意です。

契約時に「特約事項」の説明を受けるので、聞き逃さないようにしてください。契約に関しては、法律より特約が優先されます。

なお、一般的に短期解約の違約金は家賃1ヶ月分が相場です。

引っ越し貧乏にならないためにも不動産屋にしっかり事前確認しておくと良い

引っ越し貧乏にならないためにも、気になることは事前に不動産屋に確認しておきましょう。ささいなことでも、相談することが大切です。

当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、LINEで最適なお部屋を提案できます。SUUMOやHOME’Sには載っていない未公開物件も取り扱っているので、お部屋探しの幅が広がります。

「他住民でトラブルとかない?」「お部屋の防音性はどう?」「前入居者ってなんで退去した?」など、気になることはなんでも相談してください。

夜23時まで営業しているので、忙しくてお店に行けない人や、移動中や寝る前のスキマ時間を活用したい人におすすめのサービスです。

仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトはこちら

半年で引っ越しする人の理由とは?

半年で引っ越しする人の主な理由
  • ・配属先が遠方になった
  • ・同棲や結婚で引っ越しした
  • ・周辺住民とのトラブルで住めない
  • ・周辺環境が悪かった

配属先が遠方になった

男性口コミ投稿者の画像

30代

【研修後の配属先が他県になった】

転職した会社の研修が終わったら、○○県の支店って言われて…。引っ越したばかりって伝えても、行くか辞めるかって言われてしぶしぶ引っ越ししました…。

勤め先が違う場所になったので引っ越しするという人はかなり多いです。会社が引っ越し費用を出してくれるなら良いですが、全て自腹の場合は大損です。

とくに新入社員や転職者は、事前にどの支店になる想定かを確認しておくと良いです。

同棲や結婚で引っ越しした

女性口コミ投稿者の画像

20代

【同棲でもっと広い部屋に引っ越した】

どちらかの部屋で同棲予定だったんですけど、もっと広いところが良いということで…。引っ越しして半年も経ってなかったので、お金がもったいないなって思っちゃいました。

同棲や結婚も、短期間で引っ越すやむを得ない理由の1つです。一人暮らしのお部屋の場合「単身限定」で2人以上住めない可能性があります。

事前に同棲や結婚の話が出ているなら、引っ越しする前に話し合っておいた方が確実です。

周辺住民とのトラブルで住めない

男性口コミ投稿者の画像

20代

【上の階の人がうるさくてストレス】

上の階の人、夜中に帰ってくるわ、足音うるさいわ、週末に人呼んでどんちゃん騒ぎするわでかなりのストレスでした。管理会社にクレーム入れたりするんですが、改善されなかったので引っ越ししました。

半年で引っ越しする人の大半が、周辺住民とのトラブルが理由です。中でも騒音トラブルは、改善される見込みが低いので諦めて「引っ越し」を選択する人が多いです。

騒音は、ストレスが溜まり睡眠時間が削られるなどの健康被害が出ます。我慢しすぎると日常生活に支障が出るので、早々に引っ越ししたほうが心身ともに安全です。

周辺環境が悪かった

女性口コミ投稿者の画像

20代

【思った以上に治安が悪くて怖かった】

治安は普通って聞いてたんですが、ガラの悪い人が多かったので怖かったです。帰宅が遅くなった時に夜道で声をかけられて、警察に逃げ込んだこともあるほどです…。

周辺環境が悪いことも引っ越すやむを得ない理由に入ります。周辺環境は、長く住むうえで合う合わないがあるからです。

治安が悪い・街が汚い・音が出る施設が近い・自然災害が多い場所は避け、落ち着いて暮らせる街を選ぶことが重要です。

半年で引っ越ししないために内見は重要

内見でしか確認できない情報が多い

半年で引っ越ししてお金がもったいないと言わないためにも、内見をしっかりして失敗を防ぐことが大切です。

内見では「音」や「ニオイ」など、写真ではわからない情報が多いです。自分で確かめることで、合う合わないがはっきりとわかります。

内見で最低限確認する箇所

  • ・壁の厚みや防音性
  • ・居室の広さ
  • ・収納スペースの広さ
  • ・洗濯機置き場の広さ
  • ・コンセントの数と位置
  • ・スマホの電波が入るか
  • ・お部屋の防犯性
  • ・日当たりの良さ
  • ・共有部分の管理が行われているか

内見時は上記9点は最低限確認しておいた方が良いです。とくに「スマホの電波状況」と「共有部分の管理」は見逃しやすいです。

お部屋によっては、立ってるとスマホの電波が入るのに座ると圏外になるケースがあります。水回り周辺だけ電波が悪いというパターンもあります。

共有部分が汚いと、他住民の民度が低い可能性が高いです。騒音トラブルに見舞われやすいので、共有部分は忘れずに確認してください。

関連記事
内見のポイントを解説!チェックリストも公開のアイキャッチ
内見のポイントを解説!チェックリストも公開
記事を読む ▶

余裕があるなら2回内見すると良い

スケジュールに余裕がある人は、2回内見すると良いです。朝と夜、平日と休日では、街の雰囲気が違うからです。

朝は静かでも夜はうるさい、休日は車が良く通るなど、時間帯によって聞こえる音が変わります。周辺環境だけなら、予約せず自分で物件近くに行くのもアリです。

関連記事
時間帯別|内見時に確認できることを徹底解説!のアイキャッチ
時間帯別|内見時に確認できることを徹底解説!
記事を読む ▶

内見時に不動産屋に確認すべきこと

  • ・空室期間
  • ・物件内でのクレーム状況
  • ・前入居者の退去理由

内見時もしくは事前に、上記3点を不動産屋に確認しておきましょう。空室期間が長いお部屋は、不人気なので避けたほうが良いです。

クレームが多い・共有部分に貼り紙がある物件は、同じトラブルが起きやすいです。

退去理由に関しては「契約満了」「自己都合」など曖昧な場合があります。契約満了であれば良いですが、その他は警戒しておくに越したことはないです。

忙しい人は「オンライン内見」を利用するのもアリ

忙しくてまとまった時間が取れない、遠方に住んでいて現地に行けない人は「オンライン内見」を利用しましょう。

オンライン内見とは、テレビ電話を通じて内見する方法です。不動産屋のスタッフが現地に行くので、VRやARなどの仮想物件ではなく実物を内見します。

当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、オンライン内見に対応しています!気になる箇所を伝えれば、スタッフがその場で細かく確認してくれます。

使い方次第では、契約~鍵の受け渡しまで来店不要です。ぜひ一度試してみてください。

仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトはこちら

半年で引っ越しする際は費用を抑えるべき

賃貸の初期費用を抑える方法

  • ・家賃が安いお部屋を選ぶ
  • ・敷金礼金なしのゼロゼロ物件を選ぶ
  • ・仲介手数料が安い不動産屋にする
  • ・連帯保証人のみで借りられる物件にする
  • ・フリーレント付き物件を探す
  • ・入居日を月末月初に調整する
  • ・申し込み前に費用交渉してみる

賃貸の初期費用は、家賃を基に計算します。安いお部屋ほど、初期費用を抑えられます。敷金・礼金・仲介手数料なしの物件があれば、家賃3ヶ月分ほどの費用が浮きます。

費用交渉する際は、1項目ではなく初期費用トータルで値引きしてもらうと良いです。申し込み前に「契約の意思がある」ことを見せると、交渉の成功率が上がります。

関連記事
賃貸の初期費用を抑える7つの裏ワザ!のアイキャッチ
賃貸の初期費用を抑える7つの裏ワザ!
記事を読む ▶
賃貸の初期費用で払わなくていいものを不動産屋が解説のアイキャッチ
賃貸の初期費用で払わなくていいものを不動産屋が解説
記事を読む ▶

引っ越し業者費用を抑える方法

  • ・断捨離して荷物量を減らす
  • ・複数の業者の見積もりを比較して安さで選ぶ
  • ・ネット割引がある業者にする
  • ・できる限り平日に引っ越しする
  • ・一人暮らしなら「単身パック」を利用
  • ・レンタカーを借りて自分で引っ越しする

引っ越し業者の費用は、基本運賃以外が業者によって値段が違います。最低でも3社から見積もりを取って比較しましょう。見積もりを基に、金額交渉するのもアリです。

休日の午前中は予約が殺到するので、平日の午後以降の時間帯を狙うと割引が入るケースがあります。近場に引っ越す人は、レンタカーを借りて自分で作業すると3万円以内に収まります。

関連記事
引っ越し費用が安い時期はいつ?業界動向も解説のアイキャッチ
引っ越し費用が安い時期はいつ?業界動向も解説
記事を読む ▶
自分で引っ越しするメリット・デメリットとは?のアイキャッチ
自分で引っ越しするメリット・デメリットとは?
記事を読む ▶

家具家電購入費を抑える方法

  • ・最低限の家具家電に絞る
  • ・「新生活セット」のようにお得なものを選ぶ
  • ・最新ではなく1年前の型落ちの家電にする
  • ・家具はディスカウントショップで買う
  • ・小物類は100円均一などコスパを優先

家具家電は、引っ越すときは最低限に絞りましょう。お金がある時に徐々に買い足したほうが、1度の出費が抑えられます。

1~3月の引っ越しシーズンは、家電のお得セットが出ます。3~5割ほど安くなっているので、メーカーをこだわらない人におすすめです。

退去費用を抑える方法

  • ・退去費用が定額のお部屋にする
  • ・フローリングはカーペットなどで保護する
  • ・こまめに掃除して室内を綺麗に保つ
  • ・金額に納得がいかない時は交渉する

退去費用は主に「クリーニング代」と「原状回復費用」の2つです。クリーニング代はお部屋の状況に関係なく、基本的にとられます。

原状回復費用は、お部屋を基の状態に戻すためのお金です。お部屋の使い方が綺麗であれば高くなりにくいです。

関連記事
退去費用が高額!払えないときの相談先は?のアイキャッチ
退去費用が高額!払えないときの相談先は?
記事を読む ▶
原状回復はどこまで必要?入居者負担の範囲は?のアイキャッチ
原状回復はどこまで必要?入居者負担の範囲は?
記事を読む ▶

半年で引っ越しに関するよくある質問

入居半年で引っ越ししてもいい?

入居半年で引っ越ししても良いです。事情は人それぞれなので、契約書通りに手続きを進めれば大丈夫です。

▲よくある質問に戻る

半年で引っ越す人ってお金持ちなの?

半年で引っ越す人の中には、収入が少ない新社会人などもいます。一概にお金持ちとは言えません。

▲よくある質問に戻る

半年で引っ越しする人の心理とは?

「周辺環境」「職場環境」など様々な要因があるので、人それぞれです。ただし、中には飽き性・新しいもの好きといった人もいます。

▲よくある質問に戻る

半年だけの入居ってできるの?

普通の賃貸物件は半年だけの入居は原則できません。契約期間は2年が目安です。

定期借家契約の場合は短期間のみの入居が可能ですが、半年契約の物件はほとんどありません。マンスリーマンションを借りたほうが良いです。

▲よくある質問に戻る

手持ちがない場合は初期費用って分割できる?

クレジットカード払い可能な物件であれば初期費用の分割ができます。カード会社のサービスである「あとから分割」の利用です。

関連記事
初期費用は分割できる?クレカでの分割回数は?のアイキャッチ
初期費用は分割できる?クレカでの分割回数は?
記事を読む ▶

▲よくある質問に戻る

わざわざ不動産屋に行ってお部屋を探そうとしていませんか?

当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!

さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。

家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。

仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトはこちら
follow us in feedly
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
仲手無料バナー
仲介手数料基本0円 イエプラの公式サイトへ
お役立ちまとめページ
  • 東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑東京大阪周辺の住みやすさ大図鑑
  • お部屋探しの前に知るべき知識お部屋探しの前に知るべき知識
  • 家賃の上手な決め方家賃の上手な決め方
  • お部屋の間取りや広さについてお部屋の間取りや広さについて
  • 賃貸契約の初期費用について賃貸契約の初期費用について
  • 入居審査についての疑問解決入居審査についての疑問解決
  • 不動産屋を賢く利用する知恵不動産屋を賢く利用する知恵
  • 引っ越しに必要な費用について引っ越しに必要な費用について