
「引っ越ししない方がいい時期はいつ?」
「引っ越ししない方がいい月や日はあるの?」
進学や就職、同棲など人生の節目で引っ越す人は多いです。せっかくならベストなタイミングで引っ越したいですよね。
しかし、時期によっては料金が高くなる、縁起が悪いなどの情報もあります。「じゃあいつ引っ越したらいいの?」と疑問に思うものです。
そこで当記事では、引っ越ししない方がいい時期やおすすめのタイミングを紹介しています。引っ越し時期を選べる人はぜひ参考にしてください。
引っ越ししない方がいい時期は3~4月の繁忙期
引っ越し料金が高めに設定されている
3~4月の繁忙期は引っ越ししない方がいいです。引っ越し業者の料金が高めに設定されているからです。
この時期は入学や就職など新生活に向けて引っ越す人が多く、業者への依頼が集中します。トラックや作業員が足りなくなるため料金が割高になります。
通常期と比べて1.5~2倍高い
出発地 | 1月~4月 (繁忙期) |
5月~12月 (閑散期) |
---|---|---|
横浜 (約45km) |
平均47,000~61,000円 | 平均37,000~49,000円 |
宇都宮 (約90km) |
平均48,000~77,000円 | 平均44,000~64,000円 |
名古屋 (約350km) |
平均55,000~95,000円 | 平均54,000~79,000円 |
仙台 (約350km) |
平均55,000~95,000円 | 平均54,000~79,000円 |
大阪 (約510km) |
平均67,000~120,000円 | 平均62,000~98,000円 |
広島 (約800km) |
平均67,000~120,000円 | 平均62,000~98,000円 |
福岡 (約1,000km) |
平均67,000~120,000円 | 平均62,000~98,000円 |
出典:https://hikkoshi.kakaku.com/
通常期(閑散期)と比べると、1.5~2倍近く高めに設定されていることが多いです。値引きしなくても利用希望者が大勢いるので、値下げ交渉してもほぼ無意味です。
引っ越し業者の予約が取りにくい
繁忙期は希望する日時の予約が取りにくいです。特に土日祝日や午前便は希望する人が多いためすぐに埋まってしまいます。
予約が遅くなってしまうと、引っ越し予定日に間に合わないケースも珍しくありません。引っ越しが決まったらすぐに予約を取るようにしましょう。
不動産屋が混雑していることが多い
繁忙期は引っ越し業者だけでなく、不動産屋も混雑しています。あらかじめ来店予約しておかないと長時間待たされたり、対応を断られたりします。
人気の物件はすぐに埋まってしまうため、ゆっくり考えている暇もない程です。いろいろな物件を見比べたいという人は、繁忙期は引っ越ししない方がいいです。
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縁起を担ぐ意味で引っ越ししない方がいい時期はある?
六曜の仏滅や赤口を避ける人もいる
六曜(ろくよう)とは、毎日の縁起の良し悪しを占うときの考え方です。起源については諸説ありますが中国で誕生し、14世紀の鎌倉時代に日本に伝わったとされています。
六曜の中でも仏滅と赤口は縁起が悪いとされており、引っ越ししない方がいいと考える人も多いです。特に商売をしている人やお年寄りがいるご家庭は避ける傾向にあります。
しかし、業者によっては仏滅や赤口の日は料金を値引きしているところもあります。六曜を気にしないのであれば、あえて仏滅や赤口の日に引っ越すのもアリです。
「正五九」の引っ越しは縁起が悪いという言い伝えもある
「正五九(しょうごく)」とは、1月・5月・9月に引っ越しすると縁起が悪いという古くからの言い伝えのことです。
理由は諸説ありますが「仏教において大切な祭の時期に引っ越すのは罰当たりである」「農業が忙しい時期と重なって引っ越すと周囲に迷惑をかける」の2つが有力説とされています。
ただし、正五九は旧暦です。現代の暦に当てはめると2月・6月・10月になるため、特別な事情がなければ気にする必要はありません。
引っ越しにおすすめな時期はいつ?
5月~翌2月の通常期がおすすめ
引っ越しにおすすめなのは5月~翌2月の通常期です。引っ越し業者代が据え置きで、希望日時の予約も取りやすいです。
月末や月初を避ける、平日に引っ越すなど工夫すればさらにお安く引っ越し可能です。
6~8月の閑散期がもっともお得に引っ越しできる
6~8月の引っ越し閑散期はもっともお得に引っ越しできます。繁忙期が終わって流通している物件が少ないことや、梅雨や夏の暑さで引っ越しを避ける人が多いからです。
業者を利用する人が少ないため、料金が安く設定されています。お客さんを獲得するため、各社が値引きに積極的なのもメリットです。
繁忙期でもスムーズに引っ越す方法
- ・早めに業者を予約する
- ・午後便またはフリー便で引っ越す
- ・荷物はできる限り減らしておく
早めに業者を予約する
繁忙期に引っ越ししたいなら、早めに業者を予約しておきましょう。業者によって異なりますが、3ヶ月前程度から予約を受け付けているところが多いです。
予約するなら「引越し侍」などの一括見積もりサイトを使うと良いです。業者同士がお客さん獲得のために価格競争をするので、正規の値段よりもかなり値下げしてもらえます。
「A社は〇円だったので、同じくらいの金額でやってもらえないか」など、金額の交渉もしやすくなるのでおすすめです。
午後便またはフリー便で引っ越す
引っ越しの時間帯は午後便か、時間指定なしのフリー便がおすすめです。希望する人が少ないため、繁忙期でも予約が取りやすいです。
午前便は引っ越し作業を早く終えることができるため、予約が集中します。料金も割高に設定されているので、スケジュールが調整できるなら避けましょう。
荷物はできる限り減らしておく
引っ越し料金は荷物の量と移動距離によって大きく変わります。少しでも安く引っ越したいなら、できる限り荷物を減らすべきです。
特に家具・家電などの粗大ゴミは回収に手間や時間がかかります。ギリギリになると処分が間に合わず、新居に持って行く羽目になるかもしれません。
引っ越しが決まったら早めに荷造りを開始し、不要なものは処分しておきましょう。
物件を探すのにいい時期はいつ?
物件を多く見たいなら1~3月
1~3月は引っ越す人が多いので、流通する物件の数が増えます。たくさんの物件の中から選びたい人におすすめです。
1月は繁忙期に入ったばかりで、新生活に向けて物件探しする人はそれほど多くありません。ライバルが少ないうちに物件を見つけたい人は1月中に探すと良いです。
とにかく費用を抑えたいなら6~8月
費用を抑えたいなら6~8月がおすすめです。繁忙期で入居者が見つからなかった物件が、空室のままにならないように大家さんが値下げされるからです。
値下げ交渉も成功しやすい時期とされています。「空室が続くより、値下げしてでも入居してもらったほうが良い」と考える大家さんが多いのです。
費用を抑えたい人は不動産屋に相談してみてください。スタッフが大家さんにかけあってくれます。
手間なく物件を探すならネット上の不動産屋がおすすめ
来店不要で物件紹介~契約まで可能
引っ越しはなにかとバタバタしがちです。特に繁忙期は店舗が混雑していて、ゆっくり相談できなかったというケースも珍しくありません。
少しでも手間なく物件を探すために、ネット上の不動産屋を活用しましょう。チャットやLINEでやり取りするだけで、お店に行ったときと同じように物件を紹介してもらえます。
オンライン内見や契約に対応していれば、1回もお店に行かずにお部屋探しが完了します。
「イエプラ」なら深夜0時まで相談できる
ネット上の不動産屋で特におすすめなのが「イエプラ」です。年末年始を除いて毎日深夜0時まで営業しているので、自分のスケジュールに合わせて物件が探せます。
繁忙期は営業時間を延長しており、忙しくて時間がない人や急いで引っ越ししたい人でもスムーズにすすめられます。
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