「8月に引っ越したいけど暑くて面倒!」
「お盆前にお部屋探しするメリットは?」
転職や異動で8月の猛暑に引っ越ししなくてはいけない人に朗報です。8月上旬は費用が安くなるというメリットがあるんです!
しかし、物件数が少ない、暑くて外に行くのが面倒、引っ越し作業をやりたくないなど、ズルズルと行動を先延ばしにすることも…。
そこで当記事では、8月上旬が狙い目な5つの理由や、引っ越しする際の注意点、暑くても快適にお部屋探しをする方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
8月上旬は費用が安くて狙い目の時期
- ・家賃が値下がりしている可能性がある
- ・礼金なしの物件が多い
- ・日割り家賃をオマケしてくれることがある
- ・費用交渉に応じてもらいやすい
- ・引っ越し業者の利用料も安い
家賃が値下がりしている可能性がある
8月に空室のお部屋は、3月の繁忙期から空いている可能性があります。その間の大家さんの収入が無いので、値下げしてでも入居者を募集しています。
一人暮らしのお部屋だと1~2千円ほど、ファミリー向けのお部屋だと3~5千円ほどの値下げが目安です。
長期間住み続ける予定であれば、2千円の値引きでも1年で2.4万円、5年で12万円も費用を抑えられます。
礼金なしの物件が多い
家賃が据え置きの物件は、礼金なしになっていることがあります。家賃同様に、少しでも入居希望者を募集するためです。
礼金は使い道が定まっておらず、100%大家さんの収入になるお金です。家賃1ヶ月分の売り上げが無くなったとしても、長期的な集中が見込めます。
初期費用を少しでも抑えたいと考えている人は、8月上旬までに引っ越しすると良いです。
日割り家賃をオマケしてくれることがある
月の途中から入居する場合、フリーレントを付けてくれることがあります。フリーレントとは、大家さんが決めた期間の家賃が無料になるサービスです。
日割り家賃分が不要になるので、少しだけ初期費用を安くできます。正式なフリーレントではないので、最大でも1週間ほどだとオマケしてもらいやすいです。
費用交渉に応じてもらいやすい
お客様が少ない時期なので、費用交渉に応じてもらいやすいです。交渉は、申し込み前にしてください。申込書を記載した時点で、金額に納得していると判断されます。
予算が厳しい場合は、お部屋探しの時点で不動産屋に伝えておくと良いです。ADという、大家さんが広告費を出している物件を紹介してもらえます。
仲介手数料が安くなったり、初期費用トータルで少し値引きしてもらえる可能性があります。
費用交渉が成功しやすいもの
- 初期費用のオプション
(24時間サポート・消臭消毒・虫駆除など) - 仲介手数料
- 日割り家賃(フリーレント)
- 敷金・礼金
- 家賃
上記は、弊社「家Agent」スタッフに聞いた、費用交渉しやすい順で並べています。
オプションは、不動産屋や管理会社が独自で準備しているサービスです。不要なものは外せるので、交渉の成功率が最も高いです。
引っ越し業者の利用料も安い
6~8月(閑散期) | 1~3月(繁忙期) | |
---|---|---|
200km未満 | ~約50,000円 | ~約80,000円 |
500km未満 | ~約60,000円 | ~約90,000円 |
500km以上 | 約75,000円~ | 約100,000円~ |
不動産屋の閑散期は、引っ越し業者の閑散期でもあります。通常より5千円~1万円も安くなっています。
さらに費用を抑えたい人は、平日を狙って引っ越しするか、複数の業者から見積を貰って比較すると良いです。
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8月上旬に引っ越しする際の注意点
- ・空室期間が長いお部屋に当たることがある
- ・物件数がやや少ない
- ・引っ越しまでの期間が短くなりやすい
- ・熱中症になる可能性がある
- ・台風で急に天気が崩れやすい
空室期間が長いお部屋に当たることがある
3月の繁忙期から空室だった場合、約半年間は換気されていないと考えてください。
埃や湿気、細かいゴミなどが充満している可能性があります。入居前のクリーニング費用がかさむ原因でもあります。
他の人も内見しているか、最後に清掃が入ったのはいつかを確認しておいた方が良いです。
物件数がやや少ない
8月上旬は、まだ閑散期なので空室物件が少ないです。条件にこだわる人の場合、理想のお部屋に出会いにくいです。
また、駅近や築浅などの人気が高いお部屋は、空いていないことが多いです。
引っ越しまでの期間が短くなりやすい
費用が安い8月上旬までに引っ越しするとなると、1ヶ月を切っています。スケジュールを区切り、短期間で引っ越し作業を終わらせないと間に合いません。
お部屋探しで3日、申し込み~審査で5日ほど、契約で1日、引っ越し作業で5日ほどで見ておきましょう。スムーズにいけば、2週間で引っ越しが完了します。
熱中症になる可能性がある
8月は1年で最も暑くなる時期です。とくに上旬は、まだ暑さに身体が慣れていない人が多く、熱中症になりやすいので注意してください。
飲み物や塩分を持ち歩く、ボディシートや扇子で体温を調整するなどしてください。しんどくなったら、作業を中断して休みましょう。
台風で急に天気が崩れやすい
8月は台風が多い時期でもあります。急に天気が崩れる可能性があるので、天気予報はこまめに確認してください。
大型の台風と引っ越し予定日が被った場合は、無理をせず日程をずらしてもらえないか交渉したほうが良いです。
暑い中で快適にお部屋探しする方法
ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、LINEやオンラインなど相談方法を好きに選べるので、暑い日でも涼しい室内で快適にお部屋探しができます。
「オンライン内見」や「IT重説」にも対応しているので、使い方次第ではお部屋探し~契約完了まで来店不要です!
日中は暑くて動きたくない、仕事が忙しくてお店の営業時間に間に合わないという人にもおすすめです。
お盆過ぎから費用が値上がりするので注意
不動産屋の第2の繁忙期に入る
9月は秋の人事異動の時期なので、不動産屋の第2の繁忙期です。お盆明けから、家賃や礼金が繁忙期と同じくらいまで値上がりします。
費用交渉も応じてもらえなくなるので、とにかく費用を抑えたい人は早めの行動が大切です。
引っ越し業者も繁忙期の値段になる
引っ越し業者も繁忙期になるので、値段が高めになります。休日や午前中など、予約が殺到する時間帯はさらにプラス料金がかかります。
1社に絞らず、複数の業者から見積もりを貰って比較しましょう。見積もりを基に、金額交渉するのもアリです。
お盆とシルバーウィークは割高
お盆・シルバーウィークなどの長期休暇は、休日料金よりも値段が上がります。予約も早めにしないと、トラックの空きが無くなります。
お盆過ぎは物件が増えるので探しやすい
8月末退去予定の人が出てくる
お盆を過ぎると、8月末退去予定の人が出てきます。物件紹介数が増えるので、条件にこだわったお部屋探しがしやすくなります。
人事異動は世帯問わずなので、一人暮らし~ファミリー向けの間取り全般が多くなります。
条件が良いお部屋はすぐに埋まる
繁忙期は引っ越しする人が多いです。条件の良いお部屋はすぐに埋まるので、気になる物件があればすぐに内見予約をしましょう。
物件は原則早い者勝ちです。申し込んだ人から順に審査をするので、選り好みしているととあっという間に埋まってしまいます。
新着物件を確認したいなら不動産屋に聞くのが1番早い
ホームズやスーモは反映のラグがある
ホームズやスーモは、新着物件の反映にタイムラグがあります。気になる物件を問い合わせても、すでに埋まっている可能性があります。
物件情報サイトは、大家さんや管理会社が募集を開始した後で、各不動産屋が手動で登録します。2日ほどラグがあると思いましょう。
ATBBやレインズを使っている不動産屋がおすすめ
いち早く最新の情報が見たいなら「ATBB」や「レインズ」を使っている不動産屋がおすすめです。
ATBBやレインズは、業者専用の物件情報サイトです。大家さんや管理会社が直接入力した情報を、リアルタイムで更新してるので情報反映が早いです。
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、ATBBやレインズからお部屋を紹介しています。来店不要でやりとりできるので、家にいながら最新情報を確認できます。
スーモやホームズにない非公開物件も取り扱っているうえ、ほかサイトで気になった物件もまとめて確認してくれるので便利です。