
「4人家族の1ヶ月の生活費は平均いくら?」
「支出の内訳や節約方法が知りたい!」
子どもが2人に増えて家庭がにぎやかになると、毎日があっという間に過ぎていきます。大変なことも多いですが、子どもの成長ほど嬉しいものはありません。
しかし、4人暮らしで毎月の生活費のやりくりが大変で悩む人も多いです。上手く節約できたと思っても、他の家庭のほうが安かったりすると不安になります。
当記事では、4人家族の1ヶ月の平均生活費を、統計局のデータを基に解説します!世帯手取り30・25・30万・35万・40万円の費用シミュレーションもあるので、参考にしてください。
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
4人家族の1ヶ月の生活費はいくら?【統計局】
4人家族の家賃を除く生活費は約30.3万円
食費 | 約87,017円 |
---|---|
水道光熱費 | 約23,477円 |
家具・家事用品 | 約13,082円 |
衣類代 | 約11,929円 |
保健医療費 | 約12,867円 |
交通費・通信費 | 約46,649円 |
教育費 | 約29,963円 |
趣味・娯楽費 | 約29,384円 |
交際費 | 約10,202円 |
その他雑費 | 約38,950円 |
合計 | 約303,520円 |
※統計データのため合計にズレあり
統計局が公表した「2021年度 家計調査 世帯人数別(表番号3-1)」によると、4人家族の家賃を除く生活費は平均30.3万円です。
食費が約8.7万円、水道光熱費で約2.3万円、交通・通信費で約4.7万円です。
統計局のデータ上、家賃(住居費)は1.7万円でした。持ち家や親族からの借家、シェアハウスなどを含むため除いています。

4人家族の食費の内訳
穀類(米・パン・麺類) | 約7,551円 |
---|---|
魚介類 | 約5,515円 |
肉類 | 約10,036円 |
乳卵類 | 約4,558円 |
野菜・海藻類 | 約8,847円 |
果物 | 約2,475円 |
油脂・調味料 | 約4,300円 |
菓子類 | 約8,168円 |
調理食品 | 約12,794円 |
飲料 | 約5,599円 |
酒類 | 約3,481円 |
外食 | 約13,693円 |
※統計データのため合計に誤差あり
米・野菜・肉・魚などの食材費は、全体の45%を占めています。この結果から、4人家族の大半が自炊メインの生活と読み取れます。
外食費は19%なので、4人揃っての外食は月1~2回ほど、両親のお昼ごはんがたまにの外食になる程度です。

4人家族の水道光熱費の内訳
電気代 | 約11,376円 |
---|---|
ガス代 | 約4,882円 |
上下水道料 | 約6,465円 |
灯油・太陽光などその他 | 約754円 |
4人家族の水道光熱費の内訳の中で、電気代が最も高くなります。とくに冬は、エアコンを使う機会が増えるので、プラス5千円~1万円は多く見積もっておいた方が良いです。
冷えた空気を温めるのに、大量の熱量を消費するうえ温めるのに時間がかかるからです。夏もエアコンを使いますが、消費電力が少ないので冬ほど高くなりません。ガス代も同様です。
世帯収入別の1ヶ月の平均生活費
250~300万円 | 300~350万円 | 350~400万円 | 400~450万円 | 450~500万円 | 500~550万円 | |
---|---|---|---|---|---|---|
食費 | 68,703円 | 55,983円 | 68,296円 | 73,707円 | 69,642円 | 74,341円 |
水道光熱費 | 20,103円 | 10,914円 | 19,500円 | 21,005円 | 21,642円 | 22,212円 |
家具・家事用品代 | 7,027円 | 5,465円 | 8,051円 | 9,831円 | 10,180円 | 10,651円 |
衣類・履物代 | 6,096円 | 5,201円 | 7,757円 | 8,797円 | 12,187円 | 11,251円 |
保険・医療費 | 8,289円 | 6,301円 | 8,125円 | 9,296円 | 7,066円 | 8,624円 |
交通・通信費 | 62,193円 | 20,013円 | 30,065円 | 52,160円 | 34,716円 | 33,704円 |
教育費 | 11,262円 | 11,909円 | 6,481円 | 19,817円 | 29,828円 | 21,823円 |
娯楽費 | 21,507円 | 12,726円 | 20,754円 | 23,215円 | 20,246円 | 29,181円 |
その他の支出 | 40,170円 | 30,533円 | 29,176円 | 27,438円 | 31,083円 | 27,338円 |
合計 | 245,350円 | 159,045円 | 198,205円 | 245,266円 | 236,590円 | 239,125円 |
250~300万円 | 300~350万円 | 350~400万円 | 400~450万円 | 450~500万円 | 500~550万円 | |
---|---|---|---|---|---|---|
食費 | 68,703円 | 55,983円 | 68,296円 | 73,707円 | 69,642円 | 74,341円 |
水道光熱費 | 20,103円 | 10,914円 | 19,500円 | 21,005円 | 21,642円 | 22,212円 |
家具・家事用品代 | 7,027円 | 5,465円 | 8,051円 | 9,831円 | 10,180円 | 10,651円 |
衣類・履物代 | 6,096円 | 5,201円 | 7,757円 | 8,797円 | 12,187円 | 11,251円 |
保険・医療費 | 8,289円 | 6,301円 | 8,125円 | 9,296円 | 7,066円 | 8,624円 |
交通・通信費 | 62,193円 | 20,013円 | 30,065円 | 52,160円 | 34,716円 | 33,704円 |
教育費 | 11,262円 | 11,909円 | 6,481円 | 19,817円 | 29,828円 | 21,823円 |
娯楽費 | 21,507円 | 12,726円 | 20,754円 | 23,215円 | 20,246円 | 29,181円 |
その他の支出 | 40,170円 | 30,533円 | 29,176円 | 27,438円 | 31,083円 | 27,338円 |
合計 | 245,350円 | 159,045円 | 198,205円 | 245,266円 | 236,590円 | 239,125円 |
「家計調査 4人世帯 年間収入階級別(表2-7)」を基に4人家族の世帯収入別の1ヶ月の平均生活費をまとめました。
世帯収入が少ない250~300万円台の支出が最も高いという結果でした。繰越金が少ないので、貯金をせずに収入のほとんどを生活費に回していると想定できます。
また、250万円未満のデータは記入が無かったため、4人家族の世帯はどこも250万円以上の世帯収入があると読み取れます。
過去5年間の4人家族の生活費一覧
合計支出(家賃除く) | |
---|---|
2021年度 | 約303,520円 |
2020年度 | 約300,083円 |
2019年度 | 約321,662円 |
2018年度 | 約312,153円 |
2017年度 | 約299,058円 |
過去5年間の4人家族の家賃を除く生活費をまとめたところ、どの年も30万円前後でした。
大幅なブレはないので、30万円を目安に生活費の内訳を調整したり、節約をすると良いです。
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4人家族の家賃を含む生活費は約40~55万円
地域 | 2LDK~ | 3LDK~ | 4LDK~ |
---|---|---|---|
東京23区 | 約17.5万円 | 約24.8万円 | 約29.9万円 |
大阪市内 | 約9.6万円 | 約13.8万円 | 約14.5万円 |
名古屋市内 | 約7.7万円 | 約9.8万円 | 約9.8万円 |
出典:全国宅地建物取引業協会連合会(2022年11月3日更新)の平均数字
4人家族が賃貸物件で生活する場合、家賃を含む1ヶ月の生活費は約40~55万円です。これは、2021年度の平均生活費30.3万円と3LDK~の平均家賃を単純に足した数字です。
東京23区の場合は生活費が月約55万円、大阪市内は約44万円、名古屋市内は約40万円必要です。地方でも、賃貸物件に住むなら月40万円の生活費は確保しておいた方が良いです。

4人家族の理想の生活費割合【弊社FP解説】
家賃と食費で手取りの50%を超えないようにすべき
内訳 | 支出割合 | 支出金額 |
---|---|---|
家賃 | 約30% | 約150,000円 |
食費 | 約15% | 約75,000円 |
水道光熱費 | 約4% | 約20,000円 |
家具・家事用品 | 約3% | 約15,000円 |
衣類代 | 約4% | 約20,000円 |
保健医療費 | 約4% | 約20,000円 |
交通費・通信費 | 約3% | 約15,000円 |
自動車維持費 | 約4% | 約20,000円 |
教育費 | 約3% | 約15,000円 |
趣味・娯楽費 | 約6% | 約30,000円 |
交際費 | 約6% | 約30,000円 |
生命保険料 | 約4% | 約20,000円 |
その他雑費 | 約5% | 約25,000円 |
貯蓄 | 約15% | 約75,000円 |
家賃と食費は、最も支出が高い項目です。この2つで世帯手取りの50%を超えないように調整できれば、毎月上手くやりくりできます。
子どもの洋服やおもちゃは、なるべく兄弟で使いまわして出費を抑えてください。
子どもが大学生や高校生になると、教育費の出費が増えます。交際費や趣味・娯楽費用を抑えて貯蓄しておくことをおすすめします。
貯金額をさらに増やしたい人は、家賃を収入の25%以内に抑えると良いです。家賃を5%抑えるだけで、毎月2.5万円も費用が浮きます。

生活に余裕が欲しければ家賃が安い物件を探すべき
ある程度生活に余裕が欲しければ家賃が安い物件を探すべきです。食費などの生活費よりも、楽に出費を抑えられます。
家賃が安い物件を探すなら、必ず不動産屋に相談しましょう。壁が薄い・事故物件など思わぬ落とし穴があるため、一度プロに相談した方が安全です。
来店不要のネット不動産屋「イエプラ」なら、深夜0時までチャットで相談できます。「学校は近くにある?」「買い物環境は整ってる?」など、気になる情報もすぐに聞けます。
不動産業者専用サイト「ATBB」からお部屋を探してくれるので、SUUMOやHOMESに載っていない未公開物件も紹介してくれます!
世帯手取り別の生活費シミュレーション
- 手取り20万円:子どもが3歳未満ならギリギリ
- 手取り25万円:かなりの節約生活になる
- 手取り30万円:幼児ならやりくり次第で暮らせる
- 手取り35万円:中学生未満の子どもなら生活可能
- 手取り40万円:貯金する余裕が多少できる
手取り20万円:子どもが3歳未満ならギリギリ
家賃 | 約66,000円 |
---|---|
食費 | 約45,000円 |
水道光熱費 | 約16,000円 |
家具・家事用品 | 約5,000円 |
衣類代 | 約10,000円 |
保健医療費 | 約10,000円 |
交通費・通信費 | 約15,000円 |
教育費 | 約5,000円 |
趣味・娯楽費 | 約15,000円 |
交際費 | 約5,000円 |
その他雑費 | 約5,000円 |
貯金 | 約0円 |
合計 | 約197,000円 |
4人家族の世帯手取りが20万円の場合は、子ども2人が3歳未満ならギリギリ生活できます。
新生児・乳児の食費は1人あたり5千円ほどです。子ども2人で1万円、大人2人分で3.5万円と考えれば、節約次第では暮らせます。
ただし、貯金が出来ないうえ、毎月ギリギリの生活です。少しでも無駄遣いをすると、あっという間に赤字になります。
手取り25万円:かなりの節約生活になる
家賃 | 約75,000円 |
---|---|
食費 | 約47,000円 |
水道光熱費 | 約18,000円 |
家具・家事用品 | 約8,000円 |
衣類代 | 約12,000円 |
保健医療費 | 約12,000円 |
交通費・通信費 | 約15,000円 |
教育費 | 約15,000円 |
趣味・娯楽費 | 約20,000円 |
交際費 | 約10,000円 |
その他雑費 | 約10,000円 |
貯金 | 約0円 |
合計 | 約242,000円 |
4人家族の世帯手取りが25万円の場合は、節約生活です。食費・水道光熱費・衣類費・娯楽費など、すべての項目の出費を抑えなければいけません。
コスパが良い食材で毎日自炊をする、使っていない家電のコンセントを抜き消費電力を抑える、子どもの衣類は兄弟で使いまわすなど、意識することが多いです。
貯金は、毎月の生活費で余った分しかできません。冠婚葬祭や急病など、急な出費のための予備費と考えたほうが良いです。
手取り30万円:幼児ならやりくり次第で暮らせる
家賃 | 約90,000円 |
---|---|
食費 | 約50,000円 |
水道光熱費 | 約20,000円 |
家具・家事用品 | 約10,000円 |
衣類代 | 約12,000円 |
保健医療費 | 約15,000円 |
交通費・通信費 | 約20,000円 |
教育費 | 約20,000円 |
趣味・娯楽費 | 約30,000円 |
交際費 | 約15,000円 |
その他雑費 | 約15,000円 |
貯金 | 約0円 |
合計 | 約297,000円 |
4人家族の世帯手取りが30万円の場合は、まだ食費の節約が必須です。乳幼児であれば2人で大人1人分ほどなので、なんとかやりくりできる範囲です。
子どもが女の子だけであれば、食事量が少ないので小学校低学年ほどまでであれば4人暮らしできます。
ただし、医療費や教育費など、子どものための費用を確保すると貯金はしづらいです。
手取り35万円:中学生未満の子どもなら生活可能
家賃 | 約105,000円 |
---|---|
食費 | 約70,000円 |
水道光熱費 | 約18,000円 |
家具・家事用品 | 約12,000円 |
衣類代 | 約12,000円 |
保健医療費 | 約13,000円 |
交通費・通信費 | 約20,000円 |
教育費 | 約30,000円 |
趣味・娯楽費 | 約30,000円 |
交際費 | 約15,000円 |
その他雑費 | 約15,000円 |
貯金 | 約10,000円 |
合計 | 約350,000円 |
4人家族の世帯手取りが35万円の場合は、中学生未満の子どもが2人ならやりくり可能です。家賃と食費さえ抑えてしまえば、ほぼ全国平均通りの出費となります。
食べ盛りの中学生以上の子どもの場合は、1人あたりで大人1人分の食費が目安です。月7万円だと足りないおそれがあります。
なお、物価が安い地方住みであれば、無理に節約せずとも4人暮らしができます。
手取り40万円:貯金する余裕ができる
家賃 | 約110,000円 |
---|---|
食費 | 約80,000円 |
水道光熱費 | 約20,000円 |
家具・家事用品 | 約10,000円 |
衣類代 | 約12,000円 |
保健医療費 | 約15,000円 |
交通費・通信費 | 約20,000円 |
教育費 | 約30,000円 |
趣味・娯楽費 | 約30,000円 |
交際費 | 約15,000円 |
その他雑費 | 約15,000円 |
貯金 | 約40,000円 |
合計 | 約397,000円 |
4人家族の世帯手取りが40万円の場合は、毎月多少なりとも貯金が出来るようになります。東京23区の家賃相場が低いエリアであれば、4人暮らし可能です。
食費や水道光熱費が、全国平均以下なので節約は続けなければいけません。
世帯手取りが40万円なら、世帯収入の合計は約55万円です。両親とも共働きが想定されます。放課後保育の利用をするなら、雑費分が全て無くなるので注意してください。
実際の4人家族の生活費はどんな感じ?
4人家族の場合、毎月の生活費は家賃を除いて30万円ほどだという話を何かで見ました。うちは家賃込みで25万円なのですが、皆さんは家賃込みの生活費はどのくらいなのでしょう?
— つみき@小さな複業×投資 (@321tsumiki) October 31, 2022
5月の生活費
今月は子供の習い事を一つ追加したので費用が高くなった。
アベレージでこの支出やとFIREは3年後になるかも子供二人の4人家族
持ち家返済済みの家計簿 pic.twitter.com/kNCBmBjJBi— 底値⤵️プログ勉強中⤴️⤴️ (@6P_cheese_FIRE) June 12, 2022
みなさんの生活費はいくらですか?
我が家は4人家族で子供は3歳と2歳。
マイホームありで生活費は月25万円(年間300万円)です。
総務省統計局のデータよりも低い生活費でした
何組かの家庭に我が家の生活費を言うとビックリされ、他の家庭は我が家の1.5倍くらいだそううまく節約できてるかな
— FPさなよし@経済、投資家、家計ブログ (@FP_sanayoshi) May 2, 2022
生活費37万(4人家族)、30代男性の手取り25~30万、うーん、そりゃ家庭持ちも減るわな。自分もこんなもんだし、たぶんここらへんで頭打ちかな・・?
— Jパパ@ (@newpapa13) April 28, 2022
Twitter上で、実際に4人暮らししている人の声を集めてみました。結果、統計の平均金額をかなり下回る家庭が多かったです。
4人家族で月25~30万円ほどに抑えている家庭が多いので、支出を減らすならまずは統計平均の30万円を目標にすると良いです。
4人家族におすすめの節約方法
食費の節約方法7選
- ・食材をこだわり過ぎない
- ・コスパの良い食材をメインで使う
- ・1つの食材で複数の料理を作る
- ・1度にまとめて料理する
- ・お徳用や業務用を購入する
- ・ポイントカードやクーポンを活用する
- ・買い物に行く頻度を減らす
食費の手っ取り早い節約方法は「コスパの良い食材で自炊」をすることです。食材は、複数品で使いまわせるので1食300円以下にできます。
また、お得パックや業務用などを購入すれば、通常価格よりも安く買えます。余ったものは冷凍しておくと良いです。
時間がある時に、一気に作り置きするのもおすすめです。食材を使いきれるので食材ロスを削減できます。コンロを使う時間の短縮にもなるので、ガス代の節約にも繋がります。
水道光熱費の節約方法4選
- ・都市ガスのお部屋を選ぶ
- ・エアコンの温度を一定にする
- ・お湯の温度を一定にする
- ・電力会社を変更する
エアコンやお湯の温度は、一定を保ちましょう。エアコンの場合、夏は26度、冬は20度がおすすめです。お湯は40℃以下にしてください。
1度設定温度を変更するだけで、13%も熱量が増えるからです。とくに冬は、消費エネルギーが大きいので温度を変えないほうが良いです。
地域電力会社を契約している家庭は、新電力会社に切り替えるのも手です。4人家族なら基本料金0円の会社がおすすめです。
都市ガスとプロパンガスの料金の差
プロパンガス | 都市ガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 504円 | 314円 |
400㎥使用した場合 | 20,160円 | 12,560円 |
基本料金 | 1,574円 | 950円 |
月額合計 | 21,734円 | 13,510円 |
※4人家族のガス使用量の平均は43m³です
プロパンガス(LPガス)ではなく、都市ガスのお部屋を選ぶべきです。毎月のガス代が、半額近く変わります。
都市ガスは公共料金が元となっており、基本料金が安いうえ急激な値上げが少ないです。プロパンガスは企業が自由に価格を決めれます。市場変動によって値段が跳ね上がりやすいです。
スマホ・ネット代の節約方法2選
- ・現在契約中のプランを見直す
- ・格安SIMに変更する
現在契約中のスマホプランを見直してください。使ってない分の通話料やパケット代があるなら削るべきです。
キャリアにこだわりがない人は、格安SIMにしたほうが半額近く安くなります。1台4千円前後と、かなり安いです。
そのほか4人家族におすすめな節約
- ・国や自治体の助成制度を活用する
- ・クレジットカードで支払ってポイントを貯める
- ・日用消耗品もブランドにこだわり過ぎない
- ・悩んだものは買わない
- ・衣類は質を優先させて長く着まわす
- ・化粧品をプチプラに変更する
- ・薬類はジェネリック品に変更する
- ・家計簿をつけて無駄な支出を抑える
国や自治体の子育て支援制度は活用すべきです。とくに「児童手当」「子ども医療費助成」「育児休業給付金」は最低でも受けましょう。
自治体によっては「多児童支援制度」を独自に定めているところもあります。東京23区の場合は、豊島区が双子や三つ子などの支援制度を定めています。

家賃を抑えれば生活費に余裕が生まれる
家賃目安は「世帯手取りの3分の1」
世帯手取り20万円 | 約67,000円 |
---|---|
世帯手取り25万円 | 約83,000円 |
世帯手取り30万円 | 約100,000円 |
世帯手取り35万円 | 約117,000円 |
世帯手取り40万円 | 約133,000円 |
世帯手取り45万円 | 約150,000円 |
世帯手取り50万円 | 約167,000円 |
世帯手取り55万円 | 約183,000円 |
4人家族の家賃目安は「世帯手取りの3分の1」です。世帯収入で考えると、年金や住民税、所得税などが差し引かれるので、子どものための貯金がしづらくなります。
予算を決める時は家賃+管理費の「総家賃」で考えるべきです。管理費・共益費も、家賃と一緒で毎月支払うお金です。
家賃相場が低いエリアで探すと良い
2LDK・3K・3DK | 3LDK・4K・4DK | 4LDK以上 | |
---|---|---|---|
葛飾区 | 9.36万円 | 11.59万円 | 18.5万円 |
足立区 | 10.57万円 | 11.21万円 | 13.8万円 |
江戸川区 | 11.01万円 | 13.91万円 | 26.1万円 |
板橋区 | 11.14万円 | 12.28万円 | 22.3万円 |
荒川区 | 12.60万円 | 17.07万円 | 18.0万円 |
練馬区 | 11.00万円 | 12.82万円 | 20.0万円 |
江東区 | 14.28万円 | 18.23万円 | 25.3万円 |
北区 | 13.17万円 | 17.26万円 | 17.3万円 |
墨田区 | 12.28万円 | 22.83万円 | 24.2万円 |
杉並区 | 14.82万円 | 18.54万円 | 25.5万円 |
そのほかの区の相場はこちら
2LDK・3K・3DK | 3LDK・4K・4DK | 4LDK以上 | |
---|---|---|---|
大田区 | 13.32万円 | 17.63万円 | 20.3万円 |
中野区 | 15.38万円 | 17.60万円 | 25.0万円 |
豊島区 | 17.27万円 | 20.39万円 | 29.5万円 |
世田谷区 | 15.68万円 | 20.65万円 | 42.2万円 |
台東区 | 16.72万円 | 19.69万円 | 24.4万円 |
品川区 | 18.25万円 | 28.36万円 | 34.4万円 |
文京区 | 19.45万円 | 28.96万円 | 26.7万円 |
目黒区 | 23.03万円 | 46.56万円 | 45.6万円 |
新宿区 | 21.72万円 | 27.32万円 | 30.6万円 |
中央区 | 24.81万円 | 33.22万円 | - |
渋谷区 | 31.53万円 | 32.39万円 | 77.8万円 |
千代田区 | 25.80万円 | 93.17万円 | - |
港区 | 44.28万円 | 72.39万円 | 128.4万円 |
「公益社団法人 全国宅地建物取引業協会連合会」が毎日更新している家賃相場:東京都(2022年11月2日更新)を参考に、2LDK~3DKの平均家賃相場が安い順にまとめました。
世帯収入が少ない家庭は、足立区や葛飾区、江戸川区や練馬区など相場が低いエリアでお部屋を探したほうが良いです。

駅徒歩や築年数は妥協すべき
駅徒歩や築年数といった条件は、限界まで緩和すべきです。駅徒歩5分と15分では、家賃相場が1万円以上も変わります。
築年数はリフォームされたお部屋があるので、指定しないほうが良いです。耐震性が気になる場合は、新耐震基準に変更された1977年を目安(築40年以内)にしましょう。
安さ重視なら間取りは「DK」がおすすめ
安さ重視でお部屋を選ぶなら「2DK」や「3DK」の間取りがおすすめです。
DKは1980年代に流行った間取りなので、築年数がやや古いです。LDKの間取りより人気がないので、家賃設定が低いです。
住むエリアによっては、LDKより5~10万円以上安いお部屋があります。ちなみに、3DKは、2LDKと専有面積がほぼ同じです。
子ども2人分の学費用に月10万円の貯金はすべき
公立と私立の学費目安
公立 | 私立 | |
---|---|---|
幼稚園 | 22万3,647円 | 52万7,916円 |
小学校 | 32万1,281円 | 159万8,691円 |
中学校 | 48万8,397円 | 140万6,433円 |
子ども2人分の学費を確保するためには、最低月10万円の貯金は必要です。
年子を想定すると、2人目が生まれた時点で月10万円ずつ貯金して、小学校入学するまでに公立の小学校6年分の学費は貯まる計算です。
教材費や制服代など別途費用がかかるので、できる限り多く貯蓄しておくと良いです。
4人家族の平均貯金額は月19.2万円
「家計調査 家計収支編(表番号2-7)」によると、4人家族の貯金額は月19.2万円です。
統計に記載されている「繰越金」が貯金にあたります。この繰越金は、支出を差し引いた当月末における世帯の手持ち金額のことです。
4人家族の場合、子ども2人分の学費や教養娯楽費が必要です。最低でも毎月10万円貯金しないと、義務教育の間の学費が払えません。できる限り支出は抑えるべきです。
「自動貯金」と「定期預金」を上手く使うと良い
確実に貯金したい人は「自動貯金」と「定期預金」を併用すると良いです。
自動貯金は、給料から直接天引きになる「財形貯蓄」や、口座から自動で貯金される「自動積立」を指します。給料を使ってしまう前に、貯金できます。
定期預金は、一定期間引き落とせないかわりに高い金利が約束されています。解約期間を子どもの入学に合わせておけば、学費が足りなくなるリスクを防げます。

子ども向けの生命保険は加入しておくと良い
「医療保険」「学資保険」の加入がおすすめ
生命保険の中には、子ども向けの「医療保険」「学資保険」があります。
医療保険は、病気やケガの際に、医療費の一部として保険金が返ってきます。学資保険は、入学・卒業の節目や、契約満期の際にお金を受け取れます。
掛け捨ての安い保険でも良いですが、返戻率100%以上のプランを選択してください。100%以下の保険は、戻ってくるお金が少ないので損をします。
1世帯当たりの生命保険料の平均は月3万円ほど
年齢 | 世帯主年齢別保険料(年間) |
---|---|
29歳以下 | 202,000円 |
30~34歳 | 276,000円 |
35~39歳 | 329,000円 |
40~44歳 | 410,000円 |
45~49歳 | 442,000円 |
50~54歳 | 498,000円 |
55~59歳 | 492,000円 |
60~64歳 | 434,000円 |
65~69歳 | 340,000円 |
70歳以上 | 299,000円 |
公益財団法人生命保険文化センターの生命保険に関する実態調査によると、生命保険には約88%の世帯が加入していて、毎月支払う保険料は約3万円です。
生命保険には、死亡保険のほかに「医療保険」や「がん保険」「学資保険」「年金保険」などの種類があります。家庭環境や経済環境に合わせて見直すことをおすすめします。

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