「駅徒歩15分のお部屋は後悔する?」
「駅徒歩15分に住んでも良いのはどんな人?」
駅徒歩15分のお部屋は後悔すると言われがちですが、駅近より家賃がかなり安い・広くてキレイなお部屋に住めるなどメリットが豊富です!
しかし、実際に暮らす人からは、毎日歩くのは遠い・悪天候だと地獄など、やめとけとの声が目立ちます。
そこで当記事では、駅徒歩15分に住むと後悔する人の特徴を解説します。実際に暮らす人の声や、後悔しない物件選びのコツも紹介するのでぜひ参考にしてください。
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駅徒歩15分は普段歩かない人なら後悔しやすい
駅徒歩15分を超えると遠いと感じやすい
- 調査日:2023年3月7~8日
- 調査媒体:ランサーズ
- 調査対象:賃貸物件に住んだ経験のある200人
- 質問内容:賃貸物件は駅徒歩何分から遠いと感じますか?
- 回答方法:選択式
賃貸で駅徒歩15分は遠いと感じている人が多く、後悔する可能性が高いです。賃貸に住んだことのある男女200人に駅徒歩何分から遠いと感じるかアンケートを取りました。
調査の結果、15分以上から遠いと回答した割合が45.5%と最も高かったです。普段歩かない人なら肉体的・精神的な負担が大きくなるので、駅徒歩10分以内をおすすめします。
そもそも駅徒歩15分の距離は1.2km
駅徒歩15分の距離は1.2kmです。駅徒歩の距離は「不動産の表示に関する公正競争規約」により徒歩1分=80mで計算します。
駅徒歩分数は、最寄り駅の1番近い出口から、大人の平均的な徒歩スピードで歩いたものとして計算されます。直線距離ではなく実際に歩いた道のりで表します。
賃貸の駅徒歩平均は約14分
賃貸の駅徒歩分数の平均は約14分です。国土交通省の「令和3年度住宅市場動向調査報告書」によると、賃貸住まい人の駅までの平均距離は1.1kmでした。
80m=徒歩1分で駅徒歩に換算すると、1.1㎞(1100m)÷80=13.75なので約14分です。駅徒歩15分は、賃貸なら平均的な距離のお部屋と言えます。
実際に歩くと20分ほどかかる
駅徒歩15分は、実際に歩くと20分ほどかかるケースが多いです。駅徒歩は、坂の多さや天候、信号などのマイナス要素が考慮されていないためです。
また、年齢・性別も考慮されていません。歩くのが遅い人や、パンプスを履く女性なら25分かかることもあります。
歩き慣れていないなら「思っていたより遠くてつらい」と後悔する可能性が高いので、内見時に駅から実際に歩いてみてください。
実際に駅徒歩15分に住んでいる人の声
駅徒歩15分で後悔した人の声
自分で探した土地だけど、利便性の悪さに頭抱えてる…
駅から徒歩15分は遠い。
実家近辺みたいにバス走ってるならまだいいけれど…
欲を出してもっと探してもらえば良かったと後悔してる。。。。— しーまな 家づくりブルー中www (@hima9714) January 23, 2023
駅から徒歩15分ってやっぱ毎朝歩くには遠いよねぇ…
— 片無 吟乃(かたなし うたの) (@captain_pengin) February 15, 2023
でも、やっぱり長く住むなら立地が良くないと後悔する、当然立地が良いと土地も高くなる、子供がいるなら特に小学校は近くないとしんどいし、駅とスーパーは徒歩10分圏内にほしい、徒歩15分とかになると結局歩くのめんどくさくなる
— はやぶさ猫 (@zzyzxrd515) April 24, 2022
Twitterで実際に駅徒歩15分の距離に住んでいる人の声を集めたところ、後悔している人の方が多かったです。
「悪天候だと地獄」「買い物が億劫になる」「結局バスを使ってしまう」など、ネガティブな意見が目立ちました。利便性の高さを重視する人は避けたほうが無難です。
駅徒歩15分でも満足している人はいる
都内と言いつつ駅徒歩15分2DK家賃6万みたいな安いところに住んでるけど、謎に居心地が良すぎて引っ越す気が起きないまま11年が経過した。
— yuukixx (@yuukixx_vrc) September 5, 2023
やっぱりキッチンはあると便利。
2部屋あれば活動空間と寝室と分けられる。徒歩15分は最初は遠く感じるけどそのうち慣れる。— mossan/ルナの負けだよ (@mossan_555) March 3, 2022
駅徒歩15分でも満足している人は「家賃を安くしたい」「運動不足を解消できる」「広いキッチンが欲しかった」など、目的が明確です。
駅徒歩15分の物件に住むなら、距離の遠さを上回るメリットがあるかどうかが大事です。このあと、駅徒歩15分のメリット・デメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。
駅徒歩15分の遠いお部屋のデメリット
- ・雨や猛暑の日は歩くのがつらい
- ・バス代や駐輪場のコストがかかる
- ・人通りが少なくて夜道が不安
- ・友人や恋人を招きづらい
- ・周辺の買い物環境が悪い
雨や暑い日は歩くのがつらい
雨の日や暑い日は、片道15分、往復30分の道のりが肉体的・精神的につらいです。雨の日は服や靴が汚れて、暑い日は駅に着くころには汗だくです。
お気に入りの服を雨で汚したくない、汗っかきで夏が苦手という人なら、駅徒歩10分以内の近いお部屋に住んだほうが後悔しないです。
バス代や駐輪場代がかかる
歩くのが面倒でバスや自転車を利用する場合は、追加の費用がかかります。地域にもよりますが、月額でバス代は約5,000円、駐輪場代は約3,000円必要です。
また、飲み会帰りにタクシーを使うと1回あたり約1,000円の負担です。家賃の安さだけでお部屋を選ばずに、交通費を含めたトータルコストで考えると後悔しづらいです。
人通りが少なくて夜道が不安
駅から離れるほど街灯と人通りが減るため、夜道を歩くリスクが高いです。ストーカーや公然わいせつなどの犯罪は、人目が無いエリアで発生しやすくなるためです。
とくに女性は、犯罪に巻き込まれないように注意しましょう。イヤホンは片耳だけでも外す、できるだけスマホをいじらないなどの安全対策が必須です。
友人や恋人を招きづらい
駅から遠いと、友人や恋人を気軽に招きづらいのもデメリットです。駅から15分以上歩かせたり、バスに乗ってもらうのは気が引けます。
「休日は恋人とお部屋デートしたい」「友人を呼んでパーティーしたい」などの希望があるなら、タクシー代を負担してあげるか、できるだけ駅近の物件を選んだほうが良いです。
近くに商業施設が少ない
スーパーやコンビニ、ショッピングモールなどの便利な施設は駅前に集まるため、駅から遠いと日常生活で不便です。買い忘れがあると、往復で30分以上かかってストレスが溜まります。
普段から買い物リストを作って、学校や会社帰りに立ち寄る習慣をつけると良いです。お米や飲料など重いものは、ネットスーパーで購入しておくのもおすすめです。
駅徒歩15分の距離ならではのメリット
- ・家賃相場が低い
- ・グレードの高いお部屋に住みやすい
- ・治安が良く落ち着いて暮らせる
- ・複数路線利用しやすい
- ・運動不足の解消になる
家賃相場が低い
~5分 | ~10分 | ~15分 | |
---|---|---|---|
1R | 約10.2万円 | 約6.8万円 | 約6.0万円 |
1K | 約10.8万円 | 約7.3万円 | 約6.1万円 |
1DK | 約11.1万円 | 約8.8万円 | 約7.6万円 |
1LDK | 約18.2万円 | 約14.1万円 | 約9.0万円 |
駅徒歩15分の物件に住む最大のメリットは「家賃の安さ」です。ワンルームの相場ですら、駅徒歩5分と15分とでは約4万円の差があります。
家賃の安さを最重要視する人であれば、駅徒歩15分の物件でも後悔しづらいです。
- 調査内容
グレードの高いお部屋に住みやすい
家賃相場が低い分、同じ予算でもグレードの高いお部屋を借りられます。駅徒歩10分と比べると、独立洗面台のような便利な設備が付いていたり、1K→1DKに住めるなど条件が良いです。
「1LDK以上に住みたい」「新築しか住みたくない」など、駅への近さよりこだわりたい条件が複数あるなら、駅徒歩を15~20分程度まで妥協するのもアリです。
治安が良く落ち着いて暮らせる
駅から15分離れたエリアは、基本的に閑静な住宅街で治安が良いです。車通りや酔っ払いが少ないため、落ち着いて暮らせます。
路上犯罪や交通事故が心配、休日にゆったりと過ごしたい人は、駅徒歩15分のお部屋に住んでも後悔しづらいです。
複数路線利用しやすい
都市部で駅徒歩15分以上離れると、複数の駅を利用しやすいケースが多いです。違う路線の2駅間にお部屋を借りる場合、交通の便がむしろ良くなります。
通勤はA駅から、休日はB駅から遊びに行くといった風に使い分けできます。複数路線走っているエリアでお部屋を探す人におすすめです。
運動不足の解消になる
毎日往復30分歩けば軽いジョギング程度の運動量なので、運動不足の解消に役立ちます。ダイエットが続かないなら、あえて駅から遠いお部屋に住むのも手です。
ただし、バスや自転車に乗ってしまうと意味がないです。必ず週に3回以上は徒歩通勤するなどルールを定めておくと良いです。
駅徒歩15分に住んで後悔しない人の特徴
歩くのが苦でないならおすすめ
- ・家賃を抑えるのが最優先
- ・広いお部屋や築浅物件に住みたい
- ・散歩するほど歩くのが好き
- ・在宅ワークが多い
- ・緑の多い住環境が良い
歩くのが苦でないなら、駅徒歩15分のお部屋に住んでも後悔しづらいです。家賃相場が下がった分、防音性やお部屋の利便性の高いお部屋で快適に過ごせます。
在宅ワーク中心でそもそも外出しない人にも向いています。「お部屋が広くて作業スペースが十分」「交通量が少なく静か」など、仕事に集中しやすくなるのでおすすめです。
駅徒歩15分が向いていない人の特徴
- ・体力がなくて疲れやすい
- ・電車を降りた先でも歩く
- ・雨の日や暑い日はストレスが溜まる
- ・家を出るギリギリまで寝ていたい
- ・友人や恋人を頻繁に招きたい
駅徒歩15分のお部屋は、歩くのが苦手な人は住まないほうが良いです。通勤時間を短くしたい、雨や夏の暑さが苦手という人にもおすすめしません。
駅徒歩10以内のお部屋でも、築年数やお部屋の向きなどの条件次第で安いお部屋が見つかります。予算が気になる人は、1度不動産屋にお部屋を探してもらうと良いでしょう。
駅徒歩15分で後悔しない物件選びのコツ
- ・駅から家まで坂が少ないか
- ・駅と家の間で買い物できるか
- ・踏切や信号が少ないか
- ・バス停が近いか
- ・物件と最寄り駅に駐輪場があるか
駅から家まで坂が少ないか
駅徒歩15分なら、坂が少ないエリアを選びましょう。東京23区内なら、江戸川区や葛飾区など東側のエリアは平坦で歩きやすいです。
駅と家の間で買い物できるか
駅と家の間にスーパーやコンビニ、ドラッグストアがあれば、帰り道で買い物できるので便利です。深夜営業のスーパーを中心にお部屋を探すのもおすすめです。
踏切や信号が少ないか
踏切や信号は駅徒歩に含まれていないため、影響の少ないエリアに住むのがおすすめです。
気になるお部屋が見つかったら、Googleマップで駅からお部屋までのルート検索をしましょう。踏切は0回、信号は5回以下だとストレスに感じづらいです。
バス停が近いか
気になったお部屋の近くにバス停があるかどうかもポイントです。お金はかかりますが、悪天候や体調不良、荷物が多い日には便利な移動手段です。
物件と最寄り駅に駐輪場があるか
自転車を使う可能性のある人は、駐輪場の確認も必須です。駅や物件に駐輪場はあるのか、申請する必要はあるのか、費用はいくらかかるのかなど事前に調べておきましょう。
駅徒歩15分に住むなら実際に歩いてみるべき
駅徒歩15分の距離はあくまでも目安のため、気になる物件は内見時に駅から実際に歩くと良いです。
信号が多くて時間がかかる、意外と平坦で歩きやすいなど、通勤通学のストレスにならないか確かめられます。
スーパーやコンビニが近いか、街灯が多いかなど、距離以外の住みやすさも把握できます。駅近の物件と比べて、どちらが自分に合っているか総合的に判断しましょう。
駅徒歩15分のお部屋探しでよくある質問
歩いて15分は自転車で何分?
約6分です。一般的な自転車の速度は1分間に0.2kmと言われています。駅徒歩15分=1.2kmのため、1.2km÷0.2km=6分です。
歩いて12分は何キロ?
0.96kmです。徒歩1分=80mで計算するため、80m×12分=960m(0.96km)です。
早歩き15分の距離は?
約1.5㎞です。人によって異なりますが、早歩きのスピードは1分=100m程度のため、1500m÷100m=15分です。
職場まで近いなら駅徒歩15分でも大丈夫?
通勤時間が短いなら大丈夫です。目安としては、片道30分以内に収まるかどうかを基準にすると良いです。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
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