「セカンドハウスの審査はなぜ厳しいの？」
「どうしても通らない際の対処法はある？」

収入に余裕が出てきたら、セカンドハウスでの2拠点生活に憧れますよね。2つお部屋を持つことで、通勤時間が減ったり、趣味部屋に使えるといったメリットがあります。

しかし、賃貸を複数借りる際の入居審査は厳しくなります。基準や対策の仕方が分からないと、審査に落ちてしまうことも…。

そこで当記事では、セカンドハウスの審査に通らないときによくある理由を解説します。審査に通るためのコツや、落ちたときの対処法もまとめたのでぜひ参考にしてください。

セカンドハウスの審査に通らないときの理由3選

収入に対して家賃合計が高すぎる

審査通過に必要な収入目安
2部屋の家賃合計	年収の目安	月収の目安
10万円	360万円以上	30万円以上
11万円	396万円以上	33万円以上
12万円	432万円以上	36万円以上
13万円	468万円以上	39万円以上
14万円	504万円以上	42万円以上
15万円	540万円以上	45万円以上
16万円	576万円以上	48万円以上
17万円	612万円以上	51万円以上
18万円	648万円以上	54万円以上
19万円	684万円以上	57万円以上
20万円	720万円以上	60万円以上

セカンドハウスの審査に通らないのは、収入に対して家賃合計が高すぎるからです。保証会社から「2部屋目の家賃滞納リスクが高い」と判断されて、審査で落ちる可能性が高いです。

家賃合計の36倍以上の年収があれば、入居審査で支払い能力があると判断してもらえます。家賃合計が12万円になる場合は、年収が432万円以上で、月収は36万円以上が目安です。

1部屋目より厳しく審査されるから

セカンドハウスの入居審査では、収入以外の項目も厳しくチェックされます。2部屋分の家賃を滞納なく払い続けられるか疑問視されるからです。

とくに、勤続年数の長さは重要です。一般的には勤続年数が1年以上あれば通ると言われていますが、セカンドハウスの審査では2～3年でも落とされるケースがあります。

職業や雇用形態が不安定な人も注意です。個人事業主やアルバイトに属している人は、正社員より厳しく見られます。

大家さんがセカンドハウスを認めていない

大家さんや管理会社によっては、そもそもセカンドハウスを認めていません。入居トラブルを起こされないか心配するからです。

セカンドハウスは、1部屋目よりも不在にされがちです。入居者が留守の間に、水漏れが起きたり、ポストからチラシが溢れたりする恐れがあります。

近年では、賃貸のセカンドハウスを民泊として違法に貸し出すトラブルも起きています。お部屋探しでは、不動産屋にセカンドハウス可の物件を探してもらいましょう。

セカンドハウスを借りたいなら不動産屋に相談してみる

セカンドハウスを借りたいなら、不動産屋に相談してみると良いです。2部屋目として契約できるか、管理会社に問い合わせてくれます。

当サイトが運営する不動産屋「イエプラ」は、複数契約の実績豊富なスタッフが多数在籍しています。物件提案だけでなく、審査に向けた準備も丁寧に案内しています。

やり取りはチャットやLINEから可能です。「セカンドハウスの審査って難しい？」「今の家より安くて通勤しやすいエリアはある？」など、来店不要で何でも質問できます。

仕事帰りなどのスキマ時間を有効活用できます。審査に不安なく2拠点生活してみたい人は、ぜひ気軽に相談してみてください！

セカンドハウスの審査を通す4つのコツ

借りたい理由は正直に不動産屋へ伝える

セカンドハウスの審査に通りたいなら、借りたい理由は正直に不動産屋へ伝えるべきです。嘘がバレると、保証会社に怪しまれて審査に落ちてしまいます。

借りたい理由は、できるだけ具体的に伝えましょう。「通勤時間を減らしたいから」「休日の趣味の時間を充実させるため」といった理由なら審査に影響ありません。

家賃合計は「手取り」の3分の1以下に抑える

	家賃合計(手取り3分の1)
手取り30万円	約100,000円
手取り32万円	約107,000円
手取り34万円	約113,000円
手取り36万円	約120,000円
手取り38万円	約127,000円
手取り40万円	約133,000円

家賃合計は手取りの3分の1以下に抑えると、セカンドハウスの審査に通りやすいです。年収より少ない手取りで基準を満たしていれば、十分な収入があると判断してもらえるからです。

手取り30万円の人は、家賃合計を約10万円以内に抑えるべきです。1部屋目が家賃6万円なら、2部屋目を探す際の家賃上限は4万円までです。

収入の安定した連帯保証人を立てる

セカンドハウスの審査を通すために、収入の安定した連帯保証人を立てるのも手です。2部屋目の家賃を滞納するリスクを下げられるからです。

連帯保証人に求められる支払い能力は、セカンドハウスの家賃36倍の年収があることです。両親や兄弟のなかでも、在職中の人が向いています。

預貯金の残高で審査してもらう

預貯金の残高で審査してもらえれば、セカンドハウスの審査に通る可能性もあります。今の収入で審査に臨むのが不安な場合に効果的です。

審査で支払い能力をアピールするには、最低でも預貯金の残高が家賃の2年分以上は必要です。家賃5万円の物件なら、約120万円以上が目安です。

セカンドハウスの審査に通らない際の対処法

審査のゆるい保証会社で再審査する

審査のゆるい保証会社で再審査すれば、セカンドハウスの審査に通りやすくなります。収入面で基準を満たしていれば、高確率で通過できるからです。

多くの管理会社は、複数の保証会社と提携していて、難易度を下げて再審査できます。最審査できる場合は、1社目の審査に落ちたタイミングで不動産屋から提案されます。

収入の安定した親族に代理契約してもらう

セカンドハウスの審査に通らないときは、収入の安定した親族に代理契約してもらうと良いです。入居者本人の支払い能力が見られないので、滞納リスクが低いと判断してもらえます。

代理契約を使う審査では、契約者に家賃36倍以上の年収があるかをチェックされます。契約者を頼むときは、親や兄弟など3親等以内の人にしましょう。

寝るだけならマンスリーマンション等も検討する

どうしても審査に通らない場合は、セカンドハウス以外の方法で過ごしてみるのもアリです。2部屋目を賃貸契約するより、手間やコストをかけずに済みます。

帰宅してすぐ寝るだけの目的であれば、マンスリーマンションのほうが安上がりです。ベッドが備え付けなら、初期費用も抑えられます。

入居手続きが面倒なら、インターネットカフェも活用できます。お店によっては、長期滞在向けのプランがあったり、勤務先の福利厚生で割引が使えてお得です。

セカンドハウスに関するよくある質問

東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。

アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。

また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。

他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる

アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。

また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。

初期費用の分割払いに対応している

アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。

分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください！