「賃貸物件は複数借りられる?」
「セカンドハウスの審査は厳しいって本当?」
同じ名義で賃貸を複数借りることはできます!セカンドハウスがあれば通勤がラクになる、趣味を充実させられるなどメリットが多いんです。
しかし、賃貸を複数を借りるのは簡単ではありません。1部屋目よりも入居審査が厳しく、対策なしでは審査に落ちてしまう人も…。
そこで当記事では、賃貸を複数借りるコツや注意点を解説します。住民票をどこに置けば良いのかも紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
- 十分な収入と正当な理由があれば契約できる!
- 2部屋の合計家賃を手取りの3分の1以下に抑えると良い
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不動産屋「家AGENT」の営業マン
宅地建物取引士
賃貸の仲介会社「家AGENT」の現役の営業マン。宅地建物取引士の資格を取得している。営業マンとしての経験と専門知識を活かして、お部屋探しや入居審査についての不安や疑問を解決しています。
同じ名義で複数の賃貸契約はできる?
収入と正当な理由があれば可能
今住んでいる賃貸物件とは別に、賃貸契約を結ぶことは可能です。賃貸の契約数に法律的な制限はなく、同じ名義で2部屋以上借りることもできます。
ただし、1部屋目よりも入居審査は厳しくなります。家賃を問題なく払えるだけの収入と、複数契約する正当な理由が必要です。
賃貸を複数借りるメリット
- ・会社の近くなら通勤がラクになる
- ・休日に1人の時間が作れる
- ・自由なレイアウトを楽しめる
会社の近くなら通勤がラクになる
会社の近くにセカンドハウスを借りれば通勤時間を短くできます。場所によっては徒歩や自転車で通勤できるため、満員電車を避けたい人にもおすすめです。
他にもギリギリまで睡眠時間が確保できる、忘れ物を取りに行きやすいなどのメリットがあります。
休日に1人の時間が作れる
拠点にしている家から離れたセカンドハウスを契約すれば、1人の時間が作れてリフレッシュできます。
都心から離れた静かな場所ほど、誰にも邪魔されず過ごせます。釣りやアウトドアなどの趣味に没頭する人も多いです。
自由なレイアウトを楽しめる
普段家族や同居人と過ごしている人でも、セカンドハウス内ではお部屋を自由にレイアウトできます。
好みのインテリアを置いて楽しむ、本やフィギュアなどのコレクションを飾るのも良いです。
セカンドハウスとして複数の賃貸を借りるコツ
- ・家賃の合計は手取りの3分の1以下に抑える
- ・セカンドハウスを借りる理由は正直に話す
- ・親族に代理契約してもらう
家賃の合計は手取りの3分の1以下に抑える
家賃の合計 | |
---|---|
手取り30万円 | 約100,000円 |
手取り32万円 | 約107,000円 |
手取り34万円 | 約113,000円 |
手取り36万円 | 約120,000円 |
手取り38万円 | 約127,000円 |
手取り40万円 | 約133,000円 |
複数の賃貸物件を借りるなら、家賃の合計を手取りの3分の1に抑えるべきです。3分の1を超えると「2部屋分の家賃を払う余裕がない」と判断されて審査に落ちます。
手取り30万円で家賃6万円の物件をすでに借りている人は、2部屋目を家賃4万円以下にして、合計額を10万円に抑えてください。
セカンドハウスを借りる理由は正直に話す
申し込みのときは、複数の賃貸物件を借りる理由を正直に話してください。嘘を付くと不信感を与えてしまい、入居審査に落ちる可能性があります。
「関東と関西の両方で仕事があるため」「会社の近くに寝泊まりする場所が欲しいから」「趣味の部屋にする」など、自分の状況に合った理由を不動産屋に伝えましょう。
親族に代理契約してもらう
セカンドハウスを借りたい時、親族に代理契約してもらう方法もあります。入居者以外の名義で契約することで、本人名義の審査が通らないときに有効的です。
申し込み時は、契約者・入居者情報を正しく伝えてください。申込書の「入居者欄」に記載がない人が住むと「名義貸し」「又貸し」という違反行為に当たります。
情報を正しく伝えなかった場合、強制退去を言い渡される、高額な違約金を請求されるなどの恐れがあるので注意しましょう。
複数の賃貸を借りるときの注意点
- ・月に数回しか使わないなら損しやすい
- ・1部屋目の入居審査よりも厳しい
月に数回しか使わないなら損しやすい
月に4~5日程度しか使わないなら、セカンドハウスは借りないほうが良いです。賃貸を複数契約するよりも、ビジネスホテルなどに泊まった方が安く済む可能性があるからです。
まずはセカンドハウスをどれくらいの頻度で使うのか、初期費用やランニングコストがいくらかかるのかを把握しましょう。
近隣のホテルの宿泊料金と照らし合わせてみて、本当にセカンドハウスが必要なのかを確認してみてください。
1部屋目の入居審査よりも厳しい
セカンドハウスの入居審査は、1部屋目よりも厳しくなります。2部屋分の家賃を問題なく支払えるかどうか、複数の賃貸契約を結ぶ正当な理由があるか細かくチェックされるからです。
特に収入や職業には注意が必要です。収入が少ない、勤続年数が短いなどの不利な点があると審査に落とされます。
従来の物件の名義変更は難しい
2部屋目の入居審査を通すために、もともと借りている物件の名義人を変更するのは難しいです。変更可能なのは、結婚や離婚、死別などの事情があるときだけだからです。
事情なしで名義変更する場合は、新しい契約者で再審査する必要があります。事務手数料として家賃1ヶ月分がかかるケースが多いです。
賃貸を複数借りたら住民票はどうする?
実際に住んでいる場所に置けば良い
複数の賃貸を借りている場合、住民票は実際に生活しているお部屋の現住所に置きます。法令によると「生活の本拠」が住民票のあるべき場所と定められているからです。
あくまでもセカンドハウスとして使うのであれば、わざわざ住民票を移す必要はありません。今のお部屋に家族が住み続けて、自分だけ新居に引っ越すなら住民票を移動させてください。
住民税は住民票のある自治体に払う
住民税は住民登録されている自治体に払います。複数の賃貸物件を借りていても、2重に支払う必要はありません。
注意点として、給与から住民税を引かれたあと、2部屋目の自治体から住民税の振込用紙が届く場合があります。両方払ってしまったら、還付の手続きをすれば大丈夫です。
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