
「子育てしやすい賃貸の選び方は?」
「赤ちゃんがいる人におすすめの間取りは?」
小さな子どもがいるなら、できるだけ子育てしやすい賃貸物件に住みたいものです。子どもに目が届きやすく、大きくなったらお部屋が分けられるお家だと最高です。
しかし、子育てしやすい賃貸物件をどうやって選べば良い?どんな条件で探せばいい?と疑問に思う人が多いです。
そこで当記事では、子育てしやすい賃貸物件の選び方を徹底解説します。ファミリー向けエリアの特徴や、おすすめな物件の特徴なども紹介しているので参考にしてください。
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
子育てしやすい賃貸物件の選び方
子育てしやすい賃貸物件を選ぶ際は、子どもが住みやすいかどうかを重視すべきです。
以下のような物件であれば、子どもが住みやすく快適に子育てできます。
- ・2DK以上の間取り
- ・防音性が高い
- ・キッチンが対面式
- ・収納スペースが多い
- ・駅徒歩10分以内
2DK以上の間取り
2DK以上の間取りであれば、子育て部屋と親の寝室を分けられます。また、子どもが大きくなったら、そのまま子ども部屋にできるのでおすすめです。
とくにLDKのリビングスペースが広い間取りであれば、リビングに遊び場を作れるので子育てしやすいです。家事をしながら子どもの面倒を見れます。
防音性が高い
鉄筋コンクリート造(RC造)や鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)など、防音性の高いお部屋を選びましょう。
木造や鉄骨造など防音性が低いお部屋は、赤ちゃんの夜泣きや、子どもが走り回る音などで騒音トラブルになる可能性が高いです。
また、防音性が高いお部屋であっても、厚手のカーペットや遮音マットを床に敷くなど、防音対策をするべきです。
キッチンが対面式
対面式のキッチンであれば、料理しながらでも子どもの様子を確認できます。とくに赤ちゃんや保育園・幼稚園くらいの子どもがいる場合は、対面キッチンのお部屋を探しましょう。
寝ているときや遊んでいるときに、急に泣き出しても何があったか把握できます。すぐに目が届くので、1人で遊ばせておいても安心です。
収納スペースが多い
収納スペースの数が多い、もしくは広めのお部屋を選びましょう。夫婦の荷物だけでなく、子どもの衣類、おもちゃなど、荷物がかなり増えます。
収納スペースが狭いと、リビングや寝室などにも荷物を置かなければいけません。使えるスペースが狭くなるうえ、子どもが怪我をする恐れがあります。
駅徒歩10分以内
駅から遠い物件だと、子どもが移動に疲れてしまいます。買い物帰りの荷物があるのに、子どもを抱き上げる必要があるなど不便が生じやすいです。
また、子ども1人で遊びに出かけたとしても、駅徒歩10分ほどの距離なら誰かしらの人目に付きます。不審者避けにも良いです。
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子育てにおすすめの間取り3選
子育てにおすすめの間取りを3つ紹介します。子どもに目が届きやすいか、成長しても快適に暮らせるかを考えながら、どの間取りが自分たちに合うか決めましょう。
- ・家賃を抑えるなら「2DK」
- ・子どもの遊び場を作るなら「2LDK
- ・長期的に住むなら「3LDK」
家賃を抑えるなら「2DK」
親の寝室と子ども部屋を分けたいが、家賃も抑えたいという人には「2DK」がおすすめです。
2DKは1989年代に流行った間取りのため、古い物件が多く家賃設定が低めです。
ただ、建物自体が古くても、お部屋の中がリフォームされていてキレイな物件なら、住み心地は築浅と変わりません。
子どもの遊び場を作るなら「2LDK」
目の届く範囲に子どもの遊び場を作りたいと考えている人には「2LDK」がおすすめです。
リビングスペースが広めの物件を選べば、リビングに子どもの遊び場を作っても広さに余裕があります。また、家事をしながら子どもの面倒が見れます。
ただし、2LDKのお部屋は家賃が高めで、2DKのお部屋よりも約2~3万円ほど相場が高いです。
長期的に住むなら「3LDK」
今後引っ越す予定が無く、長期的に住むのであれば「3LDK」がおすすめです。
部屋数が多いので、子どもが大きくなったら広めの子ども部屋を作れます。また、親の寝室とプライベートの部屋、子ども部屋と用途で分けることもできます。
ただし、家賃相場が高いので、共働きなど安定した収入がある家庭でないと住めない可能性が高いです。
子育てしやすいお部屋はプロに聞くと手っ取り早い
子育てしやすいお部屋を探したいなら、住まいのプロである不動産屋に聞いた方が早いです。人気の間取りから、住みやすい間取りまでニーズに合った提案をしてくれます。
ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談できます。
不動産業者専用のデータベース「ATBB」を使っているので、ネット上にない物件の紹介もありますし、ほかサイトの物件もまとめて紹介可能です。
深夜0時まで営業しているので、子育ての間の時間を使って、効率良くお部屋探しができます!
子育てしやすいエリアの特徴
子育てしやすいエリアの特徴を紹介します。以下の項目に多く当てはまっているエリアでお部屋を探すようにしましょう。
- ・治安が良い
- ・自治体の制度が整っている
- ・教育機関が近くにある
- ・病院が近くにある
- ・子どもが遊べる公園がある
- ・買い物環境が充実している
治安が良い
子育てするにあたり、治安の良さは大切です。子どもに何かあってからでは遅いです。
主要ターミナルや観光地など人が多い場所や、風俗店が多い繁華街は避けましょう。
団地があるエリアだと、一定の規制があるので治安が良いです。また、駅から少し離れた住宅街などもおすすめです。
自治体の制度が整っている
制度が整った自治体では、子どもの医療費が無料~半額になる制度や、保育園や幼稚園へ入園するための補助金制度、JRや都バスの乗車券配布などを実施しています。
ホームページなどで、検討しているエリアの制度を確認してみましょう。
教育機関が近くにある
近くに保育園や幼稚園、小学校など教育機関があれば、自宅から通学しやすいうえ、子どもの送迎をする親の負担が軽くなります。
また、歩く距離が短いほど、帰宅途中で犯罪に巻き込まれにくくなります。
病院が近くにある
赤ちゃんや子どもは体調を崩しやすいので、すぐに駆け付けられるよう近くに小児科や総合病院があるエリアを選びましょう。
とくに、緊急外来や夜間外来を受けて受けている病院があったほうが良いです。
子どもが遊べる公園がある
近くに子どもが遊べる公園があったほうが良いです。家事の手が空いた時間に、すぐ遊びに連れていけます。
また、同じように子どもを連れた家族とコミュニケーションを取れます。子どもは友達ができますし、親同士は何かあったときに助け合ったり、一緒に遊んだりできます。
買い物環境が充実している
スーパーや薬局、子どもの衣類を買える場所など、買い物環境が充実しているかどうかも重要です。
仕事帰りや用事ついでに買い物ができるうえ、近くにあればまとめ買いをしなくてもすぐに買いに行けます。
子育て世帯におすすめの区【東京23区】
子育てに世帯におすすめの区を、特色別に紹介します。
- 杉並区:4年連続待機児童0人を達成
- 豊島区:独自の子育て支援が多い
- 世田谷区:全国初「産後ケアセンター」を設置
- 練馬区:物価が安い穴場の街
- 港区:23区で最も子どもの割合が多い街
杉並区:4年連続待機児童0人を達成
杉並区は、2018年度~2021年度の4年連続待機児童0を達成しています。認可保育所や小規模保育園の整備はもちろん、一時保育にも力を入れています。
「子育て応援券」という、一時保育や親子参加行事などで使用できるサービス券を配布しており、地域みんなで子育てを応援する環境が整っています。
また、出産時に子育て支援として4万円の給付金が出たり、中学3年生までの医療費が無料になる制度などがあります。
豊島区:独自の子育て支援が多い
豊島区は、独自の子育て制度が多いうえ、女性支援のサポートもおこなっています。
「産後1ヶ月以内のサポート」「乳幼児の各種予防接種」「在宅子育て世帯の1歳児へのプレゼント郵送」など、子どもの年齢別に様々な制度があります。
また、池袋周辺を除けば治安が良く家賃相場が低めのエリアが多いです。利便性を重視しつつ、費用負担を抑えたいファミリー向けです。
世田谷区:全国初「産後ケアセンター」を設置
世田谷区は、遊全国初の「産後ケアセンター」を設置したことでも有名な、子育て世帯に人気の街です。
フィンランドの制度を参考に「世田谷版ネウボラ」を導入したり、託児機能付きのワークスペースを解説するなど、共働きの家庭向けのサポートが充実しています。
高級住宅街があり、大使館や有名人が多いので警察による警備が厳重で治安も良いです。
練馬区:物価が安い穴場の街
練馬区は、23区の中でも家賃相場が低いエリアです。その割に、衣食住のバランスが良いですし、自然が多くて子育てしやすい環境が整っています。
ホームズ調べの「子育てのしやすい街ランキング」で1位をとるほどです。
区全体に繁華街や歓楽街が無いので、治安がかなり良いです。23区内でも毎年上位に入っています。都会の喧騒から少し離れたい人にも向いている街です。
港区:23区で最も子どもの割合が多い街
港区は、家賃相場が高くて敬遠されがちです。しかし、0~14歳の人口が全体の13.6%と、23区内で最も子どもの割合が多い区です。
医療機関が多い、待機児童が少ない、教育施設が多く偏差値が高め、出産育児一時金が最大73万円とダントツで高いなど、子育て世帯にとってのメリットが多いです。
共働きで収入に余裕があるファミリーであれば、港区を検討してみるのもアリです。
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