お部屋探しのコツや知識まとめブログ|Rooch(ルーチ)
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3人家族におすすめの間取りは?必要な広さや選ぶときのポイントを解説!

3人家族でおすすめの間取りのイメージイラスト

3人家族に最適な間取りは?
広さはどれくらい必要?

子どもが出来て3人家族になるタイミングで引っ越しする人は多いです。せっかくなら子どもが成長しても住み続けられるような広さがいいですよね!

しかし、初めての3人暮らしで必要な広さや間取りがわからず迷ってしまった…という人も多いです。

そこで当記事では、3人家族におすすめの間取りや広さについて詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。

3人家族の間取りを選ぶ前に考えておくべきこと

  • ・将来の家族構成
  • ・住宅の購入予定の有無
  • ・具体的なお部屋の使い方

将来の家族構成

家族の人数によって最適な間取りは変わります。「近いうちに子どもが増える予定があるか」「親と同居する可能性があるか」など家族構成を今一度考えてみましょう。

人数が増えないとしても子どもが自分のお部屋を欲しがる、進学や就職によって家を出ることも考えられます。

賃貸で借りる場合、ほとんどは2年契約です。今の状況だけでなく、将来のことも考えてお部屋を選びましょう。

住宅の購入予定の有無

将来、住宅を購入する予定があるかどうかも重要です。購入するならできる限り安い家賃のお部屋を選び、頭金を貯めるなどの準備が必要だからです。

購入を考えているならいつまで賃貸に住んで、いくら頭金を貯めればいいのかを考えてみましょう。

具体的なお部屋の使い方

考えるべきポイント
  • ・夫婦の寝室はどうするか?
  • ・テレワークのスペースは必要か?
  • ・来客の頻度はどれくらいか?
  • ・置きたい家具の大きさや量は?
  • ・子ども部屋の有無や必要になる時期は?
  • ・荷物の量は?

家族の人数だけでなく、使い方や部屋割りによって必要な部屋数は変わります。例えば、夫婦がそれぞれ別のお部屋で寝るなら最低でも2部屋必要です。

テレワークに集中できる環境がほしい、荷物が多く大容量の収納スペースがほしいという人はそちらも考慮しなければなりません。

実際の生活イメージと家族の意見を聞いて、適切な間取りを選びましょう。

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3人家族に必要な広さは?

最低でも40平米の広さが必要

3人家族に必要な広さ
  • ・最低居住面積水準 40平米(35平米)
  • ・誘導居住面積水準【都市型】 75平米(65平米)
  • ・誘導居住面積水準【一般型】 100平米(87.5平米)

※()内は3~5歳児が1人いる場合

国土交通省の「住生活基本計画における居住面積水準」によると3人家族に必要な広さは最低40平米、3~5歳児が1人いる場合は最低35平米が目安とされています。

基準を下回っていると狭く感じられ、ストレスが溜まる可能性が高いです。

ゆとりを持たせるなら75平米が目安

「誘導居住面積水準」とは豊かな住生活の実現の前提として、多様なライフスタイルを想定した場合に必要と考えられる広さの基準です。

都心やその周辺でアパートやマンションに住む場合75平米、3~5歳児が1人いる場合は65平米あれば豊かな住生活が可能とされています。

戸建ての場合は100平米が目安

郊外で一戸建てに住む場合は100平米、3~5歳児が1人いる場合は87.5平米が目安です。

戸建ては購入するケースがほとんどです。長く住むと想定して100平米を基準に考えると良いでしょう。

3人家族におすすめの間取り

  • 1LDK:家賃を抑えたい家族向け
  • 2LDK:広いリビングが持てる
  • 3LDK:夫婦で個室を持ちたい人におすすめ
  • 4LDK:持て余す可能性が高い

1LDK:家賃を抑えたい家族向け

1LDKの間取り図一例
1LDKは、1部屋+リビングが8畳以上の広さの間取りです。同棲カップルや収入に余裕のある一人暮らしに人気の間取りです。

3人家族で暮らす場合、リビングにキッズスペースを作り、個室部分を夫婦の寝室として使うパターンが多いです。

子どもが小さいうちは3人家族にもおすすめできます。しかし、子どもが大きくなるにつれて手狭に感じる可能性が高いです。

リビングの畳数に上限はありませんので、できるかぎり広めの1LDKを選ぶと良いです。

広いリビングならパーテーションや家具で区切ることで2部屋あるかのように使えて、1部屋しかないという不便さをカバーできます。

1LDKが向いている3人家族の特徴

  • ・これから子どもが生まれる or 子どもが小さい
  • ・住宅購入や子どものために家賃を抑えたい
  • ・夫婦一緒のベッドで寝る
  • ・荷物が少ない
  • ・駅近くなど立地を優先したい

住宅購入や子どもの教育費に備えて貯金したいなら1LDKがおすすめです。子どもが小さいうちは多少狭い1LDKでも生活できて、毎月の家賃を抑えやすいからです。

「子どもが小さいうちが貯め時」とも言われ、子どもの成長と比例して出費が増えます。貯め時を逃さないよう、家賃や間取りは慎重に選びましょう。

1LDKは単身~ファミリーまで世帯問わず住める間取りなので、都心や駅に近い立地のお部屋が見つかりやすいというメリットもあります。

2LDK:広いリビングが持てる

2LDKの間取り図一例
2LDKは、2部屋+リビングが10畳以上の広さの間取りです。夫婦それぞれのお部屋を持つ、子どもが成長したら1部屋を子ども部屋にするなど使い方を変更できます。

リビングが10畳以上と広いのでキッズスペースを確保しやすいです。

子どもが大きい場合はやや手狭に感じるかもしれません。快適に暮らすには収納スペースや居室の広さも考慮して選ぶのがポイントです。

2LDKが向いている3人家族の特徴

  • ・長期的に住み続ける予定
  • ・広いリビングがほしい
  • ・将来の子ども部屋を確保しておきたい
  • ・夫婦一緒のベッドで寝る
  • ・やや荷物が多い

1LDKと比べるとリビングスペースが広いです。家族でゆったりくつろぐ空間がほしいという人におすすめです。

居室が2つあるので、ライフタイルに合わせて用途を変えられます。子どもが成長するまでは、夫婦別々のお部屋を考えている人にも向いています。

3LDK:夫婦で個室を持ちたい人におすすめ

3LDKの間取り図一例
3LDKは、3部屋+リビングが10畳以上の広さの間取りです。居室が3つあるので夫婦それぞれのお部屋+子ども部屋として使えます。

ファミリーで住むことを前提として作られており、システムキッチンや広めのお風呂など設備が充実しています。

3LDKが向いている3人家族の特徴

  • ・各自のプライベート空間が欲しい
  • ・将来的に子どもが増える予定
  • ・仕事や趣味用のお部屋を確保したい
  • ・収入に余裕がある
  • ・荷物が多い
  • ・長期的に住み続ける予定

3LDKは夫婦それぞれのプライベート空間が確保できます。どちらかが夜勤などで生活時間が違う場合でも、気を遣わなくて済みます。

将来子どもが増えても、臨機応変に使い方を変えられて便利です。収納スペースも多いので、荷物が多い家族にもおすすめです。

4LDK:持て余す可能性が高い

4LDKの間取り図一例
4LDKは、4部屋+リビングが10畳以上の広さの間取りです。4LDKの賃貸マンションは他の間取りと比べると少なく、主に一戸建てに採用されています。

3人家族だと持て余す可能性が高いです。収入に余裕があり、趣味やテレワークなどで専用のお部屋がほしいなら検討の余地ありです。

一戸建ての場合は簡単に引っ越せません。維持費用もそれなりにかかりますので、使い方やランニングコストもよく考えて判断しましょう。

4LDKが向いている3人家族の特徴

  • ・将来的に子どもが増える予定
  • ・親と同居する可能性がある
  • ・各自のプライベート空間が欲しい
  • ・仕事や趣味用のお部屋を確保したい
  • ・収入に余裕がある
  • ・荷物が多い
  • ・長期的に住み続ける予定
  • ・購入を視野に入れている

近いうちに子どもが増える、親と同居する可能性があるという家族は4LDKでもお部屋を持て余す心配がありません。

荷物が多い場合、1部屋をウォークインクローゼットのように使うのもおすすめです。

3人家族は賃貸と購入どちらが良い?

それぞれの家族によって異なる

賃貸と購入どちらが良いのかは、それぞれの家族によります。発生するライフイベントや考え方が違うため、一概にどちらが良いとは言えません。

子どもの進学先や独立したときのこと、夫婦の転勤の有無や定年退職がいつなのかを整理して考えてみましょう。

住宅ローンの返済には30年前後かかる

平均返済期間
注文住宅(建築費) 32.4年
注文住宅(土地購入費) 34.2年
建売住宅 31年
新築マンション 31.1年
中古一戸建て 27.2年
中古マンション 25.3年

国土交通省の「令和2年度 住宅市場動向調査」によると、注文住宅の建築費で組んだ住宅ローンの平均返済期間は32.4年です。

住宅ローンの返済期間は最長で35年間、80歳までに完済するのが一般的です。定年の65歳までに完済する場合、30代前半までに購入した方が良いです。

▶理想の住宅ローン完済年齢についてはこちら

賃貸は気軽に引っ越ししやすい

住宅を購入すると簡単に引っ越せなくなります。ローン返済中はその家に住んでいる必要があり、完済しないと売却できないからです。

賃貸は各々のタイミングで気軽に引っ越せます。子どもの進学や転勤など、環境の変化に対応しやすいです。

また、購入にあたって間取りや土地選びで迷っているなら賃貸で様子見するのも手です。生活していく中で本当に購入すべきかどうか、どういう住宅を建てるかの検討がついてきます。

住まい選びに迷ったら不動産屋に相談すると良い

詳しいヒアリングで最適な間取りを提案してくれる

3人家族で間取りに迷ったら不動産屋に相談してみましょう。子どもの年齢やライフスタイルなど細かくヒアリングした上で、最適な間取りを提案してくれます。

不動産屋はお部屋探しの経験が豊富です。間取りだけでなく、建物構造や立地などお部屋探しに関することは遠慮なく相談してみましょう。

売買に対応している不動産屋ならまとめて相談可能

賃貸だけでなくマンション売買に対応している不動産屋なら、どちらを選ぶべきかまとめて相談できます。

賃貸仲介しかやっていない不動産屋もあるので、まとめて相談したい人は来店前に確認しておきましょう。

気軽に相談するならネット上の不動産屋がおすすめ

チャットやLINEでやり取りするネット上の不動産屋なら、時間や場所を気にせずいつでも相談可能です。特に小さい子どもの面倒を見ている、妊娠中で外出するのが大変という人は重宝します。

数ある不動産屋の中でも「イエプラ」は深夜0時まで相談可能です。子どもを寝かしつけた後でもゆっくり相談できるので、忙しいパパやママから人気です。

対応してくれるのは女性を中心としたプロのスタッフです。間取りや初期費用など、親身に相談に乗ってくれます。ぜひ気軽に利用してみてください。

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赤ちゃんがいる家庭におすすめの設備条件

  • ・対面キッチン
  • ・和室
  • ・広いお風呂とトイレ
  • ・大容量の収納スペース
  • ・防音性の高いRC造やSRC造
  • ・1階
  • ・段差の少ないつくり

対面キッチン

対面キッチン

対面式のキッチンは料理しながらリビングにいる子どもの様子を確認できます。突然泣き出しても、何が起きたか把握しやすいです。

テレビを見たり、窓からの風景を眺めたりもできるので、苦痛になりがちな家事も楽しくできます。

和室

畳はクッション性が高いです。子どもが転んだりひっくり返ったりしてもケガをする心配が少なくて済みます。

吸音性や防音性も期待できるため、多少走り回っても他の住民の迷惑になりにくいです。

畳に使われている「い草」にはリラックスや消臭効果がある成分が含まれており、心身のリフレッシュが期待できます。

広いお風呂とトイレ

子どもが小さいうちは一緒にお風呂やトイレに入ることになります。

特に生まれて間もない赤ちゃんは沐浴(もくよく)が必要なので、お風呂や脱衣所にベビーバスが置ける広さがあると良いです。

大容量の収納スペース

夫婦の荷物に加えて、子どもの洋服やおもちゃなどが増えます。クローゼットや押入れなど大容量の収納スペースを確保しましょう。

収納スペースが少ないと追加で家具を買う必要があり、動線や視界の妨げになります。

防音性の高いRC造やSRC造

子どもがいると、どうしても足音や泣き声が響いてしまいます。少しでも騒音トラブルを防ぐために、防音性の高い「RC造」や「SRC造」が採用されている物件を選びましょう。

RC造やSRC造は床や壁などにコンクリートを使用しています。厚みが出る分、木造や鉄骨造よりも防音性が期待できます。

1階

1階は下に住んでいる人がいないため、上層階よりも足音を気にしなくて済みます。階段やエレベーターを使う必要がないため、ベビーカーの持ち運びもしやすいです。

窓やベランダからの転落事故の心配もありません。専用庭が付いているお部屋なら、子どもを遊ばせる場所としても重宝します。

段差の少ないつくり

段差の少ない部屋

居室の間にある敷居やドアの下にあるレールなど、できる限り段差のないつくりになっているお部屋を選びましょう。

ちょっとした段差は子どもだけでなく、大人も転ぶ原因になりかねないからです。

ただし、段差は「段差解消スロープ」を取り付けることでも対応できます。優先度は低めで問題ありません。

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赤ちゃんと一緒に快適に暮らすコツ

  • ・引っ越したら近隣に挨拶しておく
  • ・キッズスペースを確保する
  • ・日当たりや風通しの良いレイアウトにする
  • ・なるべく床に物を置かない
  • ・不要なものは処分する

引っ越したら近隣に挨拶しておく

赤ちゃんや小さい子どもがいる場合、引っ越したら近隣に挨拶しておきましょう。挨拶しておくことで、多少騒音が発生しても「子どもがいるから仕方ない」と大目に見てもらえます。

挨拶するときはお菓子や洗剤などの粗品を持っていくと好印象です。

▶引っ越しの挨拶について詳細はこちら

キッズスペースを確保する

新しいお部屋が決まったら、まずキッズスペースを優先的に確保しましょう。先にキッズスペースを作ることで、子どもが安全かつ大人が暮らしやすいレイアウトを考えやすくなります。

ママの目がすぐに届く位置、エアコンや日光が直接当たらない場所、周りに落ちてきそうなものはないかなどに気を付けてください。

日当たりや風通しの良いレイアウトにする

日当たりや風通しの良さを重視しながらレイアウトしましょう。日当たりが悪いお部屋は赤ちゃんの生活リズムが昼夜逆転してしまう恐れがあります。

湿気の多いお部屋はカビやダニなどが繁殖しやすく健康トラブルが心配です。

なるべく床に物を置かない

床に物を置かないようにしましょう。赤ちゃんは何でも飲み込む癖があるからです。硬貨や電池などの小物は誤飲の可能性があり非常に危険です。

小さな生活用品は子どもの手が届かない高さに置くようにしましょう。高さは1m以上を目安にすると良いです。

また、赤ちゃんが噛んだり足を引っかけたりしないよう、コンセントカバーやコードを隠せる配線ボックスを活用すると安心です。

不要なものは処分する

引っ越しを機に不要なものは処分して荷物を減らしましょう。子どもは成長するに連れて荷物が増えます。減らしていかないとお部屋が手狭になるからです。

1~2年着ていない洋服や使用頻度が落ちている調理家電など、本当に必要か見直してみてください。

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