「D-roomの賃貸はうるさいの?」
「隣人の話し声や上の階の足音はどう?」
大和ハウスの「D-room」は、賃貸物件の外観が綺麗・大手ハウスメーカーで安心できることから人気です。1度は住んでみたいと思う人は多いです。
しかし、ネット上で評判を調べてみると「D-roomは思ったよりうるさい」「話し声や足音が響く」といった不安な書き込みを見かけたりします…。
当記事では、大和ハウスの賃貸「D-room」の防音性について徹底解説します!D-roomの独自の防音対策や、防音性が高いお部屋の特徴も紹介しています。ぜひ参考にしてください。
- ハウスメーカーの中では防音性の評判が良い
- 他住人のライフスタイルによってはうるさいと感じることもある
- 来店不要でお部屋を探したいならスミカがおすすめ!
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
大和ハウスの「D-room」はうるさい?
他入居者の質によってはうるさいと感じる
上の人の足音がドスドスうるさくて限界。。。今までお互い様だと我慢してたけど、ここ数ヶ月わざとなんじゃ!?って思う位うるさい。
まぁ、あと1ヶ月で引っ越すけど。#大和ハウス #アパート #足音— ひとみ 11y 3y 2y\(*Ü*)/ (@beeeee427) October 5, 2020
相変わらず、隣のおじさんの寝息がうるさいなぁ。二度と大和ハウス関係の部屋には住みたくない。壁薄すぎる。イビキじゃなくて、寝息だよ?マジで最悪。みんなも大和ハウスやめておきな。
— NOZOMINSANEMORI1/25 (@nozomiS0612) March 4, 2020
Droomは防音性のぼの字もないすよ
足音がうるさい、じゃなくて歩行音プラス振動で照明揺れるし 上の階の住民の生活音でこっちも目が覚める感じ
綺麗だけど将来家建てるならこのメーカーはねえなって思う— 柚々 (@YuYu_pbw) November 24, 2023
Twitter上でD-roomの防音性について調べてみると、ほとんどが物件の性能よりも他入居者の生活スタイルやモラルについて不満の声を上げていました。
昼夜逆転している、いびきや寝言がうるさい、テレビの音が大きい、踵で歩く人が隣や上の階にいると、うるさくてストレスが溜まります。
大手ハウスメーカーの中では評判が良い
こないだから引っ越してダイワハウスの賃貸住んでるけど造りがしっかりしているのか入居者層が良いのか隣の生活音が全く聞こえない
— IMT イモたろー (@imt_pokemon) March 12, 2021
大東建託のアパートって壁が薄いの?凄い地響きと声とやらうるさい。前回大和ハウスの時はまったくそういうのなかったけど、住んでる環境の問題なのか??
— みかん (@mican_doit119) October 5, 2022
色々住んだけど築浅の大和ハウスD-roomの防音性はガチで優秀
住んで2週間でやっと隣の家に子供&赤子が住んでるのに気が付いたしかも駐車場で
家の中にいたらマジで気が付かん— Paradox in my koyama (@pimwphantom) August 22, 2022
他の賃貸物件からD-roomに引っ越したという人は、防音性に満足している人が多かったです。大東建託やシャーメゾンと比較して、D-roomのほうが静かで快適という声もありました。
築浅のD-roomは防音性が高い
目安は2012年11月以降に建てられた物件
2012年11月以降に建てられたD-roomは、業界初の遮音性がある床を導入しています。2023年2月時点では「築10年以内」を目安にすると良いです。
「セジュールウィット-KJ」「セジュールオッツ-KJ」「アバンウェルディッツォ-HV」という新シリーズを含めた、低層賃貸物件すべてに採用されています。
築浅なら足音がとくに軽減される
2012年11月以降に導入された遮音床「サイレントハイブリッドスラブ50」は、下の階に聞こえる足音を軽減してくれます。
一般的な床の素材に、吸音性があるクッション素材を挟み、フローリングを敷いています。そのため、従来の物音を1/3まで軽減します。
音の聞こえ方はRC造とほぼ同じ
遮音等級 | 建物構造 | 音の聞こえ方 |
---|---|---|
L-50 | RC造 築浅D-room |
子どもの泣き声や走り回る音は聞こえる。振動を伴う音は響くが、気にならない程度。隣人のテレビ音やシャワー音はほとんど聞こえない。 |
L-55 | - | 洗濯機や掃除機など、振動を伴う音は聞こえるが我慢できる範囲。日常で見るテレビ音は聞こえてこない。 |
L-60 | 重量鉄骨造 | 足音やドアの開閉音や振動を伴う音が聞こえる。隣よりも上下の音が響きやすい。落下音や振動を伴う音がうるさい。 |
L-65 | 軽量鉄骨造 | 木造よりはマシなレベル。ドアの開閉音、家具家電など振動を伴う音など、生活音はほとんど聞こえる。上の階の足音が響く。 |
L-70 | - | L-75よりマシなレベルで大差はほとんど無い。生活音が筒抜けなのでうるさく感じる。 |
L-75 | 木造 | 生活音がかなり筒抜ける。ドアの開閉音、テレビ音、冷蔵庫や洗濯機の音はうるさく感じる。人の位置がわかるほどで、プライバシーの確保がしづらい。 |
引用:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」技報堂出版
サイレントハイブリッドスラブ50を採用している物件は、名前にある通り「L-50」等級を実現しています。素材にコンクリートを使っているRC造とほぼ同じくらいの防音性です。
壁は「ロックウール」という防音性が高い素材を使っている
築浅のD-roomの壁の素材は「ロックウール」というものが採用されていることが多いです。
石膏ボードの間に、防音・防火性が高い「ロックウール」を挟むことで、隣のお部屋の生活音を軽減しています。
公式サイト曰く40dbほど軽減するということなので、話し声やいびき、テレビの音などはほとんど聞こえてこないレベルです。
そもそも「D-room」とはどんな賃貸物件?
大和ハウスが展開している賃貸ブランド
D-roomとは、大手ハウスメーカーである「大和ハウス」が展開している賃貸ブランドです。一人暮らし向けの1Kから、ファミリー向けの3LDKまで幅広く取り扱っています。
大手なので安心できる、おしゃでな外観の物件が多い、内装が綺麗などの理由から、D-roomを狙って探す人がいるほど人気です。
独自のサービスが充実している
- ・連帯保証不要制度がある
- ・「タダシ物件」は敷金、礼金、更新料が無料
- ・「サツキ物件」はライフライン手続きが不要
- ・「D-room+」という有料サービスもある
D-roomは、独自のサービスが充実しています。お部屋探し前に「初期費用が安い物件」「連帯保証人がいない」などの事情を話しておくだけで、ピッタリのプランを提案してくれます。
有料サービスの「D-room+」は、サブスクリプションのようなものです。毎日30分だけ電子書籍は読み放題になったり、月8本まで新作映画を視聴できたりします。
女性向けの「防犯配慮型賃貸」の取り扱いがある
女性向けの「防犯配慮型賃貸for Women」というシリーズも展開しています。セキュリティ設備が充実しているので、女性の一人暮らしや子育て世帯に人気です。
セコムやアルソックなどの警備システムを導入しており、なにかあると警備会社から警察に連絡が行くようになっています。
また、録画機能付きのモニター付きインターホン・宅配ボックスの設置、バルコニーの目隠しを高めにして洗濯物が見えないようにするなどの配慮がされています。
D-roomに限らず防音性が高いお部屋の特徴
- ・RC造、SRC造の物件は防音性が高い
- ・居室同士が隣り合っていない間取り
- ・角部屋や最上階を狙うのもあり
- ・エントランスに「騒音」に関する貼り紙が無い<
RC造・SRC造の物件は防音性が高い
RC造やSRC造は、建物の素材にコンクリートを使っています。壁や天井に厚みが出るうえ、コンクリートの特徴として音を通しません。そのため、防音性が高い物件が多いです。
とくにSRC造は、建物構造の中で最も防音性が高いです。鉄筋の骨組みに鉄骨を加えているので、振動を伴う重たい音も響きにくいです。
居室同士が隣り合っていない間取り
クローゼットや水回りなどを挟んでいる間取りだと、隣の生活音が気になりません。シェアハウスのように、居室が隣り合っている場合は音がうるさいと感じやすいです。
物件情報や間取り図、外観などで隣室の状況がわからない場合は不動産屋してください。他のお部屋の間取りを確認してもらえます。
角部屋や最上階を狙うのもあり
角部屋や最上階は、面しているお部屋が少ないので物音を軽減できます。角部屋は、隣の1部屋と真上の階の対策をしましょう。最上階は、両隣りと真下の階への配慮をすると良いです。
ただし、屋上に貯水槽や物置がある場合は、工事の人の出入りが多いです。夜は平気ですが、日中うるさいと感じる場合があります。
エントランスに「騒音」に関する貼り紙が無い
エントランスや廊下など、共有部分に「騒音」に関する貼り紙が無いかも確認してください。もし貼り紙がある場合は、大きな音を出す人がいます。
ポストにDMが溜まり過ぎている人がいたり、ゴミ捨て場が汚い場合も要注意です。モラルがない人がいる、管理されておらず騒音で悩んでも対応してくれない可能性があります。
賃貸でも出来る防音対策
壁や窓の対策
- ・はがせる防音シート
- ・壁から5cmほど離して家具を設置
- ・隙間テープ
- ・遮音カーテン
壁や窓の対策は、上記4点だと賃貸物件でも出来ます。隣り合っている壁に「はがせる防音シート」を貼り、壁から5cmほど離して家具家電を配置しましょう。
壁と家具家電の間に隙間ができるので、壁伝いに音が伝わることを軽減できます。
窓は、隙間テープで溝を埋め、遮音カーテンを取り付けるだけで良いです。カーテンには等級があり、2級・1級がおすすめです。
天井の対策
- ・吸音パネル
- ・天井用防音シート
天井のは、貼り付けれるものでしか対策できません。はがせる両面テープで、防音シートや吸音パネルを取り付けてください。
自分の足音も事前に対策しておくべき
- ・吸音マット
- ・厚手のカーペット
- ・ルームシューズ
2階以上のお部屋に住んでいる人は、自分の足音対策もしておくべきです。吸音マットを敷き詰め、その上から厚手のカーペットを敷くのが最も効果的です。
踵歩きが癖ついている人は、ルームシューズも用意しましょう。スリッパはパタパタ音が鳴るので逆にうるさいです。
騒音で悩んでいるならまずは管理会社に電話
騒音で悩んでいる人は、壁ドンや直接注意をせずに、速やかに管理会社に電話してください。直接注意をした場合、喧嘩にまで発展する恐れがあります。
管理会社には「いつから」「どんな音が聞こえるか」を明確に伝えてください。健康被害が出ている場合は、診断書があるとより効力を増します。
騒音元には段階を踏んで注意をするので、静かになるまでに1ヶ月ほどかかるケースが多いです。その間は、耳栓やイヤーパッドなどで自衛しておいてください。
- 一都三県ほぼ全ての物件を用意
- 早朝から深夜まで相談可能
- ネットにない物件をタイムリーに紹介
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