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防音室付きの賃貸物件ってどう?注意点や向いている人の特徴を不動産屋が解説!

防音付きの賃貸物件のアイキャッチイラスト

防音室付きの賃貸マンションってどう?
アパートで防音室付きはある?

楽器を演奏する人やユーチューバーなどで動画を作る人は、防音室付き物件に憧れるのではないでしょうか?防音性が高いので、近所迷惑にならずに好きなだけ音を出せます。

しかし、防音室付きの賃貸物件にも注意点があります。事前に知らずに住んでしまうと、家賃が高額になったり、音漏れして近所と騒音トラブルに発展するケースも…。

そこで当記事では、防音室がある賃貸のメリットや、住むときの注意点を解説します。普通の賃貸でも実践できる防音対策もまとめたので、ぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

防音室付きの賃貸は音漏れしにくい

室内は防音性の高い構造で作られている

建物構造 防音性 音の聞こえ方
SRC造 建物構造の中で最も防音性が高い。室内はもちろん外の音や振動を軽減する
RC造 振動を伴う音は響くが、気にならない程度。寝静まった夜中でない限り、騒音トラブルは起きにくい

参考:日本建築学会編「建築物の遮音性能基準と設計指針」

防音室付きの賃貸は高い建物構造で建てられています。鉄筋コンクリートが使われている「RC造」以上の構造は防音性に優れています。

特に「SRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)」は防音性に優れています。お部屋の中からだけでなく、外からの音も通しにくいです。

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室内設備も防音に配慮されている

防音室付きの賃貸はRC造やSRC造が主です。柱や梁にコンクリートを使用していて厚みがあるからです。その他の室内設備にも、防音性を向上させるための工夫されています。

壁には二重構造が施されている

防音室は、外に音を漏らさないために壁が二重構造になっています。従来の石膏ボードの壁に加えて、吸音素材などの壁が作られています。

普通のお部屋だと、石膏ボードだけやコンクリートに壁紙を貼っただけのところが多いです。

床・天井には防音素材が使われている

床や天井には防音素材が使われている傾向にあります。吸音材を床に使ったり、遮音材が天井に使われます。

阿部さんのアイコン 阿部
楽器の中でもピアノやドラムは特に床から音が響きやすいです。床や天井が防音加工されていると音が響く心配が減ります。

窓は二重サッシが取り入れられている。

防音室付きの賃貸には二重サッシが多く使われています。1つのサッシにつき窓を1枚取り付けられるので窓を二重にできます。

窓の周りは外と中からの音が漏れないように作られます。より防音性が高いとサッシが三重以上に取り付けられているお部屋もあります。

防音室付きの賃貸を探すならプロの不動産屋に相談する

お部屋探しで防音室付きの賃貸物件が気になっている人は、プロの不動産屋に相談してみてください。希望条件を整理して、最も理想に近い物件を提案してくれます。

ネット上の不動産屋「イエプラ」は、賃貸経験の長いスタッフが多数在籍しています。ライフスタイルを考慮したうえで、最適な防音室付き賃貸を提案してくれます。

やり取りはチャットやLINEから可能です。「防音室付きの賃貸ってどう?」「この物件で楽器演奏はできる?」など、来店不要で何でも質問できます。

深夜0時まで返信が来るため、寝る前のスキマ時間を有効活用できます。効率的にお部屋探しを進められて便利です!

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防音室付き賃貸に住むメリット

  • ・楽器演奏や配信活動ができる
  • ・外からの騒音を遮断できる
  • ・断熱効果があって保温できる

楽器演奏や配信活動ができる

防音室付きの賃貸では楽器演奏や配信活動ができます。出した音がお部屋の外に漏れにくい構造なので、多少大きな音でも緩和できます。

防音室なら、ピアノやドラムといった、下の階に振動が響きやすい楽器の音も防げます。床に吸音素材が使われているので、音だけでなく振動も吸収してくれます。

外からの騒音を遮断できる

防音室は、中で出した音だけでなく外からの騒音も遮断できます。建物構造上でコンクリートが使われていたり、吸音・防音素材を使用しているためです。

密集している住宅街や交通量が多い道路沿いであっても、外の音に邪魔されることなく趣味を楽しめます。

断熱効果があって保温できる

防音室付き物件で多いRC造・SRC造はコンクリート製の壁が主流です。熱を通しづらい特性があるので、外気でお部屋が冷えません。暖房があれば保温効果で冬でも快適です。

外気が影響しやすい窓周りも二重サッシになっているので、室内が冷えにくいです。エアコンの効果を高めてくれるので、夏の冷気も逃げづらいです。

防音室付き賃貸の注意点は6つ

  • ・物件数がかなり少ない
  • ・高い家賃帯で募集される
  • ・すべての音を防げるわけではない
  • ・楽器の演奏時間に制限がある
  • ・湿気が溜まりやすい
  • ・イメージより狭く感じる

物件数がかなり少ない

全体の物件数 防音室付き賃貸
東京23区 195,655件 111件
大阪市内 97,834件 7件
名古屋市内 79,551件 12件
物件数の集計方法
  • 調査実施日:2023年7月時点
  • 調査媒体:ホームズ
  • 対象エリア:東京23区内、名古屋市、大阪市
  • 条件:「防音室」でフリーワード検索

防音室付きの賃貸物件は募集件数が少ないです。賃貸サイト「ホームズ」で調べたところ、23区内の物件数は113件で、全体の約0.06%しかありませんでした。

大阪と名古屋も全体の0.02%未満でした。防音室付きで探している人は、事前に不動産屋から情報をもらっておくと良いです。

高い家賃帯で募集される

普通の賃貸 防音室付き賃貸
ワンルーム 約42,000円 約66,000円
1K 約47,000円 約103,000円
1DK 約60,000円 約135,000円
1LDK 約86,000円 約191,000円
家賃相場の調査条件
  • 調査媒体:ホームズ
  • 調査日:2023年7月時点
  • 検索条件:東京23区で「防音室」のフリーワード検索
  • 家賃相場:安い順に並べた上位30件の平均額
  • 備考:防音室付きの賃貸はワンルーム5件、1DK4件、1LDK8件

家賃が高く募集される傾向にあります。建物構造がRC造以上であることが多く、防音室を建築するのにコストがかかるからです。

楽器相談可の賃貸なら、他物件の家賃相場とあまり変わりません。防音室付きの賃貸だと相場は上がります。

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礼金や管理費が高い物件もあるので、費用の合計を確認しておいた方が良いです。

すべての音を防げるわけではない

防音室でも、出した音が漏れてしまうときはあります。建物構造や設備によっては、防音性能は異なるからです。

防音室付き賃貸でも最低限の対策は必要です。吸音パネルや防音シートを貼るなどの方法が有効的です。賃貸でも実践できる防音対策は、のちほど解説します。

楽器の演奏時間に制限がある

物件によって楽器を演奏できる時間が制限されている場合があります。夜中から早朝にかけては近隣で寝ている住民が多く、トラブルの原因になりやすいからです。

制限されている時間帯は物件によってさまざまです。一日中演奏できる物件でも、楽器の音量制限をかける時間帯があります。

楽器を演奏するときの注意事項を管理会社に確認すると、事前にトラブルを回避できます。

湿気が溜まりやすい

防音室の中は湿度が上がりやすいです。防音性を重視した窓や扉で換気しづらいからです。湿気が溜まると、ニオイやカビが生えやすくなります。

湿気対策をしないまま防音室を使い続けてしまうと、体調が悪くなったり保管していた楽器が劣化する場合があります。

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防音室を使わないときは、扉を開放したり除湿器を活用すると良いです。

イメージより狭く感じる

防音室付き賃貸の図面

防音室付き賃貸は、募集図面を見たときのイメージより狭く感じます。普通のお部屋と比べて、室内の壁が二重構造になっていて厚いからです。中に入ると圧迫感も気になります。

物件情報だけに頼らず、実際に内見して防音室の広さを確認してください。居室と兼用する人は、希望の広さ+1畳を目安に探すと良いです。

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防音室付き賃貸が向いている人は?

大きな音を出す予定がある人は防音室付き賃貸に向いている

防音室付きの賃貸に向いている人の特徴
  • ・防音性を重視する
  • ・楽器の演奏や配信をする
  • ・作業部屋が欲しい

防音室付きの賃貸は、防音性を重視したい人に向いています。出した音が漏れにくく、周りの騒音も通りづらいです。

お部屋の中で趣味や仕事に使える作業部屋が欲しいという人にもおすすめです。バンド活動をしている人は練習スタジオを借りる手間やコストが省けます。

楽器演奏や配信活動をしない人は防音室にこだわらなくて良い

日常的に楽器の演奏や配信活動をしないなら、防音室付きの賃貸にこだわる必要はありません。防音室のメリットを活用できず、デメリットに悩まされやすいです。

今の間取りに居室を1つ増やしてみると、プライベート空間が必要なときに重宝します。納戸が付いたお部屋なら、広い間取りを安く借りられます。

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普通の賃貸物件に防音室は自作できる?

専門業者に工事を頼むなら大家さんの許可が必要

防音室専門の業者に工事を頼むなら、物件の大家さんに許可を取る必要があります。無断に穴を開ける行為などは、どの賃貸でも禁止されているからです。

大家さんの許可が下りて費用が予算内であれば、着工して大丈夫です。壁・窓・換気口などを補強することで、お部屋の防音性を高められます。

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規模や内容によりますが、工事の費用は一式で約50万円かかります。

外付けの防音室は家具と同じ扱いになる

市販の防音室は、家具と同じように扱います。置く防音室が床の耐荷重をクリアしているか、お部屋に入る寸法かなどを事前に確認してください。

一般的なマンションで耐えられる重量は、1㎡あたり180㎏です。床面積が広いほど、重さに耐えられます。

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床が耐えられる重さは、置く場所によっても変わるので注意です。

防音グッズを活用して専用ブースを自作するのもアリ

防音グッズを活用して、専用ブースを自作するのもアリです。以降では、賃貸でも使える防音グッズを3つ紹介します。

吸音材

天井 吸音材

出典:ピアリビング

吸音材を壁や天井に貼れば、音や振動の反響が防げます。素材はウールやウレタン製の吸音性が高いものが使われているので、音漏れ対策に効果的です。

安いものは、50cm四方で1枚あたり約2千円で買えます。ホームセンターや、amazonなどの通販サイトで売られています。

遮音カーテン

遮音カーテン
出典:amazon.com

窓に付けるカーテンは遮音性の高いものが良いです。部屋で出した音を、外に漏れるのを防いでくれます。

防音カーテンを取り付けると、外からの音を防げます。特殊な繊維がカーテンに組み込まれていて、外の騒音を入りづらくしてくれます。

防音カーペット

防音カーペット
出典:amazon.com

ピアノやドラムなどの楽器を置くなら、防音カーペットを敷いた方が良いです。演奏するときの振動が下の階に響くのを防いでくれます。

賃貸物件の床は、素材によって防音性が異なります。防音カーペットがズレないようにマットを敷くと、防音性がより高まります。

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防音室付き賃貸に関するよくある質問

防音室では何ができる?

仕事や趣味など音を出す作業ができます。

防音性が高いので静かで集中できるスペースが確保できます。テレワークや楽器演奏、配信などに向いています。

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防音室を作ったら退去費用は変わる?

原状回復義務が発生する場合があります。

大家さんの許可を得て置いた防音室で床や壁が傷つくと、退去時に修繕の費用を払う必要があります。

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防音室付き賃貸の家賃は高い?

普通の賃貸物件と比べると高く募集されやすいです。

豊島区のワンルーム・1Kの平均家賃が8.42万円に対して、募集されている防音室付き物件の平均家賃は9.6万円でした。同じ条件だと、家賃は約1万円高いです。

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防音室は地上と地下ならどちらが良い?

地下室の防音室の方が防音性は高いです。

地下室が地中に埋まっているので、1階以上の階より音漏れしにくいです。

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防音室を作るのにいくらかかる?

工事内容によりますが、50万円前後かかります。

外付けの防音室を置くより割高になるケースが多いです。工事の前には大家さんや管理会社に許可が必要です。

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防音室付き賃貸の上手な探し方は?

不動産屋に聞くとスムーズに探せます。

物件検索サイトで探すと、防音室付き賃貸を見つけづらいケースがあります。不動産屋に任せれば、効率良くお部屋探しを進められます。

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