「非正規雇用の一人暮らしってどう?」
「みんなの家賃や生活費はいくら?」
非正規雇用でも、賃貸物件を借りて一人暮らしできます!自分だけの空間なので、転職活動や資格の勉強、趣味に集中しやすいです。
しかし、契約社員やフリーターといった非正規雇用は、正社員に比べて収入が少ないです。一人暮らしすると、お金のやりくりがきついと感じることも…。
そこで当記事では、非正規雇用の一人暮らしの実態を大公開します。独自に実施したアンケートをもとに、非正規雇用で働いている人の生活費の平均額を解説します。
非正規雇用の一人暮らしの実態
- 非正規雇用の平均手取り:17.2万円
- 非正規雇用の1ヶ月の生活費:15.1万円
- 調査実施日:2022年7月28日
- 調査媒体:ランサーズ
- 対象:非正規雇用で一人暮らしの男女50名
- 調査エリア:東京、神奈川、千葉、埼玉
- 質問①:月の手取り額は?
- 質問②:生活費の内訳は?
1ヶ月の手取りは約17.2万円
1都3県在住の非正規雇用で一人暮らしをしている50名にアンケートを実施したところ、月の手取り額の平均は約17.2万円でした。年収に換算すると約260万円です。
国税庁の発表した「令和4年分民間給与実態統計調査」によると、非正規雇用の平均年収は201万円でした。
そのため、非正規雇用で一人暮らしするなら、一般的な契約社員やフリーターより多く稼がないと厳しいことが伺えます。
非正規雇用の生活費の内訳
非正規雇用の平均 (当サイト調べ) |
全国平均 (統計データ) |
|
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家賃 | 約62,000円 | 約54,000円 |
食費 | 約25,000円 | 約39,000円 |
水道光熱費 | 約8,000円 | 約13,000円 |
交通・通信費 | 約10,000円 | 約19,000円 |
趣味・娯楽費 | 約17,000円 | 約18,000円 |
衣類代 | 約5,000円 | 約5,000円 |
保健医療代 | 約3,000円 | 約7,000円 |
その他の支出 | 約21,000円 | 約31,000円 |
合計 | 約151,000円 | 約186,000円 |
アンケート調査の回答から、非正規雇用の一人暮らしの家賃や食費などをまとめたところ、1ヶ月の生活費の平均額は約15.1万円でした。
総務省統計局「家計調査(2022年度)」によると、一人暮らしの1ヶ月の平均生活費は約18.6万円なので、非正規雇用の一人暮らしが節約生活だと分かります。
仕事で疲れた日でも自炊したり、暑い日でもエアコンを我慢するなど、暮らしの様々な点で節約を意識しなければなりません。
生活費に余裕を持たせたいなら家賃を抑えるべき
紹介した通り、非正規雇用の一人暮らしは苦労します。生活費に余裕を持たせたいなら、家賃を抑えるのが手っ取り早いです。
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、来店不要でLINEから相談できます。業者専用のデータベース「ATBB」から物件を提案するので、ネット上にない非公開物件も取り扱っています。
さらに、イエプラは仲介手数料が基本無料です。値下げ交渉しなくても初期費用が抑えられるので、ぜひ利用してみてください。
非正規雇用で一人暮らしする人の体験談
アンケートにお答えいただいたうちの数名に、簡単なインタビューを受けてもらいました。非正規で一人暮らしをしている人の実情として、参考にしてください。
非正規雇用でも賃貸物件は借りられる?
審査に通ればお部屋を借りられる
非正規雇用でも、入居審査に通ったら賃貸物件を借りられます。ただし、正社員や公務員よりも入居審査に落ちる確率が高いです。
入居審査とは「家賃を滞納しないか」「入居中に問題を起こさないか」などを、お部屋を貸す側が判断する手続きのことです。
非正規雇用は家賃滞納を心配されやすく、どこかで審査に引っかかりやすいです。アルバイトやパートなどは、企業側の都合で雇用が継続されないことがあるからです。
非正規雇用が審査で重視されるポイント
- 家賃の支払い能力と勤続年数
- 家を借りたい理由や人柄
- 連帯保証人が立てられるかどうか
①家賃の支払い能力と勤続年数
非正規雇用は入居中に仕事を辞める可能性が高いと思われやすく、家賃の支払い能力を厳しくチェックされます。年収は家賃の36倍以上が最低ラインです。
勤続年数も重要で、1年以上あれば審査で有利にはたらきます。審査する側が平均的な月収を判断できて、家賃滞納のリスクを見極めやすいためです。
②家を借りたい理由や人柄
引っ越し理由があいまいだと不審がられます。「実家から独立して一人暮らししたい」「就職活動の拠点にしたい」などの理由なら、大家さんに納得してもらいやすいです。
また、入居後にトラブルを起こしそうだと判断されると審査で不利です。不動産屋や審査の関係者には、誠実な態度で接しましょう。
③連帯保証人が立てられるかどうか
非正規雇用でお部屋を探すと、高確率で連帯保証人を求められます。連帯保証人とは、滞納時の家賃を代わりに払ってもらう人のことです。多くの場合、保証会社にも加入が必要です。
連帯保証人が立てられないといった状況なら、早めに不動産屋へ相談してください。審査に落ちる可能性があるので、探し直す時間まで考えてお部屋を選ぶ必要があります。
審査に通るお部屋を探す方法
ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、審査が甘いお部屋に絞って探せます。来店不要で、言いにくいこともチャットやLINEで気軽に相談できます。
お店まで行かなくても、審査に強いスタッフに不動産屋だけが見れる更新が早いサイトからお部屋を紹介してもらえます。他社サイトに掲載されている物件の問い合わせも可能です。
契約社員やフリーター、パートなど審査に通りにくい人を通した経験が豊富です。無料ですぐ始められるのでぜひ試してみてください。
非正規雇用の一人暮らしにおすすめの節約方法
- コスパの良い食材で自炊する
- スマホを格安SIMに変更する
- 水道光熱費を無理なく抑える
- マイボトルを持ち歩く
- カットモデルになって美容室代を節約
- フリマアプリを活用する
- 家計簿で収入と支出を把握する
①コスパの良い食材で自炊する
- ▶節約におすすめの食材はこちら
食費を節約するため、自炊するときはコスパの良い食材を使います。上手にやりくりすれば、月3万円以下に抑えられます。
玉ねぎやじゃがいもは、冷蔵庫の野菜室に入れれば1ヶ月以上日持ちします。カレーや肉じゃがなど色んな料理に使い回せるので、セールの日にまとめ買いしておくと重宝します。
②スマホを格安SIMに変更する
スマートフォン料金は、大手キャリアから格安SIMに変えると1台あたり4千円ほど節約が可能です。Wi-Fiを活用すれば、データ通信量が少ないプランでも問題ありません。
選ぶお部屋がインターネット無料ではない場合、スマホとネット回線はセット契約したほうがお得です。どちらかの使用料が割り引きになるケースが多いです。
③水道光熱費を無理なく抑える
電気・ガス・水道などのライフラインにかかる費用は、設備の使い方次第で節約が可能です。
使わずに生活するのは難しいので、安く抑える方法を複数知っておきましょう。特に電気代とガス代は値上がりしていて、節約を意識しないと負担が大きいです。
電気代は電力会社や契約プランが重要
- ・安い電力会社に切り替える
- ・契約アンペア数を見直す
- ・エアコンの設定温度を一定にする
- ・待機電力が大きい家電のコンセントは抜く
電気代は契約アンペア数や電力会社を見直すと、意識せずに節約できます。地域にもよりますが、契約アンペア数を10下げると、毎月300円ほど節約できます。
物件選びでは、基本的に電気とガスを使う「ガス併用」のほうがおすすめです。ガスを使わない「オール電化」の物件は、冬場の電気代が高くなりやすいからです。
ただ、生活スタイルによっては、オール電化が向いています。日中は家にいない、冬場に暖房器具をほとんど使わない人なら、ガス併用の物件より節約できる場合があります。
都市ガス物件でガス代を抑える
- ・都市ガスの物件を選ぶ
- ・安いガス会社に切り替える
- ・追い炊き機能を使わない
- ・シャワーの時間を短くする
- ・食洗器を活用する など
ガス併用の物件を選ぶときは「都市ガス」かどうかチェックしてください。自炊で節約したいときに「プロパンガス」だと、ガス代が高くなりやすいです。
大都市圏の都市ガス物件なら、電力会社と同じくガス会社を選べます。電力とセット割引が受けられるケースもあります。
プロパンガス物件のほうが家賃は安いですが、ガス代は毎月3~4千円高くなってしまうことも多いです。入居後の長期的な出費まで考えて選びましょう。
水道代は節水を意識して抑える
- ・水回りで節水を心掛ける
- ・洗濯物は複数日分をまとめて洗う など
電気やガスに比べると削減幅は小さいですが、水道代も意識すれば抑えられます。普段の節水が重要で、流しっぱなしにしないように心がけましょう。
食器を洗うときは洗い桶を使う、洗顔する際は洗面器を使うなどの工夫をしましょう。洗濯物は、2~3日分まとめ洗いをすると良いです。
④マイボトルを持ち歩く
家でお茶を作っておいて、マイボトルを持ち歩きましょう。出先で飲み物を買う必要がなくなって、飲み物代を節約できます。
水出しタイプのお茶なら、1回あたり約20円です。100円の飲み物を毎日買った場合と比べて、1ヶ月の出費を2千円以上抑えられます。
⑤カットモデルになって美容室代を節約
美容室やネイルサロンなどでカットモデル(練習台)になると、無料~格安で利用できます。
アシスタントや見習いの人が担当するため、仕上がりにはバラツキがありますが、費用を抑えたい人にはぴったりです。
モデルになるにはSNSでの募集から応募したり、カットモデル募集専用のアプリを使うのがおすすめです。
⑥フリマアプリを活用する
「メルカリ」や「ラクマ」などのフリマアプリで、いらなくなったものをお金に換えられます。思わぬ高値で売れることもあり、生活費の足しにできます。
服や家具を買う際も、定価より安く手に入れられます。出品者の評価を確認しておけば、商品の質を判断しやすいです。
⑦家計簿で収入と支出を把握する
スマホで家計簿を付けておくと、生活費の改善点が見つけやすくなります。黒字収支であれば、モチベーションが上がります。
最近ではレシートをカメラで読み取るだけで記録できるアプリもあります。面倒くさがりな人も是非つけてみてください。
非正規雇用の一人暮らしによくある質問
非正規一人暮らしの割合は?
総務省統計局の「労働力調査(2023年8月調査)」によると、一人暮らしのうち約33%が非正規雇用です。
効率よく賃貸を借りる方法は?
不動産屋に相談して探してもらうことです。予算と希望の条件を伝えれば、非正規雇用でも申し込めて、入居審査に通りやすい候補をピックアップしてもらえます。
契約社員であることを隠して賃貸物件を借りようとするとばれる?
在籍確認の電話があった際にばれる可能性があります。
非正規雇用での賃貸契約は保証人が必須?
保証人不要で借りられる物件もあります。不動産屋に相談してみると良いです。
パートでもアパートを借りられる?
入居審査に通れば借りられます。勤続年数が長かったり、連帯保証人が用意できると審査の通過率が上がります。
一人暮らしは月いくらで生活できますか?
全国平均では、家賃を除いて約14万円です。節約を徹底できる人であれば、10万円ほどでも暮らせます。
非正規雇用の月収はいくら?
「令和4年分民間給与実態統計調査」によると約16.8万円です。
当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!
さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。
家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。