「賃貸を内見なしで決めると失敗しやすい？」
「遠方に住んでる人はどう決めたらいい？」

賃貸は内見なしでも借りられます。弊社「家AGENT」では「遠方からの引っ越しで現地に行けない」といった理由から、内見なしで物件を借りた人も多いです。

しかし、賃貸はできるだけ内見したほうが良いです。内見なしで賃貸を決めると「イメージと違った」「思ったより日当たりが悪かった」と、引っ越しが失敗する恐れも…。

そこで当記事では、内見なしで賃貸を借りるリスクについて解説します。内見できない時の対処法もまとめているので、ぜひ参考にしてください。

賃貸を内見なしで決めると失敗しやすい？

イメージとの相違が生まれやすくて失敗しやすい　

内見なしで賃貸を借りると後悔しやすいです。現地を確認せず引っ越した場合、イメージとのギャップが生まれやすいからです。

お部屋の広さはイメージが付きにくいです。お部屋の臭いや周辺の環境も、実際に行かないと、分からないことが多いです。

現地に行けない時はオンライン内見などを活用する

現地に行けないなら、オンライン内見などを活用すると良いです。実際に不動産屋が現地に行ってくれるので、採寸や周辺環境のチェックができます。

オンライン内見とは、ビデオ通話などのオンラインツールを使っておこわれる内見のことです。自宅や仕事の休憩時間を使って、お部屋の中を確認できます。

内見なしで賃貸を借りた時の失敗談

イメージより室内が狭かった

内見なしで借りた人で、最も多かったのが「イメージよりお部屋が狭かった」でした。お部屋の間取りによっては、家具の搬入も困難になってしまいます。

柱や梁が室内に出ている物件は要注意です。使える空間が限られるので、図面で見るよりも狭く感じやすいです。

日当たりが悪かった

日当たりが悪かったという人が多かったです。特に朝日が差し込まないお部屋は、目覚めが悪くなるのでおすすめできません。

ネット上の室内写真は加工されているケースは少なくありません。日が入りにくい方角のお部屋で、カビが生えたという人もいました。

写真より設備や内装が古かった

内見なしで契約した人の中には、写真より設備や内装が古かったという声も多かったです。退去前のお部屋だと、現入居者が入る前の写真を載せるケースが多いです。

賃貸物件の募集図面には、必ず「現状優先(現状有姿)」と書かれています。現状優先とは、生活に支障のない傷や汚れであれば、今の状態で引き渡すという意味です。

タバコや下水の臭いがキツかった

体験談の中では、タバコや下水の匂いがするという声もありました。壁紙が変わっていても、中の石膏ボードや天井に匂いが染み付いているケースが多いです。

他には、排水溝からの下水の臭いも挙げられます。古い物件だとパイプ内がさびていたり、水が溜まりにくい構造になってしまって臭いが出やすいです。

騒音がひどかった

失敗談の中でも、実害が大きいのが「騒音がひどかった」です。健康を害してしまったという声も多かったです。

室内の防音性は、お部屋の壁の厚さも重要です。木造だと壁が薄くて、隣の生活音が響きやすいです。

賃貸を内見できない時の対処法

居住中で内見できない場合

同じ建物の別のお部屋を内見する

賃貸が居住中で内見できない時は「同じ建物の別のお部屋を内見する」と良いです。実際のお部屋でなくても、広さなどのイメージが付きやすいからです。

部屋数の多いマンションなら有効な手です。入居寸前のお部屋や、契約直前のお部屋などは内見ができるケースが多いです。

構造や間取りが似たお部屋を見る

居住中で内見ができない賃貸を借りる時は、構造や間取りが似たお部屋を見るのもアリです。構造の強さを確認すると、遮音性がある程度想像できるからです。

同様の間取りを見る際は平米数も気にしてみてください。お部屋と水回りの広さも似てくるので、よりイメージが付きやすいです。

遠方からの引っ越しで現地に行けない場合

室内写真を沢山用意してもらう

遠方からの引っ越しで現地にいけない時は、室内写真をたくさん用意してもらうと良いです。写真が多いとイメージが付きやすく、後悔する可能性が低いからです。

新築物件は写真が多いです。居住中の物件は入室できないので、写真を撮るのが不可能です。別部屋の写真を、不動産屋にお願いしてみてください。

周辺環境を細かく確認する

遠方からの引っ越しでは、現地の周辺環境をよく確認することも重要です。スーパーやコンビニがないと生活するのが不便だからです。

買い物するところの確認方法は簡単です。Google Mapsなどで「スーパー」や「コンビニ」と打つだけで、お部屋周辺の環境を確認できます。

オンライン内見をお願いする

現地に行けなくて内見ができない人は、オンライン内見をお願いすると良いです。不動産屋が現地まで行って、オンラインツールで中継してくれます。

ネット上の不動産屋「イエプラ」なら、全物件でオンライン内見ができます。SUUMOやホームズに掲載されている物件でもOKです！

問い合わせはチャットやLINEから「オンライン内見はできる？」「契約もネット上で可能？」と送るだけでOKです。来店不要で物件紹介から契約までが可能です。

店舗に来店したときと同じような物件を紹介してくれるので、ぜひ利用してみてください。

賃貸を内見なしで借りる方法は2パターン

①先行申込

賃貸を内見なしで借りる方法の1つとして、先行申込があります。先行申込とは、居住中の物件に申し込みをして、現入居者の退去を待って内見する方法を言います。

退去を待っている間に、他の人が申し込みをしても優先されません。内見ができるようになったら2～3日以内に内見をするのが一般的です。

内見後のキャンセルは可能

先行申込は、内見後のキャンセルが可能です。内見を待っている間に契約まで話が進まないので、内見が終了した後に契約するかどうかを選べます。

キャンセルは可能ですが、不動産屋や大家さんからの印象が悪くなることがあります。同じ不動産屋の違う物件を借りる際に、不利になる可能性もあります。

②先行契約

内見なしで借りるには、先行契約という方法もあります。内見をする前に契約まで終わらせて、実際の入居を待つ方法です。

内見の前に初期費用の入金も済ませるので、トラブルに巻き込まれるリスクが高いです。どうしても契約したい物件があった時に使う人が多いです。

原則キャンセルは不可能

先行契約は原則キャンセルができません。大家さんが優先的にお部屋を確保してくれたからです。キャンセルする場合、通常の解約扱いで処理されます。

解約になると、初期費用が返金されません短期間での解約には違約金も発生するので、先行契約する人は慎重に決めてください。

内見なしで契約する人の割合は約19%

	全体の 申し込み件数	申し込み件数	割合
先行申込	295件	42件	14.2%
先行契約		20件	4.7%

弊社「家AGENT」で2023年7月に内見なしで申し込みした人は62件でした。全体で295件申し込みがあったので、約5人に1人は内見なしで契約を進めています。

内見なしで申し込みした理由を調べると「新築物件だった」「希望エリア内で最も良い物件だった」という人が多かったです。

賃貸物件の内見に関するよくある質問

東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。

アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。

また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。

他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる

アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。

また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。

初期費用の分割払いに対応している

アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。

分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください！