「不動産屋が一番嫌がることは?」
「嫌がることをしたらどうなるの?」
不動産屋は、あなたの物件探し~契約手続きまでフォローしてくれる存在です。少しでも良い物件を紹介しようと日々奮闘しています。
しかし、不動産屋で働いている担当者もお客様と同じ人間です。嫌がることをされたらモチベーションが下がり、対応が手抜きになることも…。
そこで当記事では、不動産屋が一番嫌がることについて解説しています。担当者と良好な関係を保つための参考にしてください。
・一都三県ほぼすべての物件を網羅
・早朝から深夜まで相談可能
・ネットにない物件をタイムリーに紹介
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
不動産屋が一番嫌がること12選
- 1.申し込みをドタキャンする
- 2.横柄な態度を取る
- 3.職業や収入に関して嘘をつく
- 4.内見や来店予約の時間に遅れてくる
- 5.提出書類の期日を守らない
- 6.連絡が取れない
- 7.仲介手数料を値切る
- 8.しつこく交渉してくる
- 9.希望条件がハッキリしていない
- 10.提案やアドバイスを一切聞き入れない
- 11.決める気があるのかわからない
- 12.契約に関する大事な話を聞いていない
1.申し込みをドタキャンする
申し込みには書類作成や関係各所との調整など、担当者が手間と時間をかけています。ドタキャンされると全てが無駄になるため、不動産屋は嫌がるのです。
不動産屋の主な収入である仲介手数料は成果報酬のため、いくらお客様対応に時間をかけていたとしてもドタキャンされると1円にもなりません。
申し込みするときはキャンセルしないで済むように、絶対に住みたいと思える物件だけにしましょう。
2.横柄な態度を取る
「仲介手数料を払うんだから、これくらいやって当たり前だろう」と言わんばかりに、明らかに担当者を下に見ているお客様は敬遠されます。
へり下る必要はありませんが、最低限の敬語を使って物腰柔らかな対応を心がけましょう。
3.職業や収入に関して嘘をつく
自分の職業や収入に関して嘘をつく人を不動産は嫌がります。大家さんや管理会社に嘘がバレると入居審査に通らず、それまで対応した時間や手間が無駄になるからです。
審査に通りたいからといって、嘘の情報を伝えると高確率でバレます。絶対にやめましょう。
嘘をつかなくても、物件が借りられるように不動産屋はサポートしてくれる存在です。なんでも正直に話すことをおすすめします。
4.内見や来店予約の時間に遅れてくる
内見や来店予約に遅れる行為は、不動産屋から嫌われる原因の1つです。
担当者は複数のお客様と約束しており、細かいスケジュールを組んでいます。誰かに遅刻されると担当者だけでなく、他のお客様にも迷惑がかかるのです。
万が一、電車遅延やトラブルによって遅れる場合は必ず連絡を入れましょう。
5.提出書類の期日を守らない
申込書や身分証明書など、提出書類の期日を守らないお客様を不動産屋は嫌がります。
入居審査には不動産屋だけでなく、大家さんや管理会社など多くの人が関わります。期日を守らないと多方面に迷惑がかかるのです。
入居希望日に間に合わなくなる可能性もあるので、提出期限は必ず守ったほうが良いです。
6.連絡が取れない
「不在着信に折り返さない」「メールの返事が遅すぎる」など、スムーズに連絡が取れないお客様も嫌われます。何度も連絡するのは手間ですし、大きなストレスになるからです。
もし、他社で決まったなどで今後の対応が不要になった場合は一言連絡を入れるのがマナーです。いきなり音信不通になるのはやめましょう。
7.仲介手数料を値切る
不動産屋の主な収入源は仲介手数料です。正当なサービスを提供した担当者からすると、仲介手数料を値切られることは嫌という人もいます。
とはいえ、不動産屋は仲介手数料を値切られることは日常茶飯事です。言い方やタイミングを間違わなければ問題はありません。
不動産屋が早く入居者を決めたい物件や、店舗のノルマが迫っている状況なら積極的に値引いてもらえる場合もあります。
仲介手数料が基本無料の不動産屋もある
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、仲介手数料が基本無料でご紹介可能です。値切る必要がないため担当者に嫌がられることはありません。
他にも初期費用の交渉や、引っ越し業者の紹介&割引などお得に引っ越せるサービスが多いです。来店不要でやり取りできるので、ぜひ気軽に利用してみてください!
8.しつこく交渉してくる
値引きや入居日の調整など、しつこく交渉してくるお客様も嫌がります。
大家さんや管理会社の意向によって、残念ながら交渉できないケースは多々あります。しつこく交渉されても、不動産屋ではどうすることもできないのです。
あまりにもしつこい入居審査に悪影響を及ぼします。交渉は引き際を見極めるのが重要です。
9.希望条件がハッキリしていない
希望条件があまりにもハッキリしていないお客様の場合、不動産屋はどんな物件を提案したら良いのかわかりません。すべての物件を紹介する時間の余裕もないです。
一方で希望条件の理想が高すぎて、物件がまったく見つからないというお客様もいます。
このようなお客様は契約するまでに時間がかかりすぎて、仲介手数料と仕事量が見合わないと感じる担当者もいます。
10.提案やアドバイスを一切聞き入れない
「予算内に抑えるために◯◯の条件をはずしませんか」「お客様の生活スタイルならこっちのほうがいいですよ」など、物件探しにおいて不動産屋から提案をすることがあります。
全て不動産屋の言うとおりにする必要はありませんが、一切聞き入れてもらえないと担当者も困ってしまいます。
11.決める気があるのかわからない
物件を提案しても反応が薄く、決める気があるのかわからない人や検討期間が長すぎる人は嫌われます。
契約してくれそうもない人を対応するより、物件探しに前向きで協力的な人に時間を使いたいという担当者は多いです。
12.契約に関する大事な話を聞いていない
真剣に話を聞いていないお客様を嫌がる担当者は多いです。お客様には内容を理解した上で契約してもらわないと、後でトラブルになりかねないからです。
契約はややこしかったり、難しい単語が出てきたりします。担当者の話はしっかり聞き、わからないことがあれば確認しておきましょう。
不動産屋が本当に嫌がることはどれ?
担当者によって変わる
不動産屋が一番嫌がることは、担当者によって変わるため一概には言えません。しかし、上記で紹介した項目に複数当てはまる人は高確率で不動産屋から嫌われます。
お互いに気持ち良く物件探しが進められるよう、最低限のマナーは守りましょう。
もちろんお客様は一切悪くなく、担当者側が悪いケースもあります。悪い担当者では良い取引は望めません。担当者を変えてもらうか、別の不動産屋を利用したほうが良いです。
弊社スタッフが一番嫌がることは?
不動産屋が嫌がること | |
---|---|
1位 | 手続きを進めたのに契約しない |
2位 | 連絡が取れない |
3位 | 提出書類の期日を守らない |
4位 | 内見や来店の予約時間に遅れてくる |
5位 | 契約に関する大事な情報をしっかり聞いていない |
6位 | 高圧的な態度で接する |
7位 | お部屋を契約する気がないのに物件紹介を求める |
8位 | ほかのお部屋と比べて反論する |
9位 | 家賃や費用の値切りにこだわる |
10位 | 素性を隠そうとする |
弊社「家AGENT 池袋店」のスタッフ30名に「お客様にされて嫌だったこと」について調査しランキングにまとめました。
1位は「手続きを進めたのに契約しない」でした。やはりドタキャンされるのが嫌な人が多いようです。参考にしてください。
不動産屋は味方に付けておいたほうが良い
良いお客様に対しては親身な対応をする可能性が高い
- ・家賃や初期費用の交渉を頑張ってくれる
- ・審査に通りやすいよう工夫してくれる
- ・様々なアドバイスをしてくれる
- ・未公開物件を紹介してくれる
不動産屋は味方に付けておいたほうが得する可能性が高いです。担当者もお客様と同じ人間で感情があります。
「良いお客様のためなら交渉に力を入れたい」「もっと良い物件を紹介しよう」と、通常よりも頑張る担当者は多いです。
一方で嫌がることをしてくるお客様には敬遠してしまい、必要最低限の対応になります。担当者とお客様がお互い丁寧な対応を心がけることで、ウィンウィンな取引になるのです。
不動産屋が嫌がることをするのはデメリットが多い
不動産屋が嫌がることをすると、手抜き対応になり良い物件を紹介してくれないケースが多いです。あまりにもひどい場合は対応をお断りし、ブラックリスト入りすることもあります。
不動産業界は横の繋がりが大変強いため、ブラックリスト入りしたお客様の情報が共有されることもゼロではありません。
他社でも対応を断られる、入居審査に悪影響が出ることもあるため注意が必要です。
不動産屋で物件を探すときに心がけるべき6つのポイント
- ・丁寧な言葉遣いや対応を徹底する
- ・服装や身だしなみを整える
- ・連絡が来たら早めに返事をする
- ・来店前に希望条件をまとめておく
- ・書類はあらかじめ用意しておく
- ・契約する姿勢を見せる
丁寧な言葉遣いや対応を徹底する
不動産屋に行くときは丁寧な言葉遣いや対応を徹底しましょう。乱暴な言葉遣いや対応は入居審査に悪影響を及ぼします。
服装や身だしなみを整える
清潔感のある服装や身だしなみも重要です。不潔な印象だと「お部屋を汚されそう」と判断され、審査で不利になります。
連絡が来たら早めに返事をする
メールや電話が来たら早めの返信を心がけましょう。スムーズな連絡はお互いの信頼関係を築くのに重要です。
来店前に希望条件をまとめておく
家賃や間取り、ほしい設備などの希望条件をまとめておきましょう。優先順位を決めておくとスムーズです。
初めての物件探しでわからないという人はざっくりでも大丈夫です。来店後に担当者がヒアリングし、プロ視点でアドバイスしてくれます。
書類はあらかじめ用意しておく
申し込みに必要な書類はあらかじめ用意しておくと良いです。住民票や源泉徴収票などは、取り寄せるのに時間がかかるケースも多いからです。
どの書類が必要なのかは物件によって異なります。担当者に確認しておきましょう。
契約する姿勢を見せる
契約する姿勢が伝わってくる人は不動産屋に好かれます。
大家さんや管理会社としては早く入居してもらいたいため、入居の確率が高いお客様は自然と優遇されます。
- 一都三県ほぼ全ての物件を用意
- 早朝から深夜まで相談可能
- ネットにない物件をタイムリーに紹介
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