お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

賃貸物件の選び方!失敗しない部屋探しのポイントを大公開

賃貸物件の選び方のイメージイラスト

賃貸選びのポイントとは?
女性の一人暮らしに必要な設備はある?

実家を出て念願の一人暮らし。誰にも邪魔されない自由な生活を送るのは楽しみですよね!

しかし、なにも考えずに賃貸物件を選んでしまうと後悔します。毎月の生活費が足りなくなったり、トラブルに巻き込まれたりして苦労することも…。

そこで当記事では、賃貸物件の失敗しない選び方を紹介しています。女性の一人暮らしで必要な設備も解説するので参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

賃貸物件の失敗しない選び方

初めての一人暮らしでも失敗しない賃貸物件の選び方をご紹介します。選び方のポイントは全部で9つです。

これからお部屋探しを始める人は、以下のポイントを参考に自分に必要な条件を決めてください。

①必要な設備が揃っている
②置きたい荷物に対して適切な広さ
③お部屋が2階以上にある
④1階が飲食店になっていない
⑤近くの部屋がうるさくない
⑥物件に宅配ボックスがある
⑦ベランダ・バルコニーがある
⑧事故物件ではない
⑨24時間ゴミ捨て可能のゴミ捨て場がある

①必要な設備が揃っている

人によって必要な設備は様々ですが、自分にとってどんな設備が重要か、不動産屋に行く前に考えておきましょう。

あとから設備を増やすのはお金がかかるか、そもそも設置できない場合があります。人によって必要な設備は主に以下のようなものがあります。

・広い収納スペース
・広くて使いやすいキッチン
・バス・トイレ別
・室内洗濯機置き場
・独立洗面台
・追い炊き機能
・ウォシュレット
・浴室乾燥機
・エアコン
・コンロ

上記の一覧を参考に、自分の中で優先順位をつけてください。同時に妥協できる設備も選んでおくと、お部屋探しがスムーズになります。

②置きたい荷物に対して適切な広さ

自分が持っている荷物を確認して、内見時にしっかり入りきるか確認しましょう。内見前に自分の荷物の長さ、高さ、幅を測っておいてください。

実際に内見した際に、メジャーを持って行ってしっかり置けるか確認しましょう。また、在宅ワークの場合は仕事部屋を設けるか事前に決めておきましょう。

③お部屋が2階以上にある

2階以上のお部屋は、1階と比べて日当たりや窓からの景観が良く、人気が高いです。さらに不審者が侵入しにくくなるので、防犯面でもメリットがあります。

ただ、外の階段から屋上まで行きやすくなっている物件は、最上階でもターゲットにされる場合があります。

内見時にはしっかり外観もチェックして、侵入しやすい構造になっていないかどうかも確認しておきましょう。

▶内見時にチェックするポイントは?の解説はこちら

④1階が飲食店になっていない

1階が飲食店になっている物件は、虫に悩まされる可能性が高いです。飲食店は食品を扱うため、ゴキブリなどが発生しやすくなります。

虫以外にも、ネズミが住みつく可能性があるので苦手な人は絶対に避けましょう。

⑤近くの部屋がうるさくない

近くの部屋がよく吠える犬を飼っていたり、楽器を使ったりしていると、騒音に悩まされることになります。内見時には気づけないことが多いので、事前に不動産屋に確認しておくと良いです。

内見時に、隣の部屋と隣接している壁に耳を付けて音を聞いてみると良いです。騒音が気にならないようなお部屋なら、何も聞こえてきません。

⑥物件に宅配ボックスがある

宅配ボックスとは、物件の共用部分にある宅配便を届けるための箱のことです。

留守にしていても、宅配業者が宅配ボックスに荷物を入れておいてくれるので、家で待っている必要がありません。

また、宅配業者と顔を合わせずに荷物を受け取れるので、防犯対策にもつながります。

⑦ベランダ・バルコニーがある

ベランダかバルコニーがあれば、洗濯物を外に干せるのでおすすめです。ベランダもバルコニーもないと、洗濯物を外に干しづらいです。

また、少しの雨でも窓が開けられなかったり、布団が干せなかったりと、不健康な生活をすることになってしまいます。

⑧事故物件ではない

心情的に気持ちよく住めないことが多いので、事故物件は避けたほうが良いです。物件情報に「告知事項あり」と記載されている物件は、事故物件の可能性が高いです。

また、物件情報に記載されていなくても、過去に事故があった可能性はあります。心配な場合は、不動産屋にしつこく聞いてみるのが効果的です。

⑨24時間ゴミ捨て可能のゴミ捨て場がある

マンションのゴミ捨て場が、24時間ゴミ捨て可能な物件がおすすめです。

普通のゴミ捨て場では朝しかゴミを出せず、忘れてしまいがちです。24時間ゴミを捨てて良い物件なら、どんなタイミングでもゴミを捨てられるので、お部屋にゴミが溜まる心配がありません。

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周辺環境や立地で失敗しない選び方

賃貸物件を選ぶ際には、周辺環境や立地も条件に入れて考えましょう。理想に近い設備や間取りのお部屋でも、環境が悪いと結果的に住みづらいからです。

周辺環境や立地で失敗しないためには、以下の6つのポイントを参考に選んでください。

①駅からの距離は徒歩10分くらいにする
②徒歩圏内にスーパーなど買い物施設がある
②職場や繁華街にアクセスしやすい
③周辺地域の治安が良い
④日当たりがライフスタイルに合っている
⑤大通りや線路に面していない

①駅からの距離は徒歩10分くらいにする

駅から10分以上離れている物件や坂の上に物件があると、かなり不便です。

自転車を使用するにしても、毎月駐輪場を借りるのもお金がかかります。駅徒歩10分以内なら、徒歩で駅まで行けるので無駄な出費がありません。

また、坂の上に物件があると通勤通学がツラいです。仕事などで疲れて帰ってきたときに坂を上らなければ家に着けず、更に疲れてしまいます。

②徒歩圏内にスーパーなど買い物施設がある

物件の近くに、買い物しやすいスーパーやコンビニが徒歩圏内にあるのかしっかり確認しましょう。約10分以内にあるのが理想です。

住んでから近くに商業施設がないと、買い物するのにわざわざバスなどの交通機関を利用したり、外食が増えて出費がかさんでしまいました。

自炊しない人でも、帰り道に立ち寄ってお惣菜やお弁当を買えるので、外食するよりもかなり安く食費を抑えられます。

②職場や繁華街にアクセスしやすい

職場や学校まで離れすぎていない場所にお部屋を借りるのが良いです。電車で30分圏内なら、通勤通学がかなりラクになります。

また、繁華街にもアクセスしやすければさらに良いです。職場までの定期圏内で行けるなら電車賃も抑えられます。

通勤ラッシュはどの地域でも基本的にとても混み合うので、通勤時間は少しでも短いほうが負担を減らせます。

③周辺地域の治安が良い

安心して生活するためにも、街の治安が良いところを選びましょう。特に不審者のターゲットにされやすい女性は重要です。

基本的に、人が集まりやすい繁華街は治安が悪い傾向にあります。繫華街から1~3駅離れれば、治安が良くなる傾向にあります。

ただ例外もあり、繁華街から離れていても治安が悪い街がたまにあるので、住みたい地域について事前によく調べておくべきです。

④日当たりがライフスタイルに合っている

一般的に、日当たりが良いのは南向きと言われています。ただ、人それぞれのライフスタイルによって、どの向きが向いているかは違ってきます。

例えば、在宅ワークで働いている人なら、日が当たりにくく日差しが邪魔にならない北側のお部屋が向いています。

主要な採光面の方角ごとの、日当たりの良さは以下の通りです。

南向き(1日を通して日当たりが良い)
東向き(朝方の日当たりが良い)
西向き(夕方の日当たりが良い)
北向き(1日を通して日当たりが悪い)

▶日当たりについて詳しく知りたい人はこちら

⑤大通りや線路に面していない

大通りに面していると、車や人の通行が多いので騒音や排気ガスが気になるかもしれません。大通り沿いは基本的に夜もうるさく、リラックスできるはずの自室でストレスが溜まってしまいます。

防音性や耐震性がしっかりしている物件なら気になりませんが、その分家賃も高くなります。

家賃は手取り収入の3分の1の物件を選ぶべき

一般的に、家賃は手取りの3分の1が目安と言われています。ただ、ライフスタイルによって変わってくるので、一概に全員に当てはまるとは言えません。

例えば、趣味を重視したい人や衣類を多く買う人は手取りの4分の1、手取りが20万円以下だけど自炊するし物欲がないという人は総支給の3分の1が良いです。

家賃の目安を越えてしまうと、生活費や娯楽費を圧迫してしまい、生活が苦しくなります。

▶家賃目安について詳しく知りたい人はこちら

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賃貸物件選びで失敗した人の体験談

失敗して頭を抱えている男性
家賃の安さや部屋の広さのみを重視して、賃貸物件の選び方を失敗してしまった人の体験談を紹介します。

物件選びを失敗してしまうと、せっかくお金を借りた部屋をすぐに退去することもあります。同じ失敗をしないよう参考にしてください。

騒音で失敗した人の体験談

周辺環境や物件の防音性を考えずに決めてしまい、騒音で後悔した人の体験談です。

騒音で失敗しないためには、内見時にしっかりお部屋の防音性を確認するべきです。

交通音がうるさい
困り顔の女性のアイコン大きな交差点の近くに住んでいるんですが、バイクや大型トラックのエンジン音が気になります…。夜も大きな音楽をかけた車が停まると重低音が部屋に響いてきます…。(女性/20代)
隣からテレビの音が聞こえる
困り顔の男性のアイコン木造で築年数が経っていましたが、家賃が安かったので住んでいました。壁が薄いのか、隣の部屋からテレビの音や電話で話す声が聞こえてイライラした。(男性/20代)
繁華街で大声で叫んでいる
困り顔の女性のアイコン駅が近い物件に住んでいましたが、夜になると繁華街から酔っ払いの大声が聞こえてきました。学生も多い街だったので、週末は朝方まで続くこともありました。(女性/30代)

物件の立地で失敗した人の体験談

家賃の安さや設備を重視してしまい、物件の立地選びに失敗したと後悔した人の体験談です。

お部屋を決める前には実際に周辺を歩いてみて、買い物環境が整っているか、歩道が明るいかなどを確認しましょう。

仕事帰りの買い物がキツイ
困り顔の女性のアイコン駅から離れた場所でスーパーが駅前にしかない場所はキツイ。水や米を買って帰る日は重い荷物を持って歩かないといけないので。(女性/20代)
道が暗くて怖い
困り顔の女性のアイコン部屋がとてもキレイで気に入ったので、すぐに決めてしまいました…。都心から離れた駅で利用客も少ないので、夜は街頭も少なくて何度か帰り道で怖い思いをしました…。(女性/20代)

室内をしっかり見ずに決めた人の体験談

内見時に室内をしっかり確認せずに決めてしまい、住みにくかったと後悔してしまった人の体験談です。

不動産屋から「人気物件だから早く決めて!」などと言われても、室内は隅々までしっかり確認しましょう。

コンセントの位置が微妙
困り顔の男性のアイコン急な引っ越しだったので、家賃だけ重視して決めました。いざ住み始めるとコンセントの位置が微妙で家具の配置がイマイチだった。タコ足配線だらけです…。(男性/20代)
虫がたくさん出る
困り顔の女性のアイコンあまり空きが出ない物件ということで、焦って決めちゃいました。でも、部屋の目の前がゴミ集積場になっていて虫がたくさん出て困ってます。(女性/20代)
設備が使いづらい
困り顔の男性のアイコン寝室と生活空間が分けられると思ってロフトの部屋にしました。残業やら飲み会で疲れて帰ると結局、ロフトじゃなくて下のソファで寝てます(笑)ロフトは天井低いし使いづらい。(男性/30代)

物件を探し始める時期のポイント

物件を探し始める時期は、新生活を始めたい日の2ヶ月ほど前から始めるのがポイントです。

初めての一人暮らしでは、どんな物件や場所に住むかなど考える必要があるからです。

じっくり考えたいからと言って早い時期から物件探しを始めるのは良くありません。気に入った物件が見つかってもキープができず、余計な費用がかかってしまうからです。

春から大学に入学する人や新社会人になる人は、1月~2月に物件探しを始めましょう。1月~2月は引っ越しシーズンなので、物件数が最も多い時期だからです。

▶物件探しの最適なタイミングの解説はこちら

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物件選びで失敗しない内見時のチェックポイント

賃貸物件選びで失敗しないために、内見時にチェックしておくべきポイントをご紹介します!

内見時に確認すべきポイント
・室内の防音性
・お風呂の広さや水圧
・収納スペースの広さ
・コンセントの位置
・スマホの電波が入るか
・共用部がきれいに管理されているか

まず、内見時には室内の防音性を確認してください。実際に住み始めたとき、交通音や隣近所の騒音で悩まないためです。

防音性を確認する方法は、お部屋の中心で手を叩いたり、壁を軽くノックすると良いです。低い音が反響する場合は防音性が高いです。

他にも、シャワーの水圧が自分の好みかどうかや、家具家電を設置した際のコンセントの位置なども確認しましょう。

エントランスやエレベーターなどの共用部の掃除が行き届いているかも確認しましょう。管理されていない物件は入居後のトラブルが多い傾向があります。

▶内見時にチェックすべきポイントの詳しい解説はこちら

女性はセキュリティ設備が整っている物件を選ぶべき

セキュリティ
セキュリティの良さは、特に女性が優先してい考えるべき項目です。具体的に、どのようなセキュリティ設備があるのか、以下をご覧ください。

・オートロック完備
・モニター付きインターホンがある
・共有部に防犯カメラと警報器あり
・玄関や窓がダブルロック
・防犯性が高い鍵が使用されている
・管理人在中

中でも特に優先すべきなのは、オートロック完備、モニター付きインターホンがある、共有部に防犯カメラと警報器あり、玄関や窓がダブルロックの4つです。

一人暮らしの女性を狙った犯罪は非常に多いので、セキュリティがしっかりしている物件に住みましょう。

▶セキュリティ設備について詳しく知りたい人はこちら
 

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