お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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アパート探しの注意点!賃貸契約するときに気をつけることはなに?

スマホを真剣に見ている女の子のイラスト

アパート探しの注意点は?
賃貸を借りるときに気をつけることは?

一人暮らしや同棲などでアパート探ししている人は多いです。少しでも良い物件で楽しく暮らしたいですよね!

しかし、やみくもに探しても良い物件は見つかりません。適当に探して契約すると住んでから後悔することも…。

そこで当記事では、アパート探しの注意点や借りる時のコツを解説しています。参考にしてください。

アパート探しの注意点まとめ

  • ・条件や設備にこだわり過ぎない
  • ・家賃は手取りの3分の1以下を目安にする
  • ・耐震性をチェックしておく
  • ・1社に絞ると紹介物件が限られることがある

条件や設備にこだわり過ぎない

アパート探しにおいて条件や設備はこだわり過ぎないようにしましょう。全ての希望が叶う物件はなかなか見つからず、妥協が必要になるからです。

どうしても譲れない条件は3つまでにしておき、その他の条件は優先順位を付けていくことでスムーズに進められます。

実際に不動産屋へ行って物件を紹介してもらうと、自分の希望がよくわからなくなってしまう人もいます。メモに書き出しておくとブレずにアパート探しができます。

家賃は手取りの3分の1以下を目安にする

家賃目安
手取り18万円 約60,000円
手取り19万円 約63,000円
手取り20万円 約67,000円
手取り21万円 約70,000円
手取り22万円 約73,000円
手取り23万円 約76,000円

家賃は手取りの3分の1以下が目安です。3分の1以下であれば「入居審査の基準をクリアできる」「家賃を支払っても充分な生活費を確保できる」からです。

管理費や共益費も、家賃と同じく毎月支払いが発生します。すべて含めた「総家賃」で考えないと予算オーバーするので注意してください。

家賃は1度決めると簡単には変更できません。後悔しないように慎重に決めましょう。

初期費用の予算も考慮する

賃貸契約の初期費用は家賃を基準にして決められます。引っ越しの初期費用がいくら払えるかによって借りられる物件の家賃が変わります。

一般的には賃貸契約で家賃4.5~5ヶ月分、引っ越し業者の利用で約5万円、家具家電の購入で約10万円は必要です。

引っ越す距離や荷物の量などで大幅に金額は変わります。引っ越し見積もりを出してもらう、ほしい家具家電をリストアップするなどしてシミュレーションしてみてください。

耐震性をチェックしておく

日本は地震が多い国です。安心して暮らせるように、建物の耐震性は必ずチェックしておきましょう。

1981年5月以前に建てられたものは「旧耐震基準」といって、震度6強以上の地震で倒壊の恐れがあります。

震度6強~7の地震で倒壊しない「新耐震基準」が採用されている物件を選びましょう。2023年時点では築40年以内を目安にすると良いです。

木造は2000年6月以降の物件を選ぶべき

木造の物件は、2000年6月に「2000年基準」と呼ばれる法改正がありました。地盤調査を必須にするなどの変更点があったため、以降の物件では耐震性が向上しています。

アパートは木造で建てられているケースが多いです。地震に強い2000年以降に建てられた物件を選びましょう。

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1社に絞ると紹介物件が限られることがある

同じ条件で探したとしても、不動産屋によって紹介される物件は微妙に違います。「自社物件」といって、その不動産屋でしか紹介されない物件もあるからです。

1社だけに絞るのではなく、2~3社まわってみて比較検討するのがおすすめです。

また、不動産屋によって対応やサービスも変わります。複数見た上で「この不動産屋にまかせたい」と思うところで契約しましょう。

ネット上の不動産屋なら手間なく相談可能

複数の不動産屋をまわるのは面倒くさい、交通費がもったいないと感じる人は当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。

LINEやオンラインでやり取りするので来店不要です。23時まで営業しているので、時間を気にせずいつでも相談できます。

業者専用のデータベースから探すので、スーモやホームズに載っていない未公開物件を見られるチャンスです。

不動産屋に行くときの注意点

  • ・あらかじめ来店予約しておく
  • ・服装や身だしなみを整える
  • ・丁寧な言葉遣いを心がける

あらかじめ来店予約しておく

不動産屋に行く前にあらかじめ来店予約しておくのがおすすめです。予約なしでも対応してくれますが、タイミングによっては待たされたり、対応を断られたりするからです。

予約は電話か、公式サイトの来店予約フォームから簡単にできます。

予約するときは気になる物件や希望条件を伝えておくと良いです。内見の手配はもちろんのこと、条件に合う他の物件を紹介してくれることがあります。

服装や身だしなみを整える

不動産屋に行くときは、シンプルで清潔感のある服装で行くべきです。

スタッフは顧客の第一印象で「この人に安心してお部屋を貸せるか?」など人柄をチェックしており、入居審査に影響があるからです。

服装だけでなく、髪型や体臭など身だしなみにも気をつけてください。「だらしないから家賃を滞納するかもしれない」など、悪い印象を抱かれると審査に落ちやすくなってしまいます。

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丁寧な言葉遣いを心がける

不動産屋と話すときやメールでやり取りするときは、丁寧な言葉づかいを心がけましょう。いわゆる「タメ口」や、攻撃的な口調は悪い印象を持たれてしまいます。

極端にかしこまる必要はありません。「~です。」「~ます。」程度の敬語が使えれば十分です。

アパート内見時の注意点

  • ・内見に必要なものを用意しておく
  • ・居室内は細かいところまで確認する
  • ・外観や共有部分も見ておく
  • ・周辺環境をチェックする

内見に必要なものを用意しておく

最低限持っていくもの
  • ・スマートフォン
  • ・メジャー
  • ・お部屋の募集図面
  • ・筆記用具

スマートフォンはお部屋の写真撮影や方角の確認、懐中電灯の代わりなど様々な場面で役に立ちます。しっかり充電しておいてください。

メジャーはドアや窓のサイズを測るのに使います。図面にはコンセントの位置や気になった部分をメモしておくのに役立ちます。

スリッパは不動産屋が貸してくれることがほとんどですが、不安な人は自分で持っていきましょう。

居室内は細かいところまで確認する

居室のチェックリスト
お部屋全体の広さ
窓とドアの大きさや開閉方向
収納スペースの幅と奥行き
コンセントの位置と個数
テレビ線の位置
エアコンの有無や製造年
インターネット回線の有無、スマホの電波状況
照明器具の有無
防音性の良さ
水回りの使いやすさ、排水の流れや匂い、水圧
洗濯機置場の場所とサイズ
日当たりの良さ、湿気の有無、風通しの良さ
ベランダや物干しスペース

内見は見るべきポイントが非常に多いです。当日はドタバタして確認漏れしてしまうことがあるので、事前にチェックリストを作っておきましょう。

特にドアのサイズや廊下の横幅は重要です。狭いとせっかく買った家具家電が入らず、返品するハメになります。

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時間帯や曜日を変えて2回内見すると良い

内見は可能であれば2回行くと良いです。時間帯や曜日によって得られる情報が違うからです。

例えば平日は静かなエリアでも、休日は車の音がすごくて家でくつろげないというケースもあります。

主に自分が家にいるときと同じ時間帯や曜日がおすすめです。

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現地まで行けない場合はオンライン内見がおすすめ

引っ越し先が遠い、仕事の休みがとれないなど、現地での内見が難しい人は「オンライン内見」がおすすめです。

オンライン内見とは、スマートフォンやパソコンからビデオ通話を使って内見できる仕組みのことです。

現地には不動産屋のスタッフが代わりに行ってくれて、物件を隅々まで見せてくれます。

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外観や共有部分も見ておく

外観と共有部分のチェックリスト
共有部分が清掃されているか
共有部分に私物が放置されていないか
防犯カメラやオートロックの有無
ポストのサイズや鍵の有無
ポスト周辺にチラシが散乱されていないか
エレベーターのサイズ
宅配ボックスの有無
ゴミ置き場はキレイか、ゴミ出しのルールは守られているか
駐車場や駐輪場の利用状況やマナー
外壁や屋根はメンテナンスされているか
建物のまわりに雑草が生い茂っていないか

共有の廊下や階段がキレイかチェックしてみてください。集合ポストやゴミ置き場が散らかっている物件は、住民のマナーが悪い可能性が高いです。

防犯カメラやオートロックが付いていれば、不審者の侵入を防げます。できる限り付いている物件がおすすめです。

周辺環境をチェックする

周辺環境のチェックリスト
駅からアパートまでの距離、人通りや街灯の多さ
勤務先や学校までの距離や乗り換え回数
近くにスーパーやドラッグストアなどがあるか
近くにどんな病院やクリニックがあるか
道路や線路からの距離、交通量の多さ
騒音のもとになる施設の有無
火葬場など嫌悪施設の有無
交番や警察署の場所
不審者情報など治安の良さ

周辺環境は実際に歩いて自分の目や耳でチェックするのがおすすめです。駅徒歩は人によってスピードが違いますし、坂や信号などで思ったより時間がかかることがあります。

買い物施設は遠いと不便です。できる限り近い物件か、駅からの帰り道にあると良いです。

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賃貸契約するときのチェックポイント

  • ・契約の種類
  • ・原状回復の特約
  • ・違約金の有無
  • ・禁止事項
  • ・契約解除の条件
  • ・退去予告期間
  • ・更新料の有無
  • ・トラブル発生時の連絡先

契約の種類

賃貸契約には「普通借家」と「定期借家」の2種類があります。ほとんどの物件は普通借家契約です。2年毎に更新ができて、貸主は正当な理由がない限り解約はできません。

一方の定期借家は基本的に更新ができず、契約期間が終わったら退去しなければいけません。契約期間も1年未満など短いケースが多いです。

物件が気に入っていてもすぐに引っ越しを余儀なくされることもあるので、あらかじめどちらの契約になるのか不動産屋に確認しておきましょう。

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原状回復の特約

原状回復とはお部屋を入居時の状態に戻すことを言います。ただし、普通に暮らしていれば当然できるような傷や汚れは大家さんが費用を負担してくれます。

原状回復の基準はガイドラインで定められていますが、契約書類に「特約事項」が記載されていた場合は、ガイドラインよりも特約事項が優先されます。

「部屋の修繕にかかる費用はすべて入居者が負担する」など、一方的な内容の特約が記載されているケースもあります。しっかり内容を確認してから契約書にサインしてください。

違約金の有無

フリーレント付きの物件や礼金なしで契約した場合、途中解約すると違約金が発生する場合があります。違約金の相場は家賃1ヶ月分です。

契約期間内に引っ越しする可能性がある人は注意しましょう。

禁止事項

「ペットの飼育禁止」「無断で壁紙や床の貼り替え禁止」など、物件によってルールが決められています。

禁止事項をおこなうと厳重注意や修繕費の請求などのトラブルにつながります。強制退去の恐れもあるので、禁止されている行為は絶対にしないようにしてください。

契約解除の条件

家賃の滞納や禁止事項をおこなったことが発覚した場合、貸主から契約解除をされることがあります。具体的な条件は契約書に記載されているので、あらかじめ確認しておくと安心です。

退去予告期間

契約書には「退去の連絡はいつまでにしなければならないのか」「どこに連絡すればいいのか」など、解約に関する取り決めが記載されています。

次に引っ越すときに困らないように確認しておきましょう。

更新料の有無

契約を更新して済み続ける場合、更新料がかかる場合があります。一般的な更新料の相場は家賃1ヶ月分です。

火災保険や保証会社を利用する場合も確認しておいたほうが良いです。あらかじめお金を用意しておかないと、更新時に慌ててしまいます。

トラブル発生時の連絡先

設備や騒音トラブルが発生したとき、どこに連絡すれば良いのかを確認しておきます。把握していれば、スムーズに解決できるはずです。

不動産屋に質問すべきこと4選

  • ・空室期間はどれくらいか
  • ・騒音トラブルやクレームの発生はあるか
  • ・前の住人の退去理由や居住期間
  • ・上下左右のお部屋はどんな人が住んでいるのか

空室期間はどれくらいか

あまりに空室期間が長い物件は、誰も契約したがらないネガティブな理由があるかもしれません。安心して契約するためにも確認しておきましょう。

空室期間が長い場合は家賃の値下げ交渉がしやすいというメリットもあります。大家さんは多少値下げしたとしても、定期的な家賃収入がほしいと考えるからです。

騒音トラブルやクレームの発生はあるか

騒音トラブルやゴミ出しに関するクレームがあるかどうかを聞いてみましょう。親切な不動産屋であれば包み隠さず教えてくれるはずです。

もし頻繁に起きているようなら、その物件は避けたほうが良いです。

また、共有部分に注意喚起の貼り紙がないか合わせてチェックしておきましょう。貼り紙があるということは、なんらかのトラブルがあったと推測できます。

前の住人の退去理由や居住期間

前の住人がどうして退去したのか、居住期間がどれくらいだったのかわかる範囲で教えてもらうのがおすすめです。

例えば、普通借家で2年契約にもかかわらず半年で退去した場合、引っ越したくなるようなトラブルが起きていた可能性があります。

「急な転勤で仕方なく」などの理由であれば、それほど気にしなくても良いはずです。

上下左右のお部屋はどんな人が住んでいるのか

上下左右のお部屋の家族構成や生活時間をダメ元で聞いてみましょう。隣が小さい子どもがいるファミリーの場合、泣き声などの騒音トラブルに巻き込まれる可能性があります。

生活時間が合わないとストレスが溜まりやすく、住んでから後悔します。

アパート探しのよくある質問

アパート探しはいつから?

引っ越しの1~2ヶ月前からが良いです。

早く探しても仮押さえはできないため、無駄足になる可能性があります。

▲よくある質問に戻る

賃貸が決められないときはどうしたらいいの?

譲れない条件を明確にしましょう。それ以外は多少妥協する心構えを持つとスムーズに決まります。

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内見しないで決めるのはあり?

内見はしたほうが良いです。写真と実際に見るのは全然違うことが多いです。

どうしても内見に行けないなら、オンライン内見しましょう。

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家賃が高いと後悔する?

後悔する可能性が高いです。特に収入が安定していない人や、趣味にお金を使いたい人はやめておいたほうが良いです。

▲よくある質問に戻る

やめた方がいい物件とは?

相場よりも家賃が安すぎる物件はやめておいたほうが良いです。事故物件だったり、契約できないおとり物件の可能性が高いです。

▲よくある質問に戻る

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