「4月入居なら物件探しはいつから?」
「4月のお部屋探しに注意点はある?」
4月の入学・入社式に合わせて引っ越しする人は多いです。余裕をもって1週間前くらいまでに入居しておきたいですよね。
しかし、4月は不動産屋の繁忙期です。物件探しが遅くなると、4月頭の入居に間に合わない可能性が高いです。
そこで当記事では、4月入居を目指す人向けに、いつから物件探しをすべきか解説します。お部屋探しの流れや、引っ越しの費用相場も紹介しているので参考にしてください。
4月入居の物件探しはいつから始める?
3月上旬には物件探しを始めるべき
4月入居が目標なら、3月上旬には物件探しを開始すべきです。一般的にお部屋探しは「1ヶ月~1ヶ月半かかる」と言われているからです。
新年度に合わせて4月1日に入居したいのであれば、3月1日に行動開始しておかないと間に合いません。
なお、3~4月上旬は不動産業界の繁忙期でもあります。引っ越しする人が多く、来店・内見予約が取れない、審査が遅くなるケースもあるので、余裕をもって行動しましょう。
即入居可でも2週間は見ておくべき
即入居可物件は、契約が完了すればすぐに住めるお部屋のことです。申し込み・審査・契約は通常通り進むので、2週間は見ておくべきです。
通常の審査であれば2~3日で結果が出ますが、繁忙期は5~7日が目安となります。
4月入居の物件探し~引っ越し当日の流れ
①スケジュール決め~ネットでお部屋探し
- ・引っ越し予定日(入居日目安)
- ・初期費用や家賃の予算
- ・住みたいエリア
- ・駅徒歩や築年数などの条件
物件探しするにあたって、上記で紹介した4項目は大まかに決めておきましょう。引っ越し予定日は「4月5日入社に間に合うように」など、ざっくりとしたもので良いです。
物件の条件が決まったら、SUUMOやホームズなどの情報サイトで好みのお部屋が無いか探してください。どんなお部屋に住みたいかのイメージが固まります。
②不動産屋に来店
ネットで見かけたお部屋で気になるものがあれば、不動産屋に問い合わせして来店予約をしてください。
当日、希望情報のヒアリングを受けたのち、条件に合う物件を紹介してもらえます。ネット上にない物件を見せてもらえる可能性もあるので、できるだけお店に行ったほうが良いです。
③気になるお部屋の内見
気になるお部屋は必ず内見しましょう。写真と実物に相違があったり、周辺環境が微妙で住みづらい可能性があるためです。
室内の防音性・スマホの電波状況・収納スペース・エントランスの状況は最低でも確認しておくべきです。
④入居申込~入居審査
- ・本人確認書類
- ・収入証明書
- ・印鑑
- ・連帯保証人の身分証明書
- ・連帯保証人の収入証明書
- ・連帯保証人の印鑑登録証明書
- ・連帯保証人の住民票
- ・連帯保証人の実印
申込書は不動産屋からもらえるので、空白を埋めるように記載してください。本人が準備するものは、本人確認書類・収入照明書・印鑑の3点です。
連帯保証人を立てる場合は、連帯保証人の書類なども集めておいた方が良いです。提出が遅れるほど、審査が長引きます。
⑤初期費用の振込~賃貸契約
入居審査通過後は、先に初期費用の支払いです。振込期限はお店によって違いますが、一般的には2~3日以内です。
振込完了後に、管理会社から不動産屋宛てに契約書が発行されます。重要事項説明を受けたのち、契約書にサイン・捺印をして締結です。
⑥引っ越し業者の選定
引っ越し業者の選定自体は、入居審査と並行して動いても問題ありません。
2~3社から見積もりをもらったうえで、安い業者を選ぶと良いです。一人暮らしであれば「単身パック」のような、定額料金プランを利用するのもアリです。
⑦引っ越し作業・荷物の搬出
業者が決まったら、引っ越し作業を開始しましょう。荷物が少ないほど業者費用が安くなるので、少しでも不要なものは思い切って捨てたほうが良いです。
ライフラインの手続きも、引っ越し作業と合わせて進めてください。とくにガスは、開栓の際に立会いが必須なので早めに予約しましょう。
⑧入居当日の動き
- 新居の鍵の受け取り
- 新居の掃除
- 荷物の搬入
- 荷ほどき
- ガスの開栓の立会い
入居当日は、新居の鍵の受け取りから始まります。受け取りが完了すれば、あとは自分1人で荷物の整理をするのみです。
床にほこりが溜まっている可能性があるので、荷物の搬入前に掃除しておくとベストです。
4月は賃貸の初期費用が高くなりやすい
- ・1年で最も家賃が高い繁忙期
- ・礼金ありの物件が多い
- ・費用交渉に応じてもらえない可能性が高い
1年で最も家賃が高い繁忙期
4月を含む不動産屋の繁忙期は、1年で最も家賃が高い時期です。閑散期に下がっていた値段は、1~4月にかけて元の金額に戻ります。
繁忙期の家賃が高い理由は「引っ越す人が多い」「値下げしなくても入居希望者がいる」など、時期による需要があるからです。
礼金ありの物件が多い
家賃と同様の理由で、礼金ありの物件が多くなる時期でもあります。家賃1ヶ月分の費用は覚悟しておいた方が良いです。
礼金がない物件の場合は、管理費・共益費が高くなっているケースもあります。
費用交渉に応じてもらえない可能性が高い
繁忙期は値下げしなくても入居希望者がいるので、交渉に応じてもらえない可能性が高いです。無理に交渉すると、大家さんの心証が悪くなって審査に落ちます。
また、賃貸物件は早い者勝ちです。交渉している間に、他の人が申し込む可能性もあります。
安さを重視するなら「AD付き物件」を探してもらうと良い
4月入居で安さを重視するなら、不動産屋にお願いして「AD付き」を紹介してもらいましょう。AD付きは大家さんが広告費を払っている物件で、仲介手数料分が値引かれやすいです。
当サイト運営の不動産屋「イエプラ」は、LINEやチャットでやり取りできます。来店不要で、AD付き物件が探せて便利です。
さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。交渉しなくても初期費用が安くなるので、費用を抑えたい人はぜひ利用してみてください!
4月入居は引っ越し業者の費用も高い
4月の引っ越し費用相場
4月(繁忙期) | 6月(閑散期) | |
---|---|---|
単身(荷物少) | 50,000円 | 35,000円 |
単身(荷物多) | 65,000円 | 35,000円 |
2人家族 | 102,340円 | 62,240円 |
3人家族 | 120,000円 | 70,000円 |
4月は引っ越し業者の繁忙期でもあります。6月の閑散期と比べると1.5~2倍も費用が高くなっています。荷物量や引っ越す距離によっては、さらに費用がかかります。
土日はさらに割増料金がかかる
利用する業者によっては、土日は割増料金がプラスされます。一人暮らしで1~3千円、2人以上で3~5千円ほど高い傾向にあります。
土日に引っ越すなら「web割引」や「フリー便(時間指定なし)」を利用するなど、上手く費用を調整したほうが良いです。
引っ越し時期が選べるなら4月中旬以降もあり
閑散期に入るので徐々に値下がりする
4月中旬以降は、引っ越す人の数が一気に減る時期です。繁忙期に決まらなかったお部屋は、次の繁忙期まで空室のままの可能性があるので値下がりし始めます。
家賃が値下がりしていないお部屋は、管理費・共益費や礼金が安くなっている傾向にあります。トータル費用でお得かどうか考えて選びましょう。
費用交渉にも応じてもらいやすい
閑散期は、不動産屋の利用客が少ないです。スタッフの手が空いているため、大家さんとの交渉に力を入れてくれることもあります。
初期費用の値下げや古くなった設備の交換など、積極的に相談してみましょう。「交渉が通ったら契約したい」など、契約する意思を示すと効果的です。
引っ越し業者費用も安くなる
4月中旬に差し掛かると、引っ越し業者の費用は上旬に比べて5千円~1万円ほど安くなります。トラックの予約も取りやすいので、希望日時に引っ越ししやすいです。
4月上旬までに引っ越す必要がない人は、4月中旬以降に入居するとお得です。
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初期費用の分割払いに対応している
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