「北東向きのマンションの日当たりはどう？」
「選ぶときのポイントはある？」

北東向きのお部屋は家賃が安くて気になるという人は多いです。

しかし、北東向きマンションの日当たりはどうなのか、メリット・デメリットはあるのか疑問に思いますよね…。

そこで当記事では、北東向きマンションの日当たり具合や実際に住んでいる人の体験談を紹介しています。方角別の日照時間や特徴まとめもあるのでぜひ参考にしてください。

北東向きのお部屋は朝日が差し込む

北東向きのお部屋は、朝日が差し込みます。ただ、日照時間が短めなので正午には日が当たらなくなります。

夏は早朝から明るくなり始めるので、寝室が北東向きの場合は遮光カーテンなどで対策したほうが良いです。

北東向きのお部屋に向いている人の特徴

北東向きのお部屋に住んでも快適に暮らせる人の特徴をまとめました。複数当てはまる人であれば、北東向きのお部屋でも良いです。

どちらかというと、洗濯物の量が多いファミリーより一人暮らし向けの方角です。

このあと、北東向きのお部屋のメリットとデメリットを解説していくので、是非参考にしてください。

対応エリアは一都三県のみ

北東向きのお部屋に住む4つのメリット

北東向きのお部屋に住むメリットは、主に以下の4つです。

ほかの方角より家賃が安め

北東向きは、他の方角のお部屋より家賃が安く設定されています。日が当たる時間が短いうえ、人気がない北向きのお部屋に含まれるからです。

朝日を浴びれる

太陽は東から昇るので、早朝から朝日を浴びれます。朝日を浴びると幸せホルモンと呼ばれる「セロトニン」が分泌されやすくなります。

朝はすっきり目覚める、体内時計をリセットできる、良質な睡眠がとれるようになるなど、健康的な生活ができるようになります。

また、午前中であれば自然光でも十分お部屋の中が明るくなるので、電気をつける必要がないです。

夏は涼しい

午前中しか日が当たらないので、日差しが1番強い13時～15時は室内が陰ります。

家具などの日焼けが少ない

日差しが強い時間帯は日光が当たらないので、カーテンやフローリング、棚などの日焼けを防げます。

買い替える頻度が減るので、毎月の支出を抑えられます。

北東向きのお部屋に住む4つのデメリット

北東向きのお部屋に住むデメリットもあるので、事前にしっかり把握しておきましょう。

洗濯物が乾きにくい

午後から日が当たらなくなるので、日中洗濯物を干す場合は乾きにくいです。

とくに冬は日照時間が1時間半ほどしかないので、生乾きになる可能性があります。

湿気やカビが発生しやすい

日が当たりにくい、外と室内の気温差ができやすいため、湿気やカビが発生しやすいです。梅雨と冬の時期は、結露もできやすいです。

カビやハウスダストのアレルギーを持っている人は、健康被害にもかかわります。

冬は寒くなりやすい

冬は、ほぼ日光が当たらないので、室内が冷え切ります。外の方が温かい場合があります。

電気代がやや高め

冬は寒いのでエアコンの稼働率が上がり、電気代が高くなりやすいです。夏と比べると3千円以上も跳ね上がることがあります。

とくに、エアコンの設定温度を高めにする人は気を付けてください。1℃上げるだけで、消費電力が13%も増えます。

北東向きのお部屋で快適に暮らすコツ

北東向きのお部屋でも快適に暮らすコツを紹介します。家賃重視だけど住み心地も求めたいという人は、是非試してみてください。

乾燥機や除湿器を使用する

乾燥機や除湿器などの家電製品を使用すれば、部屋干しでも洗濯物が乾きやすいですし、湿気を抑えられます。

お部屋が狭いので2台揃えるのは難しいという人は、一体型になっている乾燥除湿機がおすすめです。

部屋干し臭を防ぐ洗濯除菌剤を使う

部屋干し臭は、選択除菌剤である程度抑えられます。とくにおすすめなのがDaily Cleaners&Coで購入できる「部屋干し臭から衣類をまもる洗濯除菌剤」です。

洗濯に5mlを入れるだけで、部屋干しの嫌な臭いの原因を除菌してくれます。カビの繁殖を抑える効果もあるので、洗濯層からのニオイも防げます。ぜひ1度使ってみてください。

冬は保温グッズを活用する

裏起毛のスウェットや靴下、湯たんぽなど寝る際に必要なグッズも揃えておくと良いです。

インテリアは白メインでそろえる

インテリアを白メインでそろえることで、室内が明るくなります。自然光が入りにくい午後でも、雰囲気が暗くなりにくいです。

また、白基調に暖色系の色を取り入れれば、冬でも気持ち的に温かいと感じやすくなります。

北東向きのお部屋に住んでいる人の生の声

北東向きのお部屋に住んでいる人に住み心地を聞いてみたので、いくつか紹介します。

家賃の安さ重視の人であれば、北東向きのお部屋でも満足しています。ただ、洗濯物が多いファミリーは、やや不満に感じるようです。

乾燥機を別で買う、浴室乾燥機がついているお部屋にする家庭以外は、南向きか西向きのお部屋のほうが良いです。

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方角別の日照時間と特徴

方角別の日照時間と特徴をまとめました。日当たり重視の人は、是非参考にしてください。

日照時間

日照時間は南向きが最も長く、北向きが最も短いです。そのため、北東向きのお部屋も日響時間が短いことがわかります。

	夏	冬	春秋
南向き	約7時間	約9時間30分	12時間
北	約7時間30分	約0時間	約0時間
東・西	約7時間15分	約4時間45分	約6時間
南東・南西	約8時間	約8時間	約8時間
北東・北西	約6時間30分	約1時間30分	約4時間

とくに冬は陽が沈む時間が早い分、日照時間も短くなります。北東向きのお部屋は、約1時間30分しか日が射しません。

逆に南向きのお部屋は、夏の日照時間が長いので室内がサウナ状態になりやすいです。暑さが得意ではない人は避けたほうが良いです。

方角別の特徴まとめ

自分に合う方角で悩んでいる人は、以下の特徴を把握したうえで決めてみましょう。

南向き	・ほかの方角より家賃が高め ・どの方角よりも日当たりが良い ・洗濯物が乾きやすい ・夏場は冷房費が高くなりやすい ・家具や本が日焼けしやすい
東向き	・午前中の日当たりが良い ・夏場でも涼しく過ごせる ・夜は暗く、冷え込みやすい ・午後から干した洗濯物は乾きづらい
西向き	・夕方でも日光がお部屋に入る ・夕方から夜にかけてお部屋が暖かい ・朝方は日が入らず、お部屋が暗くて寒い ・夕方は西日がキツくてまぶしい
北向き	・ほかの方角より家賃が低め ・どの方角よりも夏場は涼しい ・家具や本が日焼けしづらい ・夜は暗く、冷え込みやすい ・午後から干した洗濯物は乾きづらい

一人暮らしであれば、家賃の安さを重視して北向きにするのもアリです。

同棲カップルやファミリーは、洗濯物の量が増えるので西か南向きがおすすめです。

日当たりは間取りや周辺環境でも変わる

日当たりは、お部屋の間取りや階数、周辺環境などで変わります。

メインの窓以外が南向きにある間取りや、中層～高層階のお部屋なら、北東向きでも日が差し込む可能性が高いです。

バルコニーの上に出っ張りがあったり、隣の建物が近い、周辺に高層の建物が多い場合は、日当たりが良い方角であっても陰ります。

日当たりを重視するなら必ず内見すべき

日当たりを重視する人は、必ず内見で実物を確認してください。内見時間は、10時～14時頃の日が当たりやすいときが良いです。

天候によっても左右されるので、時間に余裕がある人は2回以上内見したほうが良いです。

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