「3月入居はいつ不動産屋に行く?」
「不動産の繁忙期は物件が増えるって本当?」
3月は本格的な物件探しシーズンです。引っ越す人が非常に多いため、その分取り扱い物件数が増えます。
しかし、3月の引っ越しはライバルも多いです。物件探しのタイミングやコツを把握していないと、先を越されて後悔する羽目に…。
そこで当記事では、いつ不動産屋に行けば良いのか、事前に準備すべきことと併せて紹介しています。ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
3月入居の物件探しはいつ不動産屋に行けば良いの?
2月上旬に不動産屋に行くと良い
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1月中旬~下旬
ネットで物件探し
不動産屋に行く前に、住みたいエリアや条件を決めます。その後、ネットで物件を見てみましょう。気になる物件があったらメモしておくと良いです。
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2月上旬まで
不動産屋に行く
実際に不動産屋に行き、物件を紹介してもらいます。希望条件と予算をあらかじめ決めておき、スタッフに伝えるとスムーズです。
気に入った物件が見つかったら、スタッフと一緒に内見に行きます。
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2月中旬~下旬
入居審査+契約手続き
内見し、問題がなければ申し込みして入居審査に進みます。審査に通ったら初期費用を支払い、その後に契約手続きをおこないます。
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2月下旬~3月上旬
入居開始
一般的に申し込みから10日~2週間後に、家賃発生日が設定されます。家賃発生日以降に鍵を受け取り、実際に入居開始します。
3月に入居するなら、2月上旬までに不動産屋に行きましょう。2月中旬~下旬に申し込みすれば、無駄な家賃の発生を抑えて3月に入居開始できます。
ネット上の不動産屋なら手間なく探せる
手間を省いて物件を探すなら、当サイト運営のネット不動産屋「イエプラ」がおすすめです。LINEで希望条件を送るだけで、店舗に行くのと同じように物件が探せます。
内見するまで出かける必要がないので、忙しい人でも物件探しができます。
業社専用のデータベースからお部屋を検索しているため、SUUMOやHOME’Sにはない未公開物件の提案も可能です。
さらに、仲介手数料が基本無料です。初期費用を抑えて賃貸契約したい人はぜひ利用してみてください!
4月入居の場合は不動産屋にいつ行けば良い?
新生活に合わせるなら3月上旬に行くのがおすすめ
一般的に物件探しのスケジュールは、一人暮らしで約1ヶ月半前、同棲やファミリーは約2ヶ月前から開始すると良いと言われています。
2月末から情報収集や予算決めなど事前準備をしておき、3月上旬に不動産屋に行くのがおすすめです。
住み心地優先なら1月下旬に不動産屋に行く
多少家賃の発生が早くても、良い物件を契約したい人は1月下旬には不動産屋に行くのがおすすめです。1月下旬であれば、3~4月に退去予定の物件が豊富な傾向にあるからです。
不動産の繁忙期は人気の物件から埋まっていきます。早めに動いておくことで、ライバルよりも有利に物件探しが進められます。
3月の不動産屋の特徴
- ・入居希望者が多くて混雑する
- ・取り扱い物件数が多い
- ・家賃が高めに設定されている
- ・3月中旬以降は落ち着き始める
入居希望者が多くて混雑する
1~3月は新生活に向けて物件探しする人が多く、不動産屋が混雑します。あらかじめ来店予約しておかないと、対応を断られるケースが多いです。
確実に対応してもらうために電話、または不動産屋の専用フォームから来店予約を入れておきましょう。
予約時に希望条件を伝えておけば、スタッフが事前にピックアップしてくれるのでスムーズに物件探しが進められます。
取り扱い物件数が多い
3月上旬は、1年の内で最も取り扱い物件数が増えます。その理由は「退去連絡が増える時期」でもあるからです。
ほとんどの物件の退去連絡は1ヶ月前です。3月下旬に引っ越しする人は、2月下旬頃に連絡を入れます。
家賃が高めに設定されている
1月~3月は、家賃・管理費が高めに設定されています。不動産屋の繁忙期で入居希望者が多く、なにもしなくても空室が埋まるからです。
特に入居希望者が多い2月~3月上旬は、費用交渉もほぼ応じてもらえません。
3月中旬以降は落ち着き始める
3月中旬以降は、新学期に向けて物件探ししている人が審査~契約をしている時期なので、徐々に落ち着き始めます。
不動産屋スタッフのスケジュールも空き始めるので、対応してくれる時間が長めになります。
多少時間をかけて物件を探せる
ほとんどの人の物件探しが落ち着いているので、ライバルが少なく時間をかけて探せます。駅徒歩5分以内・新築など人気が高い物件でない限りは、数日の時間をかけて吟味できます。
費用交渉に応じてもらえる可能性がある
家賃や礼金、仲介手数料などの費用交渉に応じてもらえる可能性があります。3月下旬になっても空室のお部屋は、人気がないため4月以降も空室のままになる恐れがあるからです。
条件が微妙な物件が多くなる
3月中旬以降は、上旬で決まらなかった物件が残っています。駅徒歩15分以上、築古、3点ユニットバス、室外洗濯機置き場など、人によっては住みづらいと感じる条件ばかりです。
内見は必ずおこない、本当に住んでも大丈夫か確かめてください。その代わり、家賃や初期費用が安い物件が多いです。
物件は早い者勝ちなので事前準備すべき
- ・入居希望日をある程度決めておく
- ・住みたいエリアを絞る
- ・物件の希望条件をまとめる
- ・内見で最低限確認する場所をまとめる
- ・審査に必要な書類を揃える
入居希望日をある程度決めておく
不動産屋に行くと必ず入居希望日を聞かれるので、ある程度は決めておきましょう。「4/8の入社に間に合うようにしたい」「3月中ならいつでも良い」など、ざっくりで大丈夫です。
入居希望着から逆算して、スタッフが大まかなスケジュールを決めてくれます。
住みたいエリアを絞る
通勤通学面を考慮しつつ、住みたいエリアを絞っておくと物件を探しやすいです。区・路線などの広範囲でも良いですし、職場や学校に行くまでの所要時間で決めるのもアリです。
物件の希望条件をまとめる
物件の希望条件は「予算+間取り+絶対に譲れない条件2~3つ」ほどに絞っておきましょう。希望条件が多すぎると家賃が高くなるので、ある程度は妥協しておくべきです。
例えば、築年数や追い焚き機能は妥協しても大丈夫な人が多いです。リフォームやリノベーションで内装がキレイになっていることが多いからです。
追い焚き機能も、一人暮らしやシャワーで済ませることが多いならなくても問題ありません。
内見で最低限確認する場所をまとめる
- ・お部屋の防音性
- ・玄関やドアの幅
- ・洗濯機置き場のサイズ
- ・収納スペースの広さ
- ・コンセントの位置
- ・スマホの電波が入るか
- ・共用部がきれいに管理されているか
3月は1部屋に対して複数人の内見予約が入っています。スムーズに内見するために、事前に確認箇所をまとめておくと良いです。
防音性とスマホの電波が入るかは重点的に確認しましょう。この2つは住んだ後に特に後悔しやすいです。
審査に必要な書類を揃える
- ・身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)
- ・住民票(同居人がいる場合は全員分)
- ・印鑑登録証明書
- ・通帳のコピー(預貯金審査の場合)
- ・車検証(駐車場を借りる場合)
- ・印鑑(実印、銀行届出印など)
- ・身分証明書(免許証、保険証、パスポートなど)
- ・収入証明書
- ・住民票
- ・印鑑登録証明書
- ・印鑑(実印)
審査に必要な書類は先に揃えておくべきです。1つでも不備があると審査が遅れる、別の申込者が優先されてしまうことがあるからです。
住民票や印鑑証明などは、発行から3ヶ月以内のものしか使えませんので注意しましょう。
マイナンバーの記載がある書類は、不動産屋は受け取れません。事前にマイナンバーが記載されていないものか確認してください。
3月に入って物件探しする際の注意点
- ・水曜日は内見出来ない場合がある
- ・入居審査に時間がかかる可能性がある
- ・即日入居可能でも約1週間は必要
- ・引っ越し業者の予約がとりにくい
水曜日は内見出来ない場合がある
不動産業界は、水曜日を定休日にしていることが多いです。管理会社も休みの場合が多く、内見するお部屋の鍵を借りられない可能性があります。
事情によって水曜日しか内見できない人は、事前に不動産屋に確認しておくべきです。時間外でも対応してくれる場合があります。
入居審査に時間がかかる可能性がある
通常、入居審査は2~3日ほどで終わります。しかし、繁忙期は他にも申し込む人が多いので、7日~10日ほどかかると考えたほうが良いです。
引っ越しスケジュールに間に合うように、余裕を持って行動しましょう。
即日入居可能でも約1週間は必要
即日入居可能でも、入居までに約1週間はかかります。即日入居可能とは「契約完了後にすぐに入居できる物件」のことです。
審査に時間がかかったり、初期費用の入金が遅れたりすると入居日も遅くなります。
引っ越し業者の予約がとりにくい
3月は引っ越し業者が最も込み合う時期です。トラックの空きがなく、予約がとりにくいので早めの行動が大切です。
日程だけ決めて、業者の空き時間に配達してもらう「フリー便」を利用するなど、条件の妥協も視野に入れておくと良いです。
繁忙期は「おとり物件」に気を付けよう
おとり物件とは?
おとり物件とは、実際には借りられない物件のことです。「すでに成約済み」「物件自体が存在しない」など種類は様々です。
一般的に、おとり物件は嘘の情報で集客する悪質な広告方法として使われています。
3月の繁忙期におとり物件が増える理由
どの不動産屋も顧客を確保するために必死なので、良い物件を掲載して来店させようとする悪質な手口が多くなるからです。
一方で悪意がなくともデータ反映までにラグがあり、意図せずおとり物件になっている物件も多いです。大手物件検索サイトのSUUMOですら、反映までに最大9時間空きます。
おとり物件は現地集合で回避できる
内見当日の待ち合わせを「現地集合」にできないか聞いてみてください。おとり物件は架空の入居募集なので、現地集合は嫌がられます。
「ヒアリングのために来店してほしい」「管理会社に現地はやめてほしいと言われた」などの言葉が出てきた場合は、お断りの連絡を入れたほうが良いです。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!