ビッグローブ光でIPv6を利用する方法をわかりやすく解説!【IPoE接続】

最終更新日:2021年08月19日
「ビッグローブ光のIPv6について」のアイキャッチ

ビッグローブ光のIPv6オプションについて説明します!

「IPv6って何?」「IPv6を使うと回線速度が速くなるって本当?」「追加料金はかかるの?」といった疑問に、分かりやすくお答えします!

ビッグローブ光は、申し込みさえすればIPv6が利用可能です。IPv6を利用することで回線速度が速くなり、快適にインターネットを利用できる可能性が高いです。

ただし、IPv6の利用には専用ルーターが必要です。ビッグローブ光から月額550円でレンタルするか、自費で購入しなければなりません。

この記事では、ビッグローブ光のIPv6の特徴や利用する際の手続きについて、どこよりも分かりやすく解説しています。ぜひ参考にしてください!

山田

元ネットワークエンジニア。回線速度の改善に役立つ情報を集め、実験するのが趣味。自宅でサーバーを構築している。

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ビッグローブ光はIPv6を利用できる

ビッグローブ光はIPv6を利用可能です。「IPv6オプション」というサービス名で無料提供されています。

初期費用や月額料金はかからないので、ビッグローブ光の料金だけで利用できます。ただし、自動適用されるわけではないため、申し込み手続きが必要です。

また、利用にはIPv6対応ルーターが必要です。月額550円でレンタルするか、市販品を購入しましょう。

ルーターを準備する方法については、後ほど「IPv6オプション対応のルーターを用意する方法」の項目で詳しく解説しています。

ビッグローブ光のIPv6オプションには、以下の効果があります。

IPv6オプションの具体的な効果

  • ・インターネットをサクサク楽しめる
  • ・動画の読み込みが速くなる
  • ・ファイルのダウンロード時間が短くなる

IPv6とは新しい通信規格のこと

そもそもIPv6とは「Internet Protocol Version 6」の頭文字を取った略称です。「IPアドレス」というネット通信に用いられる規格の扱い方を表しています。

これまではIPv4という通信規格が使われてきましたが、インターネットの通信量が増えたことで、最新バージョンのIPv6が登場しました。

このIPv6という通信規格では、新たに「IPoE」という接続方式が使えることになり、従来よりも速い回線速度でネットを利用できるようになりました。

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ビッグローブ光のIPv6はIPoE対応だから回線速度が速い

ビッグローブ光のIPv6はIPoEに対応しているので回線速度が速いです。

実は「回線速度を速くしたい!」という目的でIPv6について調べるときには、むしろIPoE接続の対応状況を確認することが重要です!

回線速度を速くするにはIPoEに対応している必要がある

よく勘違いされますが、IPv6だからといって回線速度が速くなるわけではありません。回線速度を速くするには、IPv6に加えてIPoEに対応している必要があります。

IPoEとは、IPv6でのみ利用できる新しい接続方式です。これまで使われていた「PPPoE」という接続方式よりも通信が安定し、回線速度が速くなります。

「IPv6・IPoE」と「IPv4とPPPoE」の説明

IPoEとPPPoEの違いは、上図のように道路の幅で表現されることが多いです。

IPoEは道路の幅が広く、しかも利用者が少ないため、データの流れがスムーズです。回線が混雑しないので、高速通信が可能です。

一方で、PPPoEは、道路の幅が狭く、利用者が多いため、回線が混雑しやすいです。とくに夜間はアクセスが集中するため、遅くなることが多いです。

つまり、IPv6に対応していても、従来の接続方式であるPPPoEを使用している場合は、回線速度は速くなりません。

以下に、IPv6・IPv4とIPoE・PPPoEの関係をまとめました。

IPoE PPPoE
IPv6 速い 遅い
IPv4 遅い

回線速度を速くするにはIPv6とIPoEの組み合わせが重要です。ビッグローブ光のIPv6オプションはIPoEに対応したサービスなので、回線速度が改善されます。

山田さん 山田

すべての光回線がIPoEに対応しているわけではありません。 IPv6に対応しているけどIPoEには未対応、という光回線もあります。

その場合、IPv6を利用したとしても回線速度は向上しません。

IPv6のデメリットを解消している

ビッグローブ光は「IPv4 over IPv6」という技術を用いることで、IPv6の欠点を解消しています。

IPv6の欠点とは「IPv6未対応のサイトにアクセスできない」というものです。

世の中の多くのサイトは、まだIPv6に対応していません。従来のIPv4を利用しないと閲覧できないサイトが大多数を占めています。

せっかくIPv6とIPoEに対応していても、アクセス先のサイトがIPv4でしか開けなければ、使うメリットがありません。本来、IPv4ではIPoEを使えないからです。

ところが、ビッグローブ光ではIPv4にしか対応していないサイトも、IPoEで閲覧できるようになります。

IPv6オプションライトだとデメリットを解消できない

ビッグローブ光にあるもう1つのサービス「IPv6オプションライト」では、IPv6のデメリットを解消できません。「IPv4 over IPv6」に対応していないからです。

IPv6対応のサイトにはIPoEで接続できますが、IPv4のみ対応のサイトには従来のPPPoE接続になります。回線速度の向上を実感できる機会がほとんどないので、IPv6オプションライトへの申し込みはやめましょう。

IPv6オプションを利用するまでの流れ

ビッグローブ光でIPv6オプションを利用するまでの流れを、以下にまとめました。

IPv6オプションを利用する手順

  1. ①ビッグローブ会員ページから申し込む
  2. ②IPv6対応機器を接続する
  3. ③IPv6オプション利用開始

それぞれの手順について説明します。

①ビッグローブ会員ページから申し込む

公式サイトの「会員ページ」へログインしたあと「IPv6お申し込み」からIPv6オプションに申し込みます。

②IPv6対応機器を接続する

あらかじめ用意したIPv6対応機器を、利用開始前から接続しておくことで、利用開始後すぐにIPv6オプションを使えます。

③IPv6オプション利用開始

申し込みから、通常2時間~1日くらいで設定が完了します。

ビッグローブのアドレスに【お知らせ】IPv6オプションの設定が「完了」しましたというタイトルのメールが届くので、手続きが完了したことを確認しましょう。

IPv6オプション対応のルーターを用意する方法

IPv6オプションを利用するにはIPv6対応ルーターの用意が必要です。

ビッグローブ光の場合、用意する方法は以下の3通りあります。それぞれの方法が「どんな人に向いているのか」と一緒にまとめたので、参考にしてください。

  • ①市販のルーターを購入する
  • ②光電話に申し込む
  • ③ルーターをレンタルする

費用を最小限に抑えたい人は、市販のルーターを購入するのがおすすめです。また、固定電話を使いたい人や、auかUQmobileのスマホユーザーは、光電話に申し込んで機器を手に入れるのがおすすめです。

①市販のルーターを購入する

最も費用が安く済むのが市販のルーターを購入することです。初期費用はかかりますが、長期的に見て1番安く済みます。

購入するルーターは、IODATAの「WN-DX1167R」がおすすめです。ビッグローブ光が推奨する市販の機器の中でも安く、約5000くらい円で購入できます。

また、このルーターはWi-Fi(無線LAN)機能も搭載されています。光電話に申し込む人で、Wi-Fi機能を使いたい場合にもおすすめです。

②光電話に申し込む

光電話に申し込むと「光電話対応ルータ」という、IPv6に対応した機器をレンタルできます。

この方法は、固定電話を使う人のほかauやUQmobileのスマホユーザーにおすすめです。

おすすめする理由は「光電話」の利用が「auスマートバリュー」「ギガMAX月割」というスマホとのセット割を適用するための条件だからです。

光電話の利用には月額550円かかりますが、セット割の割引額で相殺できるので、実際には負担ゼロで専用ルーターを借りられます。

家に固定電話を引きたい人や割引を利用する人であれば、光電話に申し込みましょう。

光電話対応ルータにはWi-Fi機能がない

注意点として、光電話対応ルータにはWi-Fi機能がありません。

自宅でWi-Fiを使うためには、機能追加のオプションに申し込むか、ルーターをレンタル、または購入する必要があります。

オプションに申し込む場合は、月額110円で無線LANカードを追加できます。

山田さん 山田

Wi-Fiを使いたい場合も、おすすめは市販のルーターを購入することです。

ルーターは約5,000円で購入できるため、機能追加のオプションやレンタルするよりも安く済みます。

IPv6オプションに対応した機器の一覧は「IPv6動作確認済み機器の一覧」にまとめています。

③ルーターをレンタルする

ビッグローブ光からルーターをレンタルすることもできます。しかし月額料金が550円かかるのでおすすめしません。

継続的な支払いがある分、市販のルーターを購入するよりも出費が多くなるからです。

IPv6オプションの評判はかなり良い

IPv6オプション利用者の評判をTwitterで調べたところ、回線速度が速くなったという口コミがたくさんありました。

中には「ルーターを変えたら回線速度が速くなった」という人もいました。IPv6オプションを利用する際は、必ず対応している機器を選ぶようにしましょう。

動作確認済みの機器でないと使えない場合がある

口コミの中には「IPv4 over IPv6対応機器なのにIPv6オプションが使えない」という声もありました。

本来であれば対応しているはずの機器でも、機器との相性や環境によって使えない場合があるようです。

確実にIPv6オプションを使うためには、ビッグローブが動作確認をしている機器から選んだほうが良いです。

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IPv6動作確認済み機器一覧

下表は、IPv6オプションの正常動作が確認されている機器の一覧です。

光電話
対応ルータ
PR-600 シリーズ
RX-600 シリーズ
PR-500 シリーズ
RT-500 シリーズ
RS-500 シリーズ
PR-400 シリーズ
RV-440 シリーズ
RT-400 シリーズ
RT-S300 シリーズ
PR-S300 シリーズ
RV-S340 シリーズ
BUFFALO製 WXR-5700AX7S [Version 1.00]
WSR-5400AX6 [Version 1.00]
WSR-1800AX4 [Version 1.00]
WSR-2533DHPL2 [Version 1.00]
WSR-1166DHPL2 [Version 1.00]
WSR-2533DHP3 [Version 1.21]
WSR-1166DHPL [Version 1.00]
WSR-1166DHP4 [Version 1.00]
WSR-2533DHP2 [Version 1.11]
WXR-1750DHP [Version 2.49]
IODATA製 WN-DX1300GRN [Version 1.00]
WN-DAX3600XR [Version 2.00]
WN-DX1200GR [Version 1.00]
WN-DAX1800GR [Version 1.02]
WN-TX4266GR [Version 1.02]
WN-DX1167GR [Version 1.10]
WN-DX2033GR [Version 1.01]
WN-SX300GR [Version 1.01]
WN-SX300FR [Version 1.02]
WN-DX1167R [Version 1.01]
WN-AX2033GR2 [Version 1.00]
WN-AX1167GR2 [Version 1.11]
WN-AX1167GR [Version 3.21]
NTTドコモ製 ドコモ光ルーター 01
NECプラット
フォームズ製
WX1800HP [Version 1.0.2]
WX3000HP [Version 1.2.2]
WX6000HP [Version 1.1.0]
WG2600HP3 [Version1.2.0]
WG1900HP2 [Version1.1.2]
WG1200HP3 [Version1.1.1]
エレコム製 WRC-X3200GST3-B [Version 1.00]
WRC-X3000GSN [Version 1.0.2]
WMC-2LX-B [Version 1.00]
WMC-X1800GST-B [Version 1.00]
WMC-C2533GST-W [Version 1.00]
WMC-2HC-W [Version 1.00]
WRC-X3000GS [Version 1.0.15]
WRC-2533GS2-W [Version 1.00]
WRC-2533GS2-B [Version 1.00]
WRC-1167GS2-B [Version 1.00]
WMC-DLGST2-W [Version 1.00]
WMC-M1267GST2-W [Version 1.00]
WRC-2533GST2 [Version 1.01]
WRC-1900GST2 [Version 1.00]
WRC-1750GST2 [Version 1.00]
WRC-1167GST2 [Version 1.03]
TP-Link製 Archer A10
[ファームウェア Archer A10(JP)_V1_190624]
Archer A2600
[ファームウェア Archer A2600(JP)_V1_190624]
アライド
テレシス製
AT-AR1050V [Version 5.4.9-1]
AT-AR4050S [Version 5.4.9-1]
AT-AR2010V [Version 5.4.9-1]
AT-AR2050V [Version 5.4.9-1]
AT-AR3050S [Version 5.4.9-1]

記載されている対応機器であっても、ファームウェアが最新でないと使えないこともあるようです。ルーターのファームウェアは、常に最新の状態にしておきましょう。

また、ビッグローブが動作を保証するものではありません。ルーターの使用方法やファームウェアの更新方法など、困った場合は各メーカーに問い合わせてみましょう。

ビッグローブ光でIPv6が利用できているか確認する方法

IPv6に対応していない場合は「あなたは IPv6 のみのサイトに到達できません」と表示される

IPv6の利用状況は「test-IPv6.com」というサイトにアクセスすれば、簡単に確認できます。「きちんとIPv6が使えているか分からない」という人は、一度確認してみましょう。

もしアクセス後、画面上に「IPv6 アドレスが検出されませんでした」と表示された場合は、IPv6は利用できていません。

IPv6接続でネットにつながらない場合は、ビッグローブに一度問い合わせてみましょう。

IPv6接続なのに速度が遅い原因

IPv6接続なのに速度が遅い原因

ネットの接続状況を確認するサイト「test-IPv6.com」で、IPv6接続ができているのに速度が遅いときは、次の可能性が考えられます。

IPv6接続なのに遅いときの原因
  1. ①機器の不調
  2. ②ネットワーク機器が古い
  3. ③パソコン側でIPv6が無効になっている
  4. ④マンションの設備の問題

IPv6接続なのに遅いときの原因と、対処法について詳しく解説します。

①機器の不調

ネットに繋がっている機器が、どれか1つでも調子が悪くなると、通信速度が低下することがあります。

ネット周辺機器とは、NTTのモデム・Wi-Fiルーター・パソコンのような端末を指します。

とくに、モデム・Wi-Fiルーターは365日24時間使い続けているものなので、調子が悪くなることがあります。

これらの機器を再起動すると回線速度が改善されることがよくあります。

②ネットワーク機器が古い

ネットワーク機器が古いと、性能不足で速度が出ないことがあります。ネットに繋がっている機器が、1つでも性能が悪いものが混じっていると速度がでないことがあります。

ネットワーク機器はWi-Fiルーターだけでなく、パソコンやスマホ・LANケーブルも含まれます。

10年以上同じ機器を使い続けている人は、買い直したほうがいいでしょう。ちなみに、LANケーブルを買い直す場合は「カテゴリ6e」と書かれているものがおすすめです。

③パソコン側でIPv6が無効になっている

パソコン側でIPv6が無効の設定になっていると、IPv6接続が利用できません。初期状態ではIPv6は有効になっていることがほとんどですが、まれに設定が無効になっているケースがあります。

パソコン側のIPv6の有効化手順について説明します。

①はじめに、画面左下の「スタートボタン」を右クリックします。

PCのIPv6設定方法手順①

②ネットワーク接続(W)をクリックしてください。

PCのIPv6設定方法手順②

③アダプターのオプションを変更するをクリックしてください。

アダプタのオプションを変更するをクリックする

④イーサネットのアイコンを右クリックし「プロパティ」をクリックします。

「イーサネット」のアイコンを右クリックし「プロパティ」をクリック

※Wi-Fi接続の場合は「Wi-Fi」のアイコンを右クリックして「プロパティ」をクリックしてください。

PCのIPv6設定方法手順④-2

⑤ネットワークタブを選択し「インターネット プロトコル バージョン6(TCP/IPv6)」にレ点がなければチェックを入れてください。

PCのIPv6設定方法手順⑤

設定は以上で完了です。

最初からチェックがついている場合なら、既にIPv6が利用可能な状態です。

④マンションの設備の問題

マンションによっては、建物内の配線が光配線でないことがあります。「VDSL配線方式」と呼ばれる銅線ケーブルでの配線がされていた場合は、最高速度が100Mbpsです。

口コミで見るような600Mbpsの速度がでることは、まずありえません。

ただしIPv6の効果が全くないわけではありません。例えば、もし速度が10Mbpsを下回っているような人ならば、効果が出やすいです。

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