「手取り20万円でも一人暮らしはきつい?」
「家賃や毎月の貯金額の目安は?」
就職や転職を期に引っ越しする人が多いです。一人暮らしを始めるなら、少しでも家賃を抑えてお金に余裕のある生活を送りたいですよね!
しかし、手取り20万円に対して家賃が高すぎる物件を選ぶと後悔してしまいます。毎月の生活費を払うだけで精いっぱいになってしまって貯金どころではありません。
そこで当記事では、手取り20万円で一人暮らしする際の家賃目安について解説します。理想の生活費の内訳やどれくらい貯金が可能か紹介しているのでぜひ参考にしてください。
- 家賃6.7万円以下なら無理なくやりくり可能
- 家賃8万円を超えると生活費が圧迫されて大変
- 予算を抑えて引っ越したいなら仲介手数料基本0円のイエプラに相談するのがおすすめ!
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
手取り20万円で一人暮らしはきつい?
そもそも手取り20万円の人の月収は26万円
月収26万円の控除額と手取り額の例 | |
---|---|
厚生年金保険料 | 23,790円 |
健康保険料 | 12,753円 |
雇用保険料 | 1,300円 |
所得税(源泉徴収税額) | 4,866円 |
住民税 | 10,575円 |
月の手取り額 | 206,715円 |
手取り20万円になるのは月収26万円の人です。
「月収」とは給料の総支給額のことです。所得税や住民税、社会保険料が差し引かれて手元に残ったお金が「手取り」です。月収26万円の場合、約5.4万円が控除されます。
家賃6.7万円以下なら無理なくやりくり可能
手取り20万円の人は、家賃6.7万円以下のお部屋に住めば無理なく一人暮らしできます。無駄遣いしなければ毎月の貯金も可能です。
一般的に家賃の目安は「手取りの3分の1以下」と言われています。
6.7万円は管理費(共益費)を含めた総家賃で計算して下さい。人気の物件は管理費(共益費)が高く、予算オーバーすることがあります。
各地域のワンルーム~1DKの家賃相場
地域 | 相場 |
---|---|
東京都 | 77,000円 |
神奈川県 | 73,000円 |
千葉県 | 62,000円 |
埼玉県 | 67,000円 |
大阪府 | 59,000円 |
愛知県 | 53,000円 |
※イエプラコラム調べ
各地域の一人暮らし向け間取りの家賃相場を見てみると、東京と神奈川を除けば6.7万円を下回っています。
千葉や埼玉ならすぐに都心に出られるエリアも多いです。テレワークメインなら都心にこだわらずに探してみましょう。
家賃を抑えれば、手取り20万円でも一人暮らしがきついという事態にはなりにくいはずです。
東京23区でも家賃6.7万円以下の一人暮らし向け物件は多い
東京23区のワンルーム・1Kの物件数 | |
---|---|
全体 | 家賃6.7万円以下 |
97,332件 | 36,678件 |
都心になるにつれて家賃相場は高い傾向にありますが、東京23区であっても家賃6.7万円以下の一人暮らし向け物件は充実しています。
2023年4月に不動産屋専門サイト「ATBB」で調べてみたところ、東京23区のワンルーム・1Kの物件数のうち、家賃6.7万円以下の割合は約37%もありました。
築年数や設備などいくつか条件を妥協すれば、住み心地の良いお部屋が見つかります。
東京23区の家賃6.7万円のお部屋の例
- ・アパートタイプ
- ・ワンルーム、1K
- ・築30~40年
- ・専有面積15~20㎡
- ・駅徒歩10分
- ・2点、3点ユニットバス
- ・1口コンロ
- ・フローリング
- ・都市ガス
東京23区の家賃6.7万円のお部屋に見られがちな特徴をまとめたので、お部屋探しの参考にしてください。
アパートタイプの物件が中心で、ワンルームや1Kといった一人暮らし用の間取りが多いです。
家賃が8万円を超えるときつい
家賃6.7万円の場合 | 家賃8万円の場合 | |
---|---|---|
家賃 | 67,000円 | 80,000円 |
食費 | 40,000円 | 40,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 30,000円 | 30,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 8,000円 | 8,000円 |
交通費 | 10,000円 | 10,000円 |
貯金・予備費 | 23,000円 | 10,000円 |
合計 | 200,000円 | 200,000円 |
手取り20万円で家賃8万円以上のお部屋に住むと、無駄遣いできないうえ病気や飲み会などの急な出費に対応できません。
上記は、手取り20万円で家賃6.7万円と8万円のお部屋に住んだ場合の生活費比較です。家賃8万円に住むと、日々節約しても月に1万円程度しか貯金できません。
車を所有するならローンや駐車場代を含めて6.7万円以下が理想
支出額の例 | |
---|---|
家賃 | 42,000円 |
ローン代 | 15,000円 |
駐車場代 | 10,000円 |
合計 | 67,000円 |
車を所有するなら、最低でも「家賃+ローン代+駐車場代」の合計が6.7万円以下に収まるようにしてください。地方都市なら可能な条件ですが、都心では現実的ではありません。
駐車場代の相場は地方都市だと1万円程度ですが、都心だと3万円以上かかる地域も珍しくないためです。
手取り20万円で一人暮らしする人の声
手取り20万あったら一人暮らしでも少し貯金できるんだけどね…贅沢は出来んけど。30万あったらお金を使うことに不安にならずに済むだろうな
— えむ (@emutyanao81) June 10, 2019
手取り20万超えてても全然カツカツですよ。家賃払って、光熱費払って
食費払って残り数万円。旅行行ったり趣味に使ったりしたら
貯金なんてできません基準が安すぎんのよ 税金も物価も上がってるんだから、20年前と給与一緒なんて。みんな我慢に慣れ過ぎてる。
— Tam@未来の話をしたい (@Brandnew_wanwan) February 16, 2022
手取り20万で家賃に8万出すのってなかなかにチャレンジャーだな。とはいいつつ、極論、若い頃は家賃以外に10万残っていればなんとか暮らしていけるのも事実ではあるけれど。ただ、趣味や交友費にあまりお金を使えないし、冠婚葬祭やお祝い事などの臨時施術が多いと詰む
— 百舌(mozu) (@mozzybb) February 3, 2022
地方は車がないと無理っすね。でも手取り20万あれば独身なら余裕で暮らせますよ。既婚は子供ひとりならギリギリなんとかなるが二人は無理っすねww
— たるたるケルベロス (@D345769404) June 13, 2021
実際に、手取り20万円で一人暮らししている人の声をTwitter上から集めました。
手取り20万円でも生活に余裕があるという意見がありました。しかし、ほとんどの人は贅沢ができない、急な出費に困るなど不満の声が多かったです。
社会人になると知り合いの結婚式に呼ばれる機会が多くなります。病気や怪我による急な出費のためにお金を用意しておく必要もあります。
家賃を抑えれば生活費に余裕が出る
毎月の固定費である家賃を抑えれば、無理に節約しなくても生活費に余裕がでます。
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」は、安くて条件の良いお部屋を多数提案しています。LINEから気軽にお部屋探しの相談できて便利です。
学校や仕事が忙しくてお店に行けない人や、移動中や寝る前のスキマ時間を活用したい人にもおすすめです。
なお、イエプラは仲介手数料が基本無料です。家賃によっては、10万円以上も初期費用が安くなります。費用を抑えて引っ越したい人にもおすすめです。
手取り20万円で一人暮らしする際の理想の生活費シミュレーション
家賃と食費で支出の50%以内に収めるべき
内訳 | 支出割合 | 支出金額 |
---|---|---|
家賃 | 約30% | 約67,000円 |
食費 | 約20% | 約40,000円 |
水道光熱費 | 約5% | 約10,000円 |
通信費 | 約5% | 約12,000円 |
趣味・娯楽費 | 約15% | 約30,000円 |
日用品・消耗品代 | 約5% | 約8,000円 |
交通費 | 約5% | 約10,000円 |
その他雑費・貯金 | 約15% | 約23,000円 |
手取り20万円と想定して、FPの岩井さんに一人暮らしの理想の生活費内訳をシミュレーションしてもらいました。
家賃と食費で、手取りの50%以内に収まるように調整すると良いです。残りの半分で、衣類・日用雑貨・娯楽費などを賄いましょう。
実際は理想の出費よりもかさんでしまう可能性が高いです。できる限り目安の割合よりも上回らないように意識して生活して下さい。
一人暮らしの平均的な生活費は家賃を除いて14万円
食費 | 39,069円 |
---|---|
水道光熱費 | 13,098円 |
家具・家事用品 | 5,487円 |
被服及び履物 | 5,047円 |
保健医療 | 7,384円 |
交通・通信 | 19,303円 |
教養娯楽費 | 17,993円 |
その他の支出 | 31,071円 |
消費支出合計 | 138,452円 |
総務省統計局公表の「家計調査 2022年 (表番号1)」によると、一人暮らしの平均的な1ヶ月の生活費は家賃を除いて138,452円です。
家賃の6.7万円と合わせるとほぼ20万円です。家賃を6.7万円以内に抑えれば一人暮らしの平均的な生活レベルが送れると言えます。
ただし、上記の表には貯金額が含まれていません。目指したい貯金額によっては生活レベルを下げざるを得ません。
貯金をしたい人は家賃を5万円以下に抑えるべき
貯金をしたいなら、家賃を「手取りの4分の1」の5万円以下に抑えるべきです。家賃の負担を少なくすれば、貯金に回せるお金や急な出費にも対応できます。
家賃を5万円に収めた場合、月に4万円ほど貯金や予備費に回せます。冠婚葬祭や病気などの急な出費にも対応できます。
手取り20万円の一人暮らしの生活費実例
- ・手取り20万円×家賃7万円
- ・手取り20万円×家賃9万円
- ・手取り20万円×家賃5万円
弊社「家AGENT 池袋店」に勤めるスタッフ15名にアンケート調査をしました。手取り20万円で生活しているスタッフの家賃と生活費の内訳を紹介します。
家賃7万円の物件に住んだ人の生活費例
家賃 | 70,000円 |
---|---|
食費 | 45,000円 |
水道光熱費 | 12,000円 |
交際費・娯楽費 | 20,000円 |
スマホ・ネット代 | 12,000円 |
日用消耗品代 | 15,000円 |
予備費・貯金 | 26,000円 |
合計 | 200,000円 |
家賃
東京都内で家賃7万円の場合、2階建てのアパートタイプの物件が多いです。居室部分は6~7畳の広さが確保できます。
埼玉や千葉方面まで足を伸ばせば、もう少し広い間取りやエレベーター付きのマンションタイプも選択肢に入ります。
食費
食費は4.5万円です。基本的に自炊ですが、週に1~2回程度であれば外食しても家計を圧迫しません。
水道光熱費
水道光熱費は1.2万円で、一人暮らしの平均金額とほぼ同じです。エアコンの稼働時間やお湯を沸かす機会が増える冬は多少跳ね上がります。
交際費・娯楽費
交際費・娯楽費は2万円です。趣味や遊び方は人によって大きく異なりますが、2万円の予算が確保できれば月に3~4回飲み会に行っても問題なく暮らせます。
スマホ・ネット代
スマホ・ネット代は1.2万円です。内訳は大手キャリアのスマホプランで8千円、光回線で4千円程度です。
日用消耗品代
日用消耗品代は1.5万円です。女性の場合、シャンプーや石鹸などにこだわりがある人が多いため費用がかさみやすいです。
予備費・貯金
毎月2~3万円はお金が余るので、年間で30万円程度貯金する余裕もあります。家賃を手取りの約3分の1である7万円に抑えれば、無理のない一人暮らしが可能です。
目安より高い家賃9万円の物件に住んだ人の生活費例
家賃 | 90,000円 |
---|---|
食費 | 40,000円 |
水道光熱費 | 15,000円 |
交際費・娯楽費 | 20,000円 |
スマホ・ネット代 | 8,000円 |
日用消耗品代 | 10,000円 |
予備費・貯金 | 17,000円 |
合計 | 200,000円 |
家賃
目安より高い家賃9万円となると、食費や娯楽費など他の費用を圧迫しています。支払いのために節約を強いられるため注意が必要です。
食費
食費は4万円で、ほぼ毎日自炊が必要です。外食やコンビニで済ませる場合でも、できる限り安いメニューを選ぶなど節約を強いられます。
水道光熱費
水道光熱費は1.5万円です。広い間取りだとエアコンが効くまでに時間がかかるため、消費電力が高くなりがちです。
交際費・娯楽費
交際費・娯楽費は2万円です。毎週友達や恋人と出かけられるくらいの余裕はあります。お金を使わない趣味であれば、浮いた費用を貯金にまわすのもありです。
スマホ・ネット代
インターネット無料物件のため、スマホ代の8千円だけで済んでいます。格安SIMに切り替えれば5千円以下にできます。
日用消耗品代
日用消耗品代は1万円です。できる限り安いメーカーやブランドを選ぶ、フリマアプリで安い中古品を買うなど意識的な節約が必要です。
予備費・貯金
貯金は月に1.5~2万円ほどできますが、冠婚葬祭や病気といった急な出費があるだけで赤字です。強い目的が無ければ、目安よりも高いお部屋に住むのはおすすめしません。
目安より安い家賃5万円の物件に住んだ人の生活費例
家賃 | 50,000円 |
---|---|
食費 | 40,000円 |
水道光熱費 | 10,000円 |
交際費・娯楽費 | 50,000円 |
スマホ・ネット代 | 5,000円 |
日用消耗品代 | 5,000円 |
予備費・貯金 | 40,000円 |
合計 | 200,000円 |
家賃
手取り20万円で家賃5万円の場合、家賃を手取りの4分の1に抑えているので自由に使えるお金が多いです。
趣味に使いたいなら娯楽費に充てる、将来のことを考えて貯金するなど自分に合った使い方を考えてみましょう。
食費
食費は4万円確保できます。自炊が面倒という人は、娯楽費を減らして外食や弁当の購入にまわすのもありです。
水道光熱費
水道光熱費は1万円です。昼間は仕事で家にいない、お風呂はシャワーで済ませるような生活スタイルであれば1万円前後に抑えられます。
交際費・娯楽費
家賃を抑えることで交際費・娯楽費に5万円充てられます。万が一急な出費があっても調整しやすいので、家賃はできる限り抑えておくと一人暮らしがラクになります。
スマホ・ネット代
スマホ代は格安プランを使っているため毎月5千円です。通話は普通の電話でなく、LINEやDiscordなどの無料通話アプリを使うと料金が抑えられます。
日用消耗品代
日用消耗品代は5千円です。生活に必要最低限のものだけあれば良いという人なら、問題なく暮らせるはずです。
予備費・貯金
家賃を抑えれば毎月3~4万円は予備費や貯金にまわせます。さらに貯金を増やしたいなら、調整しやすい娯楽費や食費を減らすのがおすすめです。
手取り20万円で一人暮らしする人におすすめの節約術
- ・コスパの安い食材で自炊する
- ・外食は回数や予算を決めておく
- ・買い物する前に下調べしておく
- ・スマホのプランを見直す
- ・エアコンの温度を一定にする
- ・タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
- ・電気代の安い会社に乗り換える
- ・お金をかけずに休日を楽しむ
- ・カットモデルで散髪代を浮かせる
コスパの安い食材で自炊する
豆腐:1パック20~30円
パスタ麺:1袋100~200円
納豆:3パックセット50~150円
鶏胸肉:100g70円
ひき肉:100g60円
キャベツ:半玉200円
じゃがいも:1個25~35円
人参:1個35~45円
たまご:1パック100~200円
コスパの良い食材で自炊をすれば、1食300円ほどに収められます。例えばレストランでパスタを注文すると800円以上しますが、家で作れば半額以下です。
外食は回数や予算を決めておく
外食や飲み会への参加は、あらかじめ回数と予算を決めておきましょう。誘われるがままに参加すると出費がかさみ、他の生活費や貯金に悪影響が出るからです。
手取り20万円の場合、1回あたり3~5千円の飲み会なら週1回は参加可能です。
節約のために我慢しすぎるとストレスが溜まります。どうしても行きたい飲み会がある場合は、翌週の回数や予算を減らすなどで調整してください。
買い物する前に下調べしておく
ほしいものがあるときは買う前に下調べをしましょう。同じものでもお店によって値段が大きく違う可能性があるからです。
インターネットで調べるときは「価格.com」などの比較サイトが便利です。欲しい商品名や型番を検索すると最安値で販売しているお店がわかります。
新品にこだわりがなければアウトレットショップやフリマアプリもおすすめです。定価よりもお得に買えるかもしれません。
スマホのプランを見直す
大手の携帯会社だと利用料金は6千円以上かかります。格安SIMであれば、3千円前後まで固定費を下げられます。
キャリアにこだわりがある人は、契約中のプランを見直すと良いです。電話代や通信料を安いものにすれば毎月1~2千円は節約できます。
エアコンの温度を一定にする
エアコンの温度は一定を保ちましょう。エアコンの温度設定は夏は26度、冬は20度に固定するだけで暖気代を節約できます。
エアコンは温度設定を1度変えるだけで、約13%も消費電力が変わります。どうしても変えたい場合は、できる限り長時間同じ温度に設定すると良いです。
タップ式のコンセントにして待機電力を抑える
タップ式の延長コンセントを使用して、使っていない家電製品の電源をオフにしましょう。毎月150~300円ほどの節約になります。
待機電力の多いテレビ・パソコンは寝ている時間や出かけているときはオフにすべきです。
電気代の安い会社に乗り換える
2016年4月1日から始まった電力自由化により、消費者が自由に電気代の安い会社が選べるようになりました。自分のライフスタイルに合った新電力に乗り換えるべきです。
一人暮らしの電力使用量では、月1千円ほど節約になり年間で1万円以上もお得になることがあります。
電力会社比較ナビでは、電話で相談するだけで自分の生活に合った一番お得な会社を紹介してくれます。
以下のサイトから申し込むと最大1万円のキャッシュバック特典を受け取れます。開通工事も必要ないので、簡単に切り替えられます。
お金をかけずに休日を楽しむ
観光地やショッピングモールに行くと出費がかさみます。できる限りお金をかけずに休日を楽しむ方法を探してみましょう。
例えば本や雑誌を図書館で借りる、動画配信サービスは無料で使える「TVer」や「ABEMA」で見るなどです。散歩や筋トレなど、お金をかけずに過ごす方法はたくさんあります。
カットモデルで散髪代を浮かせる
散髪代はカットモデルになって浮かせましょう。アシスタントや見習いの人が担当するため、仕上がりにはバラツキがありますが費用を抑えたい人にはぴったりです。
モデルになるにはSNSでの募集から応募するか、カットモデル募集専用のアプリを使うのがおすすめです。
手取り20万円で一人暮らしするなら限界まで家賃を抑えるべき
- ・家賃相場の低いエリアを選ぶ
- ・希望条件を緩和する
- ・各駅停車の駅を狙う
- ・都市ガスのお部屋を選ぶ
- ・繁忙期を避けてお部屋探しをする
家賃相場の低いエリアを選ぶ
ワンルーム | 1K | |
---|---|---|
葛飾区 | 62,600円 | 70,000円 |
江戸川区 | 64,600円 | 70,900円 |
足立区 | 64,500円 | 69,500円 |
練馬区 | 67,400円 | 73,100円 |
板橋区 | 69,100円 | 75,800円 |
家賃相場の低いエリアなら、家賃の安いお部屋が見つかりやすいです。東京23区だと「葛飾区」「江戸川区」「足立区」「練馬区」「板橋区」は家賃相場が低くおすすめです。
家賃を下げると引っ越し費用も下げられるのでおすすめです。敷金・礼金・仲介手数料は家賃をもとに計算するためです。
希望条件を緩和する
「駅徒歩15分以内」「築年数指定なし」「風呂・トイレ別」など、条件を緩和するだけでも安いお部屋が見つかります。
とくに築年数は緩和すると良いです。リフォームして内装が綺麗なお部屋もあります。
自転車を持っている人は、駅徒歩20分ほど離れた物件も検討すると良いです。駅前と違ってお部屋が広く、家賃も安い掘り出し物件に出会えます。
各駅停車の駅を狙う
各駅停車の駅は、乗車時間が長いなどの理由で人気が少なく家賃相場が低いです。快速・通勤快速・特急が停まる駅より、5千円ほど安い駅が多いです。
大きな駅と比べると買い物環境や飲食店の数は劣りますが、通勤時間や都心へのアクセスは大差がありません。
都市ガスのお部屋を選ぶ
都市ガス | プロパンガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 195円(429円) | 600円 |
5㎥使用した場合 | 975円(2,145円) | 3,000円 |
基本料金 | 759円 | 1,761円 |
月額合計 | 1,734円(2,904円) | 4,761円 |
お部屋を探す際はプロパンガスではなく都市ガスの物件を選びましょう。上記の表は、一人暮らしが平均的に使用する1ヶ月のガスの量(5㎥)で料金を比較したものです。
プロパンガスは都市ガスに比べて2.2倍熱量が多いため、単純比較できるように()内に比較用の料金を載せています。
プロパンガスを5㎥使ったケースで考えると、都市ガスの方が月に約1,800円安いです。都市ガスは公共料金のため、急な値上がりが無いのも魅力です。
1~3月の繁忙期を避けてお部屋探しをする
引っ越し時期を調整できる人は、繁忙期である1~3月を避けるのがおすすめです。
繁忙期にお部屋が埋まらなかった物件は、家賃を値下げしたり敷金・礼金の交渉に応じてくれるケースがあります。
初期費用は値引き交渉できる
入居時に支払う初期費用は値引き交渉ができます。礼金や仲介手数料は、値下げに応じてもらいやすいです。
実際に不動産屋で値引き交渉するときは、お願いベースで相談してみましょう。「値下げして当然」という大きな態度で交渉しないように注意してください。
一人暮らしまでに必要な費用
家賃6.7万円なら50万円は用意しておくべき
賃貸の初期費用 | 家賃4.5ヶ月~5ヶ月分 |
---|---|
引っ越し費用 | 約5~7万円 |
家具家電購入費 | 約10~15万円 |
家賃6.7万円のお部屋に引っ越す場合は、最低50万円は準備しておきましょう。
賃貸の初期費用は、敷金礼金や仲介手数料などのお部屋を借りる際に必要なお金です。一般的に家賃の4.5ヶ月~5ヶ月分と言われています。
引っ越し費用は引っ越し業者の利用料金や自分で引っ越した際のレンタカー代です。家具家電費は、新居に設置する家具や家電を新しく購入した際の費用です。
新社会人なら1~2ヶ月分の生活費も必要
新卒や転職を機に一人暮らしを始める人は、1~2ヶ月分の生活費用も用意したほうが良いです。入社した月は給料が振り込まれないためです。
会社によっては初任給の振込が2ヶ月先というケースがあります。事前に勤務先に確認しておくべきです。
一括見積もりサイトでお得な業者を選ぶ
引っ越し業者は、複数の業者から見積もりをもらえる「相見積もり」だと、比較して1番安いところを選べます。
業者同士がお客を獲得するために価格競争をするので、正規の値段よりもかなり値下げしてもらえます。
「A社は〇円だったので、同じくらいの金額でやってもらえないか」など、金額の交渉もしやすくなります。
「引越し侍」は一括見積もりサイトの中でも提携業者数が多いのでおすすめです。2023年4月現在で約350社と提携しています。
手取り20万円のお部屋探しでよくある質問
家賃は手取りの何割までにするべき?
3分の1までに抑えるべきです。
家賃が手取りの3分の1を超えると、生活費が圧迫されてストレスが溜まります。手取りが20万円なら、固定費である家賃を抑えると無理なくやりくりできます。
女性で手取り20万円の一人暮らしは何を重視すべき?
防犯面で妥協はしないほうが良いです。
女性の一人暮らしは犯罪リスクを最優先に考慮すべきです。家賃は高くなりますが、オートロックやモニター付きインターホンは付けたほうが安全です。
女性の一人暮らしの条件やお部屋の選び方はこちらで解説しています。
築年数やお部屋の広さを緩和すれば、ある程度家賃を抑えられます。
手取り20万円の生活レベルは高い?
全国平均から見ると平均的です。
家賃を除いた一人暮らしの生活費の1ヶ月の平均額は約13万円です。家賃が6.7万円だと合計で約20万円になるため、全国的にみると生活レベルは平均的です。
趣味や旅行など、定期的にお金を使う人は、食費や通信費などの固定費を見直すと快適な生活が送りやすいです。
田舎なら手取り20万円あれば余裕?
車のローン次第です。
地方に住む場合、家賃が安い代わりに車の所有が必須の地域も多いです。
家賃が4万円でも、駐車場代+ローン代で毎月3万円かかる場合はそれほど余裕のある生活は送れません。
ガソリン代や各種税金も必要なので、車のグレードによってはローンの支払いで精いっぱいになる人も多いです。
手取り20万円なら毎月の貯金目安は?
毎月2万円を目安にすると良いです。
一般的に、貯金額は手取りの20%と言われています。手取り20万円の人は4万円が理想ですが、家賃や食費を極端に抑えない限りハードルが高いです。
無理なく貯めるなら毎月2万円の貯金がおすすめです。毎月2万円ずつ40年間貯金した場合、約1,000万円貯まる計算です。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!