「賃貸の前家賃とは?」
「相場はいくら?抑える方法はある?」
引っ越しをするなら少しでも費用を抑えたいものです。礼金や仲介手数料など、安くできそうな項目は交渉を考えますよね。
しかし「日割り家賃」「前家賃」など、家賃と名前が付くものが多い…。前ってつくから、日割り家賃と同じものでは?と認識しがちです。
そこで当記事では、賃貸の前家賃とは何かを解説します。費用相場や、前家賃以外にかかる初期費用目安、前家賃を抑える方法なども紹介しています。
前家賃とは
前家賃とは、入居開始月の翌月の家賃を先払いすることです。4月に入居を開始した場合、5月の家賃が前家賃となります。賃貸契約の初期費用に含まれることがほとんどです。
ちなみに管理費・共益費は前家賃ではなく「前管理費」「前共益費」となり、前家賃とは別項目で初期費用に含まれます。
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前家賃の相場は家賃の1ヶ月分
前家賃は基本、家賃の1ヶ月分が相場です。中には、家賃2ヶ月分を先払いするところもあるので入居契約時に確認しましょう。
入居契約時に家賃だけで、いくらかかるのかを計算してみました。例えば、前家賃が翌月1ヶ月分で、家賃10万円の物件に4月15日から入居契約をした場合、金額は以下になります。
「54,839円+100,000円」=154,839円
ちなみに、入居が遅れていてまだ入居していない場合でも、契約した入居日から、日単位で計算した日割り家賃が発生します。入居スケジュールはあらかじめ調整しておきましょう。
前家賃以外にかかる初期費用は?
前家賃以外にかかる賃貸契約の初期費用を紹介します。おおよそ家賃の4~5ヶ月分が相場です。初期費用とは入居前に支払う費用のことです。
家賃 | 家賃1ヶ月分 |
---|---|
敷金・礼金 | 家賃約1ヶ月分 |
仲介手数料 | 家賃1ヶ月+税 |
保証会社利用料 | 家賃50%~100% |
鍵交換費用 | 約15,000円 |
火災保険料 | 約15,000円 |
日割り家賃 | 入居日~月末までの家賃 |
ちなみに、日割り家賃は入居契約日が月末だと、住む日数が少ない分安くなります。初期費用を抑えたい人は、入居日を月末に設定したほうがお得です。
フリーレント物件だと前家賃が必要ない場合もある
フリーレント物件を選ぶと、前家賃が必要なくなる場合があります。フリーレント物件とは、一定期間の家賃が無料になる物件のことで、初期費用が安く済みます。
フリーレントの「一定期間」は物件によって違います。例えば、無料になるのは前家賃となる入居翌月の家賃分か、日割り家賃分か、1ヶ月~3ヶ月間の家賃分が無料になるのか、など様々あります。
無料になる期間は、いろんなパターンがあるので契約時に確認しましょう。
また、フリーレントは物件を借りてもらいやすくするための仕組みなので、ワケあり物件ではなく安心して契約できます。
ただ、フリーレントの物件数は少ないので、自分で探すのは難しいです。不動産会社に探してもらいましょう。
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さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。
家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。