最終更新:2022年4月7日

一人暮らしで猫を飼いたい人必見です!猫を飼うメリット・デメリットを徹底解説しています。
必要な費用や、実際に猫を飼っている人の体験談、注意すべき点や、便利グッズなどををまとめています。これから猫を飼うか迷っている人は参考にしてください。
一人暮らしで猫を飼うメリット
一人暮らしで猫を飼うメリットを解説します。
- ・一人暮らしの寂しさが埋まる
- ・仕事のモチベーションが上がる
- ・お部屋が狭くても飼いやすい
- ・散歩をしなくていい
- ・友人やネット上での話題が増える
一人暮らしの寂しさが埋まる
一人暮らしは寂しいを感じる人が多いです。猫がいることによって、寂しさを紛らわしてくれます。
猫によってですが、甘えてくる猫や布団に入ってくる猫がいるので、一人暮らしでも寂しさを感じにくくなります。
仕事のモチベーションが上がる
猫がいることで仕事のモチベーションも上がりやすいです。仕事帰りに猫が玄関で出迎えてくると、癒されて次の日のやる気にもつながりやすいです。
また、猫がいるから帰宅しなければと考えるようになり、残業が減ります。私生活にメリハリが生まれるので、仕事の効率が良くなる人が多いです。
お部屋が狭くても飼いやすい
猫はお部屋が狭くても飼いやすいです。猫は家で軽い運動をしますが、広いスペースを走ったりするのではなく、高低差のあるところで走るります。
お部屋が狭くてもキャットタワーなどのアイテムがあると便利です。
散歩をしなくていい
猫は散歩をしなくて良いので、時間が取られることが少ないです。飼い猫にとっては外は慣れていないのでリスクが高いからです。
ただし、猫にも運動は必要なので、高低差のある環境を室内に作ってあげると良いです。
友人やネット上の話題が増える
お互いに猫を飼っている、猫好きの友達と話すときは、猫の写真や動画を見せなだら話題が盛り上がりやすいです。
また、猫を見せるために人を家に招いたりなど、人との交流を増やしやすいです。
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一人暮らしで猫を飼うデメリット
一人暮らしで猫を飼いたいと考えている人は、下記で紹介するデメリットすべてをクリアできるか考えてください。
すべてクリアできる人であれば、一人暮らしで猫を飼っても無理なく快適に生活できます。
- ・世話が大変
- ・発情期の泣き声がうるさい
- ・壁やフローリングがボロボロになる
- ・旅行などの長期外出ができない
- ・夜行性で夜中に起こされることがある
- ・ペット可物件に住まないといけない
- ・お金がかかる
世話が大変
猫の世話は大変です。猫はキレイ好きなのでウンチをするたびにトイレ掃除をしないといけません。
猫はかなりの頻度で毛づくろいしますが、飲み込んだ毛は消化しきれないので嘔吐で出します。とくに冬や夏の生え変わり時期は、1日に2~4回ほど吐きます。
発情期の泣き声がうるさい
猫の発情期は1月~8月の中で、年に2~3回ほどあります。発情期の間は、必要以上に大声で鳴いたり「スプレー」と呼ばれる臭いがかなり強烈な尿をいろんなところに吹きかけます。
スプレーはオス猫のみしますが、去勢手術ができれば回避できます。鳴き声だけはどうしようもないので我慢しなければいけません。
酷いときには近隣住民にまで筒抜けになるので、クレームが来る可能性もあります。
壁やフローリングがボロボロになる
専用の爪とぎを置いてあっても、壁やフローリング、ドアなどで爪とぎをして傷だらけにする可能性が高いです。
また、動くものや興味があるものに飛びつく習性があるので、はずみでモノを壊してしまうことも多いです。
賃貸物件の場合、退去時に原状回復が必須なので、傷だらけになったお部屋の修繕費がかなり高くなります。
旅行などの長期外出ができない
家に猫がいると、旅行や出張などで長期間外出できません。大量の餌や水を置いておけば大丈夫という人がいますが、猫は分量を調整できないのであるだけ食べてしまいます。
また、夏場はお部屋の中が暑くなるので、猫が熱中症になる可能性もあります。長期間出かける予定がある人は、友達に預かってもらうか、ペットホテルを利用しましょう。
ペット可物件に住まないといけない
猫を飼おうと考えている人は、今住んでいるお部屋がペット可能か確認しましょう。ダメだった場合は、ペット可物件に引っ越ししなければいけません。
ペット不可の物件で内緒で猫を飼ったとしても、爪とぎの跡や猫特有のにおいで退去時に必ずバレます。
内緒で飼っていたことがバレると、高額な退去費用を支払うことになってしまいます。
ペット可物件は敷金が2ヶ月分に設定されていることが多いので、お部屋の初期費用だけでも約50万円ほど、引っ越し代で約7万円必要です。
また、周辺住民とトラブルにならないよう、防音性などのお部屋の設備も重視して探さなければいけません。
お金がかかる
猫を飼うためには、エサ代やトイレの砂代、おもちゃ代など、毎月1万円近くのお金が必要です。他にも、ワクチン代や病院代、ペットホテル代など諸々の費用が掛かります。
自分の生活だけでギリギリの人だと、猫を健康に飼育するための費用が支払えません。猫を飼える余裕があるのか確認しましょう。どのくらい費用が必要かは後ほど詳しく解説します。
猫を飼うために必要な費用
猫を飼うために必要な費用を紹介します。以下では飼い始めるまでに必要な費用を毎月かかる費用を解説します。
買い始めるのに必要な費用は約7.5万円
猫を家に迎えるまでに必要な費用目安は、約7.5万円です。ただし、猫の種類によってはかなり高額になります。
以下は、猫自身の購入費用を含む最低限の費用と必需品です。
猫購入費 | 約60,000円~ |
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餌・水の容器代 | 約500円 |
エサ・オヤツ代 | 約4,000円 |
トイレ容器・砂代 | 約4,000円 |
爪とぎ代 | 約2,000円 |
ペットキャリー代 | 約5,000円 |
また、上記のほかにペットゲージやキャットタワーなどを購入しようとすれば、その分費用が跳ね上がります。
後々購入すれば良いものは後回しにし、必要最低限のものだけでも用意しましょう。
毎月必要な飼育費用は約8千円
猫はあまり費用のかからないペットといわれますが、健康的に飼い続けるためには毎月最低でも8千円ほどのお金が必要です。
以下は、毎月必要になるものと目安金額です。猫の種類によっては、必要なお金が変わるので、あくまで目安としてください。
エサ・オヤツ | 約4,000円 |
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トイレの砂 | 約2,000円 |
交換用爪とぎ | 約1,000円 |
おもちゃ | 約1,000円 |
多く見積もっても、毎月約1万円確保できれば、毎月の飼育が可能です。
子猫の場合はワクチン代もかかる
子猫の場合、母猫からの免疫が無くなる生後3ヶ月くらいから、3ヶ月連続で定期ワクチンを、その後最後の接種から半年ほどで1回ワクチンを接種しなければいけません。
室内飼いの猫の場合「3種混合ワクチン(コアワクチン)」を接種すれば良いですが、さらに不安という人は、5種や7種混合のワクチンを検討してください。
下記の表は、ワクチンの種類ごとの1回の費用目安です。参考にしてください。
3種混合ワクチン | 約6,000円 |
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4種混合ワクチン | 約7,000円 |
5種混合ワクチン | 約7,000円 |
7種混合ワクチン | 約8,000円 |
どのワクチンが良いか分からない人は、獣医で「初めてのワクチンなので、どれが良いですか?」と言えば、丁寧に説明してくれます。
また、成人猫(1歳半以上)は、1~3年ほどに1度定期ワクチンが必要です。完全室内飼いの場合は、3年に1度を目安に「3種混合ワクチン」を接種しましょう。
病院やトリミングなど都度必要な費用
病院やトリミングなど、その時の状況によって都度必要な費用を以下にまとめました。大体の金額なので、あくまで目安にしてください。
病院代 | 約10,000円 |
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トリミング | 約6,000円 |
ペットホテル | 約10,000円 |
ペット保険 | 約2,000円 |
避妊去勢手術費 | 約25,000円 |
中でも、猫の医療費は高額になることが多いので、医療費控除になる保険会社を選び、ペット保険に加入することをおすすめします。
発情期の泣き声やマーキングを防ぎたい人は、猫が6~8ヶ月ほどの時に避妊去勢手術を受けましょう。ただし、元々肝臓が弱い猫は手術できないので、事前に検査しなければいけません。
猫を飼う際の注意点
猫を飼ううえで、日常生活で注意しなくてはいけないことを紹介します。猫の命にもかかわるので、必ず気を付けてください。
人間の食べ物を猫に与えない
人間の食べ物は、猫にとっては毒なので絶対に与えないでください。塩分過多で、肝臓・心臓・尿道の病気にかかってしまいます。
他にも、玉ねぎやニラ、ネギ、ニンニクなどは、猫の呼吸器に対して有毒です。
エビやカニ、イカなどの魚介類は猫の好物ですが、そのまま与えると皮膚病になり、耳などが壊死します。
- ・玉ねぎ、ニラ、ネギ、ニンニク
- ・エビ、カニ、イカ、貝類
- ・ちくわ、ハム、ソーセージなどの加工食品
- ・牛乳、バニラアイス、チーズ
- ・チョコレート、ココア
- ・ブドウ、レーズン
- ・ドックフード
猫にオヤツやエサをあげる時は、必ず「猫用」と記載があるものだけにしましょう。自分で調理したものをあげると、調理が不十分だったときに猫の体調が悪くなってしまいます。
コンセントや配線コードを保護する
コンセントや配線コードをひっかいたり噛んだりしてしまうと、感電する可能性があるので、必ず保護カバーを付けましょう。
とくにコードは、紐と間違えて猫がじゃれつく可能性が高いです。家具家電の裏にコードを通す、プラスチック製の保護カバーを購入するなど対策してください。
猫がケガする恐れのあるものを出しっぱなしにしない
棚の上の重たい物やガラス製品、ハサミや食器など、猫が遊んでいる最中に壊して怪我をする恐れのあるものは、すべて片づけましょう。
ティッシュペーパーなどの紙類も、猫にとっては遊び道具です。散らかしたり、誤って食べたりしないよう、カバーを付けてください。
玄関や窓から脱走しないよう徹底する
玄関や窓から脱走しないよう、柵を付けたり網戸を設置したりしてください。とくに賃貸物件の場合は、似たお部屋が多く猫が帰ってこれない場合があります。
また、交通事故やほかの猫による怪我などのリスクもあるので、絶対に室内から出さないよう徹底してください。
夏場はエアコンをつけっぱなしにしておく
猫は体温調節が苦手な動物です。そのため、とくに夏場はエアコンをつけっぱなしにして、猫が快適な温度を保ってください。
冬場は温かい場所を探して丸まって寝ますが、夏の暑さは自衛ができないので熱中症や脱水症状になります。人にとって適当な温度でも、猫は毛皮を着ている状態なので体調を崩します。
猫と住む際のお部屋のポイント
猫を飼う際のお部屋選びで気を付けるべきポイントを解説します。
ペット可の物件に住む
動物はペット可の物件でしか買うことが出来ません。ペット不可の物件で無断で飼ってしまうと、規約違反で退去される場合があります。
ペット可物件は、傷やニオイが付きやすいので退去費用が高いことが多いです。
動物病院が近くにある
ペット可物件を探すときは、近くに動物病院があるかを調べておくと良いです。万が一の時に駆け込めるようにするためです。
早めにしまってしまう、深夜までやっているなども視野に入れると良いです。
ペット可物件を探すなら不動産屋に相談すべき
インターネット上でも「ペット可」と書かれている物件は探せますが、審査に通りやすいか、そもそも猫にとって住みやすい環境なのかなどは判断しづらいです。
不動産屋はペットを飼う際に気を付けるべきことに詳しいので、ネットで探すよりも、不動産屋に直接行って相談したほうが良いです。
不動産屋に行く時間がないけどペット可物件があるか調べたいという人は、空き時間にLINEやチャットで簡単に相談できる「イエプラ」を使って、効率良く探しましょう。
ネット上にない未公開物件の紹介もありますし、他サイトで気になったお部屋もまとめて紹介可能です。深夜0時まで営業しているので、時間を気にせずお部屋探しできます!
実際に猫を飼っている人の体験談
一人暮らしで猫を飼ったことがある人に、どんな生活になるか聞いてみました。
猫を飼って良かった人と飼って後悔した人の2パターンの体験談を紹介します。
猫を飼って良かった人
猫を飼って良かったという人は、猫のために何かしなきゃという意識が強く、結果自分にメリットとして返っています。



猫を飼って後悔した人
猫を飼って後悔した人は、猫が好きでも自分の時間をとられるのが嫌という人が多いです。



猫を飼うことで後悔している人もいます。自分の時間が取りにくくなってしまうので猫を湯煎できない人は飼わないほうが良いです。
猫を飼う際にあると便利なグッズ6選
一人暮らしで猫を飼う際に、あると便利なおすすめグッズを紹介します。
爪とぎ
猫には「狩り」の本能があり、日常的に爪とぎをします。鋭い爪で獲物を掴んだり、俊敏に動くためです。
壁や柱で爪とぎをされてしまうと、お部屋が傷だらけになってしまうので、爪とぎは用意しておきましょう。
爪とぎポールがおすすめ
爪とぎは、平置きタイプでも問題ありませんが、猫は伸びあがって爪を研ぐ習性があるので、ポールタイプのものが良いです。
特におすすめのなのが、ペピイで購入できる「どこでも爪とぎポール」です。
どこでも爪とぎポールは、柱がすべて麻縄性です。猫には伸びあがって爪を研ぐ習性があるので、立ちながらポールでバリバリできます。
棚板も麻マットも強力なワンタッチテープで取り付けてあるので、思いっきり爪とぎをしてもズレません。
サイズは「幅40cm×奥行40cm×高さ90cm」で、一人暮らしのお部屋に置いてもスペースは取りません。高いところが好きな猫におすすめです。
猫用ベッド
猫は、自分だけのポジションを作るので、専用のベッドがあると快適に眠ります。
ちなみに、段ボールをベッドにする人が多いですが、紙を食べる恐れがあります、好奇心旺盛な子猫の時期は、段ボールを避けましょう。
清潔に使い続けられる猫用ベッド
猫が好むハンモックと隠れ家が合体した、ペピイの「抗菌防臭2階建ハンモックベッド」がおすすめです。
座面に防ダニ綿が使用されているので、長く清潔に使えます。また、抗菌防臭効果のある生地のため、猫独特のニオイも抑えられます。
触り心地のよいモフモフ素材でできているので、猫がリラックスして過ごせます。
自動餌やり器
自動餌やり器があれば、家にいない時間でもタイマーをセットすればエサやりができます。エサの食べ過ぎ防止にも使えるので、あれば便利です。
5,000円前後の、作りがしっかりした自動餌やり器がおすすめです。安すぎる商品だと、うまく餌が排出できなかったり音が煩くて猫が近づかない場合があります。
自動給水器
猫はあまり水を飲まない動物ですが、常にキレイな水が出ている自動給水器であれば「キレイ好き」「動くものに反応する」という猫の特性上、きちんと水を飲むようになります。
水を飲まないと肝臓や、おしっこの病気にかかりやすくなるリスクがあるのでなるべく購入しましょう。安いもので3,000円ほどで買えます。
消臭抗菌トイレ
猫のうんちは独特の強烈な臭いがします。少しでもその臭いを軽減させるためにも、消臭抗菌効果がある猫用トイレがおすすめです。
合わせて消臭抗菌効果がある砂やシートも購入しましょう。トイレ自体は安いもので2,000円ほどで買えます。
キャットタワー
キャットタワーは、猫の運動不足を解消できるうえ、リラックスできる場所として最適です。仕事や用事で家を空ける時も、キャットタワーがあれば猫は一人遊びをします。
あまりにも軽いものは転倒の恐れがあるので、高くても丈夫で安定性が強いキャットタワーを選びましょう。
一人暮らしでも飼いやすい猫の特徴
一人暮らしで安心して飼えるのは、生後3ヶ月過ぎた子猫からなので、生まれてすぐの子猫を引き取るのはやめましょう。
生まれたばかりの子猫は付きっ切りで面倒を見ないといけないうえ、免疫力がありません。3ヶ月を過ぎた子猫なら、ワクチン接種がされているので病気になりにくいです。
以下に、一人暮らしでも飼いやすい猫の条件を書き出してみました。
- 鳴き声が小さい
- 大人しく人懐っこい
- 抜け毛が少なく手入れがラク
- 体が丈夫で病気になりにくい
- 学習能力が高い
たとえば「ロシアンブルー」は、ボイスレスキャットと言われるほど鳴き声が小さいので、賃貸物件で飼うのにはうってつけです。
また「ブリティッシュショートヘア」のように、穏やかでマイペースな性格の猫だと留守にしていても家でおとなしく寝ていてくれます。
あえて体が丈夫な雑種を選ぶのも良いです。環境適応能力も強いので、新しいお部屋に住んだ場合でもすぐに慣れてくれます。
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