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同棲するにあたって決めるべき条件は?カップルに必要なルールはどんなもの?

同棲前のカップルのイラスト

同棲する前に決めるべき条件は?
同棲におすすめの物件条件はある?

付き合っている彼氏や彼女と同棲したいと考える人は多いです。一緒に暮らすことでパートナーと絆を深められる、生活費が節約できるなどメリットがたくさんあります。

しかし、その場のノリや勢いで同棲を始めるとうまくいかないことが多いです。ケンカになって最悪の場合は破局に繋がることも…。

そこで当記事では、同棲する前に決めておいたほうがよい条件について解説しています。同棲に最適な賃貸の条件や、決めるときの注意点も紹介するので参考にしてください。

監修 藤本 千里
不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ

池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。

同棲する前に決めておいたほうがよい条件

  • ・同棲する期間や結婚までの目安
  • ・家賃や生活費の支払い条件
  • ・家事の分担条件
  • ・お互いの生活スタイル
  • ・ケンカやトラブルの対処方法
  • ・来客についての条件
  • ・帰宅時間や連絡する条件
  • ・その他どうしてもNGな条件

同棲するまえに決めておいたほうがよい条件は上記の8点です。弊社利用者アンケートによる同棲カップルの体験打も合わせて紹介するので参考にしてください。

同棲する期間や結婚までの目安

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30代

交際期間:9年

職業:会社員

【いつまで経っても結婚の話が出ない】

20代で勢いで同棲を始めました。何年かすればプロポーズしてくれるかなって思っていたのですが、全然その気配がありません。しびれを切らして彼に話してみたのですが、何年同棲したら結婚するって決めたわけでもないし…とやんわり断られました。嫁に行き遅れた感があるし、どうしたらいいのかわかりません…。

物件を探し始める前に、同棲する期間や結婚までの目安をハッキリさせておきましょう。

目的や期間が曖昧なまま同棲を始めると現状に満足してしまいダラダラした生活になる、些細なケンカで別れに繋る可能性があるからです。

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家賃や生活費の支払い条件

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20代

交際期間:2年

職業:会社員

【収入差を考慮して決めた】

僕のほうが彼女よりも収入が多いので、生活費を多く支払うことにしました。その分、彼女は家事を多めにこなしてくれているので助かっています。生活費は共通の口座を作ることで支出を明確にしています。

生活費の負担割合やお金の管理方法は、同棲する前に決めておきましょう。条件を決めておかないとどちらかに負担が偏ったり、お金を勝手に使われたりなどのトラブルになるからです。

「収入が同じくらいなら完全折半にする」「家賃は彼氏、食費は彼女のように項目別にわける」など、お互いが納得いくように話し合ってみてください。

また、物件を借りるときの初期費用や家具・家電の購入も必要です。こちらもどのように負担するのかを決めておくとスムーズに同棲が始められます

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家事の分担条件

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20代

交際期間:1年

職業:会社員

【彼氏がなにもやってくれない】

お互い忙しかったので家事はできるときに、できる人がやろうみたいな感じで特に条件やルールは決めませんでした。結果、彼氏はなにもやってくれなくていつも私が休みのときにまとめてこなしています。不公平すぎてストレス溜まります。

家事の分担も決めておくとケンカの原因が減らせます。「やれる人がやる」という条件はどちらかに負担が偏ったり、どちらも家事をやらずに散らかり放題になる可能性があります。

それぞれの得意分野を担当する、一緒に家事をやってみるなど、面倒なことも楽しみながらできるように工夫するのがおすすめです。

お互いの生活スタイル

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30代

交際期間:3年

職業:会社員

【生活時間が違うので寝室を分けた】

職業柄どうしても夜勤が発生するので彼女と寝室を分けました。お互いの睡眠を邪魔しなくて済むので助かっています。食事する時間も合わないのですが、彼女が温めるだけで食べられるように用意してくれています。お互いに気遣いながら生活できていて幸せだと感じますね。

起床時間や食事のタイミングなどを把握しておきましょう。あまりにも生活スタイルが違うと睡眠の邪魔になったり、一緒に過ごす時間が減ったりする原因になります。

例えばどちらかが三交代勤務などで夜遅くに出勤する場合、寝室が一緒だと相手を起こしてしまいます。寝室を分けることで、睡眠を邪魔せずに同棲を続けられます。

ケンカやトラブルの対処方法

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30代

交際期間:2年

職業:会社員

【冷却期間を置くようにしている】

ケンカした場合、1日くらい冷却期間を置くようにしています。お互い感情的になったまま話合うとさらに悪化してしまうので…。その後しっかり話し合いすることで仲直りしています。

仲良しなカップルでもケンカやトラブルが発生することはあります。仲直りの条件や対処法を決めておかないと、関係を修復できず別れの原因になるかもしれません。

事前に「ケンカしたら一旦冷静になる時間を作り、その後話し合うようにする」「絶対に言い訳はしない」など、ルールを決めておくと早く仲直りしやすいです。

来客についての条件

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20代

交際期間:1年

職業:会社員

【友達の溜まり場にされた】

私になんの断りもなく彼氏の友達がたくさん遊びに来て、ご飯の用意やお酒の提供をさせられました。せめて事前に言ってくれれば掃除したり、見られたくないもの隠したりできたのに。彼氏の家でもあるけど、私の家でもあるので多少は気を使ってほしかったです。

同棲中に友人や会社の同僚を家に招くことがある人は事前に条件を決めておきましょう。一人暮らしと違い、相手のことも考えなければならないからです。

「自分たち以外の人を招いてもOKかどうか」「招く場合は◯日前までには共有する」などを決めておけばお互いに気持ちよく暮らせるはずです。

帰宅時間や連絡する条件

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20代

交際期間:1年

職業:会社員

【帰りにどこか行くときはLINEしている】

仕事帰りにどこか行くときは必ずLINEを入れておきます。「100円ショップに寄ってから帰るね~」みたいな感じで。忘れていたものがあれば買って帰れるし、彼女に心配かけなくて済むので絶対連絡はしたほうがよいと思います。

帰宅時間や連絡する条件を決めておけば無駄な気苦労やケンカを減らせます。

大人なんだから何時に帰ってもよいと思うかもしれませんが、待っている方からすると何時に帰ってくるのかわからないと不安、夕食はどうするのかなど都合が悪いことが多いです。

「帰宅時間が◯時以降になりそうなら事前に連絡する」「夕食がいらない場合は早めに連絡する」など条件を決めておくと安心です。

その他どうしてもNGな条件

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20代

交際期間:2年

職業:会社員

【トイレに関する条件を決めた】

トイレのドアは閉める、必ず座って使うというルールを決めました。同棲はお部屋を共有しているので、お互いが気持ちよく使えるように配慮するとうまくいくと思います。

その他にどうしてもNGな条件があればハッキリ伝えておきましょう。相手の不安やストレスに繋がる行動は避けるべきだからです。

ルールで決めていないからなにをしてもOKというわけではありません。円満な同棲生活にするためにも、相手が嫌がる可能性があることはしないように注意してください。

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同棲に最適な賃貸の条件

  • ・お互いの職場を考慮したエリア
  • ・1LDK以上の間取り
  • ・バストイレ別
  • ・独立洗面台付き
  • ・広めの収納スペース

お互いの職場を考慮したエリア

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30代

交際期間:2年

職業:会社員

【30分以内で通勤できるエリアで探した】

不動産屋さんに相談して、お互い30分以内で通勤できるエリアを提案してもらいました。乗換も考慮してくれたので通勤がラクです。

同棲する物件を決めるときは、お互いの職場を考慮したエリアで探しましょう。

どちらかの職場からあまりにも遠すぎると、通勤時間がかかりすぎてストレスが溜まったり、一緒に過ごす時間が減ったりするからです。

通勤時間が同じくらいになるエリアが理想です。また、安心して暮らすためにも治安のよさもチェックしてみてください。

1LDK以上の間取り

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20代

交際期間:1年

職業:会社員

【一緒にいる時間を増やせる1LDKを選んだ】

遠距離恋愛からの同棲だったので、一緒にいる時間が増やせるように1LDKを選びました。築浅でキレイだし、家賃もそれほど高くないところも助かっています。

同棲するなら1LDK以上の間取りを選びましょう。1LDK以下の間取りは一人暮らし向けのため、狭くてストレスが溜まったり、荷物が入り切らなかったりするからです。

一緒にいる時間を増やしたいなら1LDK、それぞれ個室がほしいなら2DKまたは2LDKがおすすめです。

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バストイレ別

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30代

交際期間:2年

職業:会社員

【収納スペースもチェックするべき】

バストイレ別は必須とわかっている人は多いと思うのですが、意外と見落としがちなのが収納スペースです。シャンプーや洗顔料など、別々で使う場合は置き場所に困ります。

同棲するなら「バストイレ別」は必須条件です。お風呂とトイレが一緒だと、片方がお風呂に入っているときトイレに行けないからです。

また、お風呂内に棚など物が置けるスペースがあるかも確認しておきましょう。シャンプーや洗顔料を男女で使い分ける場合、スペースがないと邪魔になります。

独立洗面台付き

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20代

交際期間:1年

職業:会社員

【独立洗面台はあったほうがよい】

同棲生活で便利だと思ったのは独立洗面台です。大きな鏡を見ながら身支度できるし、私のドライヤーや彼のシェーバーを置いておけるので便利でした。

独立洗面台があれば身支度が便利になります。どちらかがお風呂に入っている間でも、気にせず使えるので忙しい朝にも重宝します。

広めの収納スペース

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30代

交際期間:2年

職業:会社員

【靴が入り切らなかった】

シューズボックスが狭くて靴が入り切らなかったです。仕方ないので追加で収納ボックスを買ったのですが、幅を取ってしまい玄関が狭いです。2人分の靴って意外と多いんですね。

クローゼットやシューズボックスなど、収納スペースは広めのお部屋がおすすめです。2人分の荷物は思ったより多く、入り切らないことがあるからです。

シューズボックスは棚板の位置が変えられるタイプを選びましょう。ブーツや長靴などを折りたたまずに収納できます。

同棲の家賃を決める際の条件

家賃は合計手取りの3分の1以下が目安

同棲するお部屋の家賃は、2人の合計手取りの3分の1以下を目安にしましょう。3分の1を超えると生活費を圧迫するだけでなく、入居審査に通りにくくなるからです。

貯金を頑張りたいカップルは、合計手取りの4分の1を目安にするのがおすすめです。

同棲に最適なお部屋は不動産に探してもらうとよい

お互いが暮らしやすいお部屋は不動産に探してもらうのがおすすめです。家賃が安いお部屋を探してくれるだけでなく、設備条件についても相談に乗ってくれます。

気軽に相談するなら、当サイトが運営しているネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。チャットやLINEで相談するので来店不要、2人の時間が合わなくても相談しやすいです。

業者専用のデータベースからお探しするので、SUUMOやHOME’Sにないお部屋を提案できます。ぜひ気軽に利用してみてください。

同棲で決めないほうがよい条件

  • ・束縛が激しすぎる条件
  • ・細かすぎる条件
  • ・ペナルティを科す条件

束縛が激しすぎる条件

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30代

交際期間:3年

職業:会社員

【友達付き合いまで制限された】

誰とどこに遊びに行くのか言わされたり、女の子がいる飲み会に行くのはだめって言われたり、友達付き合いまで制限されてうんざりです。好きだから同棲しているのに浮気を疑われて嫌な気分ですよね。

「異性がいる飲み会はNG」「行動を全て把握しようとする」など、束縛が激しすぎる条件は決めないほうがよいです。過度な束縛はストレスや浮気の原因になったりするからです。

多少のスケジュール把握は必要ですが、お互いが苦にならないようにしましょう。

細かすぎる条件

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20代

交際期間:1年

職業:会社員

【ケチすぎてびっくり】

生活費を完全折半にしているんですが、1円単位で請求してきてケチだなと思いました。細かすぎて疲れます。

「生活費を1円単位で計算する」「トイレットペーパーは1回につき◯cmまで」のような細かすぎる条件は決めないほうがよいです。条件を守るのが大変で疲れてしまうからです。

お互いに無理なく守れる範囲で決めることをおすすめします。

ペナルティを科す条件

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30代

交際期間:1年

職業:会社員

【連絡を忘れると罰金を取られる】

帰りが遅くなるときは連絡をしようというルールがあるのですが、忘れると彼に罰金として1,000円を請求されます。「仕事が長引いてしまって連絡できなかった」と言っても聞いてくれません。

「◯◯しなかったら罰金」「◯◯を忘れたらバツとしてトイレ掃除」など、ペナルティを科す条件は決めないほうがよいです。

お互いに仕事や人付き合いがあり、ルールが守れないときもあるからです。フォローし合いながら、柔軟に対応できるようにしましょう。

同棲の条件を決めるときのポイント

  • ・相手を思いやる気持ちを持つ
  • ・条件の落としどころ見つける
  • ・しっかり言葉で伝える

相手を思いやる気持ちを持つ

楽しい同棲生活にするには、相手を思いやる気持ちを持つことが大切です。

一緒にいるのが当たり前になると忘れがちですが、相手になにかしてもらったら「ありがとう」と伝えるなど思いやりの気持ちは常に持ちましょう。

条件の落としどころ見つける

お互いに譲れるところは譲り、条件の落とし所を見つけましょう。自分の意見を押し通そうしてばかりでは共同生活はできません。

しっかり言葉で伝える

「言わなくてもわかるだろう」と思うかもしれませんが、言わないとわかりません。言わないでモヤモヤが溜まるとケンカに繋がります。

要望や感謝の気持ちはしっかり言葉で伝えましょう。定期的に話し合いの場を設けるのもおすすめです。

その他に同棲を始めるときの注意点

  • ・必ず「二人入居可」の物件で探す
  • ・お互いに連帯保証人を見つけておく
  • ・防音性の高い建物構造を選ぶ

必ず「二人入居可」の物件で探す

同棲するお部屋は必ず二人入居可の物件で探しましょう。単身者限定の物件では同棲できません。無断で同棲すると契約違反となり、強制退去させられます。

お互いに連帯保証人を見つけておく

同棲カップルは結婚している夫婦と比べると入居審査が厳しいです。審査を通りやすくするために、お互いに連帯保証人を立てる「連名契約」をおこなう場合があります。

連名契約は彼氏・彼女ともに連帯保証人が必要になります。お部屋探しを始める前に、安定した収入のある親族に連帯保証人を頼んでおきましょう。

防音性の高い建物構造を選ぶ

2人で生活すると会話や生活音が大きくなりがちです。騒音トラブルを防ぐためにも、防音性の高い建物構造を選びましょう。コンクリートと使ったRC造やSRC造がおすすめです。

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