「同棲する意味や目的は?」
「メリットとデメリットを知りたい」
同棲を考えているカップルだと、これからの新生活に胸が高まりますよね。一緒に料理をしたり、同じベッドで寝られるのを想像するだけでワクワクします。
しかし、なかには「同棲する意味がわからない」という人もいます。プライベートを大切にしたい人だと、二人暮らしが苦痛に感じる可能性があります。
そこで当記事では、同棲経験者の150人に聞いた、同棲する意味や理由について解説します。同棲から結婚した人からのアドバイスもまとめています。
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不動産屋「家AGENT」
池袋店 営業スタッフ
池袋にある仲介不動産屋「家AGENT」で勤務する営業スタッフ。女性視点できめ細やかな接客をしてくれます。同棲に関する悩みや地域の住みやすさについてのアドバイスに定評があります。
同棲とは結婚後に失敗しないための準備期間
同棲する意味や理由は、結婚後に失敗しないための準備や判断ができるからです。
厚生労働省の年ごとの人口統計で、婚姻率と離婚率を見ると、毎年、新たに3組が結婚していて、1組が離婚しているという推移を繰り返していることがわかります。
婚姻件数 | 離婚件数 | |
---|---|---|
2017年 | 606,952 | 212,296 |
2018年 | 586,481 | 208,333 |
2019年 | 583,000 | 210,000 |
結婚したカップルが同じ年に離婚しているというデータではないですが、結婚生活がずっと続くのが普通なことではありません。
同棲するくらいなら結婚すべきという意見もありますが、この記事は結婚前に同棲するべき意味や理由を、経験者の意見をもとにご紹介していきます。
同棲するメリット
当サイト「イエプラコラム」が、同棲経験者の150人に同棲するメリットを聞いてみました。回答が多い順TOP5を、それぞれランキング形式で紹介します。
2位:相手の知らなかった一面が知れる
3位:好きな人と一緒にいれる
4位:お金を貯金していける
5位:結婚後の生活をイメージできる
リアルな体験談とともに、なぜメリットに感じたのかを紹介していきます。
1位:結婚できるか判断できる
結婚を真剣に考えているからこそ、同棲期間で本当に結婚して大丈夫か判断しましょう!
とくに、金銭感覚・物事の価値観・家事を手伝ってくれるかの3つは確認しておきましょう。
2位:相手の知らなかった一面が知れる
本来の性格や癖、本性はデートだと上手く隠されているものです。同棲で一緒にいる時間が長いからこそ、無意識に表に出てくるものです。
また、相手の知らなかった一面を知ることで、お互いの理解が深まります。
3位:好きな人と一緒にいれる
好きな人と長く一緒にいたいと思う気持ちは、みんな一緒です。
どんなに忙しくても、家に帰れば恋人がいます。無理にデートの時間を作らずとも、お家でゆっくりできます。
4位:お金を貯金していける
同棲の生活費は毎月20~30万円ほどです。折半すれば一人当たりの負担は10~15万円で済むため、一人暮らしよりも負担が少ないです。
5位:結婚後の生活をイメージできる
同棲は「結婚前の準備期間」です。同じ家で生活するので結婚後がどんな感じになるのか把握しやすいです。
家事のやり方や価値観が違えば、同棲中にどうするのが良いかゆっくり話し合ってください。
結婚生活で失敗しないためにも、まずは同棲でお互いの距離間や私生活を知ることが大切です。
同棲するデメリット
メリットと同じようにデメリットも聞いています。回答が多い順TOP5をランキング形式で紹介します。
アンケートをとった結果「ただ一緒にいたい」が理由の同棲ならやめるべきだと感じました。
2位:1人の時間がなくなる
3位:ズルズル過ごしてしまう
4位:簡単に別れられない
5位:喧嘩が増える
1位:好きな人が嫌いになってくる
男女で価値観が違うことが良くありますが、とくに女性は減点式で物事を見ることが多いです。
1度でも嫌な部分を見るとマイナスに考えてしまう人は、妥協案を見つけるか、素直に相手に話してどうすべきなのか相談してみてください。
2位:1人の時間がなくなる
一人の時間がないと、知らぬ間にストレスを溜めてしまいます。爆発して喧嘩にならないよう、定期的に一人の時間を設けるようにした方が良いです。
3位:ズルズル過ごしてしまう
同棲する前に、期間を決めておかないと婚期を逃してしまいます。事前に恋人と区切りをつける期間を決めておきましょう。
4位:簡単に別れられない
ほとんどの人が同棲するときに、住んでいたお部屋を解約しています。同棲を解消しても住む場所がないため、簡単に別れられません。
少しでも不安な人は、週末同棲や半同棲から始めてみてください。
5位:喧嘩が増える
一緒にいる時間が長い分、喧嘩の回数が増えます。とくに生活ともなると、譲れない部分が出てきてヒートアップしやすいです。
多少の喧嘩なら仲が深まるきっかけになりますが、頻繁に起きると破局に繋がる可能性が高いです。
感情的にならず話し合える場を設けるか、一人になる時間を確保してお互いに冷静になるよう努めてください。
同棲生活が成功する5つのコツ
せっかく同棲したのにズルズル失敗しないように、成功する5つのコツを紹介します。
・同棲中のルールを決める
・細かいルールを決めすぎない
・相手を尊重する
・生活費は平等に負担する
あらかじめ同棲期間を決める
同棲期間をあらかじめ決めておけば、いつまでに答えを出すべきかが明確になるので結婚を意識しやすいです。
期間は恋人と話し合って決めるのが一番ですが、1つの指標として「2年」を目安にすると良いです。
理由は、賃貸契約の期間が2年になっていることが多いからです。更新するか退去するかの選択しかないため、同棲を続けるべきか否かの結論が出やすいです。
同棲中のルールを決める
些細なもめごとを減らすために、同棲中のルールをあらかじめ決めておきましょう。
どんなルールを作ってよいかわからない人は、以下の7つのことを参考にしてください。
②家事は大まかに分担する
③定期的に2人で出かける日を作る
④帰りが遅くなる場合は連絡を必ずする
⑤おおよその就寝時間起床時間を決める
⑥友人を家に招く場合の連絡をする
⑦一人の時間を作る
ルールは一方的に決めるのではなく、恋人と話し合ってお互いが納得したものにしましょう。
決めたルールは、同棲するお部屋の冷蔵庫に貼りだししておくと確認しやすいです。
細かいルールを決めすぎない
ルールが細かすぎると、束縛されていると感じて相手が離れていきやすいです。
例えば、門限を決めるときは「絶対に19時までに帰宅する」ではなく「19時までに帰れないときは連絡する」とするように、ゆとりがあるルールにしましょう。
相手を尊重する
同棲を長続きさせるコツは、相手を尊重することです。
当たり前のことでも「ありがとう」と感謝を伝えることで、良好な関係を保てます。
また、日ごろの挨拶は欠かさないようにしてください。親しき中にも礼儀ありです。
生活費の負担割合はしっかり決める
同棲で起きるトラブルの中でも生活費などの金銭問題は多いです。
負担割合は必ず決めておきましょう。以下を参考にしてみてください。
2.高収入なほうが多めに出す
3.固定費とそれ以外の費用で分ける
同棲して別れようと思ったパートナーの特徴
同棲してみて別れようと思ったパートナーの特徴を、アンケート回答とともに紹介します。
少しでも当てはまる人は、今のうちにどう改善すべきか考えてみてください。
仕事中も連絡をしないと怒る
構ってほしい、何をしているのか気になるという気持ちはわかりますが、あまりに頻繁すぎると束縛されていると感じて恋愛が冷めます。
せめて、仕事中は邪魔しないよう我慢して、昼休みのタイミングを狙って連絡しましょう。
こっちの都合も考えずにグイグイくる
恋人だからといって、一人の時間を邪魔してはいけません。一緒に楽しめる共通の話題を見つけるか、一人の時間のあとは構ってほしいとストレートに伝えましょう。
何をしても口うるさい
細かく口を出したり、否定ばかりする人は、知らぬうちに相手を傷つけている可能性が高いです。
恋人ではありますが、相手に多く求めすぎないようにしましょう。
家事をしてもお礼の一言もない
成功するコツでも言いましたが、相手を尊重する気持ちを忘れてはいけません。
相手が何かしてくれたら、些細なことにでも「ありがとう」と伝えましょう。日頃の感謝を忘れないようにすれば、良好な関係を保てます。
お金にルーズで自分に甘く他人に厳しい
金銭感覚の違いは、分かりやすく喧嘩になりやすいです。使っても良い娯楽費を明確にし、お互いのストレスにならないようにしてください。
もしくは、大きな買い物をするときは事前に相談するなど、同棲ルールを作っておくと良いです。
【同棲診断】あなたは同棲すべき?
同棲を考えている人向けに、今のタイミングで同棲すべきか試してみてください。
7つ以上当てはまっているなら、同棲しても失敗しにくいです。6つ以下の人は、同棲するとストレスが溜まる可能性が高いので、まず週末同棲や半同棲から始めてみてください。
結婚を前提としたお付き合いをしている | |
将来のための貯金をしたい | |
お互いの相性や価値観を確認したい | |
相手の知らない一面をもっと知りたい | |
料理や洗濯など花嫁修業をしたい | |
相手が困っているときに助け合える | |
我慢せずに相手に意見を伝えれる | |
感謝と謝罪をきちんと口にできる | |
相手と一緒にいてリラックスできる | |
いつでも一緒にいたい |
同棲を始めるための準備リスト
同棲診断をクリアした人のために、同棲を始めるまでに準備しておくことをまとめました。
大きく分けて5つあります。
②引っ越しのスケジュール決め
③同棲のお部屋探し
④引っ越し業者の選定
⑤新居への引越し
①お互いの両親に挨拶
同棲を決めたら、最初にお互いの親に挨拶しましょう。
賃貸契約の連帯保証人や、困ったときの相談役として頼れる相手を作っておくことが大切です。
相手の親に、自分がどういう人なのかを知ってもらうチャンスでもあるので、挨拶はしておくべきです。
親に同棲を反対されないためにも、結婚を前提に付き合っていることは真剣に伝えてください。
②引っ越しのスケジュール決め
いつまでに引っ越しするのかのスケジュールを決めましょう。部屋探しの目安は、引っ越しの1ヶ月半~2ヶ月前です。
早く探しすぎても、引っ越し日までお部屋をキープできないのでご注意ください。
どういうスケジュールで進めれば良いのかわからない人は、下記のスケジュール例を参考にしてください。
③同棲のお部屋探し
同棲のお部屋探しは、お互いの通勤通学時間を考慮したうえで場所を選びましょう。
どちらか一方に偏ってしまうと、生活リズムが崩れて喧嘩に繋がりやすくなります。
同棲カップルに人気の間取りは「1LDK」です。
居室が1つしかないので一緒にいる時間が長くなり、2人の親密度がより深まります。
そのほか、2DKは別々の居室が欲しいカップルに、1DKはとにかく家賃を抑えたいカップルに人気があります。
家賃は2人の手取りの合計の3分の1が目安
家賃の予算をオーバーすると、毎月の生活が苦しくなるうえ、将来のために思うように貯金できません。
ちなみに、お部屋を探すときは、管理費・共益費込みの「総家賃」で探がさないと予算がオーバーします。
④引っ越し業者の選定
入居審査が始まった時期と同じくらいから、引っ越し業者の選定を始めてください。
引っ越し費用を抑えたい場合は、複数の業者に見積もりを出してもらい、安いところを選びましょう。このことを「相見積もり」といいます。
ちなみに、同棲の引っ越し費用の平均は約7.8万円です。あくまで平均金額なので、時期や距離、荷物の量や業者によって違います。
⑤新居への引っ越し
新居へ引っ越ししたら、荷解きやお部屋のレイアウトはもちろんですが「ライフライン」と「行政」の手続きを済ませましょう。
ライフラインは事前にインターネットから開通手続きができますが、ガスだけは立会いのもと開栓するので日時の調整が必要です。
行政の手続きは、転出届(住民票の移動)・印鑑登録、免許証の住所変更などです。原則として、引っ越しした日から14日以内に手続きしなくてはいけません。
同棲から結婚した先輩からのアドバイス
同棲から結婚に繋がった先輩カップルからアドバイスをもらいました。
良い点や悪い点含めて、リアルな体験談なのでぜひ参考にしてください。
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他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
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