「即入居可物件はやばいって本当?」
「なんで即入居可なの?理由は?」
即入居可の物件は、契約が住めばすぐに入居できるので急いでいる人におすすめです。
しかし、ネット上では「即入居可はやばい」という声があります。急いで引っ越したけど住んでから後悔したという人もいます。
当記事では、即入居可物件がやばいと言われる6つの理由やメリットを解説します。即入居可でも良い物件を見つける方法や注意点もあるので、ぜひ参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
即入居可の物件がやばいと言われる6つの理由
- ・即日入居ができるわけではない
- ・クリーニング後から時間が経過している
- ・築古だと虫が出る可能性がある
- ・不人気で長期間空室の可能性がある
- ・入居日を先延ばしにできない
- ・ライフラインの手続きが間に合わない
即日入居ができるわけではない
即入居可の物件は、申し込みした当日にすぐ入居できるわけではありません。通常通り審査を通過して、契約を締結したらすぐに住める物件です。
申し込みから契約まで、2~3日はかかると思ったほうが良いです。審査から管理まで一貫している不動産屋であれば、1日ほどで入居できるケースがあります。
クリーニング後から時間が経過している
即入居可の物件は、クリーニングが済んで住める状態になっています。物件によっては時間が経過して、埃が溜まっています。
また、人が住んでいないので窓は締め切ったままです。空気がこもっていて、独特のニオイがする可能性もあります。
築古だと虫が出る可能性がある
築古だと、虫が出る可能性があります。柱などに隙間がある、室内のどこかに卵があるなどの理由です。内見時にお部屋の隅に、虫の死骸や黒い粒のようなものがないか確かめましょう。
不人気で長期間空室の可能性がある
不人気で長期間空室のお部屋は、早く入居者を入れるために即入居可になっています。
駅から遠い、築年数が古い、室内設備が足りてないなど、住み心地に直結する可能性が高いです。本当に大丈夫か、今一度考えたほうが良いです。
入居日を先延ばしにできない
即入居可のお部屋は、基本的に最短日時で入居日が決まります。2週間後、1ヶ月後など先延ばしにできない可能性が高いです。
どうしても入居日を遅らせたい場合は、家賃を支払ってキープするしかありません。
ライフラインの手続きが間に合わない
水道・電気は申し込み後にすぐに開通できますが、ガスとネット回線は手続きが間に合わない可能性が高いです。
ガスは開栓に立ち合いが、ネット回線は業者による設定が必要になるからです。即入居しても、数日は使えないことがあります。
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即入居可の物件に住むメリットもある
- ・お部屋探し~契約までの期間が短い
- ・契約後にすぐ入居できる
- ・審査が緩い可能性が高い
- ・値下げ交渉に応じてもらいやすい
お部屋探し~契約までの期間が短い
即入居可能物件は、お部屋探し~契約まで約1~2週間と短いです。通常であれば1ヶ月ほどかかるので、急いで入居したい人にとってはかなりのメリットです。
契約後にすぐ入居できる
契約後にすぐ入居できるのが、即入居可能物件の売りです。契約締結時にそのまま鍵の受け取りができれば、すぐに入居開始できます。
審査が緩い可能性が高い
審査の緩さは保証会社にもよりますが、即入居可能物件は「家賃の支払い能力」があればクリアできることが多いです。
目安は家賃の36倍の年収です。家賃5万円なら年収180万円、家賃8万円なら年収288万円以上あれば審査に通過できます。
値下げ交渉に応じてもらいやすい
即入居可能は、大家さん的にはすぐにでも入居してもらいたい物件です。契約後すぐに入居する代わりに値段交渉したいと言えば、応じてもらえる可能性が高いです。
「礼金の相談に乗ってほしい」「端数だけでもまけてくれないか」など、現実的に交渉が通りやすい金額で相談してみましょう。
即入居可でも良い物件を見つける方法
築浅の即入居可物件は内装が綺麗
即入居可でも良い物件を見つける方法は、築浅を狙うことです。築15年以内を目安に探すと、内装が綺麗なお部屋に当たりやすいです。
同じ建物でほかに空室がない物件
同じ建物内でほかに空室が無いかも確かめてください。他のお部屋が埋まっているなら、住みづらい要素が少ないからです。
空室期間を不動産屋に調べてもらう
空室期間を不動産屋に調べてもらうのもアリです。空室期間が短いなら、住むうえで問題ないお部屋と判断できるからです。
当サイトが運営するネット上の不動産屋「イエプラ」なら、来店不要でチャットやLINEから気軽に相談可能です。
直接管理会社に確認しているので、最新状況がわかります。急いでお部屋を探したい人や、忙しくて店舗になかなか行けない人におすすめです。
条件が良すぎる即入居可は「おとり物件」の可能性がある
家賃が安いのに「駅チカ・築浅・BT別・オートロック付き」など、条件が良すぎる即入居可は「おとり物件」の可能性があります。
おとり物件とは契約できない架空の物件で、集客のためだけに使う悪質な広告の一種です。宅地建物取引業法三十二条で禁止されています。
申し込みしても「すでに他の人が申し込んでいる」「タッチの差で契約が決まった」などと言って、ほかの物件を紹介してきます。
あまりにも条件が良すぎる物件は、その他の不動産屋に実在しているのか確かめたほうが良いです。複数の不動産屋が取り扱っていれば、申し込みできます。
即入居可で探したほうが良い人の特徴
引っ越しまで半月を切っている
- ・引っ越しまで半月を切っている
- ・できれば最短で入居したい
- ・急な転勤や帰国が決まった
引っ越しまで半月を切っている人は、即入居可の物件で探したほうが良いです。最短の日程で入居日を決められます。
急な転勤や帰国が決まった人も、即入居可に絞ったほうが良いです。事情を話せば、不動産屋ができる限り早く動いてくれます。
1ヶ月以上余裕があるなら気にしなくて良い
- ・引っ越しまで1ヶ月以上ある
- ・時間をかけてゆっくり引っ越ししたい
- ・できるだけ二重家賃を抑えたい
引っ越しまで1ヶ月以上の余裕がある人は、即入居可にしないほうが良いです。入居日を先延ばしにできないので、二重家賃がかかってしまいます。
物件情報の入居欄に「3月末退去」「4月1日から入居可」などが記載されています。自分の希望に合うか確認しておきましょう。
当サイト運営の「イエプラ」なら、わざわざお店に行かなくてもLINEで希望を伝えてお部屋を探せます!
さらに、イエプラは仲介手数料が基本0円です。およそ家賃1ヶ月分の初期費用をまるっと節約できます。
家賃によっては10万円以上も安くなるので、浮いたお金で新生活の家具家電を揃えられます。費用を抑えて引っ越したい人は、ぜひ利用してみてください。