お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
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賃貸契約の取引態様とは?媒介・仲介・代理・貸主ってどういう意味?

賃貸契約の取引態様とは?のアイキャッチ

賃貸契約の取引態様とは何?
媒介・仲介・代理・貸主の違いは?

お部屋探しをしている際に「取引態様」という用語を目にしたことがあると思います。お得に契約出来る情報だとしたら気になりますよね。

しかし、取引態様は「媒介(仲介)」「代理」「貸主」と3種類もあるうえに、それぞれの違いが分かっていないと賃貸契約で損をすることもあります。

そこで当記事では、媒介(仲介)・代理・貸主で、それぞれどんな違いがあるのか、取引態様の違いによるメリット・デメリットについて解説します。ぜひ参考にしてください。

阿部さん

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴5年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

賃貸の取引態様とは?

物件情報に載っている「取引態様」とは、不動産屋がどの立場で賃貸契約に関わるのかを表したものです。大きく分けて、媒介(仲介)、代理、貸主の3種類があります。

 取引様態 不動産屋の関わり方
媒介(仲介) 仲介業者
代理 大家さんの代理人
貸主 物件の所有者

多くの場合、不動産屋は大家さんと入居希望者のあいだを取り持つ立場ですが、取引態様が「貸主」になっているときだけは賃貸契約を結ぶ当事者になります。

以下では、取引態様が変わるとどのような違いがあるのかを解説します。

媒介(仲介)

取引態様が「媒介」になっている物件は、仲介業務を営んでいる不動産屋が大家さんの代わりに情報を載せているお部屋です。「仲介」と表記されることもありますが、意味は同じです。

賃貸物件を借りる際に最も一般的な取引態様で、情報サイトに載っている物件のほとんどは媒介か仲介です。

媒介(仲介)は、大家さんと入居者とのあいだに不動産屋が入るので仲介手数料が発生します。代理とは違い仲介手数料は入居者が全額を負担することが多いです。

媒介(仲介)の取引態様は、一般媒介、専任媒介、専門専任媒介の3種類に分かれます。専任媒介や専門専任媒介は、特定の不動産屋だけが仲介できる取引態様です。

▶一般媒介や専任媒介の違いについて詳しく知る

代理

取引態様が「代理」の物件は、大家さんの代理人として不動産屋が情報を載せているお部屋です。代理人になるのは、物件の管理を任されている不動産屋であることがほとんどです。

代理人は大家さんからあらゆる権限を与えられており、賃貸契約の名義も不動産屋です。代理人とのあいだで交わされた契約は、大家さん本人と契約結んだのと同じ効力を持ちます。

「代理」は、大家さんと入居者のあいだを不動産屋が取り持つ取引態様なので仲介手数料が発生しますが、多くの場合は大家さんが全額を負担します。

貸主

取引態様が「貸主」になっている物件は、情報を載せている不動産屋自身が所有しているお部屋です。大家さんと入居者を仲介する業者がいないので、仲介手数料が発生しないのが特徴です。

ただし、同じ物件をほかの不動産屋を通じて借りた場合は、仲介業務を挟むので仲介手数料が必要です。

▶仲介手数料についての解説はこちら

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貸主の物件を借りることはデメリットがあるので注意

取引態様が「貸主」の物件には、仲介手数料がかからないメリットがある代わりに、以下のようなデメリットがあります。

①重要事項を説明されない場合がある
②賃貸の経験が少なくトラブルになる危険がある

①重要事項を説明されない場合がある

取引態様が「貸主」になっている物件を借りる場合、重要事項等の説明は義務ではないため、説明されない場合があります。

物件の不備や、更新料や退去費用などの金銭面での取り決めについても十分に説明されない危険があるので、納得がいくまで徹底的に質問すべきです。

②賃貸の経験が少なくトラブルになる危険がある

もしも物件の所有者が個人の場合、お部屋を貸した経験が少ないためにトラブルが起きる危険があります。

よほど信頼できる人から借りるのでない限り、賃貸物件は実績のある不動産屋を通じて借りるべきです。

取引態様を明確にしない不動産屋は使うべきではない

家の置物と円マーク
取引態様が変わるだけで入居者が負担する費用は大きく変わるため、訪問した不動産屋が取引態様をはっきり言わない場合は別の不動産屋に変えましょう。

また「不動産の表示に関する公正競争規約」によると、不動産屋は必ず取引態様を明らかにした状態で接客をしなければならないとされています。

規約に違反をした場合は業務停止などの処分を受けます。処分があるにも関わらず規定を守らない不動産屋は、信頼すべきではありません。

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