シェアハウスに住むため入居条件や、シェアハウスが向いている人の条件をご紹介します。
シェアハウス選びで重視すべき条件や、優先すべきではない条件なども解説します。
シェアハウスに住むための入居条件
シェアハウスに住む場合、物件ごとに決められた入居条件をクリアする必要があります。
当てはまらないのに申し込んでも、入居できない場合があるので注意です。
以下は、主な入居条件の一例です。
・物件の年齢制限に引っかからないこと
・最低入居期間をクリアしていること
・入居人数が1人~2人であること
・身分証があること
・家賃を払うのに十分な貯金があること
シェアハウスによって条件は異なるので、記載されている物件情報をよく確認しましょう。
以下で、それぞれの条件がどんな内容なのか詳しく解説します。
募集対象の性別であること
シェアハウスのほとんどは「男女共用」か「女性専用」です。そのため、入居の際に必ず性別を確認されます。
お部屋数が少ない小規模な物件は、女性専用の場合が多いです。男性専用のシェアハウスもありますが、かなり少ないです。
間違って入居できないお部屋に申込まないよう、性別の条件は必ず確認しましょう。
多くのシェアハウスサイトは、物件情報欄に募集している性別を表示しています。
物件の年齢制限に引っかからないこと
シェアハウスによっては、年齢制限を設けている場合があります。
入居者間のジェネレーションギャップによるトラブルを避けるためです。大体18~35歳に設定されている場合が多いです。
誤って入居できないお部屋に申込まないよう、年齢制限の有無は確認しておきましょう。
シェアハウスサイトの申込み方法を紹介するページや、物件情報欄に記載されています。
もしも自分の年齢が高くて入居できない場合、40歳以上対象など、特殊なシェアハウスを探すのも一つの手です。
最低入居期間をクリアしていること
多くのシェアハウスの最低契約期間は1ヶ月です。1ヶ月未満の入居は断られるか、早期退去違約金を請求されてしまいます。
また、お部屋によっては定められた期間以上の入居が必須の場合があります。
特にキャンペーン等で初期費用や賃料の割引を適用する場合、入居期間を指定される場合が多いです。
入居人数が1人~2人であること
多くの個室タイプのお部屋は、1人しか入居できません。
2名以上で入居できる場合もありますが、約2万円程度の追加料金がかかります。
中には、ファミリー向けの複数人で入居できる物件を取り扱っているサイトもあります。
身分証があること
物件によって異なりますが、シェアハウスを契約する際は顔写真付きの身分証が必要です。
例えば免許証、パスポート、住民基本台帳カードなどを提出できます。
身分証明書がないと、入居審査に通りません。必ず用意しておきましょう。
家賃を払うのに十分な貯金があること
入居審査の際にチェックされることは、ほとんどありませんが、初期費用を払うための貯金が必要です。
シェアハウスを契約する際に必要な初期費用は、約10万円です。
入居の前に入金しなければならないので、十分な費用を前もって用意しておきましょう。
条件をクリアしていても入居審査で落ちることがある
物件の入居条件を全てクリアしていても、場合によっては入居審査に落ちることがあります。
入居審査では、申込者がシェアハウスで問題なく生活できるかどうかも審査しています。
シェアハウス内の入居者と気が合わなさそう、ルールを守らなそうと判断されると、審査に落ちてしまいます。
「協調性があってトラブルを起こさない人」という印象を与えられるよう、言葉遣いや行動には気を付けましょう。
シェアハウスが合っている人の条件
シェアハウスは、人によって快適に感じたり合わないと感じることがあります。
性格や暮らし方的に合わない人が、シェアハウスに住んでしまうとストレスが溜まります。
また、入居審査でシェアハウスでの生活が困難だと判断されると、審査に落ちてしまいます。
シェアハウスに住んでも問題ない人の条件は、以下の5つです。複数当てはまらない場合、普通の賃貸に住んだ方が良いです。
・寛容で神経質じゃない人
・自立している人
・イベント事が好きな人
・荷物が少ない人
以下で、それぞれの条件に当てはまる人はどんな人か説明します。
人と接するのが好きな人
シェアハウスは、一つの建物を複数人でシェアします。そのため、通常の賃貸ではないような住民間の交流ができます。
人と話すのが好きな人や、交友関係を広げたい人には、シェアハウスはぴったりです。
逆に、人と交流するのが苦手な人、個室以外で他人と目を合わせたくない人には向きません。
寛容で神経質じゃない人
物件内のルール違反や、物音が気にならない、寛容な人はシェアハウスに向いています。
シェアハウスは、価値観が異なる複数人での共同生活です。
中には設備を正しく使わない、ハウスルールを守らない人もいます。
何か起こる毎にいちいちストレスを感じる人は、シェアハウスではなく普通の賃貸に住んだ方が良いです。
自立している人
設備を使用した後は掃除するなど、自分の事を自分でできる人はシェアハウス向きです。
ハウスルールを守り、他の住民に迷惑をかけないよう気を配る心が必要です。
キッチンに使った皿を放置するといった、ルールを守らない人はトラブルに繋がります。
イベント事が好きな人
シェアハウスの中には、バーベキュー大会など頻繁にイベントを開催している所があります。
入居初日に、他の入居者が歓迎会を開いてくれた、という例も少なくありません。
たくさんの人とイベントやパーティーを楽しめる人は、シェアハウスに向いています。
逆にイベントは煩わしく感じる人にとっては、面倒でストレスが溜まってしまいます。
荷物が少ない人
荷物が少ない人は、シェアハウス向きです。シェアハウスに住む人は、大体トランク1つで引っ越しを済ませます。
個室内に収納があるとは言え、普通の賃貸と同じ位の荷物は持ち込めません。
シェアハウスを探す時の条件
シェアハウスをネットで検索する際、特定の条件で絞り込めます。
国土交通省が発表した「貸しルームにおける入居実態等に関する調査」によると、人々が物件に求める人気条件は以下のグラフの通りです。
出典:https://www.mlit.go.jp/common/001046739.pdf
家賃や物件の場所、初期費用の安さなどが人気の条件です。そのため、優先度が高い条件と言えます。
それぞれなぜ優先度が高いのか、反対に優先度が低い条件は何なのか、以下で説明します。
シェアハウス選びに失敗したくない人は是非参考にして下さい。
・初期費用の安さ
・物件の場所
・お部屋のタイプ
家賃の安さ
できるだけ、暮らしにかかるコストを抑えたい人は、家賃の安さを重視しましょう。
家賃が安い物件にすれば、固定費を抑えられて生活に余裕ができます。
逆に、下限を設定してあまりにも安すぎる物件を避ければ、設備が充実したシェアハウスを探せます。
エリアごとの家賃相場は大体決まっているので、家賃の下限・条件を設定すれば物件を絞りこみやすいです。
初期費用の安さ
シェアハウスの初期費用は、管理会社によって異なります。
相場は約10万円程度ですが、中には13万円以上かかってしまう場合もあります。
もし引っ越し資金が少ない場合、初期費用をできるだけ安く抑えられる管理会社で物件を探しましょう。
「クロスハウス」なら、どの物件でも初期費用が一律3万円なのでおすすめです。
物件の場所
どのエリアでお部屋探しをするか設定することで、利便性や安全性を考慮できます。
満員電車にはできるだけ乗りたくない、通勤に時間をかけたくないという人にとって、場所の設定は必須です。
「都心にアクセスしやすい」「大通りから離れている」などのこだわりがある人も、場所を設定するだけで絞り込めます。
中には地図で検索できるシェアハウスサイトもあります。土地勘のない人には便利です。
お部屋のタイプ
シェアハウスには「シングルルーム」「ドミトリー」などのお部屋によって種類があります。
シェアハウスで理想の生活を送るために、お部屋タイプの設定は必須です。
例えばベッドのみの「ドミトリータイプ」は、家賃を極限まで抑えたい人におすすめです。しかし、プライベード空間を確保したい人には合いません。
自分のライフスタイルや荷物量に対して適切なお部屋タイプはどれか、あらかじめチェックしておきましょう。
・日当たりの良さ
・浴室の有無
・ジムやスタジオなどの豪華な設備
築年数が新しいこと
築年数が古いからといって、過ごしづらいとは言えません。そのため、第一に妥協すべき条件です。
特にシェアハウスは、古い物件をリノベーションしている場合が多いです。
建物の外観が古く見えても、実際に内見して判断しましょう。
日当たりの良さ
外出が多く部屋で過ごす時間が短い人は、日当たりを重視しなくても良いです。
南向きの日当たりが良い部屋を選んだのに、日中に部屋にいないから意味が無かった、という人はよくいます。
浴室の有無
シェアハウスは、シャワーがある物件がほとんどです。中には浴室がある物件もありますが、人によっては必要ないため優先度は低いです。
浴室の方が疲れが取れやすいというメリットがありますが、掃除するのが面倒というデメリットもあります。
どうしても湯船につかりたい人以外は、シャワー付きのシェアハウスの方が良いです。
ジムやスタジオなどの豪華な設備
シェアハウスの中には、ジムやシアタールーム、パウダールームなど豪華な設備付きの物件があります。
しかし、仕事が忙しい人など設備を使う予定のない人にとって、重要度は低いです。
豪華な設備が揃ったシェアハウスにしたけど、結局面倒になって使わなくなったという人はよくいます。
家賃も他のシェアハウスより高額なので、使う必要が無さそうな人は妥協すべきです。
シェアハウス選びに失敗した人の体験談
残念ながら入居条件に合わなかったり、物件の条件を優先順位を誤ってしまった人の体験談を紹介します。
自分がシェアハウスを探す時はどうすべきか、参考にしてください。
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