「間取り図の記号の意味は?」
「見方はどうすればいいの?」
お部屋探しをする際、間取り図や図面を見て、どういうレイアウトにしようか想像を膨らませますよね。
しかし、よくわからない記号や文字が記載されていることがあります。自分が使えるスペースなのかも把握できません。
そこで当記事では、お部屋の間取り図の見方と記号の意味を徹底解説します!ぜひ参考にしてください。
間取り図でよく使用される記号の見方
窓や扉などの開口部は、多くの種類が存在しており、それぞれに異なる特徴を有しています。住宅によく使用される種類には、以下のようなものが挙げられます。
窓の表現
出典:http://www.madori-seisaku.com/kigou/
引き違い窓 | 左右2枚のサッシを横に滑らせて開閉する窓。通風・採光に有効であるため、住宅で最もよく見られるタイプです。 |
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片引き窓 | 1枚のサッシを横に引いて開閉する窓。片側は固定されたサッシ、もしくは壁になっています。 |
片開き窓 | ドアのように左右どちらかを軸として1枚の窓枠を開閉できます。室外に押し出す外開きと、室内に引き込む内開きがあります。 |
装飾窓(FIX) | 窓枠にガラスが固定された開閉できない窓。通風はできませんが、防犯・防音に優れています。 |
縦すべり窓 | 窓枠の上下に設けられた溝に沿って左右どちらかに開閉する窓。外側に開くため網戸は必ず室内側に設置されます。 |
面格子付窓 | 防犯を目的として格子が取り付けられた窓。主に共用部に面する台所やトイレ、浴室などの小窓に設置されます。 |
シャッター | 自然災害への対策や防犯を目的として窓の外側に取り付けます。マンションやアパートで設置されることはほとんどありません。 |
雨戸 | 防犯や断熱、遮音、遮光などを目的として窓の外側に設置されます。マンションやアパートで取り付けられていることはほとんどありません。 |
扉の表現
出典:http://www.madori-seisaku.com/kigou/
片開き戸 | 左右どちらかを軸にして開閉する最も一般的な扉。室外に押す外開きと、室内に引く内開きがあります。 |
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両開き戸 | 左右2枚のドアが中央で開閉する扉。人や大きな荷物の出入りが多いエントランスなどに設けられます。 |
親子扉 | 左右2枚のドア幅が異なる玄関に用いられる両開きの扉。通常、小さい方の扉は鍵をかけて開かないようなっています。 |
引き違い戸 | 左右2枚もしくは複数枚の戸を横に滑らせて開閉する引き戸。押入れやクローゼット、間仕切り戸など幅広く利用されています。 |
片引き戸 | 1枚の戸を横に滑らせて開閉する引き戸。開閉にスペースをとらないため幅広く利用されています。 |
引き込み戸 | 1枚の戸を横に滑らせて壁の中に引き込むタイプの片引き戸。戸を開いたときに見た目の印象がすっきりしています。 |
アコーディオンカーテン | 折りたたむように開閉できる蛇腹状の建具。カーテンのように上から吊り下げて設置します。 |
折戸 | 対になった2枚の戸を折りたたんで横に滑らせて開く建具。開口部が広い場合は、戸の数を4・6・8と増やすことで対応します。 |
2枚折戸 | 2枚の戸を折りたたみながら横に滑らせて開く建具。クローゼットや浴室などでよく利用されています。 |
部屋の広さ
間取り図で部屋の広さを表記する際、「●㎡」「●帖」という単位が用いられますが、感覚的にどのくらいの広さなのか、ちょっと分かりにくいのが実情です。ここでは、広さの概念を噛み砕いて解説していきます。
㎡(平米)
小学校で習った通りです。例えば、縦3.6m、横2.7mの部屋であれば、掛け算で面積は9.72㎡と求めることができます。
帖(畳)
畳1枚分の広さを畳(じょう)と呼びますが、不動産業界では「1帖=1.62㎡」という基準があります。
㎡(平米)→帖(畳)
仮に、面積が9.72㎡の部屋を帖に換算すると、「9.72÷1.62」により6帖と求めることができます。「㎡」では分かりにくくても「帖」であれば何となく広さが分かりますよね。
「㎡」で表記されているときは「帖」に換算して、部屋の広さを想像してみてください。
部屋名/スペース名
間取り図には、LDKなど英語の略語が多く、何の意味しているのだろう?と、悩む方も多いのではないでしょうか。
ここでは、間取図に使われている部屋名・スペース名の略語を解説します。
MBR | 【Main Bed Room】の略で夫婦が使用する「主寝室」のこと。間取りの中で最も広い洋室のことを指す場合もあります。 |
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BR | 【Bed Room】の略で「寝室」もしくは「洋室」のこと。 |
SR | 【Service Room】の略で居住用として利用できない「多目的ルーム」などのこと。採光や通風などが建築法を充たしていない場合が一般的です。 |
UB | 【Unit Bath】の略で壁・天井・床が一体となった「浴室」のこと。 |
WIC | 【Walk in Closet】の略で歩けるの広さを確保した収納スペースのこと。 |
SIC | 【Shoes in Closet】の略で玄関横に設置された収納スペースのこと。 |
RBL | 【Roof Balcony】の略で階下の屋根を利用した「バルコニー」のこと。 |
RF | 【Roof Floor】の略で住宅間取り図では「ロフト」のことを意味しています。 |
PS | 【Pipe Shaft】の略で水道管や電気の配線などを通す「配管スペース」のこと。 |
LDK | 【Living Dining Kitchen】の略で居間と食事室、台所が一体となった空間のこと。 |
間取り図の見方
お部屋探しには欠かせない間取り図からは、多くの情報が読み取ることができます。ここでは、タイプが異なる5つの間取り図を用意したので、お部屋探しの参考にしてみてください。
ワンルームタイプ
ワンルームタイプのお部屋は、ユニットバスが主ですが、こちらの物件は面積が広いため、バス・トイレが別になっています。
また、ワンルームタイプのお部屋は、面積が狭いことも多いので、冷蔵庫や洗濯機を置くスペースがあるか必ず確認しましょう。
1K
洋室とキッチンがドアで仕切られた1Kタイプのお部屋です。キッチンと居室の間に仕切りがあるので、料理の臭いが衣類につきません。
1K(ロフト)
ロフトタイプの1Kのお部屋です。家賃が少し高くなりますが、1階も2階も自分のお部屋なので、騒音トラブルに繋がりにくく快適に過ごせます。
1LDK
1LDKとしてはLDKが広めで、BRは標準といった間取りです。
2LDK
2LDKにもなると各居室や収納部の広さに余裕が感じられます。最近は、居室や水周り、収納などを色分けしている不動産が多くなっています。
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