引っ越しに必要なダンボールの数は?という疑問を解決します!世帯別・間取り別に必要なダンボールの数や、ダンボールの入手方法、サイズ目安や組み立て方、梱包方法、足りなくなった時の対処方法や、ダンボールの処分方法も紹介します!
引っ越しするのにダンボールは何個必要?
引っ越しのためにダンボールを何個用意すればわからない人のために、世帯別に目安個数をまとめました。
単身(荷物少~普通) | 約8~10個 |
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単身(荷物多) | 約15~18個 |
同棲 | 約20~25個 |
家族 | 約30~35個 |
上記のダンボールの個数はあくまでも目安です。
CDや書籍が多い人はプラス2~3個、冬物衣類が多い人はプラス3~4個など、荷物量によって変動します。
また、実家暮らしから一人暮らしを始める場合は、限界まで荷物を減らす人が多いのでダンボール8個ほどで足ります。
間取り別のダンボール数目安
新居の間取り別のダンボール数目安をまとめました。お部屋の数が増えれば、その分ダンボール数も多くなります。
ワンルーム・1K | 約10個 |
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1DK・1LDK | 約15個 |
2K・2DK | 約15個 |
2LDK | 約20個 |
3K・3DK | 約25個 |
3LDK以上 | 約30個 |
お部屋の数が増えれば収納スペースも増えるため、持っていくダンボール数も多くなります。
ダンボールの入手方法
ダンボールはどうやって入手すれば良い?と疑問に思っている人向けに、主な入手方法を3つ紹介します。
無料でダンボールを入手できる方法もあるので、是非参考にしてください。
引っ越し業者からもらう
大手の引っ越し業者の場合、引っ越しプランに無料のダンボールがセットになっていることがあるのでもらいましょう。
業者によって無料でもらえるダンボールの数は違いますが、最大でも30~50個ほどもらえます。
・アーク引越センター:最大50個
・サカイ引越センター:最大50個
・アリさんマークの引越社:最大50個
・ハトのマークの引越センター:最大50個
・ハート引越センター:最大50個
・カルガモ引越センター:最大50個
・ファミリー引越センター:最大70個
・三八五引越センター:最大30個
また、無料でレンタルできる場合はハンガーラックも借りておくと便利です。ハンガーにかけたまま衣類を収納できるので、スーツやコートなどにシワが付きにくいです。
スーパーからもらってくる
近くのスーパーから、不要なダンボールをもらってくればダンボール購入費は無料です。
ほとんどのスーパーが入り口付近にダンボールの空箱を置いています。ない場合は、定員に声をかければバックヤードから持ってきてくれるケースが多いです。
ただし、一気にダンボールを持ち運びできないため、何回かスーパーに通う必要があります。また、食材のダンボールは臭いが付いていることがあるので、衣類を入れるのに不向きです。
スーパーからダンボールをもらう際は、お菓子が入っていた空箱や、シャンプー・リンス―など日用消耗品が入っていた空箱だと、嫌な臭いが付いていないのでおすすめです。
通販やホームセンターで購入
通販やホームセンターでダンボールを購入するのも手です。お金はかかりますが、新品が手に入るので衣類に臭いがうつりません。
ちなみに、ダンボールを購入するならホームセンターよりも通販がおすすめです。通販なら、家までダンボールを運んでくれるうえ、セット価格で安くなっていることがあります。
ホームセンターでダンボールを買うと1枚350円、10枚セットで3,500円ほどです。通販だと、1枚398円ですが10枚セットで2,500円ほどのものが見つかります。
また通販であれば、収納ボックスタイプと言われる蓋つきダンボールも入手できます。コンテナタイプで色んなデザインがあるので、そのままお部屋のインテリアにもなります。
ただし収納ボックスタイプはやや値段が高く、1箱500円ほどかかります。
ダンボールのサイズ目安
どのくらいの大きさのダンボールを用意したら良いかわからない人のために、ダンボールサイズの目安と、どんなものを入れるのに向いているかを紹介します。
サイズ(大きさ目安) | 入るもの |
---|---|
60サイズ (26cm×19cm×11cm) |
1枚入りCDが20枚ほど入る大きさ。壊れやすい物・重たい小物を入れるのに良い。 |
80サイズ (31.5cm×22cm×14cm) |
B5サイズがそのまま入る大きさ。書類や、アメニティ雑貨など小物を入れるのにおすすめ。 |
100サイズ (40cm×30cm×20cm) |
引っ越し業者がいうSサイズ。2Lのペットボトルが6本入る大きさ。書類や小物など重たい物におすすめ。 |
120サイズ (46cm×32cm×28cm) |
引っ越し業者がいうMサイズ。一般的なDVDが60枚ほど入る大きさ。衣類を入れるのに最適。 |
140サイズ (60cm×40cm×35cm) |
引っ越し業者がいうLサイズ。本などの重たいものを入れると持ち上がらないので注意。 |
160サイズ (63cm×43cm×43cm) |
かなり大きいので重たい物を入れると持ち上がらない。厚手のコートや寝具などかさばるものに最適。 |
基本的に、100サイズと120サイズのダンボールを用意すれば良いですが、CDや書籍など重い荷物が多い人は60~80サイズも用意しておきましょう。
厚手のコートなどかさばるけど軽い荷物が多い人は、160サイズも1~2箱あると便利です。コート類がない人は、160サイズは不要です。
ダンボール以外に用意すべきもの
引っ越しの荷造りをするにあたり、ダンボール以外に用意すべきものをまとめました。
すべて、ホームセンターや100円均一で買い揃えられるので、まとめて用意しておきましょう。
・クッション材(プチプチ、新聞紙など)
・ビニール紐
・油性マジック(黒、赤)
・油性マジック
・滑り止め付き軍手
・ドライバーセット
・ゴミ袋
・掃除道具(梱包後に必要)
ちなみに、100円均一のガムテープは粘着力が弱いので、コンビニやホームセンターで購入しておいてください。
お金に余裕がある場合は、圧縮袋やジップロック、ブルーシートなどがあると便利です。
圧縮袋は布団や衣類に使います。ジップロックは、調味料やアメニティなど中身が出やすいものを入れるのに最適です。
ブルーシートは、大型の家具や家電を包んだり、玄関や床などを養生する際に使います。ただ、引っ越し作業を業者に依頼している場合は、業者がきちんと養生してくれます。
ダンボールの組み立て・梱包時の注意点
ダンボールを組み立てる時や、荷物の梱包時に注意すべき6つのことを紹介します。
些細なことですが、ダンボールの底が抜けてしまった、中で食器や小物が壊れたということが起きたいためにも、必ず気を付けてください。
テープは十字貼りが基本
ダンボールを組み立てる時は、テープを「一」の形に貼るのではなく、十字にするか、横に1本・縦に2本貼って補強しましょう。
テープを1本しか貼らなかった場合、荷物を中に詰めた状態で持ち上げると底が抜けます。
本などの重たいものを入れる時は、さらに両サイドをガムテープで補強すると良いです。また、蓋を閉める時も同様にテープを十字にしましょう。
ダンボールの底を組んではいけない
ときどきダンボールの底を組んで、ガムテープを使わない組み立て方をしますが、底が抜けたり、ほかの荷物に引っ掛かって開封してしまうので絶対にやめましょう。
また、組んだ後にテープで補強する人がいますが、組んだ部分が凸凹するので、上に他のダンボールを積み上げると不安定になります。
コンテナやトラック内の荷崩れの原因になるので、業者からもダンボールを組みなおしてほしいと言われる可能性が高いです。
重い物を入れる時は内側からテープで補強
重い物を入れる場合は、念のために内側からもテープで補強しておきましょう。
とくに、100~120サイズの大きめのダンボールに本を詰め込もうとした場合は、かなり重いので底が抜けやすいです。
重いものは小さいダンボールに入れる
重いものは、なるべく小さいダンボールに入れましょう。
もし大きいダンボールに本などの重たいものを詰めると、段ボールの底が抜けたり、持ち上がらない、持ち上がってもぎっくり腰になる恐れがあります。
重たいものは、100サイズ以下のダンボールに詰めて、小分けに梱包してください。
割れやすいものには底にクッション材を敷く
割れやすいものをダンボールに詰める時は、ダンボールの底にエアークッションなどのクッション材を2重に敷きましょう。
クッション材だけだと不安な人は、厚手のバスタオルを敷くのも良いです。
また、蓋を閉める時にも同様にエアークッションを入れておくと、衝撃が吸収されるので割れにくくなります。
ダンボールに入れたものを書いておく
梱包し終わってダンボールの蓋を閉じたら、中身がわかりやすいようにダンボールの表面に中身を書いておいてください。
例えば衣類を入れた段ボールであれば「衣類(春)」「衣類(冬)」「ボトム」などと書いておけば、どの段ボールから荷解きすべきかわかりやすいです。
また、赤いマジックで「割れ物注意」や「取り扱い注意」「精密機械」などと書いておけば、引っ越し業者が持ち出すときにより丁寧に扱ってくれます。
荷物の種類別の梱包方法
荷物の梱包方法を、種類別に簡単に紹介していきます。何でもダンボールに詰めるのではなく、中身が壊れないよう丁寧に梱包してください。
衣類
衣類は、種類や季節ごとにダンボールに分けて梱包しましょう。ちなみに、シワを少しでも防ぐために、大きめのダンボールに入れることをおすすめします。
畳むときは、あまり小さくたたんだり、丸める用に詰めるのは逆にかさばります。アパレルショップのように、少し大きめに畳んでください。
衣類の縫い目に合わせて畳めば、余計なしわが付きにくいです。
本やCDなど
本やCDなど、角ばっていて重たいものは、小さめのダンボールにしまってください。でないと、梱包後のダンボールが重くて持ち上がりません。
本は、折れ曲がりやすいので寝かせて入れてください。CDやDVDなどケースに入っているものは、側面の衝撃に弱いので立てて入れることをおすすめします。
また、割れやすいものをダンボールに入れる時は、底にクッション材を敷く、蓋を閉める前にクッション材を置くことも忘れないでください。
食器類
食器類は割れやすいので、なるべく1つ1つ梱包しましょう。専用のクッション材に包むか、新聞紙を2重にして包んでください。
ダンボールに入れる時は、寝かせるのではなく立てて入れてください、横に寝かせると、上からの圧力で食器は割れやすいです。
また、底にクッション材を敷く、蓋を閉める前にクッション材を上に置きましょう。さらに不安な人は、ダンボールの底に厚手のタオルを敷いてください。
フォークやナイフ、スプーンやお箸などは、まとめてビニール袋に入れて、段ボールの中でバラバラにならないようガムテープで束にして止めましょう。
洗剤やアメニティ類
洗剤やアメニティ類はもちろん、調味料など中の液体が零れるものは、キャップをガムテープで止めてください。
そのあと、ビニール袋やジップロックに包んでからダンボールに入れましょう。もし、袋に入れるのを忘れると、漏れた液体がダンボールの中に散乱するうえ、別のダンボールも濡れます。
念には念をいれて、段ボールの中を覆うようにゴミ袋を入れるのも良いです。粉もの系も、同じように梱包してください。
大型家具
大型家具は、解体してコンパクトにまとめるか、扉が開かないように養生テープで止め、クッション材やビニールシートで側面を覆いましょう。
パイプベッドを解体したポールなどの長いものは、2~4本ずつビニール紐か養生テープでまとめてください。
ネジは、家具ごとに小さな袋にまとめておくと無くなりにくいです。
どうしても自分で解体できない、梱包出来ないほど大きな家具は、別料金で引っ越し業者が作業してくれるので、事前にオプション申請をしておくと良いです。
電化製品
電化製品は壊れやすい精密機械ばかりなので、エアークッションが必須です。
コードは養生テープで束にし、テープの上にマジックでどの電化製品のコードかメモしておくとわかりやすいです。
電化製品を包むときは、壊れにくいようエアークッションを2~3重にして包んで、テープでキチンと固定しておきましょう。
冷蔵庫や洗濯機などの大型機器は、ホースやコードをガムテープで側面に止めておき、養生テープで蓋が開かないようにしてください。業者がそのまま運んでくれます。
引越しの前日にダンボールが足りなくなった時の対処方法
引越しの前日にダンボールが足りなくなった時の対処方法は、主に3つです。
近くのスーパーにとりに行く
近くのスーパーに、空のダンボールを取りに行きましょう。一番手っ取り早いうえ、タダでダンボールを入手できます。
もし、お店にダンボールがなかった場合は、定員さんに「ダンボールが欲しいのですが空き箱はないですか?」と聞いてみてください。バックヤードから出してきてくれる可能性が高いです。
無駄足を踏みたくない人は、事前に電話でダンボールがあるかの確認をしておくと良いです。
ホームセンターに買いに行く
近くにホームセンターがある場合は、買いに行くのも手です。120サイズであれば、1枚350円ほどで購入できます。
ただし、お店によってはダンボールのバラ売りをしていない、引っ越しシーズンで品薄になっている可能性もあるので、ご注意ください。
業者に依頼をして当日に持ってきてもらう
サービスでもらえるダンボールの枠に余裕がある人は、引っ越し業者に連絡して、当日に持ってきてもらいましょう。
ただし、業者はすでに梱包が済んでいる荷物から搬出していくので、事前にダンボールに入れるものを整理しておき、すぐに片づけられるようにしてください。
引っ越し後のダンボールの処分方法
引っ越し後、荷解きをした後のダンボールをどう処分すれば良いか困っている人のために、処分方法を3つまとめました。
引っ越し業者に引き取ってもらう
引っ越し業者によっては、ダンボールの引き取りサービスをおこなっているところがあります。
利用可能な業者であれば、荷解きが終わってダンボールがすべて空っぽになった時点で業者に連絡すれば、翌日以降に家まで取りに来てくれます。
利用料金は基本的に無料ですが、オプションとして取り扱っている場合は1,000円ほどで回収してくれます。
古紙・不用品回収業者に引き取ってもらう
古紙・不用品回収業者に連絡して、ダンボールを引き取ってもらうこともできます。
業者によっては「無料回収」「買い取り回収」「有料回収」とバラバラです。無料回収か買い取り回収の業者を探す手間もあります。
ただし買い取りの場合は、ダンボールの側面に文字や傷がない、なおかつ大量にあることが条件になっている場合が多いです。
資源ごみ回収日に出す
自治体ルールに従って、資源ごみ回収日にダンボールを出してください。
その際「紐で縛る」「紙ガムテープで止める」など、決められた注意事項を守ってください。
もしくは、月1ほどで行われている廃品回収の日が近いのであれば、その日に合わせてまとめて出すと良いです。
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