シェアハウスはやめとけ?デメリットだらけ?という疑問を解決するために、住んだ経験がある人に感想を聞いてみました!
シェアハウスが向いている人・不向きな人の特徴も紹介するので、検討している人は参考にしてみてください。
ネット上で「やめとけ」と言う人が多い
twitterで「シェアハウス やめとけ」と検索すると、さまざまな人のツイートを見かけます。
え?なんでみんなシェアハウスとかしたいの??
他人だぞ??どんなに仲良くても譲れない部分ってまじであるぞ??
マジでやめとけ 仲悪くなるから— かるこげん@にじそ???? (@Sechzehn528) August 10, 2020
ルームシェアとシェアハウスは違うかもしれんけど、シェアしてた人間からすると金銭的なこと以外いいことないからやめとけ
— Photon.D.Roger (@photon_mulemule) May 19, 2020
先人の教えは聞くべきだ
シェアハウスはやめとけ
— ごみ捨てしろまる (@pepeo____n) May 15, 2020
この記事では、さまざまな人が口にしている「シェアハウスはやめとけ」に関して、経験者の感想などを紹介しながら追求していきます。
住んだ人にデメリット経験を聞いてみた
シェアハウスに住んだことある人に、デメリットに感じた経験を聞いてみました。
他にも、入居者同士が喧嘩になると気まずい、ルールが厳しすぎて、のびのびと過ごせない、夏は他人の体臭が気になるなど、不満な理由は人それぞれでした。
経験談で知れたデメリットは大枠4つ
シェアハウス経験者に聞いてわかったデメリットをまとめます。
・プライベートが確保しにくい
・設備の共有でトラブルになる
・ストレスが溜まりやすい
騒音問題が多い
シェアハウスは普通の賃貸物件と違い、共有部分に人が集まりやすい分、騒音トラブルが多いです。
ほかの入居者と会話が盛り上がったり、お酒が入ると自然と声のボリュームが大きくなるので、周りからうるさいと思われます。
また、居室同士が隣り合っている間取りが多く、構造上、お互いの生活音が筒抜けになりやすいです。
プライベートが確保しにくい
自室が個室になっていた場合でも、キッチンやお風呂、トイレなどの水回りが共同で、誰かしらと顔を合わせることになります。
とくに「セミプライベート」や「ドミトリー」対応のお部屋は、常に他人がいるのでプライベートが確保しにくいです。
セミプライベートは半個室で、1つの部屋をパーティションなどで区切って使います。ドミトリーは、広い居室の中に2段ベッドが、複数設置されているお部屋です。
設備の共有でトラブルになる
キッチンやお風呂、トイレや洗濯機などの共有設備の順番待ちや、使った後に関してのトラブルが起きやすいです。
とくに、トイレやシャワーの順番待ちに関するトラブルは、日常茶飯事で付きまといます。
ストレスが溜まりやすい
他人と共同生活なので、ストレスが溜まっていることが多いです。
ほかの入居者に気を遣う、共有部分の使い方に不満がある、一人になりたくても誰かを顔を合わせてしまうなどが挙げられます。
かなり魅力的なメリットもある
シェアハウスはデメリットばかりではありません。人によってはデメリットを勝るメリットもあります。
お金を節約したく、出費を抑えたい人にはシェアハウスはおすすめできます。
・初期費用が10万円以下
・家具や家電を用意しなくて済む
・ライフラインやネット手続きが不要
・常に人がいるから安心
・交友関係が広がる
家賃がかなり安い
2020年10月時点の、東京都内の一人暮らしのお部屋の家賃平均と、シェアハウスの平均家賃を比較すると、約2.5万円の差がありました。
シェアハウス | 約58,540円 |
---|---|
通常の賃貸物件 | 約82,560円 |
なかには家賃3万円台のお部屋もあるので、とにかく費用を抑えたい人におすすめです。
初期費用が10万円以下
シェアハウスの初期費用は約10万円以下です。敷金・礼金・仲介手数料・保証会社利用料・火災保険料が基本的にかからないからです。
家賃5万円のシェアハウスと、普通の賃貸物件の初期費用を比較すると、約3倍も差があります。
シェアハウス | 通常の賃貸物件 | |
---|---|---|
合計 | 約90,000円 | 約265,000円 |
家賃 | 約50,000円 | 約50,000円 |
共益費 | 約10,000円 | 約5,000円 |
敷金 | なし | 約50,000円 |
礼金 | なし | 約50,000円 |
仲介手数料 | なし | 約55,000円 |
保証料 | なし | 約25,000円 |
火災保険料 | なし | 約15,000円 |
鍵交換費用 | なし | 約15,000円 |
契約手数料 | 約30,000円 | なし |
運営会社によっては、初期費用一律3~5万円に設定しているところもあります。
まとまったお金をすぐに用意できない人や、短期間だけ引っ越したい人は、普通の賃貸物件よりも、シェアハウスがおすすめです。
家具や家電を用意する必要なし
シェアハウスは、冷蔵庫・電子レンジ・洗濯機などの家電製品は共有スペースに備え付けられています。
物件によっては、ベッドや棚が設置されているお部屋もあるので、家具家電の購入費用を抑えられます。
・冷蔵庫
・洗濯機
・掃除機
・炊飯器
・テレビ
・電子レンジ
・電気ケトル
・ドライヤー
・衣類用アイロン
・調理器具
・食器類
・トイレットペーパー
・ゴミ袋
・カーテン
・エアコン
入居する際は、衣類・お風呂セット・タオル・寝具・歯ブラシ・スマホの充電器があれば十分です。
ライフラインやネット手続きが不要
水道光熱費やネット回線などのライフラインは、シェアハウスごとで契約されています。
ほとんどのシェアハウスが「共益費」として、水道光熱費代を一括請求してくれます。
常に人がいるから安心
シェアハウスは、一人暮らしにありがちな、寂しさや不安を感じにくいです。入居者全員が使える共有スペースに誰かしらいるからです。
何か困ったことがあった時や体調を崩してしまった時などに、すぐに助けを求められるのは大きなメリットです。
交友関係が広がる
普段の生活では出会わない人から知らない分野の話を聞けたり、新しい人脈を紹介してもらえたりします。
定期的にバーベキューなどのイベントを開催しているシェアハウスもあるので、刺激的な生活を送れます。
また、多国籍の人が入居しているシェアハウスもあるので、留学せずに国際交流が可能です。
向いている人と不向きな人の特徴
シェアハウスに向いている人と、不向きな人の特徴をそれぞれまとめました。
・初期費用を限界まで削りたい
・家具家電にこだわりがない
・他人との共同生活が苦ではない
・過去に学生寮などに住んでいた経験がある
・一人でいることが苦手
・コミュニケーションをとるのが得意
・うるさくても気にせず眠れる
・短期間で転居する予定がある
・物音に敏感、神経質
・お風呂やトイレを自分のペースで使いたい
・家賃よりも設備を重視したい
・コミュニケーションが苦手
・お部屋のインテリアにこだわりたい
・私物が多い
シェアハウスは最短1ヶ月の契約が可能です。試しに短期間だけ入居してみるのもアリです。
良いシェアハウスの選び方
住んでから後悔しないためにも、良いシェアハウスの選び方を紹介します。
入居人数が少ない物件を選ぶ
入居人数が少ないシェアハウスだと、関わる人数が少ないので、ストレスを感じる回数が減ります。
人数が多いシェアハウスだと、派閥ができていたり、シャワーの待ち時間が長かったりと不便が生じやすいです。
ルールがしっかりしているハウスを選ぶ
ハウスルールが、しっかり決められている物件にしましょう。ルールが厳しいハウスほど、他人にストレスを感じにくい傾向にあります。
シェアハウスによって独自のルールが作られていたりするので、自分に合いそうなところを探すのも良いです。
事前に担当スタッフに「ルール表はありますか?」といえば、コピーして渡してくれることがあります。
決まったルールはない、入居者が各自で決めているといわれた場合は、先に入居している人たちの暗黙のルールが作られていることもあります。
個室タイプのお部屋にする
自分だけのスペースをしっかり確保するために、個室タイプの部屋を選びましょう。
シェアハウスのお部屋は、ドミトリー・セミプライベート・個室の3タイプあります。
ドミトリーは広い居室の中に2段ベッドが複数設置されているタイプで、セミプライベートは1つのお部屋をパーティションで区切っているタイプです。
どちらも1つのお部屋を複数人で使用するため、一人になる場所が少ないです。
家賃が安すぎる物件は避ける
家賃が安すぎる物件は、民度が低い可能性があります。できるだけ避けましょう。
家賃が高めのシェアハウスの場合、管理が行き届いていて住み心地が良い傾向にあります。
もともとシェアハウスとして作られている物件
最初からシェアハウスとして建てられた物件であれば、共同しやすい間取りになっています。
ですが、4LDKのお部屋の改造や、買い取った施設の改造からシェアハウスになった建物は、やや不便な間取りになっていることがあります。
例えば、居室に窓がない、コンセントの数が極端に少ない、共同スペースが狭すぎるなど住みにくい可能性があります。
内見はしたほうが良い
シェアハウスに住もうと考えている人は、必ず内見すべきです。すでに入居している人達の確認や、建物の設備の確認ができるからです。
ハウス内に一番多く人が集まる、平日の夜もしくは休日の日中に内見すると良いです。
建物の設備に関しては、共有スペースが綺麗か、居室に鍵がついているか、お部屋の防音性はどうかを重点的に確認しましょう。
時間に余裕がある人は、2回内見しましょう。1回目の内見時にいなかった入居者を確認できたり、よりどんなシェアハウスなのか雰囲気を把握しやすいです。
内見時に確認すべきポイントまとめ
シェアハウスの内見時に、とくに確認すべきポイントをまとめました。
入居者の質が良いか | 挨拶や会釈があるか、人当たりが良さそうか、見た目に清潔感があるかなど、第一印象で判断しましょう。 |
---|---|
共有スペースが綺麗か | 共有スペースが汚い場合は、掃除ルールがなく無法地帯になっている可能性があるので避けるべきです。 |
お風呂・トイレの鍵が閉まるか | お風呂・トイレの鍵が閉まるか確認しておきましょう。思わぬトラブルに繋がる可能性があります。 |
居室に鍵があるか | 安いシェアハウスの中には、居室に鍵がついてない場合があります。防犯面やプライバシー問題を気にする人は、居室に鍵がついているか必ず確認しましょう。 |
居室全体と収納スペースの広さ | 家具家電や衣類などを置くスペースがあるか、きちんと収納できるかを確認しておくべきです。メジャーで採寸すると尚良いです。 |
居室の壁の防音性 | 壁の中央をノックして軽い音が聞こえないか、住んでいる人達の生活音が筒抜けではないか確認してください。 |
居室に窓があるか | 居室に窓がないと換気が悪く、カビが生えやすい、健康に悪いなどの問題が起きやすいです。 |
コンセントの数 | 居室のコンセント数を確認しましょう。差込口が最低2つあれば、タコ足配線でどうにかなります。PCを使う人は4つ以上あると良いです。 |
スマホの電波が入るか | 建物によっては、床に座るとスマホの電波が途切れることがあります。スマホの画面を確認しつつ、シェアハウス内を歩いてみてください。 |
建物の周辺環境 | 建物周辺を実際に歩いてみて、大きな音が出る施設はないか、スーパーが近くにあるかも確認しておきましょう。 |
どうしても合わないなら転居もあり
入居しているほかのシェアメイトと合わない、ハウスルールが厳しすぎてストレスが溜まるなど、住み続けられないと感じた場合は転居もありです。
シェアハウスの運営会社によっては、会社が管理しているシェアハウス内であれば転居可能な場合があります。
業界最安値を誇る「クロスハウス」は、管理物件内であれば無料で部屋移動できます。
入居したシェアハウスが合わない、気分転換に別のシェアハウスに入居したいなど、理由は問われません。個室・セミプライベート・ドミトリーなど、お部屋タイプの変更も可能です。
初期費用を抑えられるシェアハウスなら「クロスハウス」がおすすめ
初期費用が「たったの3万円から」と、リーズナブルなクロスハウスが最もおすすめです!
まとまったお金が用意できなくても簡単にシェアハウスで新生活が始められます。
全室個室なのでプライベート空間を大事にしたい人にも向いています。
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