シェアハウスに住んでみたいけど、どんな感じなのか気になるという人のために、シェアハウスに住んでいる人の感想をまとめました。
現在シェアハウスに住んでいる3名のインタビューを掲載しています。
シェアハウスを探し始めたきっかけや、住んでみた感想、初期費用、毎月の生活費の内訳を紹介しています。
シェアハウスに向いている人・向いていない人の特徴もあるので、自分がシェアハウスに住むべきかの指標にしてください。
安さ重視の新卒男性の感想
・手取り18万円
・予算は5万円(共益費込み)
・できるだけ安い物件に住みたい
・職場の池袋から20分以内の物件希望
就職を機に地方から上京してきた男性に、シェアハウスを探して住んでみた感想を聞いてみました。
シェアハウスを探し始めたきっかけは?
就職先が都内ということで、とにかく安い上京先を探し始めたことがきっかけです。
東京の家賃相場がわからなかったので、地元の家賃相場プラス1万円ほどの、5万円を上限の予算で探し始めました。
最初は普通の賃貸物件で「築年数指定なし・駅徒歩15分」とかなり条件を緩和して探していたんですけど、職場近くで理想のお部屋が見つかりませんでした。
そんなとき、友人から「シェアハウスは立地が良いのに安い」と聞いて、普通の賃貸物件ではなくシェアハウスを探し始めたんですよね。
家賃3.7万円の格安シェアハウスが見つかる!
シェアハウスって、どうやって探せばいいかわからないので、とりあえずスマホで検索をかけたんです。
なんとなく見ていた時に「クロスハウス」の広告に家賃3万円~ってあったので、見てみることにしました。
物件検索をしてみると、確かに家賃3万円台のお部屋がいくつか見つかったので、ここでシェアハウスを探すことに決めました。
クロスハウスは、物件詳細に「池袋から〇分以内」などアイコンが出ていたので、職場に行きやすい場所を重視していた自分にとっては探しやすいサイトでした。
ほかにも、一目で個室とかドミトリーとかのお部屋タイプがわかるし、駐輪場の有無や男性限定物件とかもすぐに確認できたので便利でした。
何個か候補を見つけて絞った結果、入居者が4人程の小規模シェアハウスを契約しました。
富士見台から徒歩11分、池袋まで電車で約15分という好立地にも関わらず、家賃はわずか3.7万円の格安物件です。お部屋も綺麗だし、大満足しています。
実際に住んでみた感想
最初は赤の他人との共同生活に緊張していて、どうすれば早く馴染めるかってことに必死だったんですよ。
でも、実際は思った以上に入居者同士の交流が少なくてびっくりしました。挨拶とハウス内での伝達事項共有、あとは用事があるときに用件のみだけ伝えるって感じでしたね。
みんな職業がバラバラなので、夕食時に集まって全員で食事するってこともなかったです。
僕としては、とくに交流は求めてなかったので住み心地は最高でした。実家より自由度が高いし、のびのび過ごせています。
唯一の不満は、夜中に帰宅する人が1人いるので、物音で起きてしまうことですかね…。それ以外の不満は、今のところありません。
シェアハウスの初期費用はいくら?
クロスハウスの初期費用が一律3万円だったので、家賃とか含めると約7.7万円でした。これには母も驚いていましたね。
合計 | 77,000円 |
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家賃 | 37,000円 |
管理費・共益費 | 10,000円 |
保証料金 | 30,000円 |
ちなみに、上京するときは大きいキャリーケースとリュックのみで済むくらいの荷物だったので、引っ越し費用は新幹線代だけでした。
あとは必要なモノは東京についてから買いそろえればいいかな、って思ったので。
Sさんの生活費の内訳
その月によって若干違いますが、毎月の生活費は13万円ほどです。
合計 | 130,000円 |
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家賃 | 37,000円 |
管理費・共益費 | 10,000円 |
食費 | 25,000円 |
スマホ代 | 6,000円 |
飲み会代 | 20,000円 |
趣味娯楽費 | 25,000円 |
日用消耗品 | 2,000円 |
保険・医療費 | 5,000円 |
最初は、新社会人の手取りでも、東京でこんなに余裕のある生活ができるのか!って驚きましたね。
水道光熱費やネット回線代、トイレットペーパーとかの日用消耗品代が、シェアハウスの共益費に含まれているんですよ。おかげで、生活費が抑えられています。
衣類もそんな頻繁に買わないので、今の生活費内訳で十分過ごせているんですよね。
残りのお金は、いつか普通の賃貸物件で一人暮らしする用に貯金しています。だいたい月3~4万円は貯金できていますね。
国際交流重視の女子大生の感想
・仕送りは毎月5万円
・アルバイトで毎月8万円
・予算は6.5万円(共益費込み)
・国際交流が盛んな物件に住みたい
・大学近くの吉祥寺周辺希望
次は、女子大生Aさんのシェアハウスに住んだ感想を紹介していきます。
シェアハウスを探し始めたきっかけは?
語学勉強のためですね。本当は、海外に留学したかったんですけど、費用が高すぎて親に反対されました。
もともと「海外にインターンに行きたい」っていう目標があったので、大学でも外国語を専攻していたんですけど、親に留学を断られると思ってなかったです。
悔しくて悩んだ末、外国人が多いシェアハウスに入居すればネイティブな外国語を学べるのでは?って思い、すぐに行動に移しましたね。
シェアハウスなら費用も安いし、日本国内で安全だからって、親も文句は言いませんでした。
入居者の7割が外国籍なシェアハウスを発見!
探し始めた当初は、なかなか入居者情報が出ている物件を見つけられなかったんですよね。不動産屋にも直接行きました。でも、気に入るシェアハウスがなかったんです。
「シェアハウス 大手」って検索してできた「オークハウス」というサイトを見たときは、感動しました。
物件ごとに、入居者の国籍比率が掲載されていたんですよ。そこからは、家賃とか内装とか気にせず、とにかく外国籍比率だけを見てシェアハウスを探しました。
サイトには、ほかにも入居者の国籍や生活の様子が分かるインタビュー記事も掲載されていたんです。
そのインタビューの中に、全入居者70人の大規模シェアハウスの記事があったんです。そのうち7割が全員外国人で、共有スペースでは日本語禁止っていうハウスルールがある場所です。
自分のスキルアップに繋がると思って、すぐに内見申し込みをしました。物件の雰囲気も問題なかったので、即決でしたね。
実際に住んでみた感想
外国籍の人って、おおらかな人が多いんですよね。こっちが下手な外国語を喋っても、わかりやすい単語で返してくれたり、文法の間違えを教えてくれたりしました。
最初は話すことに必死だったんですけど、間違っても怒られない!楽しい!って思いが先行して話しかけまくっていました。
今では、みんなでBBQをしたり、仲良くなったメンバーと旅行に行ったりしています。
大学でも外国語授業で先生に褒められることが増えたので、自分のモチベーションアップにも繋がっています。入居してよかったです。
シェアハウスの初期費用はいくら?
私の場合、寝具一式をレンタルしたので、その費用込みで初期費用が約12万円でした。
合計 | 119,000円 |
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家賃 | 50,000円 |
管理費・共益費 | 14,000円 |
契約金 | 40,000円 |
ベッドパッド費 | 2,000円 |
寝具レンタル費 | 13,000円 |
普通の賃貸だったら初期費用だけでも20~30万円超えるのに、その半分ほどで入居できるうえ、語学勉強できるので破格の値段ですよね。
Aさんの生活費の内訳
毎月の生活費は14万円弱って感じです。自分のバイト代と、親の仕送りで何とか生活できるくらいですね。
合計 | 136,000円 |
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家賃 | 50,000円 |
管理費・共益費 | 14,000円 |
食費 | 20,000円 |
スマホ代 | 7,000円 |
飲み会代 | 15,000円 |
趣味娯楽費 | 20,000円 |
日用消耗品 | 5,000円 |
予備費 | 5,000円 |
バイト先が飲食店で賄いが出るので、食費は自分でも安いくらいではないかって思っています。あと、私が学生だからってシェアメイトの人達が、ご飯を恵んでくれたりします。
シェアメイトと出かけるとき以外は、ほぼお金を使わないので娯楽費とかも安いほうじゃないですかね。
ただ、シェアハウスにしては家賃が高めなので、出費が多い月は自炊したり、安いレトルトで食費を調整するようにしています。
設備重視のフリーランス男性の感想
・手取り平均24万円
・予算は7.5万円(共益費込み)
・コワーキングスペースなど設備重視
・リモートワークできる環境希望
・エリアの希望はなし
フリーランス男性は、在宅で仕事できる環境を最優先で探したとのことです。シェアハウスでの生活はどんな感じなのか紹介します。
シェアハウスを探し始めたきっかけは?
普通の賃貸物件の審査が通らなかったので、ダメもとでもシェアハウスにしようと思ったのがきっかけですね。
正社員を辞めてフリーランスになったんですけど、社会的信用度がないのか2回、入居審査に落ちました。
以前、同じ現場にいたエンジニアの人に愚痴っていたら「エンジニアばっかりが集まるシェアハウスを受けてみれば?」って言われたので、ネットで調べてみたんですよ。
そうしたら、スキルアップを目指したいエンジニアが集まるシェアハウスがあったので、真剣に探し始めました。
設備環境がそろったシェアハウスがあった
たまたま見つけたシェアハウスのコンセプトが「スキルアップしたいエンジニアのための集会所」だったんですよ。
習得言語がみんな違うけど、意見交換とかスキルを持ち寄って1つのものを作り上げるとか、交流重視のシェアハウスがあったんです。
気になって内見したところ、リビングに技術本が集まった本棚があったり、ネットの回線が結構高速だったり、自室にPCデスクが備え付けられていたりって、理想の環境だったんです。
コワーキングスペースやマルチスタジオなど設備も併設されている物件でした。
家賃が5.5万円とシェアハウスにしては高いほうだったんですけど、在宅で仕事もできそうな環境だし、なにより技術アップに最適だったのですぐに申し込みしました。
実際に住んでみた感想
普段はみんな他人に興味がなく、黙々と仕事していますね。自分も、自室かコワーキングスペースでひたすら持ち帰りの仕事をしています。
週1に自由参加の意見交換会があるんですけど、大半のシェアメイトが参加しています。
普段喋らないような人も、意見を出してきますよ。自分はまだ駆け出しなので、みなさんの技術に驚かされることがあるんですけど、教えてもらえるので勉強になります。
ただ、修羅場を迎えた人が時々発狂したように叫び出すのはやめてほしいですね…。心臓に悪いので。
シェアハウスの初期費用はいくら?
自分が入居したところは、家賃+家賃1ヶ月分の保証金があったので、合計約13万円でした。
合計 | 129,000円 |
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家賃 | 55,000円 |
管理費・共益費 | 15,000円 |
保証料金 | 55,000円 |
寝具レンタル代 | 4,000円 |
それでも普通の賃貸物件の半分以下で入居できたので、ある意味入居審査に落ち着続けて良かったかもしれません。
退去時は、保証金から3万円引いた額が戻ってくるそうです。
Yさんの生活費の内訳
毎月の生活費は、だいたい18~20万円ですね。仕事の接待が入った月は、ちょっと高くなりますけど。
合計 | 182,000円 |
---|---|
家賃 | 55,000円 |
管理費・共益費 | 15,000円 |
食費 | 35,000円 |
スマホ代 | 12,000円 |
飲み会代 | 20,000円 |
趣味娯楽費 | 20,000円 |
日用消耗品 | 5,000円 |
予備費 | 20,000円 |
家賃がやや高めですけど、施設代とか光熱費、日曜消耗品代とかは全部共益費に入っているので、普通の賃貸に住むよりは安いです。
飲み代も、接待が入らなければシェアメイトとリビングで飲んでいるので格安ですね。仕事が趣味みたいなものなので、娯楽費もそんなにかかってないです。
他の人の感想まとめ
インタビューに答えてくれた3名以外の感想も紹介します。シェアハウスに向いていた人、不向きな人の意見に分けて紹介するので、ぜひ参考にしてください。
シェアハウスに向いていた人の感想
シェアハウスに向いていた人は、大半が和気あいあいと楽しく過ごしたい、一人が苦手という人ばかりでした。
シェアハウスが不向きな人の感想
シェアハウスが不向きな人は、物音に敏感、神経質、パーソナルスペースが広いという特徴がありました。
感想を聞いてわかった向き不向きの特徴
今回インタビューした人たちの意見を元に、シェアハウス不向きな人の特徴と、向いている人の特徴をまとめてみました。
シェアハウスへの入居を検討している人は、参考にしてください。
シェアハウスに不向きな人
・意見がはっきり言えない
・神経質
・潔癖症
・音に敏感
・恋人を家に呼びたい
・身支度に時間がかかる
・家具家電やインテリアにこだわりたい
・荷物が多い
意見がはっきり言えない人や、気を遣いすぎる人は、ストレスが溜まってしまいます。
恋人を家に呼びたい人にもおすすめしません。シェアハウスによっては入居者以外の立ち入りが制限されているためです。
また、トイレやシャワー室などの共有部分を長時間占領していると、周りの迷惑になります。
シェアハウスに向いている人
・他人と話すのが好き
・イベント事が好き
・上京したてで余裕がない
・荷物が少ないミニマリスト
・家賃を抑えたい
・安く引っ越したい
・設備にこだわりたい
・都心に住みたい
費用をできるだけ安く抑えたい人や、他人との共同生活に抵抗がない人にはシェアハウスが向いています。
通常の賃貸物件より、家賃や初期費用が安い上に、生活に必須な家具や家電が揃っているためコスパも良いです。
また、大人数で楽しく過ごしたい人にとって、シェアハウスはうってつけの空間です。
パーティーやバーベキューなどのイベントが定期的に開催されている物件もあるので、イベント事が好きな人に向いています。
初期費用を抑えられるシェアハウスなら「クロスハウス」がおすすめ
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まとまったお金が用意できなくても簡単にシェアハウスで新生活が始められます。
全室個室なのでプライベート空間を大事にしたい人にも向いています。
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