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高校生でも一人暮らしはできる?体験談をもとに必要な費用や生活の様子を公開!

高校生で一人暮らしはできる?のイメージイラスト

高校生で一人暮らしはできる?生活費はいくら必要?という疑問についてお答えします!

一人暮らしに必要な許可や費用、一人暮らしするまでの流れを解説するので、ぜひ参考にしてください。

実際に高校生で一人暮らししていた人の体験談や、どうしても家を出たい人のための対処法も紹介しています。

この記事の内容は、ファイナンシャル・プランナーの岩井さんに監修していただきました。

監修 岩井 勇太
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士

日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。

高校生でも一人暮らしはできる

高校生でも一人暮らしは可能です。ただし、実家暮らしの高校生と比べて、かなり大変な生活を送ることになります。

以下では、高校生が一人暮らしするうえで苦労する点や、デメリットとなり得るポイントを5つ紹介します。

・アルバイト収入だけでは生活できない
・学業との両立が難しい
・遊びや部活の時間が確保できない
・親への負担が大きくなる
・トラブルに巻き込まれる可能性が高い

アルバイト収入だけでは生活できない

家賃や食費を極限まで削ったとしても、毎月10万円ほどの生活費が必要なので、アルバイト収入だけで生活することは難しいです。

全日制の高校の場合、平日は授業が終わってから3~4時間ほどしか働けません。土日にフルタイムで働いたとしても、生活費を稼ぐのは至難の業です。

親からの家賃や生活費の援助は、多少なりとも必要です。アルバイト収入は生活費の足しやお小遣い程度で考えたほうが良いです。

高校生の一人暮らしで必要な生活費については、後ほど詳しく解説します。

学業との両立が難しい

放課後にアルバイトとなると、朝8時半~夜10時まで活動します。社会人で例えると、毎日4~5時間残業していることになります。

アルバイトで疲れて授業に集中できないと、勉強についていけず、最悪の場合は高校中退に追い込まれる恐れがあります。

また、一人暮らしは勉強だけでなく、家事も自分でする必要があります。掃除や洗濯、食事の用意など親に頼ることはできません。

遊びや部活の時間が確保できない

青春している学生のイメージイラスト
生活費を稼ぐために、ほぼ毎日バイトする必要があります。放課後に友達と遊ぶことや、部活動に参加することも難しいです。

唯一の休みがあったとしても、家事に追われて自由な時間を楽しむ余裕がないです。

貴重な青春時代を楽しんで多くの思い出を作るためにも、高校生での一人暮らしはおすすめできません。

親への負担が大きくなる

実家暮らしよりも、一人暮らしの方が費用がかかるので親への負担が大きくなります。

親の援助を受けるのであれば、学費や教育費用だけでなく、数万円の家賃を毎月の固定費として支払わなければなりません。

また、親から目の届かない場所で暮らすので病気や事故、トラブルに見舞われないか心配で心の負担も大きくなります。

トラブルに巻き込まれる可能性が高い

高校生や女性の一人暮らしは、トラブルに巻き込まれる確率が高くなります。

社会的地位が弱く、空き巣やストーカーなど悪い大人に目を付けられやすいです。

また、友人を呼んで騒いだ場合の騒音トラブルなども、自分で対応する必要があります。

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高校生の一人暮らしは必ず親の同意が必要

高校生が一人暮らしするためには、必ず親の同意が必要です。法律で「未成年は親(親権者)の同意が必要」と定められているからです。

親が契約者で家賃をすべて支払う場合や、保証人が親になる場合も、住む人が高校生であれば必ず必要です。

親の同意は書面での提出が必要です。署名を偽ったり、印鑑を勝手に押して同意書を作成すると「有印私文書偽造罪」という罪になる可能性があります。

仮に、親の同意を得たと偽っても、自宅に確認電話が入るのでバレてしまいます。

同意があっても一人暮らしできない場合がある

親の同意があっても、入居審査に通らなかった場合は一人暮らしできません。

入居審査では、契約者に家賃を支払う能力があるか判断します。

未成年の学生は家賃を支払えるだけの収入がないので、保証人である親の職業や収入を審査します。

ただし、親の収入が不安定だったり、収入に対して家賃が高い場合は審査に落ちる可能性が高いです。あらかじめ、親と相談して家賃設定する必要があります。

岩井さんのアイコン 岩井
入居審査を通過するには、毎月の手取り収入の3分の1までに家賃を抑えることが目安です。家賃を抑えるほど審査に通りやすくなります。

公立高校に通う人は一人暮らしできない

親の同意があったとしても、公立高校に通う予定や通っている人は一人暮らしできません。

多くの公立高校は「保護者と本人が同じ住所に住んでいる」ことが入学の必須条件に定められているからです。

公立高校は自治体が運営しているので、住民税を収めている自治体の学校で通うことが前提です。学校が認める特別な理由がない限り、入学できません。

学校に内緒で一人暮らしをして、何らかの事情でバレてしまった場合、入学取り消しや退学処分になる恐れがあります。

一人暮らしを始めるなら約35~45万円かかる

家賃5万円のアパートで一人暮らしを始めるとなると約35~45万円の費用を用意しなければなりません。

以下の表は、一人暮らしを始める際に必要な費用の内訳です。

お部屋を借りる初期費用 家賃約4~5ヶ月分
引っ越し費用 約7~9万円
家具家電、日用品の購入費 約7~13万円

引っ越し業者に頼まず親と協力して引っ越せば、その分のお金がかからないので費用を約20~30万円ほど抑えることができます。

岩井さんのアイコン 岩井
初期費用は敷金・礼金がない物件や、仲介手数料が安い物件を選ぶと大きく抑えられます。学生向けの割引キャンペーンをおこなう物件もあります。

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毎月の生活費は最低10万円必要

なるべくお金をかけないようにしても、毎月約10万円の生活費が必要です。

都内の安いアパートでもワンルームで家賃4万円ほどです。食費で約3万円、光熱費で1万円ほどの費用がかかります。

以下で家賃4万円と仮定して、目安金額を紹介します。ぜひ参考にしてください。

家賃 約40,000円
食費 約30,000円
水道光熱費 約8,000円
スマホ、通信費 約8,000円
趣味・衣類など 約10,000円
日用消耗品など 約6,000円
合計 約102,000円

学校に通いながらアルバイトする場合、月7~8万円稼げれば良いほうです。ほとんどの人はアルバイト代だけでは生活費がまかなえません。

「あと2万くらいならアルバイトで何とかなる」と思っても、シフトを削られたり、ケガや病気で働けないこともあります。

生活費は親に払ってもらうべき

アルバイト代だけで一人暮らしするのは非常に難しいので、高校生の間は親に生活費を払ってもらうことをおすすめします。

校則によってはアルバイトが禁止の場合があるうえ、夜は自治体の条例によって21時~22時までしか働けません。

全額は無理だとしても、家賃だけは負担してもらったほうが良いです。

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高校生が一人暮らしするまでの流れ

費用面や学業との両立など様々な問題をクリアした人のために、一人暮らしを開始するまでの流れを簡単に紹介します。

①親に許可をもらう
②初期費用や生活費を用意する
③お部屋を探す
④引っ越しする

①親に許可をもらう

まずは、親に一人暮らししても良いという許可をもらいましょう。

許可には「同意書」という書面が必要です。同意書は不動産が用意してくれるので、自分で用意する必要はありません。

②初期費用や生活費を用意する

初期費用として約35~45万円が必要なので、あらかじめ用意しておきましょう。

生活費は最低でも約10万円は必要です。毎月きちんと支払えるように、アルバイトでいくら稼げるのか計算しておきましょう。

もし仕送りがあるのであれば、いくらもらえるのか親と相談して決めておきましょう。

③お部屋を探す

初期費用や生活費の目処が付いたら、実際に不動産屋でお部屋を探します。

高校生が一人暮らしできるお部屋は非常に限られています。家賃の未払いや騒音トラブルを避けるため、大家さんが高校生の入居を受け付けていないことが多いです。

家賃は手取り収入の3分の1以下を目安にし、できる限り安いお部屋にするべきです。家賃を抑えるなら駅徒歩や日当たりなどの希望条件は妥協しましょう。

④引っ越しする

引っ越し業者を使う場合は「単身パック」がおすすめです。専用のコンテナボックスに収まる量の荷物を安く運んでもらえます。

1~3月は引っ越しシーズンで、早めに予約を取らないと希望する日程で引っ越しできない可能性があります。

親が運転免許を持っているなら、車を使って自力で引っ越すのもひとつの手です。

高校生で一人暮らしをするなら親と不動産屋に行くべき

親の同意をもらい、金銭面を援助してもらえるのであれば、親と一緒に不動産屋に行ってお部屋を探しましょう。

1人で不動産屋に行った場合、親の同意があったとしても遠回しに断られて、まともに相手をしてもらえないことが多いです。

また、親と一緒に不動産屋に行けば、親の同意があることが目に見えてわかり、保証人になるであろう人の顔がわかるので、不動産屋も安心できます。

自宅で親と一緒に探せる不動産屋

わざわざ不動産屋に行かなくても「イエプラ」なら、ちょっとした空き時間にチャットやLINEで希望条件を伝えるだけでお部屋を探せます!

「未成年でも住めるお部屋」「学校近くが良い」「治安が良いエリアはどこ?」など、気軽にスタッフに相談できます。

来店不要なので自宅で親と一緒に探せて、不動産業者専用のデータベースからお部屋を紹介するので、ほかのサイトにあった物件もまとめて紹介可能です!

SUUMOやHOME’Sに載っていない未公開物件も紹介してくれますし、深夜0時まで営業しているので時間を気にせずお部屋探しできます。

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高校生の一人暮らし体験談

実際に高校生活で一人暮らしをした経験がある人に体験談を聞いてみたところ、大半が辛い思いをしたようです。

金銭面が辛かった…
困り顔の男性のアイコンいくら節約しても常に財布にお金がないくらい、金銭面で辛かった記憶があります。ひどいときは、コンビニの100円スティックパンで過ごしていたから、ひもじかったですね。(20代後半/男性)
寂しくてホームシックになった
困り顔の女性のアイコン初めての一人暮らしで期待いっぱいだったんですけど、1ヶ月くらいでホームシックになりました。家に帰っても「おかえり」って言ってくれる人がいなくて寂しかったです。(20代前半/女性)
騒音トラブルで追い出された
困り顔の男性のアイコン一人暮らしってことでよく友達が泊まりに来てたんですけど、夜中にうるさいって言われて追い出されました…。親には怒られるし、次の部屋を探すまで友達の家に泊めてもらうしかなかったです。(10代後半/男性)
自炊できなくて栄養失調になりかけた
困り顔の男性のアイコン自炊したことなくて、バイトのまかないとコンビニのパンとか、ファーストフードで1年くらい暮らしていたら、突然体調が悪くなりました。病院で、栄養失調1歩手前って言われてびっくりしました。(20代前半/男性)
友達と遊ぶ時間がなかった
困り顔の女性のアイコン多少の仕送りはあったんですけど、基本バイトで、友達は部活でほとんど遊ぶ時間がなかったです。おかげで周りの会話についていけないし、誘ってもバイトだからって一時期ハブられてました…。(20代前半/女性)

一人暮らしは誰にも干渉されない空間で過ごせますが、同級生の友達とは生活環境が違うので金銭面や体調面で苦労します。

基本的に、放課後にアルバイトをする生活なので友達と遊ぶ時間もなかなか作れません。

家庭の事情でどうしても実家を出たいなら

「虐待を受けている」「いじめが辛く、誰もいないところに行きたい」などの事情により親の同意を得られない人は、すぐに児童相談所に連絡して相談してください。

18歳未満であれば児童相談所の保護対象なので、事実確認の調査を経て一時保護、もしくは施設に入居できる可能性があります。

保護対象になれば無料で個室を用意をしてくれて、食事などの援助をしてもらいながら高校に通うことができます。

ただし、奨学金制度のように、社会に出て働くようになったらお金を返さなくてはいけない場合があります。

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