お部屋探しのコツや知識まとめブログ|イエプラコラム
お部屋探し用語や探し方のコツ・街の住みやすさなどを初心者にもわかりやすいように解説します。

【賃貸】2DK・2LDKは一人暮らしだと広い?メリットやデメリットを解説!

2LDK・2DKで一人暮らしのイメージイラスト

2DKや2LDKは一人暮らしだと広い?
本当に自分に合う広さ?

一人暮らしするなら、少しでも広いお部屋に住みたいですよね。寝室・趣味部屋・物置など、用途に分けてお部屋を分けたいものです。

しかし、2DK・2LDKに一人暮らしをすると考えたとき、どんな感じになるか想像がつきません。住んだ後にもったいないと感じる人も多いです。

そこで当記事では、2DKや2LDKで一人暮らしするメリットとデメリットを実際に住んでいる人の体験談と一緒に解説します。ぜひ参考にしてください。

監修 阿部 陽一郎
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長

「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。

2DK・2LDKは一人暮らしだと住みやすい

2LDKや2DKでの一人暮らしは用途に合わせてお部屋を分けることができるので、荷物の多い人や、趣味や仕事スペースを分けたい人に向いている間取りです。

ただ、家賃が一人暮らし用の物件に比べて高いので、収入に余裕がある人におすすめです。

2DKとは

2DKとは、ダイニングキッチン+お部屋が2つの間取りのことです。キッチンスペースは6畳~10畳未満です。

2DKの間取り

2つのお部屋の合計が12~15畳ほどで「専有面積が40~45㎡」が、平均的な広さです。キッチンスペースは、6~8畳の物件が多いです。

▶2DKについて詳しくはこちら

2LDKとは

2LDKとは、ダイニングキッチン+お部屋が2つの間取りのことです。キッチンスペースは10畳以上あるので、同棲におすすめです。

2LDKの間取り

2LDKで一人暮らしか同棲をするなら、2つのお部屋の合計が12~15畳ほどで、リビングスペースが11~13畳のお部屋が平均的です。専有面積は44~48㎡ほどです。

▶2LDKについて詳しくはこちら

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2DK・2LDKのお部屋で一人暮らしをするメリット

2DK・2LDKのお部屋で一人暮らしをするメリットを実際に暮らしている人の体験談と一緒に紹介します。

  • ・用途に合わせてお部屋を使い分けられる
  • ・収納スペースが多い
  • ・人を呼びやすい
  • ・自炊しやすい
  • ・引っ越しをしなくても同棲、結婚しやすい
  • ・2DKは間取りが広くて家賃相場も安い
  • ・2LDKは築浅物件が多い

用途に合わせてお部屋を使い分けられる

一人暮らし向けの1Kやワンルームは食事や寝るのも同じ空間でしかできません。2DKや2LDKなら用途別にお部屋を分けられます。

在宅で仕事をしている人や、仕事を家に持ち帰ることが多い人は仕事専用のお部屋を作るれます。

お部屋を分ければ、仕事とプライベートのオン・オフがつけやすいので、メリハリのある生活が送れます。

また、趣味専用のお部屋があれば、寝るスペースやくつろぐスペースを圧迫することなく趣味に没頭できます。

コレクションルームとして活用
男性のアイコン2LDKの一室を、好きなアニメ作品のフィギュアやプラモデルを飾る専用のお部屋として使っています。1部屋まるまるコレクションのために使えるので、スペースを気にせず集められます。(20代後半)

収納スペースが多い

居室が2つあるので、1つを収納スペースにすれば大量にものが収納できます。

収納スペースが広がるので、片付けが苦手な人でもお部屋が片付きやすくなります。

例えば、洋服が多い人は、衣装ケースやハンガーラックを置いてウォークインクローゼットとして使うのがおすすめです。

ウォークインクローゼットとして
女性のアイコン1部屋を使って、ウォークインクローゼットにしています。洋服が大好きで結構多く買ってしまうので1Kやワンルームの収納スペースだと足りないです。全身鏡を置いてコーディネートしながら着替えられるので毎朝のコーデを決められやすいです。(30代前半)

人を呼びやすい

人を家に招くことが多く、自分の寝室やプライベートスペースを見られたくない人にもおすすめです。

1Kやワンルームに人を招く場合は1部屋しかないので、どうしても自分のプライベートスペースを見せる必要があります。

2DKた2LDKの間取りならダイニングキッチンで食事や団らんもでき、泊まってもらうときも客間を寝室として使えます

来客用のお部屋を作りました
女性のアイコン1部屋はお客さん用のお部屋として使っています。やはり自分のベッドルームを見せるのは抵抗があります。ベッドルームは落ち着いたインテリアで統一して、夜中にアロマを炊いたりして、完全にプライベートな空間にしています。(20代後半)

自炊しやすい

2DKや2LDKは、ダイニングとキッチンが分かれています。ニオイに気にせず料理ができます。

1Kやワンルームのキッチンは1口コンロやシンクが狭いので料理がしにくいです。2DKや2LDKはファミリー向けに造られています。

2口コンロがあったり料理スペースが広いので、自炊しやすいです。

設備も充実してる
女性のアイコンキッチンが広い2LDKのお部屋に住んでいます。オーブンが付いていてコンロが3口あるので休日は料理三昧です。(20代後半)

引っ越しをしなくても同棲・結婚しやすい

一人暮らし向けのお部屋に住んでいると、同棲や結婚の際には2人で暮らせるお部屋に引っ越す必要があります。

最初から2DKや2LDKのお部屋に住んでいれば、パートナーが自分のお部屋に引っ越してくるだけなので、引っ越し費用がかかりませんし、引っ越す手間が半分になるのでとてもラクです。

結婚前提の彼女がいたので
男性のアイコン引っ越した当時付き合っていた彼女と、ゆくゆくは結婚して一緒に住む予定にしていました。また引っ越すのが面倒だなと思ったので、先に僕だけ2LDKの物件に住み始めて、後から彼女が合流することにしました。ネットの工事とか1回で済んだのでラクでしたね。今は妻になった彼女と一緒に住んでます。(30代前半)

2DKは間取りが広くて家賃相場も安い

2DKは、1980年代に建てられた物件が多く築年数が古いので家賃が安いです。

広い間取りに住みたいけど家賃を抑えたい人におすすめです。

家賃が安い分趣味に回せる
男性のアイコン家賃が安くてコレクションできる物件を探してました。築20年だけどお部屋は広いので全く不便を感じていません。(20代前半)

2LDKは築浅物件が多い

2LDKは、築年数が浅い物件が多いです。設備も充実しているため、広々と過ごせます。

設備が良いし広い
女性のアイコンそうしても築浅の広い物件に住みたかったので、築2年の2LDKに引っ越しました。設備が割と最新式なので使いやすいし、何よりもお部屋が広いのでレイアウトを楽しんだりできます。(30代前半)

1Kやワンルームではできないことが多く、広さに満足している人がほとんどです。

2DK・2LDKのお部屋で一人暮らしをするデメリット

2DKと2LDKのデメリットを紹介します。

メリットと比べて、デメリットのほうが大きく感じる用であれば、2DKや2LDKでの一人暮らしはやめるべきです。

  • ・家賃や光熱費が高くなる
  • ・お部屋が広すぎて寂しく感じる
  • ・掃除がめんどくさい
  • ・物を増やしがち
  • ・2DKは設備が古い場合がある

家賃や光熱費が高くなる

間取りが広くなるので家賃も1Kやワンルームと比べると高くなります。エアコンや電気を使う量も増えるので、光熱費もかかります。

広いお部屋に住んでも、節約のために不自由な思いばかりしてしまっては本末転倒です。

高い家賃や光熱費を払っても、問題なく生活できるかを先に計算してみましょう。

光熱費が高かった
困り顔の女性のアイコン広いお部屋に住みたかったので、家賃の予算ギリギリの2DKのお部屋にしました。とくに電気代は、ワンルームのときと比べて倍近くになっています。生活するのは同じ1人なのに、光熱費が高くなったので少し節約生活しています。(20代前半)

お部屋が広すぎて寂しく感じる

2LDKや2DKは広い間取りですが、住むのは自分1人だけなので、余計に寂しく感じてしまう人も多いです。

また、せっかく広い間取りに住んでもスペースを持て余してしまっている人もいます。

2DK以上の間取りに1人で住むなら「寂しさに耐えられるか?」「本当に広いスペースが必要なのか?」など、しっかり考えてから選ぶと良いです。

ただむなしい
困り顔の女性のアイコン彼氏と同棲する話が出てたので、思い切って2LDKの物件にしました。ただ、やはり1人で暮らすにはスペースが余りすぎです。結局、彼氏とは別れてしまったので、いまでは、だれも使っていないガランとしたスペースに家賃を払っている感じになっています。(20代後半)

掃除がめんどくさい

2DKや2LDKの間取りは、居間は2つ+キッチンがあるスペースを掃除しないといけません。

1人で広いお部屋を掃除するのは、時間も体力も使うので大変です。掃除が好き人でないと、キレイなお部屋を維持するのは難しいです。

掃除する場所が多すぎる
困り顔の男性のアイコン2LDKは、リビングも合わせると3部屋も掃除しなきゃいけないので、掃除がすごく面倒くさいです。なかには「1部屋だけ綺麗にしていれば急な来客があっても大丈夫」と考える人もいますが、結局はいずれ自分で掃除することになりますよね。(20代後半)

物を増やしてしまいがち

広い間取りなので、1Kやワンルームでは置けない、大型家具を買って持て余してしまう人も多いです。

「本当に使うのか?」「今後狭い間取りに引っ越すときはどうする?」など、きちんと考えてから買うようにしましょう。

お部屋にスペースがあると何かを買ってしまう
困り顔の男性のアイコン置き場所に困らないのをいいことに、これまでレンタルで済ませていたマンガやBlue-rayを買うようになってしまいました。他にも、無駄にデカいソファやダイニングテーブルを買ったけど、1人だからあんまり使っていないのが現状です。捨てるのがもったいないから、そのままになっていますが、引っ越しのときとか苦労しそうです。(30代前半)

2DKは設備が古い場合がある

1980年代に流行って物件なので、設備が古い場合があります。なかには、リフォームやイノベーションをした物件もあります。

何もされていない物件だと、お風呂などの設備が使いにくく感じます。

設備が古すぎて使いにくい
男性のアイコン広くて家賃が安かったので住み始めたけど値段だけで決めて後悔しています。設備は使いにくいし隣のお部屋から音漏れするなど入り入りを住みにくいです。(20代前半)

一人暮らしが初めての人であれば、見に余る広さと感じやすいです。

収入やライフスタイルを今一度見直し、本当に自分に合うか確かめたほうが良いです。

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2DK・2LDKのおすすめのレイアウト

一人暮らしで2DK・2LDKに住む場合のおすすめのレイアウトを4つ紹介します。

ダイニング・リビング・寝室に分ける

2DKの家具配置イメージ図
ダイニングを食事スペース、残りの2部屋をリビングと寝室に分けると、メリハリをつけられます。

ダイニングスペースから一番遠いお部屋を寝室にすると良いです。料理や生ごみのニオイを届きにくくするためです。

趣味や仕事部屋を作る

書斎風のお部屋
出典:Log Renove

在宅ワークが多い人は、仕事用のお部屋を作ると良いです。仕事部屋を作ると、メリハリがつきやすきなるので、集中しやすいです。

2LDKの場合は、ダイニングとリビングを一緒にすることで、趣味や仕事用のお部屋を確保しやすいです。

収納部屋を作る

洋服がたくさんかかっているお部屋
出典:Interior Supple

服やカバンなどが多い人は、ウォークインクローゼットとして使うと良いです。大きな鏡を置いて着替えスペースにもできます。

他にも、荷物が多い人は収納部屋として使うことをおすすめします。

仕切りをなくして大きなワンフロアにする

多大きなワンフロア
出典:Interior Supple

お部屋を行き来するのが面倒、たくさん人を招きたい人は、仕切りを外してワンフロアにすると良いです。

解放感があり、大きな家具も置けるのでスッキリとした見た目になります。

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