
「大学生の食費の平均はいくら?」
「食費を節約するにはどうしたらいい?」
大学生の一人暮らしは、家族を気にすることなく自分の好きなものを食べられます。自炊を始めてみたり、友達と外食したりと楽しいことも多いですよね!
しかし、無計画に使うと出費が多くなってしまいます。生活費が足りなくなり、親に迷惑をかけてしまう可能性も…。
そこで当記事では、大学生の1ヶ月あたりの平均的な食費や節約方法を解説しています。ぜひ参考にしてください。
ファイナンシャル・プランナー
宅地建物取引士
日本FP協会認定のFP。お金に関する知識を活かし、一人暮らしからファミリー世帯まで幅広い世帯の生活費を算出しています。宅建士の資格も取得しており、お客様の収入に見合った家賃を提案するなど、生活設計についてのトータルサポートをおこなっています。
一人暮らしをしている大学生の平均食費はいくら?
一人暮らしの大学生の食費は平均24,680円
「第57回学生生活実態調査」によると、一人暮らししている大学生の1ヶ月の食費平均額は24,680円です。
平均金額内に収めるためには1日あたり約822円、1食あたり約274円が目安です。コンビニや外食ばかりではすぐに超えてしまいますので、自炊を中心に生活する必要があります。
大学生の平均食費は減少傾向にある
食費の平均額 | |
---|---|
2021年 | 24,680円 |
2020年 | 24,570円 |
2019年 | 26,390円 |
2018年 | 26,230円 |
2017年 | 25,190円 |
出典:https://www.univcoop.or.jp/
全国大学生活協同組合が発表した「第57回学生生活実態調査」を見ると、大学生の平均食費は減少傾向にあります。
2021年は2020年と比べると増加していますが、コロナ禍前の2019年の水準に戻っていません。
コロナ禍の影響を受けて「アルバイトのシフトに入れない」「食費削らないと生活できない」という状況にある大学生も多いからと考えられます。
実際は平均より食費を抑えている人が多い
- 調査概要
弊社「家AGENT」で一人暮らししている大学生の男女100人に「1ヶ月あたりの食費はいくらですか?」とアンケートを取ったところ、約60%の人が20,000円以下に抑えています。
学食やまかない付きのアルバイト、親からの食品の仕送りなどで様々な工夫で節約しているようです。
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食費は男女の違いによって変動する
女性のほうが1万円以上食費が安い
男性 | 女性 | |
---|---|---|
平均食費 | 39,821円 | 29,405円 |
外食費の平均 | 17,012円 | 9,026円 |
上記は総務省統計局の「家計調査 2021年次 1世帯当たり1か月間の収入と支出 男女年齢階級別」の34歳以下の単身世帯の平均食費です。
男性と比べると、女性の食費は約10,000円安いです。女性の食費が安いのは「1度の食事量が少ない」「自炊の頻度が多い」」など、様々な要因が挙げられます。
男性の平均食費のうち、外食費が占める割合は約42%です。女性は約30%に留まっていることから、女性の自炊の頻度の高さが伺えます。
外食や飲み会の頻度が多い男性の大学生は、自炊メインの生活にして食費を抑えるように工夫してみましょう。
地域によって食費はことなる
平均食費 | |
---|---|
関東 | 41,351円 |
北海道・東北 | 34,340円 |
北陸・東海 | 39,040円 |
近畿 | 39,174円 |
中国・四国 | 34,474円 |
九州・沖縄 | 34,227円 |
食費は地域別にも違いがあります。地域によって物価が異なるからです。
上記の金額は総務省統計局の「家計調査 2021年次 1世帯当たり1か月間の収入と支出 都市階級・地方別」の単身世帯の平均食費です。
関東とその他の2,000~7,000円ほど食費に違いがあります。
関東や近畿地方は物価が高いので、一人暮らしの大学生の食費も高くなる可能性があります。大都市に住むなら、時給の高いアルバイトをして少しでも生活費に余裕をもたせましょう。
大学生の理想の食費は仕送りやバイト代の20%
支出割合 | 支出金額 | |
---|---|---|
食費 | 20% | 約25,100円 |
家賃 | 30% | 約37,600円 |
水道光熱費 | 5% | 約6,300円 |
娯楽費・交際費 | 8% | 約10,000円 |
就活・サークル費 | 7% | 約8,800円 |
携帯代 | 4% | 約5,000円 |
交通費 | 4% | 約5,000円 |
書籍・文房具 | 3% | 約3,800円 |
日用品 | 4% | 約5,000円 |
貯蓄・予備費 | 15% | 約18,800円 |
合計 | 100% | 約125,400円 |
一人暮らしをする大学生の理想の食費は、仕送りとアルバイト代の合計の20%です。食費が20%を超えてしまうと、家賃や光熱費などの生活費が足りなくなる可能性があります。
「第57回学生生活実態調査」で発表されている一人暮らしをしている大学生の平均収入をもとに、食費を含む生活費全体の理想の割合をまとめました。
毎月の生活費予算を決めるときの参考にしてください。
家計簿をつけると無駄な出費が見えやすい
毎日いくら使ったのか家計簿に記録しましょう。お金の動きが視覚的にわかるので無駄遣いが減ります。
無理に食費を減らさなくても「高いと思う食材や調味料を避ける」「無駄なジュースは買わないようにする」など心がけるだけでも随分違います。
紙に書くのが面倒という人はスマホの家計簿アプリがおすすめです。
最近ではレシートをカメラで読み込むだけのものや、キャッシュレス決済と連携機能付きのアプリがあります。自分に合ったものを選んで続けてみてください。
食費をよりも固定費を見直すべき
食費を削るよりも、家賃や水道光熱費などの固定費を見直すべきです。食費を削るよりも手っ取り早く節約できるからです。
極端に食費を節約しすぎると不健康な生活になり、病気によって多額の医療費がかかるかもしれません。
どんなに収入が少なくても、1ヶ月20,000円は食費に充てられるようにしましょう。
そのうえで、毎日3食・栄養が摂れる食事を心掛けるべきです。以下でおすすめの固定費の節約方法を紹介します。
スマホはオンライン専用プランや格安SIMに切り替える
スマホはドコモやauなどの大手キャリアではなく、格安SIMに切り替えるのがおすすめです。
大手の携帯会社だと毎月の利用料金は6,000円以上かかりますが、格安SIMであれば3,000円前後まで下げられます。
キャリアにこだわりがある人でも、契約中のプランを見直して電話代や通信料を安いものにすれば1,000~2,000円は節約できます。
電気やガスの使い方を改める
従来の地域電力ではなく、新電力に切り替えるだけで毎月の電気代が節約できます。ネットや電話で申し込むだけで、大掛かりな工事は必要ありません。
新電力によってはガスとセットで契約するだけでさらに安くなる「セット割」や、Pontaや楽天ポイントが貯まるプランがあります。賢く選んで毎月の固定費をお得にしましょう。
家賃を抑えると食費に余裕が出る
家賃を抑えると食費に余裕が出ます。家賃50,000円と70,000円のお部屋では、毎月20,000円も支出の差が出ます。1年で240,000円、4年で720,000円も費用が浮く計算になります。
家賃は1度決めると簡単には変えられないので慎重に決めましょう。安くて質の良いお部屋は、不動産屋に直接問い合わせたほうが見つかりやすいです。SUUMOやHOME’Sにはない未公開物件を紹介してくれるからです。
ネット上の不動産屋「イエプラ」ならチャットやLINEで、店舗に行ったときと同じようにスタッフと相談可能です。
深夜0時まで対応してくれるので、ぜひ気軽にし利用してみてください。
一人暮らしの大学生に聞いた食費の実例
Aさん(サークルの飲み会が多い男性)
1ヶ月の食費 | 約30,000円 |
---|---|
1日あたりの食費 | 約1,000円 |
自炊の頻度 | 月に20日ほど自炊する |
Aさんはサークルの飲み会が多い男子大学生です。月に20日ほど自炊していますが、毎月の食費が約30,000円でした。
Aさんによると、飲み会がない月は20,000円まで食費が下がるということです。飲み会代で毎月10,000円かかっていることがわかります。

Bさん(バイトで自炊する暇がない女性)
1ヶ月の食費 | 約32,000円 |
---|---|
1日あたりの食費 | 約1,100円 |
自炊の頻度 | ほとんど自炊しない |
Bさんは生活費や自分の遊ぶお金が欲しくて、週に4~5日間もバイトしている女性です。毎月の食費は約32,000円でした。
食事は、外食かスーパーの冷凍食品で済ますことが多いそうです。バイトで疲れ切っている日が多く、自炊する気力がわかないからです。

Cさん(週1で彼女と外食する男性)
1ヶ月の食費 | 約33,000円 |
---|---|
1日あたりの食費 | 約1,200円 |
自炊の頻度 | 月に10日ほど自炊する |
Cさんはそれなりに自炊はするが、週に1度は恋人と外食に行く男子学生です。1ヶ月の食費は約33,000円でした。
彼女のご飯代を奢ることがあるので、平均よりも食費が高くなっています。

Dさん(1日3食すべて自炊している女性)
1ヶ月の食費 | 約18,000円 |
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1日あたりの食費 | 約600円 |
自炊の頻度 | ほとんど毎日自炊している |
Dさんは、料理が好きで、ほとんど毎日自炊している女子大生です。朝と夕だけでなく、昼食も自分で作ったお弁当で済ませています。食費は約18,000円でかなり安いです。
朝食と、昼のお弁当は、夜のうちにまとめて作っているとのことです。

自炊で食費を抑えるコツ
- ・コスパの良い食材をメインに使う
- ・まとめ買いでスーパーに行く回数を減らす
- ・セールを賢く活用する
- ・ごはんはまとめて炊いて冷凍保存する
- ・料理は作り置きしておく
コスパの良い食材をメインに使う
- ・もやし:1袋 10~20円
- ・豆腐:1パック 20~30円
- ・パスタ麺:1袋 100~200円
- ・納豆:3パックセット 50~150円
- ・鶏胸肉:100g 70円
- ・ひき肉:100g 60円
- ・キャベツ:半玉 200円
- ・じゃがいも:1個 25~35円
- ・人参:1個 35~45円
- ・たまご:1パック 100~200円
値段が安い食材で作ればかなり食費の節約になります。上記は使い勝手が良くて安い食材の一例です。
さらに食費を抑えるには、産地やブランドにこだわらず価格重視で選ぶのがポイントです。国産やオーガニックは値段が高くなりがちなので避けるようにしましょう。
まとめ買いでスーパーに行く回数を減らす
食材は週に1~2回まとめ買いして、スーパーに行く回数を減らしましょう。買い物に行く回数が増えると、つい無駄遣いしてしまいがちだからです。
あらかじめ献立を考えて買うものをリストアップしておき、リストにないものは買わないようにすると良いです。
セールを賢く活用する
「◯曜日はお米◯%引き」「◯曜日はポイント2倍」などの曜日別セールや、特売を狙って買い物するのがおすすめです。通常価格で買うよりもお得だからです。
ただし、安いからと買い物しすぎると食材を使い切れない可能性があります。必要な分だけ買うのがポイントです。
ごはんはまとめて炊いて冷凍保存する
ごはんはまとめて炊いて冷凍保存がおすすめです。毎回炊かなくて済むので、おかずだけ用意すればすぐに食事にありつけます。
食べたいときにすぐに食べられるだけでなく、毎日炊くよりも光熱費が抑えられます。
料理は作り置きしておく
おかずは作り置きしておくと良いです。温めるだけで食べられるので、毎日作るのは面倒くさい人でも自炊を続けやすくなります。
3~4日程度で食べ切れるものなら冷蔵保存、それ以降は冷凍保存しておくと安心です。
外食で食費を抑えるコツ
- ・弁当や惣菜はスーパーで買う
- ・学食や学生向けの安いお店を利用する
- ・クーポンを積極的に利用する
- ・水やお茶は持参する
- ・まかないが出る飲食店でバイトする
弁当や惣菜はスーパーで買う
コンビニ弁当やレジ前で売っている惣菜は避け、なるべくスーパーで買いましょう。
コンビニで600円ほどのお弁当も、スーパーだと300~400円ほどで買えます。1日200円浮くだけでも、月6,000円の食費が節約できます。
学食や学生向けの安いお店を利用する
学食では安くて栄養バランスの整った食事が提供されています。ファミレスだと800~1,000円以上かかることがほとんどですが、学食なら400~600円ほどで満足のいく食事ができます。
大学の周りには学生向けの格安メニューを用意しているお店や、学生証があれば割引になるお店があります。お店選びを工夫して食費を減らしましょう。
クーポンを積極的に利用する
有名飲食店では公式サイトやアプリ、LINEの友だち登録などでクーポンを配信しています。登録するだけでお得になるので、お店に行く前に用意しておくのがおすすめです。
水やお茶は持参する
水やお茶などの飲み物は自宅から持参しましょう。コンビニでペットボトルを買うと1本100~150円かかりますが、お茶やコーヒーを家で作れば、500mlあたり約50円以下で済みます。
授業やアルバイトで出かける際に、水筒で持ち歩けば月3,000円程の節約になります。
まかないが出る飲食店でバイトする
まかないの出るバイト先を選んで、お金を稼ぎつつ食費を節約しましょう。1食分が無料~半額ほどになるので、かなり節約になります。
また、バイト先によっては従業員価格で、ごはんを注文できる場合もあります。
一人暮らしの大学生におすすめの節約料理
- ・豚肉とモヤシのレンチン蒸し
- ・豚キム焼きうどん
- ・鶏とキャベツの蒸し焼き
- ・とろろ湯豆腐
豚肉とモヤシのレンチン蒸し(1食分220円)
出典:https://erecipe.woman.excite.co.jp/
- 豚バラ:100g 100円
- もやし:1袋 20円
- ポン酢:1瓶 100円
- 豚バラ→もやしの順でタッパに入れる
- 肉が浸かる程度のポン酢を入れる
- レンジで5分ほどチンする
- 食べる前に箸でかき混ぜる
耐熱タッパに入れてレンチンするだけなので、料理が苦手な人でも簡単に作れます。モヤシのボリュームがあり、1食だけでもかなり腹持ちします。
ポン酢は1度購入すれば、温野菜や冷しゃぶなど複数の料理に使えるのでおすすめです。
豚キム焼きうどん(1食分220円)
出典:https://cookpad.com/recipe/5960360
- 豚バラ:100g 100円
- うどん:1玉 40円
- キムチ:1パック 80円
- フライパンに油を引き豚肉を炒める
- 火が通ったらキムチ、うどんを入れて炒める
豚バラと市販のキムチ、うどんをそのままフライパンに入れて炒めるだけです。包丁を出さずにボリュームある1食が作れるので、ズボラな人にもオススメです。
炒めるのすら面倒な人は、大きめの耐熱タッパを準備しましょう。具材を入れて600wで4~5分加熱するだけです。
鶏とキャベツの蒸し焼き(1食分270円)
出典:https://fslasht.hatenadiary.org/entry/20091116/1258375261
- 鶏もも肉:100g 70円
- キャベツ:半玉 200円
- 肉の両面に塩コショウを振りフライパンに置く
- キャベツ4、5枚を覆うように乗せ、蓋をして蒸し焼きにする
- キャベツがくたくたになったら火を止める
- 塩コショウで味をととのえる
油を使わないヘルシーな料理です。火加減さえ気を付ければ誰でも作れます。がっつりご飯を食べたい人におすすめです。
とろろ湯豆腐(1食分280円)
出典:https://cookpad.com/recipe/959756
- 豆腐:1パック 30円
- とろろ昆布:1食分 50円
- めんつゆ(ポン酢でも可):1瓶 100円
- 薬味ねぎ:1パック 100円
- 豆腐を食べやすい大きさに切る
- 耐熱容器に豆腐、水、とろろ昆布を入れる
- 豆腐が温かくなるまでレンジでチンする
- めんつゆかポン酢をかけ、ねぎをのせる
レンチンだけで作れる簡単レシピです。ヘルシーでカロリーが少ないため、ダイエット中の人におすすめです。
とろろ昆布はお湯をかけて醤油をたらすだけで汁物が作れるので、みそ汁を作るのは面倒という人におすすめです。
大学生の食費についてよくある質問
食費を1万円で抑えることはできる?
3食自炊を徹底し、間食を我慢すればできます。
ただし、食費をケチるとストレスや体調不良の原因になりかねません。たまには外食を楽しむ、手作りのおやつを作るなどで息抜きしましょう。
大食いの食費はどうしたらいい?
かさ増しがおすすめです。
代表的なかさ増しメニューと言えばハンバーグです。全部肉だと食費がかさみますが、おからや豆腐など安い食材を混ぜ込むことでボリュームはそのままに出費を抑えられます。
大学生の外食の頻度は?
月1~2回外食している人が多いです。
弊社がおこなったアンケートによると「月1~2回」が34.4%で「週1~2回」が28.1%でした。外食はしないという人も15.6%おり、自炊に力を入れている大学生も多いようです。
あまりにも外食の回数が多い人は見直してみましょう。
大学生の飲み会の頻度は?
2~3ヶ月に1回くらいの人が多いです。
弊社がおこなったアンケートによると「2~3ヶ月に1回」が25.0%でした。最も多いのは「行かない」で37.5%です。
コロナ禍の影響もあり、飲み会自体が減っていることも理由の1つと考えられます。
安くて栄養のある食材は?
完全栄養食と言われる卵がおすすめです。
タンパク質やビタミンEなど、幅広い栄養が1度に摂れます。価格も安く、茹でたり焼いたりと料理のバリエーションも豊富です。
生活費が抑えられるお部屋の探し方
- ・家賃相場が低いエリアにする
- ・駅徒歩はできる限り緩和する
- ・築年数はこだわらない
- ・駅徒歩はできる限り緩和する
- ・マンションではなくアパートにする
- ・都市ガスのお部屋を選ぶ
家賃相場が低いエリアにする
家賃相場が低いエリアでお部屋を探せば、安いお部屋が見つかりやすいです。
例えば家賃相場の平均が低い葛飾区だとワンルームは50,000円台で借りられますが、相場の高い港区だと100,000円以上します。
家賃相場が高いと物価も高くなるので、できる限り相場の低いエリアで探しましょう。
駅徒歩はできる限り緩和する
駅徒歩はできる限り緩和しましょう。駅徒歩5分より、駅徒歩15分のほうが5,000円ほど家賃が安く設定されています。
駅徒歩15分は距離にすると1.2kmです。自転車があれば5分ほどで駅まで行けるので、固定費を抑えたい人は検討してみてください。
築年数はこだわらない
築年数はこだわらないほうが良いです。築年数が古くても、リフォームで内装が綺麗になっているお部屋が多いからです。
東京23区内のワンルームの家賃相場は約70,000円ですが、新築だけに絞ると約80,000円です。
年間で120,000円も費用が変わってくるので、新築にこだわらずに探してみましょう。
マンションではなくアパートにする
家賃はマンションよりアパートの方が安いです。アパートは建物規模が小さいうえ、素材が木や鉄骨造メインなので建設コストが低いからです。
エレベーターやオートロックなどの共用設備も少ないので、毎月家賃と一緒に払う管理費も安めに設定されています。
都市ガスのお部屋を選ぶ
都市ガス | プロパンガス | |
---|---|---|
1㎥あたりの料金 | 314円 | 504円 |
月に5㎥使用した場合 | 1,570円 | 2,520円 |
基本料金 | 750円 | 1,574円 |
月額合計 | 2,320円 | 4,094円 |
「都市ガス」のお部屋を選べば、プロパンガス(LP)のお部屋よりガス代が半額近くも抑えられます。
上記は都市ガスとプロパンガスの料金比較です。表に記載している月間5㎥とは、一人暮らしの人が平均的に使用する1ヶ月のガスの量です。
気になった物件が都市ガスかどうか調べるには、物件情報の「設備欄」を見ましょう。ガスの種類が必ず書いてあります。
もしくは、内見時に建物の敷地内に「ガスボンベ」の缶が置かれているか確認してください。ガスボンベがある建物は、プロパンガスのお部屋です。
どんなお部屋が良いのか迷ったら不動産屋に相談すべき
「どの設備が必要なのかわからない」「大学に通いやすくて家賃が安いエリアはどこ?」と疑問に思ったら、お部屋探しのプロである不動産屋に相談しましょう。
様々な人のお部屋探しをサポートしているので、的確なアドバイスがもらえます。
気軽にプロに相談したいならネット上の不動産屋「イエプラ」がおすすめです。チャットやLINEで通う大学やライフスタイルを伝えるだけで、最適なお部屋を提案してくれます。
定休日なしで深夜0時まで対応しているので、地方からの上京や忙しくて不動産屋に行く時間がない人にもおすすめです。