「UR賃貸がやばいって噂は本当?」
「UR賃貸は後悔する?」
UR賃貸は礼金や仲介手数料が不要で借りられるので人気です。しかし、ネット上には「URはやばい」との噂が複数あり不安になります…。
そこで当記事では、UR賃貸が本当にやばいのか、ネット上にある噂が真実なのか解説します。実際に住む人・住んだ人の体験談も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
当サイトが運営する「イエプラ」は、UR賃貸の提携店です。普通の賃貸物件だけでなく、団地の提案も可能です。わかりにくい申し込み条件も丁寧にご説明できます。
- 築年数が古すぎる、虫が出やすいといった悪い意見が目立つ
- 家賃が高くてやばいという口コミもある
- 噂や口コミが気になる人は、イエプラで一般的な物件も探すのがおすすめ!
・関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
・オリコン顧客満足度1位の接客サービス
・エリアや沿線を絞らなくても紹介してもらえる
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
そもそもUR賃貸住宅とは
UR賃貸とは「都市再生機構(UR都市機構)」という独立行政法人が運営している公共住宅(団地)のことです。
UR都市機構は、昭和30年に設立された「日本住宅公団」を前身としており、半世紀以上に渡って物件を建設・管理し続けています。
2021年現在は全国に約74万戸以上を管理しています。昔ながらの団地だけでなく、タワーマンションなど最新設備が整った物件もあります。
UR賃貸を選ぶメリットとデメリット
UR賃貸のメリットとデメリットを簡単に紹介します。
最大のメリットは礼金と仲介手数料が不要で初期費用が抑えられることです。
また、保証人が不要なため親が高齢で保証人になってくれる人がいない人にもおすすめです。
・保証人なしで借りられる
・更新料がかからない
・耐震性に優れている建物が多い
・原状回復費が明確でトラブルになりにくい
・敷地やお部屋の面積が広い
・割引プランが充実している
一方、デメリットは入居申し込みの条件が厳しいことです。
申込者の平均月収額が借りたいお部屋の家賃の「4倍以上」必要なため、申し込みができないケースがあります。
・普通の賃貸物件より家賃が高い
・建物や設備が古い物件が多い
・駅徒歩10分以上の物件が多い
・網戸がついていない
・原則ペットの飼育は禁止
このあと「UR賃貸はやばい?」という疑問を、実際に住んだことがある人やURを検討した人の体験談と合わせて解説していきます。
審査が厳しい?落ちるのはどんな人?
UR賃貸の審査に通らない!という口コミがネット上に多いですが、UR賃貸は審査が厳しいのではなく、申し込み資格のハードルが高いので、申し込み自体ができない場合が多いです。
申込者の平均月収額が借りようと思っているお部屋の家賃の「4倍以上」ないと申し込みできません。そのため、UR賃貸の審査に落ちる人は収入面で引っ掛かっているケースが多いです。
また、ほとんどのUR賃貸は友人同士のルームシェアや同棲カップルは入居できないので、敷居が高い物件という認識が広がっています。
UR賃貸は収入面の審査は厳しいですが保証人不要で申し込めます。保証人になれる親族がいない人にはおすすめです。
提携の不動産屋なら申し込み条件を把握している
UR賃貸と提携している不動産屋は、申し込み条件について相談可能です。UR賃貸と密にやり取りをしていますし、過去の申し込み経験があるので収入目安も教えてくれます。
家賃が高すぎてやばい?
UR賃貸は、一般的な賃貸物件のお部屋よりグレードが高いうえ、定期的にリフォームされているので家賃が高めに設定されています。
東京23区の単身向けのUR賃貸の家賃平均は「約11万円」です。普通の賃貸物件は約7.5万円なので、かなり高いことがわかります。
ただ、UR賃貸は都心近郊を開発してきた経緯から敷地が広く、お部屋が広めに設計されているので、設備に対して妥当な金額といえます。
UR賃貸の入居は抽選?
「UR賃貸は抽選だから毎年●月に希望者が殺到してヤバイ」と言われることがありますが、UR賃貸は抽選ではなく先着順です。
基本的に申し込んだ順に優先され、審査が通ればそのまま契約、審査に落ちた場合は次の入居希望者に申し込み権利が移ります。
ただし、新築物件の中には1部だけ抽選で受付をしている場合があります。全国に約72万戸あるUR賃貸の1割弱しか抽選をしていないので、あまり気にする必要はありません。
UR賃貸は管理がやばい?
UR賃貸は独立行政法人が管理している物件なので、民間の不動産屋よりも管理が徹底されています。
常駐管理はもちろん、管理窓口や監視センターなど、各種のトラブルに備えての窓口が用意されています。
また、警察や消防、電力会社やエレベーター管理会社など各種機関ともつながっており、緊急時にはすぐに連絡がいくような仕組みになっています。
民間不動産屋もUR賃貸を扱ってるけど本物?
民間の不動産屋で取り扱っているUR賃貸は本物です。
UR賃貸を探すには公式サイトから問い合わせるか、直営の営業センターに行くのが一般的ですが、民間の不動産屋でも取り扱いがあります。
民間の不動産屋に来た入居者を、UR賃貸に入居者をあっせんしている、もしくは入居者が決まらなかったので業者専用のデータベースに流しているのどちらかのケースです。
UR賃貸が気になるけど、普通の賃貸のほうが良いか迷っている人は、まず街の不動産屋に行ってみると良いです。
ちなみに「民間の不動産屋の場合仲介手数料がとられるのでは?」と思うかもしれませんが、UR賃貸の機関が民間の不動産屋にあっせん料を支払っています。
入居者自身が余分な費用を支払うことはないので安心してください。
UR賃貸は古い物件ばかり?
UR賃貸と聞くと「公共団地」だから古いと思われがちですが、新築や築浅物件もあります。
ただし、もともとは古い団地の再生を目的とした法人なので、築年数が古い物件も多く存在しています。
築年数が古い物件は、建物の外観自体は古びていますが、お部屋の内装や水道管などは定期的にリニューアルされています。
近年では高齢者向けにバリアフリー化している物件も多いです。イメージだけで決めつけず、実際に内見してみましょう。
内見時に部屋が汚いままって本当?
前入居者が退去したばかりの時期や、空室期間が長い場合は掃除がきちんとされていないことがありますが、基本的には入居前に清掃業者が入ります。
もし汚い場合は、内見する前にスタッフから「掃除前なので、スリッパをお持ちください」と言われることが多いです。
事故物件を隠して貸し出している?
UR賃貸では、事故物件や心理的瑕疵物件、告知事項あり物件などをひっくるめて「特別募集住宅」と呼んでいます。
特別募集住宅の大半が、誰かしらがお部屋の中で亡くなっています。心理的瑕疵物件に含まれない、自然死や病死などもすべて特別募集住宅に含まれます。
この物件は、インターネットで申込できず、最寄のUR営業センターに電話で空室を確認し、店舗できちんと説明しないと申し込みできないようになっています。
ちなみに、特別募集住宅の申し込みに関しても、通常のUR賃貸と同じ条件が適用されます。
補修工事が多いって本当?
築年数が古いUR賃貸は、耐震工事やエレベーター等の設備の補修工事が多いです。また、外装のペンキの塗り替えや、排水管点検も定期的におこなわれています。
そのため、日中もお部屋内にいるという人は、工事の音がうるさく感じるかもしれません。工事が多い建物だと、年に10回も工事業者が出入りするそうです。
ただし、ほとんどが月~土曜の日中に工事がされているので、夜や日曜日はお部屋の中でゆっくり過ごせます。
住民の質が悪い?
住民の質については、住んでみないとわかりません。良い物件もあれば、悪い物件もあるのは確かです。
中には、夜中に大音量で音楽を流している人や、ベランダにゴミ袋を放置して悪臭を放っている人、駐車場で大型バイクをメンテナンスしている人などがいるようです。
また、ほとんどのUR賃貸はエントランスがなくそのまま階段やエレベーターでお部屋まで行けます。そのため、宗教勧誘やセールスマンが頻繁に訪問するようです。
入居前にかならず内見をし、お部屋だけではなく建物の周辺も確認するようにしましょう。
虫がよく出るって噂は本当?
普通の賃貸物件同様に虫が出ます。また、UR賃貸は敷地が広く、敷地内に公園があったりと植物が多いので虫が発生しやすいです。
また、築年数が古い建物の場合、隙間から蚊やゴキブリが入ってくることがあります。
どうしても虫を避けたいという人は、できるだけ築浅の物件を選ぶか、5階以上の高層階のお部屋を選びましょう。
網戸がないって本当?
UR賃貸は基本的に網戸がないので、窓を開けて風を通したいという人は、ホームセンターなどで自分で購入して設置するしかありません。
事前につけてほしいとUR賃貸側にお願いしても、つけてもらえません。ただし、営業センターによっては網戸を付けてくれる指定のお店を紹介してくる場合があります。
自治会の入会や行事の参加は強制なの?
自治会の入会は義務ではないので、入らなくても大丈夫です。ただ、契約書に「現地の自治会には加入すること」とある場合は加入する必要があるので注意しましょう。
自治会に入るメリットとデメリットを簡単にまとめたので、参考にしてください。
・子ども会や夏祭りなどの催しがある
・防災面で協力しあえる
・防犯パトロールをしてくれる
・ゴミ捨て場などの掃除当番がある
・イベントの手伝いが必要なこともある
活動内容や会費は自治会によって変わります。
また、昔からの団地で自治会に入っている人の方が多い場合は、入らないと肩身の狭い思いをする可能性があります。
内見時に、自治会の様子や活動内容などを担当者に確認しておくと安心です。
- 関東圏の取り扱い物件が約4.8万件と豊富
- オリコン顧客満足度1位の接客サービス
- 未公開物件も紹介してもらえる
東京・神奈川・千葉・埼玉の部屋探しには、アエラス(AERAS)がおすすめです。
アエラスは1996年に池袋西口店をオープンしてから28年間にわたって拡大を続け、2024年現在ではグループ全体で67店舗を展開しています。
また、2023年、2024年のオリコン顧客満足度ランキング(賃貸情報店舗 東京都)で第1位を受賞しており、利用者からの評判も良いです。
他社が掲載している物件もまとめて紹介してもらえる
アエラスは、他の不動産屋が掲載している物件もまとめて調査し、紹介してくれます。複数の不動産屋に行かなくても、一度にすべて紹介してもらえるのは大きなメリットです。
また、ホームズやSUUMOなどに掲載されていない、いわゆる「未公開物件」も数多く扱っています。主要駅の駅前に店舗を構えているため、内見にも行きやすいです。
初期費用の分割払いに対応している
アエラスは、初期費用の分割払いサービスを全店舗でおこなっています。普段、現金よりもカード払いがメインという人でも安心です。
分割する金額は初期費用の全額または足りない分から選べるので、引越しの負担を減らしたい人にもおすすめです。関東の物件を探している人は、LINEで来店の予約や相談ができるので、登録してみてください!