「通勤時間50分はきつい?しんどい?」
「平均時間はどのくらい?」
お部屋探しする社会人なら、職場までの距離は気になりますよね。通勤時間50分だと「ゆっくり読書できる」「仕事とプライベートのメリハリが付く」といったメリットがあるんです。
しかし、通勤時間50分がしんどいと感じる人は一定数います。「満員電車がストレス」「睡眠時間が少ない」などのデメリットもあって、転職を考える人も…。
そこで当記事では、弊社アンケートの結果を基に通勤時間50分はしんどいのかを解説します。通勤時間が長いと悩む人や、就職で引っ越しを考えている人は参考にしてください。
不動産屋「家AGENT」
池袋店 店長
「家AGENT」池袋店の店長で、賃貸業界歴10年以上です。管理職になる前の年間接客件数は380~400件と経験豊富です。お部屋探しに関して、設備や費用などの悩みも的確にアドバイスしています。
通勤時間50分って実際どう?
通勤時間50分は長いと考える人が多い
- 調査日:2022年9月中旬
- 媒体:ランサーズ
- 対象者:1都3県(東京、神奈川、千葉、埼玉)在住
- 調査人数:男女200人
- ・現在の住まいは賃貸と持ち家どちらですか?
- ・通勤手段は何ですか?
- ・通勤時間はどれくらいですか?
- ・現在の通勤時間に関する感想は?
弊社「家AGENT」では、首都圏の男女200人に対して、通勤時間のアンケート調査を実施しました。通勤時間50分の人からは「長い」という声が84.2%とかなり多かったです。
一般的に理想の通勤時間は30分未満と言われています。理想よりも20分も長いため「しんどい」「きつい」など、ネガティブに感じる人がほとんどでした。
全国的に見ても通勤時間50分は長い
全国的に見ても通勤時間50分は長いです。総務省統計局の「令和3年社会生活基本調査結果」を基にしたランキングによると、通勤時間の平均は片道で約40分でした。
通勤時間50分だとすると、1日あたり1時間40分も移動に費やす必要があります。
通勤時間50分に関する体験談
通勤時間50分はしんどいと感じる人の体験談
20代前半
【早起きするのがつらい】
通勤時間50分ですが、電車遅延に備えて30分ほど早めに家を出ています。30分の猶予があれば、多少の遅延なら遅刻することもないので。とは言え、毎日早起きしなければならずつらいですね。毎日6時間ほどしか寝れないので疲れます。
30代前半
【電車で立ちっぱなしがきつい】
通勤時間50分でも気持ち的には慣れましたが、体はしんどいです。満員電車で立ちっぱなしだと最悪ですね。職業柄ヒールが高めの靴を履くので、足が痛くなります。混雑していて座れないことが多く、最近は自宅近くの会社に転職しようかなと考えています…。
30代後半
【帰ったらすぐに寝るような生活】
通勤時間50分だと自分の自由な時間がなかなか持てません。家に帰ったら飯食って、風呂に入って寝るだけって感じです。夜更かししてゲームとかしたいけど、睡眠時間を確保しないと仕事のパフォーマンス上がらないので。やはり通勤時間は2、30分くらいが理想じゃないですかね。
通勤時間50分はしんどい、長いと感じた人からは「早起きがつらい」「立ちっぱなしがきつい」といった意見が見られました。
電車遅延など不測の事態に備えて、実際の通勤時間よりも早めに家を出る人は多いです。通勤時間50分の場合、早起きしないと間に合わないため睡眠不足に悩まされているようでした。
また、都心に通勤するとなると満員電車は避けられないケースが多いです。座れない人がほとんどなので、立ちっぱなしによる足腰の痛みが心配されます。
通勤時間50分でも平気な人の体験談
30代前半
【通勤時間50分なら普通だと思う】
最初は通勤時間50分って長いかなと思いましたが、実際に通い始めてみたらそうでもなかったです。スマホいじっていたらあっという間に到着ですね。同僚も1時間くらいかかっているという人がほとんどでした。
20代後半
【勉強の時間にあてている】
通勤中はスマホアプリで英語の勉強をしています。家だとなかなかやらないので(笑)通勤時間50分は長すぎず短すぎずでちょうど良いですね。オンオフの切り替えも自然とできていると思います。
20代前半
【座れるから楽勝】
家の最寄りが始発駅で、通勤ラッシュ時でも座れるので楽勝です。満員電車でぎゅうぎゅう詰めだったら通勤時間50分はしんどいかも。
通勤時間50分でも平気な人からは「スマホをいじっていたらあっという間に到着する」「オンオフが自然に切り替えられる」という意見がありました。
平均的な通勤時間よりは長いものの、10分程度しか変わらないため問題ないという人も多いです。
他にも「座って通勤できるから楽勝」という人もいます。始発駅や途中始発駅など、座れる可能性が高い駅周辺のお部屋を選ぶことで、快適に通勤するのも1つの手です。
通勤時間50分のお部屋に住む4つのメリット
- ・オンオフの切り替えがしやすい
- ・読書や勉強する時間に使える
- ・仮眠すれば仕事のパフォーマンスが上がる
- ・家賃を抑えられる
オンオフの切り替えがしやすい
通勤時間が長ければオンオフの切り替えがしやすいです。例えば、通勤中に今日の目標や仕事の優先順位を付けておくとします。
目標を設定しておけば集中して業務に取り組めますし、達成した時点で自然とオフに切り替えられるというわけです。
会社と家が離れていれば休日に上司と会う確率が減る、急な出勤や残業を頼まれることが少ないというメリットもあります。
読書や勉強する時間に使える
電車やバスでまとまった乗車時間があれば、読書や勉強する時間に使えます。家だとだらけしまう人や、家に落ち着いて取り組める環境がない人でも毎日の通勤中なら続けやすいです。
仮眠すれば仕事のパフォーマンスが上がる
仮眠には疲労回復や覚醒作用、認知力・注意力を高める効果があるとされています。通勤時間で仮眠を取ることで、脳がスッキリとし仕事のパフォーマンスが上げられます。
家賃を抑えられる
通勤時間50分の場合、都心から離れた郊外であることが多いです。郊外は都心よりも家賃相場が低く、毎月の生活費を抑えられます。
貯金や趣味など、自由に使えるお金が増えて生活が豊かになります。同じ家賃でも、都心よりも広くて充実した設備の物件も見つかりやすいです。
通勤時間50分のお部屋に住むデメリットは4つ
- ・朝食や身支度に時間がかけられない
- ・満員電車によるストレスがすさまじい
- ・睡眠不足になりやすい
- ・自由時間の確保が難しい
朝食や身支度に時間がかけられない
通勤時間50分だと、朝食や身支度に時間をかけられないケースが多いです。早めに家を出なければならないからです。
特に女性はメイクやヘアセットが大変なため、通勤時間が長いのは大きなデメリットです。
満員電車によるストレスがすさまじい
満員電車で通勤すると「思うように身動きが取れない」「体臭や香水など様々なニオイで気持ち悪くなる」など、すさまじいストレスを感じます。
通勤時間50分ともなると自然と乗車時間が長くなるため、ストレスによる体調不良が心配です。
痴漢やスリ、乗客同士のケンカなどトラブルに巻き込まれる可能性も高くなるため注意してください。
睡眠不足になりやすい
通勤時間が長いと、朝早めに出なければならず睡眠不足になりやすいです。一方で睡眠時間を確保しようとすると、自由時間や家事をする時間がなくなります。
通勤時間が長すぎると、生活が荒れてしまう可能性があることは覚えておきましょう。
自由時間の確保が難しい
仕事が終わっても帰宅するまでに時間がかかるため、自由時間を確保するのが難しいです。残業が多い人だと、家の最寄駅に着いた頃にはお店が閉まっていて不便なケースもあります。
自由時間がないと心に余裕がなくなり、仕事のパフォーマンスやモチベーションにも悪影響が出ます。
通勤時間50分のお部屋で後悔しにくい人は?
移動時間を有効活用できる人なら後悔しにくい
- ・通勤時間を有効活用できる
- ・身支度に時間がかからない
- ・オンオフはしっかり切り替えたい
- ・家賃を抑えることを重視している
移動時間を有効活用できる人なら、通勤時間50分でも後悔しない可能性が高いです。勉強や読書によってスキルアップすれば、仕事で役立つこともあるでしょう。
メイクやヘアセットはほとんどしない、会社は制服でコーディネートが必要ないなど、身支度に時間がかからない人にもおすすめです。
朝の時間に余裕を持ちたい人は通勤時間を短縮すべき
- ・朝はギリギリまで寝ていたい
- ・メイクやヘアセットに時間がかかる
- ・満員電車はできる限り避けたい
- ・電車で長時間立ちっぱなしは無理
ギリギリまで寝ていたい、メイクは念入りにやりたいなど、朝の時間に余裕を持ちたい人は通勤時間を短縮すべきです。多少高額な家賃を払ってでも、満足のいく生活を送れるはずです。
電車で長時間立ちっぱなしだと足腰が心配、満員電車はできる限り避けたいという人も通勤時間の短縮をおすすめします。
通勤時間50分がきつい時の対処法
- ・通勤時間が有意義になる方法を見つける
- ・リモートワークできないか相談する
- ・会社近くに引っ越す
通勤時間が有意義になる方法を見つける
- ・ニュースサイトをチェックする
- ・タブレットで映画や漫画を読む
- ・スマホゲームをする
- ・資格の勉強をする
- ・その日の仕事やスケジュールを整理する
- ・仮眠を取る
通勤時間50分がきついと感じたら、会社まで有意義に過ごせる方法を探しましょう。ニュースサイトをチェックしたり、漫画を読むといった方法があります。
仮眠を取りたい人は、始発駅近くのお部屋がおすすめです。早く並んでおけば座って通勤できます。資格のために勉強時間を確保したい人にも向いています。
リモートワークできないか相談する
長い通勤時間のせいで体調を壊すようなら、リモートワークできないか会社に相談してみてください。コロナ禍でIT化が進み、在宅出勤できる会社が増えています。
他には、在宅では仕事が進まない時だけ出社するという選択肢もあります。出勤頻度や給与形態について、あらかじめ人事部と打ち合わせておきましょう。
会社近くに引っ越す
通勤時間が苦痛なら、思い切って会社近くに引っ越すのも手です。徒歩圏内だと家賃が高額になりやすいため、自転車通勤できる範囲で探してください。
他には、バス通勤も視野に入れると良いです。バス停近くのお部屋なら、雨の日でも比較的ストレスなく通勤できます。
通勤時間50分に関するよくある質問
自転車通勤で50分はきつい?
自転車の種類と運動習慣によります。
いわゆるママチャリだときついかもしれませんが、普段からロードバイクやクロスバイクに乗っているような人であれば問題ない場合が多いです。
車通勤で50分は妥当?
1時間以内なら妥当と考える人が多いです。
会社まで徒歩50分は遠すぎる?
遠すぎます。通勤で疲れると仕事のパフォーマンスにも悪影響なのでやめておきましょう。
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