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セルフ内見とは?メリット・デメリットや注意点を徹底解説!

「セルフ内見とは?」のアイキャッチイラスト

セルフ内見とはどんな特徴がある?
デメリットは?鍵はどうすれば良い?

セルフ内見とは、不動産屋が立ち会わずに自分1人でお部屋を見学できるサービスです。気軽に内見予約できるうえ、しつこく営業されないなど魅力的です。

しかし、セルフ内見はトラブルになったとの声が多いです。鍵が用意されてなかったり、他の内見希望者と鉢合わせたりで1日無駄になったとの声も…。

そこで当記事では、セルフ内見のメリット・デメリットや注意点を解説します。効率的かつ快適にお部屋を探すために、ぜひ参考にしてください。

セルフ内見とは

不動産屋の立ち合いなしで内見できるサービスのこと

セルフ内見で、鍵を自分で解錠する人のイラスト

セルフ内見とは、不動産屋の立ち合いなしでお部屋を見学できるサービスのことです。一般的な内見と違い、物件までの移動や鍵の解錠は1人でおこないます。

非対面で内見できるほか、自分のペースでお部屋を見れるなど、利用者にメリットが多いです。営業トークが苦手な人や、お部屋探しに慣れている人からの人気が高いです。

一方で、分からない点をその場で質問できないなどのデメリットもあります。セルフ内見で後悔しないかどうか、当記事を参考によく検討してみてください。

オンライン内見やVR内見との違い

オンライン内見とは

オンライン内見のイメージイラスト

オンライン内見とは、PCやスマホのビデオ通話を使って物件を内見できるサービスのことです。現地まで行かなくて良いので、移動時間や交通費を節約できます。

「引っ越し先が遠方で現地まで行けない」「忙しくて内見の時間を取れない」という人におすすめの方法です。

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VR内見とは

VR内見とは、360度カメラで撮った立体的な写真を見れるサービスです。見れる位置が固定されている場合が多いため、細かいところまで確認するのは難しいです。

不動産屋によっては、専用のゴーグルでないと見れません。店舗まで行かないと利用しにくいためおすすめしません。

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セルフ内見時の鍵の解錠方法は主に4種類

  1. 不動産屋で鍵を受け取る
  2. キーボックスで鍵を受け取る
  3. スマートロックで解錠する
  4. 不動産屋が現地で鍵の解錠をおこなう

①不動産屋で鍵を受け取る

セルフ内見では、不動産屋の店舗で鍵を受け取ることが多いです。内見が終わったら、鍵を返しに店舗まで戻る必要があります。

店舗とお部屋の往復分、余計な移動時間や交通費が発生します。時間や金銭面に余裕がない人は避けたほうが良いです。

②キーボックスで鍵を受け取る

物件に設置されているダイヤル式のキーボックスで鍵を受け取ります。階段の手すりやドアノブなどに固定されているケースが多いです。

暗証番号は、あらかじめ不動産屋からメールや電話などで教えてもらえます。

③スマートフォンのアプリで解錠する

スマートロック 解錠のイメージイラスト

スマートロックが設置されている物件では、スマホの専用アプリで鍵を開けます。不動産屋から期限付きのパスワードが送られてくるので、自由にお部屋に入れます。

鍵の紛失リスクが無く、安心して内見できる点がメリットです。物件数は限られているので、対応していたらラッキー程度で考えておきましょう。

④不動産屋が現地で鍵の解錠をおこなう

不動産屋と現地集合して、鍵を開けてくれるケースです。内見は自分だけでおこないますが、外にいる営業マンに質問できるのが特徴です。

注意点として、人によっては「営業マンを待たせている」と焦ってしまいます。マイペースにセルフ内見したいならおすすめしません。

セルフ内見のデメリット

  • ・取り扱い物件数が少ない
  • ・追加でお部屋の紹介を受けられない
  • ・その場で不動産屋に質問できない

取り扱い物件数が少ない

東京23区内の掲載物件数
一般的な賃貸サイトの物件数 セルフ内見できる物件数
1,191,000件 33,880件

※2023年5月23日時点

セルフ内見は取り扱い物件数が少ないのがデメリットです。

一般的な物件を掲載する賃貸サイトの「スーモ」と、セルフ内見可能な物件を載せる不動産屋「OHEYAGO」比べてみたところ、スーモの方が約35倍も物件数が多かったです。

セルフ内見に絞って探すと、良いお部屋を見逃す可能性が高いです。一般的な賃貸サイトと併用して探すようにしましょう。

追加でお部屋の紹介を受けられない

セルフ内見では、希望した物件以外の紹介は基本的に受けられません。不動産屋が同行しないため、見学したお部屋が気に入らなかった場合は日を改める必要があります。

一方で普通の内見では、内見予約したお部屋に条件が近いものを、あらかじめ不動産屋がピックアップしてくれます。

自分で何件も探すのが面倒な人や、似たような物件と比較検討したい人は、セルフ内見を使わないほうが効率的です。

その場で不動産屋に質問できない

内見にスタッフが同行しないので質問できなくて困っている人のイラスト

内見にスタッフが立ち会わないため、設備や契約に関して分からないことがあってもその場で質問できません。メールやチャットは可能ですが、タイムラグがあるためやや不便です。

特にお部屋探しに慣れないうちは、内見で見るべきポイントを把握していません。不動産屋からアドバイスをもらいながら、一緒に内見するのがおすすめです。

スタッフと相談したい人は現地集合の不動産屋がおすすめ

スタッフと相談しながらお部屋を探したいなら、現地集合の不動産屋がベストです。店舗まで行く手間を省けるうえ、おとり物件が一切ありません。

中でもおすすめは、チャットやLINEでやり取りする不動産屋の「イエプラ」です。内見はすべて現地集合で、希望すればオンライン内見にも対応しています。

夜23時まで営業しています。忙しくて不動産屋に行けない人は、移動中や就寝前のスキマ時間に利用してみてください。

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セルフ内見のメリット

  • ・非対面で内見できる
  • ・しつこい営業がない
  • ・内見の日程調整がラク
  • ・仲介手数料が抑えやすい
  • ・自分のペースで内見できる
  • ・入居できない「おとり物件」が少ない
  • ・周辺環境もチェックできる

非対面で内見できる

セルフ内見の最大のメリットは、非対面でお部屋を見学できる点です。直接話すのが苦手の人や、新型コロナウイルスなどの感染症が心配な人に向いています。

「不動産屋と会いたくないけど、お部屋探しは効率的に進めたい」という人は、セルフ内見がおすすめです。

しつこい営業がない

しつこい営業がないのもセルフ内見のメリットです。基本的に営業マンが同行しないので、申し込むかどうかは自分の意思で決められます。

内見後に入居の意思確認はありますが、強引に申し込みを勧められるケースは少ないです。断るのが苦手な人は、セルフ内見を検討してみてください。

内見の日程調整がラク

セルフ内見は一般的な内見と違い、営業マンのスケジュールや不動産屋の定休日などに左右されにくいです。当日予約できることもよくあります。

実際にセルフ内見型の不動産屋OHEYAGO(オヘヤゴー)で探してみたところ、ほとんどのお部屋は2~3時間後から内見可能でした。急いでお部屋を探したい人は重宝します。

仲介手数料が抑えやすい

仲介手数料が無くて喜んでいる人のイラスト

不動産屋によって異なりますが、セルフ内見可能な物件は仲介手数料が抑えやすいです。立ち合いの人件費を削っている分、利用者に還元できるためです。

一般的な仲介手数料の相場は「家賃1ヶ月分+税」ですが、無料~半額になるケースも多いです。初期費用に不安のある人は、セルフ内見を活用してみてください。

自分のペースで内見できる

不動産屋が立ち会わないので、マイペースに内見できるのもポイントです。営業マンのプレッシャーが怖い人にとっては魅力です。

水回りや収納スペースなど、気になる点は納得いくまでチェックしましょう。

おとり物件にあたりづらい

セルフ内見は、募集中なのに入居できない「おとり物件」にあたりづらいです。現地に直接行くことの多いセルフ内見では、入居者のいる物件を紹介できないためです。

ただ、すでに埋まっていても人為的ミスでデータ反映が遅れるケースは一部あります。内見当日に空室状況を確認できると確実です。

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周辺環境もチェックできる

セルフ内見では、駅周辺の買い物環境や街灯の数、坂道の多さなど、周辺環境を合わせて確認できます。営業マンが同行せず、自分1人で物件まで向かうためです。

一般的な内見は不動産屋の車で移動します。ラクではありますが、歩いてみて実際の暮らしやすさを確かめたほうが、引っ越し後のギャップがありません。

セルフ内見に向いている人

お部屋探しに慣れている人向き

おすすめできる人の特徴
  • ・お部屋探しに慣れている
  • ・営業トークが苦手
  • ・自分のペースでゆっくり内見したい
  • ・初期費用を抑えたい
  • ・お部屋探しの段階でおとり物件を避けたい

セルフ内見は過去にお部屋探しを経験していて、住みたいお部屋が固まっている人におすすめです。自分のペースで納得いくまでお部屋を検討できます。

また、仲介手数料が安い物件が多いため、引っ越しまでの初期費用を抑えたい人にも向いています。

セルフ内見が向いていない人

おすすめできない人の特徴
  • ・内見で何をチェックするべきか分からない
  • ・プロの目線からアドバイスが欲しい
  • ・気になる点はその場で解決したい
  • ・現地までの交通費を自己負担したくない
  • ・不動産屋からお部屋を紹介してほしい

セルフ内見は、お部屋探しが初めての人には向いていません。鍵の解錠を自分でおこなう必要があるほか、その場で質問できないので、初心者にはハードルが高いです。

お部屋選びで失敗したくないなら、スタッフに同行してもらい、プロ視点のアドバイスをもらいましょう。

問い合わせ~セルフ内見当日までの流れ

  • STEP1

    気になる物件を問い合わせて内見予約する

    問い合わせをする女の子のイラスト

    問い合わせフォームもしくはメールで、気になる物件を問い合わせましょう。主に「物件名」「内見希望日時」の2点を伝えます。

    セルフ内見を希望するなら備考欄に記入してください。

  • STEP2

    鍵の解錠方法などの説明を受ける

    内見予約が完了したら、鍵の開け方や注意事項の説明を受けます。店舗に行く必要があるのか、アプリのインストールは必要か確認してください。

  • STEP3

    内見当日は現地まで自分で移動する

    セルフ内見当日は、現地まで自分で移動します。入居後に最も使いそうな交通手段で向かうのがおすすめです。

    物件に向かいながら、周辺環境も大まかにチェックしておきましょう。坂や街灯の多さ、踏切の待ち時間などは、実際に見ないと分かりづらいポイントです。

  • STEP4

    セルフ内見でお部屋をチェックする

    家の中の設備を確認する人のイラスト

    1件につき10~30分ほどセルフ内見します。キッチン・収納スペース・トイレなど、隅々まで確認してください。

    壁の厚み(防音性)やスマホの電波状況、共有部分の綺麗さも忘れないようにしましょう。

  • STEP5

    内見が終わったら不動産屋に報告する

    セルフ内見が終了して鍵を返却したら、不動産屋に電話やメールで報告します。

    申し込みは先着順です。ほかの人に先を越されたくないなら、その場で申し込み意思を伝えましょう。

セルフ内見の注意点

  • ・必要な持ち物は自分で用意する
  • ・内見に制限時間がある
  • ・内見時のルールを確認しておく

必要な持ち物は自分で用意する

  • ・スマホ
  • ・モバイルバッテリー
  • ・メジャー
  • ・スリッパ
  • ・お部屋の募集図面

セルフ内見では、必要な持ち物は自分で用意します。スマホはカメラや懐中電灯になるので、電池切れに備えてモバイルバッテリーを持って行くと良いです。

採寸用のメジャーや、室内用のスリッパも重要です。内見当日までに、リュックなどに入れて準備しておきましょう。

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内見に制限時間がある

セルフ内見には制限時間が設けられています。他の内見希望者のために、最長でも30分~1時間程度の物件が多いです。

間取り図や室内の写真をあらかじめチェックしておいて、どこを重点的に見るか決めておくと当日慌てません。

内見時のルールを確認しておく

  • ・物件内での禁止行為
  • ・駐車方法
  • ・誤って備品を壊した場合の対応
  • ・鍵の戻し方
  • ・電気の消灯方法 など

セルフ内見には細かいルールがあるので確認しておきましょう。喫煙などの禁止行為はもちろん、駐車方法などについても規約に書かれていることが多いです。

誤って室内の備品を壊すリスクに備えて、数百円の保険料を取る不動産屋もあります。公式サイト上に記載がなければ、問い合わせの際に聞いておくと良いです。

セルフ内見に関するよくある質問

セルフ内見ってトラブルにならないの?

不動産屋が管理会社に許可を取っていない場合はトラブルになりやすいです。

よくあるトラブルは、キーボックスの中に鍵がない、他の内見希望者と鉢合わせるなどです。メールで一言「管理会社に許可取ってますか?」と聞くと安心です。

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セルフ内見は違法?

違法ではないです。ただし、不動産屋が勝手にセルフ内見の許可を出す行為は、業界では好ましくないとされています。

▲よくある質問に戻る

セルフ内見って賃貸にしかないの?

少数ですが、売買専門のセルフ内見サービスもあります。

▲よくある質問に戻る

セルフ内見後の申し込み方法は?

メールやLINEで入力フォームが送られてきます。名前や勤め先、年収などをオンライン上で入力すれば申し込めます。

▲よくある質問に戻る

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